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広島アーカイブズ2009/7

今回の広島滞在期間中、沢山の方から貴重な資料をいただきました。日本の平和活動に疎い私にとって、これほどうれしいことはありません。しっかり拝見させていただきます。また、このブログをご覧になる方々の参考にもなればと、いただいた資料の目録を以下に記したいと思います。

私のブログの文章はとても長く、書くほうも、読んでくださる方も、とてもじゃないが付き合いきれないと思う方も多いでしょう。しかし、私は私が上映会をキッカケに様々な土地へ向かい、その土地で活動している方々と会い、一般ではなかなか手に入らない貴重な資料をいただくことをとても恵まれた機会であると感じています。それを少しでも他の人々に知らせ、アーカイブとして記録することは大事なことではないかと思うのです。そんなわけで、このように長々とブログを書いています。

①新・ニッポン放浪宿ガイド250(発売:イースト・プレス、定価1,429円)提供:今田さん
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以下、帯文より。
「日本初のバックパッカー宿ガイド 4年ぶりに完全リニューアル! 1泊500円~の個性派安宿を250件掲載。焼き鳥屋がそのまんま宿に早変わり!? 列車から徒歩17歩の駅舎が宿に! デッキから必ず流れ星が見られる?! 素泊まりなのに刺身&自家製ゆし豆腐つき!」

②広島関連のDVD、本(提供:渡部さん)
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・「ANT通信」(渡部さんが代表を務めるNPO、ANT-Hiroshimaの会報誌)。
ANTのウェブサイトはこちら http://ant-hiroshima.org/

・「サダコの祈り」(パキスタンの絵本作家、フォージア・ミナラさんによって描かれたサダコの絵本)発行:ANT-Hiroshima

・「ヒロシマとハワイを結ぶ物語」(うねざきまさこさん作、よねはらひろこさん&まつうらしおんさん画のバイリンガル絵本。ハワイに移住した広島の人々の生活と戦争体験が分かりやすく語られています)発行:ANT-Hiroshima

・「ヒロシマと音楽」(広島に関わる音楽をデータベース化した本)発行:汐文社、定価1,500円。

・「居森清子さん居森公照さんに聞く」(被爆者居森清子さん、公照さんの証言をまとめたDVD)製作:シグロ

・「沼田鈴子さんに聞く」(被爆者沼田鈴子さんの証言をまとめたDVD)

・「マッシュルーム・クラブ」(被爆60年の広島の今を伝える記録。スティーブン・オカザキ監督。アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネート作品)製作:farallon films

・「ヒロシマナガサキ」(14人の被爆者と4人の原爆投下に関与したアメリカ人の証言を軸に25年の歳月をかけて完成させたヒロシマ・ナガサキの真実。スティーブン・オカザキ監督)発売:トランスビュー

③ヒロシマ平和映画祭プレイベント 8月5日から8月6日にかけてのオールナイト・イベントチラシ(提供:青原さん)

8月5日から8月6日にかけて、横川シネマにて「ブライアンと仲間たち」、「アメリカばんざい」他映画の上映、監督トーク、在日コリアンのミュージシャン朴保さんのライブ+ドキュメンタリーの上映など盛りだくさんのイベントが行われます。

詳細はヒロシマ平和映画祭ブログにてご確認ください。http://blog.goo.ne.jp/hpff2009

チラシ表面
『ガツンと反戦!』のコピーがかっこいいです!しかもブライアンの写真が!!
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チラシ裏面
イベントの詳細が記載されています。
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④広島現代美術館企画 『Vital Signals:日米初期ビデオアート上映会~芸術とテクノロジーの可能性~』(提供:広島現代美術館)
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ビデオがもつ可能性、既存のマスメディアによる価値観を揺るがし破壊する・・・というのは、現代の私たちにもいまだに旬なテーマではないでしょうか? 出来ることなら全てのプログラムを見てみたかった企画です。

(チラシより企画の解説文)
ヴァイタル・シグナル 60年代から70年代における日本とアメリカのビデオアート
日本とアメリカの初期ビデオアートをめぐるプログラム「ヴァイタル・シグナル」では、1960年代から1970年代にかけて、両国において映像メディアが平行して展開した注目すべき動向に焦点を当てます。この時期、ビデオアートの先駆者たちは世界中の主要な都市に彼らの試みを支えるためのコミュニティーを形成しましたが、同時に国際的な文化交流に対する強い関心を抱いてもいました。ビデオというメディアの発祥地である日本は、とりわけ重要な位置を担います。60~70年代にかけて日本とアメリカのアーティスト間では多くの交流がなされ、影響を与え合い、彼らがビデオを通じて生み出した表現には確かな同時性を見ることが出来ます。とりわけテレビへの関与や、独立した社会批判としてのビデオの使用といった点において、思考の親近性を見て取ることが出来るでしょう。本プログラムは、これまで上映される機会のほとんどなかった、日本及びアメリカのビデオアート黎明期の代表作を、3つのセクションに分けて紹介し、その独創性に富んだ試み、現代の美術作品につながる先駆的な表現を、新たな技術に触発され生まれた芸術形態をめぐる諸問題と共に考察します。

