« 13.04.2009 People's comments from the Mintaru (Sapporo) screening | トップページ | Screening report 16.05.2009 »

ツリーハウスに夢中!(上映会報告2009/5/16)

一昨日は、私の地元・八王子で初めての上映会がありました。なんと、会場は高尾山です! 

富士山や京都などの超有名観光地と並び、ミシュランで三ツ星に輝いた高尾山。ここには、東京とは思えない大自然が広がっています。しかし、20年以上前から、この高尾山を貫通して走る道路・圏央道の計画があり、地域住民を中心とした人々が、高尾山の自然保護のために活動しています。今回の上映会は、高尾の自然を守る環境NGO、虔十(けんじゅう)の会さんに、私がお願いして実現しました。

圏央道についてはもちろん子どもの頃から知っていましたが、私が虔十の会を知ったキッカケは、昨夏の北海道、G8サミットに反対するピースウォークでした。イギリス、ヨーロッパスタイルのデモしか知らない私は、札幌に全国から集まったカラフルなデモ行進に圧倒されてしまったのです。そこには5,000人以上の人々が思い思いの出で立ちで参加していて、ハッピ、浴衣、千羽鶴、コスプレ、着ぐるみ・・・と、日本文化がそこに集結していたのです! 中でもひときわ目を引いたのが、チンドン屋! 思わず駆け寄り、話しかけると、「高尾山の自然を守る・・・」と言っているではありませんか! こうして私は虔十の会を知ったのでした。

反戦、環境、人権など、様々なテーマについて、色んな活動のスタイルがあると思います。ブライアンのやり方はその中のひとつに過ぎませんが、私がブライアンたちに魅かれたのと、虔十の会に魅かれるのの共通性をあげるとしたら、見た目のカラフルさや活動のユニークさが、問題のシリアスさを超えて(なんだか面白そう!)と思わせてしまうところにあるのだと思います。ピースウォークでチンドン屋に衝撃を受け、さらに彼らのウェブサイトで「高尾山にツリーハウス(木の上の小屋)を建てた」と知った私は、「ツリーハウスで映画を上映してもらえませんか?!」と代表の坂田さんにお願いして、上映ができることに。

自分から頼んだにもかかわらず、ツリーハウスを見たことがない私。ウェブサイトには一応写真が載っていますが、一体これがどう高尾山のなかに存在するのかは、まったくの未知でした。

そして迎えた上映会当日。天気予報は曇りのち雨。確かに朝からどんよりとしたうす曇。天気を心配しつつ、高尾駅につきました。

高尾駅
Dsc03028_re

高尾といえば天狗
Dsc03027_re

「日影」というバス停で降りました。近くに国際マス釣り場があり、川の水はとても澄んでいてキレイ!
Dsc03030_re

指示されたとおりに歩き、少し山道に入ります。ツリーハウスらしきものはなし。・・・果たしてツリーハウスは見つかるのか?!そう思いながら歩いていると、突然友達が「あれじゃない?!」と上を見上げました。

確かに!!!木立の中に、ツリーハウスらしきものがあります!ひゃー。
Dsc03052_re

ツリーハウスへ通じる扉をくぐり、上り坂を少し歩きます。すると事務所のような建物があり、代表の坂田さんと初対面! 挨拶をして、普通上映会前は打ち合わせ風のことをやったりしますが、私たちは挨拶もそこそこに、ツリーハウスを見せてもらうことになりました。もう、上映会の当事者なんて立場を忘れて、写真撮りまくったり、ツリーハウスの屋根に上ったり・・・大興奮!

ツリーハウスへ向かう吊り橋を恐る恐る渡ります。
Dsc03036_re

ツリーハウスは、樹齢80年の木にしっかりと支えられています。しかも、びっくりなのが、このツリーハウス、メンバーの皆さんで週1回1年間、専門家の人に教わりながらのワークショップで作り上げたのだそうです!
Dsc03056_re

木々の成長を配慮して、穴があけられている↓
Dsc03055_re

ツリーハウス内の天井の窓を開けると、屋根に出られます。(5人ぐらいまで大丈夫らしい)
Dsc03044_re

ツリーハウス全景
Dsc03051_re

ツリーハウスを観た後は、段々日が沈み始め、あたりは薄暗くなってきました。映画にとって初めての屋外上映会。スクリーンの後ろには緑・・・かなりいい感じです!
Dsc03058_re

お食事、飲み物を準備してくださったスタッフの方。
Dsc03037_re

開始時間より少し遅れて上映会が始まりました。大体15人ぐらい来て頂いたでしょうか? 心配していた雨も、本降りにはならずに一安心。

映画の途中で、(やっぱり高尾山は気温が低い)と実感。普段着+1枚ぐらいでは、じっと映画を観るのはちょっと厳しいです。・・・が、映画の途中で、お食事が配られました。これはグッド・タイミングです! カレー風味のじゃがいもと、塩味ベースのリゾット。美味しい~~~。さすがに、映画の上映中に監督自ら写真をぱちりと撮るのはひんしゅくを買うと思い、料理の写真は撮影できませんでした。残念!

上映、お食事の後は、坂田さんと私、そして映画を観てくれた方々とのトークです。効果的な抗議活動をやるにはどうしたらよいのか?をメインテーマに話が進みました。デモ? 署名? 座り込み?・・・世界中で色んなスタイルが試されています。高尾山の圏央道も、これまでに署名や座り込みなども試してきたそうですが、状況は厳しく、なんとか工事を始めさせないために何が出来るのか、待ったなしの状況です。ブライアンの抗議活動のスタイルについて、日本で同じことをやったらどうなるのか、その文化的・社会的背景の違いなどについて意見が出ました。

私自身、この映画を作りはしましたが、ブライアンそのままの抗議活動が日本で可能か、という点については、懐疑的です。日本には日本の事情があります。でも、その心意気というか、精神(特にユーモアを持った精神)については、参考になるところがあるかもしれない、と思っています。でも、それではどうすれば・・・という面では、まだまだ模索中です。

抗議活動というと、なんとなく暗そう、辛そう、怖い・・・などのイメージを持っている人は多いかもしれません。でも、私は上映会の開催を通じて、日本にも、楽しみながら、かつ真剣に抗議活動をしている人も多くいるのだということを知って、とても励まされます。虔十の会は、まさにその例です。

5月23日(土)には、虔十の会主催のイベント「縄文Calling」が高尾の日影沢キャンプ場で開催されるそうですので、興味のある方はぜひ!! ワークショップ、ミュージシャンたちを招いたトークなど、盛りだくさんです。
http://homepage2.nifty.com/kenju/htm/event.html#event_20090523

今回の上映会を開催してくださった坂田さんを始めとする虔十の会の皆さま、上映会に来てくださった方々、どうもありがとうございました!!

|

« 13.04.2009 People's comments from the Mintaru (Sapporo) screening | トップページ | Screening report 16.05.2009 »

上映会報告(日本語)」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 13.04.2009 People's comments from the Mintaru (Sapporo) screening | トップページ | Screening report 16.05.2009 »