Section1 テクノロジー:新しい視覚言語(7月18日のプログラム)
フィルムに比べ、手軽に操作できるというビデオの特性が可能にした表現に注目します。アーティストは、撮影すること、出演すること、そして、その行為によって生まれる映像、という要素の関係について考察を繰り返し、そして、それらを巧みに関連付ける操作によって、関係性自体に注意を促す作品を生み出しました。
上映作品の作家:ナムジュン・パイク、山本圭吾、ジェイムズ・バーン、飯村隆彦、ジョーン・ジョナス

Section2 オルタナティブ・メディア:コミュニケーションの変容(7月19日のプログラム)
アーティストや活動家たちは、ビデオというコミュニケーション・ツールを当時の社会的・政治的出来事の記録や、それに対する発言においても活用し、新しいメディアとして活用します。さらには、より個人的、または抵抗的な形で、文化的独占状態にあるテレビの位置を揺るがすべく、それを破壊的なツールとして用います。
上映作品の作家:ナムジュン・パイク&ジャド・ヤルカット、中谷芙二子、松本俊夫、デイヴィッド・コート、ビデオアース東京、ダラ・バーンバウム、クリス・バーデン、TVTV

7月19日のみ参加できましたので、Section2の全上映作品リストを入手しました。下記に記します。インターネット上などでの検索が容易なように、オリジナルにて表記します(アメリカ作品は英語、日本作品は日本語)。

1 Nam June Paik and Jud Yalkut
Waiting for Commercials
1966-72/1992, 6:35 min, color, sound

2 中谷 芙二子
水俣病を告発する会~テント村ビデオ日記
1971-72, 21 min, B&W, sound

3 松本 俊夫
マグネティック・スクランブル(映画『薔薇の葬列』より)
1968, 0:30min, B&W, silent

4 David Cort
Mayday Realtime
1971, 59:45 min (8:30 min excerpt), B&W, sound

5 ビデオアース東京
橋の下から
1974, 13 min, B&W, sound

6 Dara Birnbaum
Technology/Transformation: Wonder Woman
1978-79, 5:50 min, color, sound

7 Chris Burden
The TV Commercials
1973-77, 3:46 min, color, sound

8 TVTV
Four More Years
1972, 61:28 min (23:06 min excerpt, B&W, sound)

Section3 パフォーマンス:行為の記録、身体の記録
身体表現と深く関わった作品を紹介します。単なるパフォーマンスの記録を超えて、アーティストは身体的、情動的身振りを肉体という限界を超えて拡張するため、しばしばビデオを利用します。ビデオの持つ映像装置としての技術的可能性は、一方でドキュメンタリーを構成し、もう一方で映像としての造形面を構成するための操作を可能にします。
上映作品の作家:ヴィト・アコンチ、ポール・マッカーシー、村岡三郎&河口龍夫&村松圭二(圭の字は正しくは上に大がつきます。変換できませんでした・・・)、ジョーン・ジョナス、出光真子、ブルース・ナウマン、アンテ・ボザニッチ、和田守弘

⑤第1回、第2回ヒロシマ平和映画祭ガイドブック(提供:青原さん)
Dsc03909

「映画祭のパンフレット」と呼ぶには豪華すぎる内容。全上映作品の紹介、解説に加え、インタビューや論評などもあり、まるで雑誌のような充実ぶり。

⑥ひろしま女性学研究所発行による本3冊(提供:高雄さん)
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写真左から
・『高齢者とジェンダー~ひとりと家族のあいだ~』春日キスヨ著
・『広島で性暴力を考える~責められるべきは誰なのか?~』東琢磨編
・『フード・ジョッキー~その理論と実践~』行友太郎・東琢磨著

⑦被爆の実相を伝える記録、絵、詩のCD(日本語&英語)(提供:岡田さん)
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写真左上から時計回りに
・『戸坂原爆の記録~爆心から6キロ 軍医と村人の記録~』発行:HIROSHIMA SPEAKS OUT
・『紙碑~被爆の実相、市民が描いた原爆の絵、収録~』発行:HIROSHIMA SPEAKS OUT
・『詩画集 心のひろしま あしたきらきら』発行:HIROSHIMA SPEAKS OUT

⑧京都をベースに活動しているPACEが発行する雑誌『PACE第5号』(提供:村上さん)
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巻頭の挨拶によると、PACEはもともと、有事法制の現実化に反対して立ち上げられた反戦ネットワークであり、当初は学習会や、安倍晋三の立命館大学入校に抗する直接行動を誘発させる活動をしていたとのことです。今回の第5号の特集は「詩」。1冊100円にてpace_noyuji@yahoo.co.jpより購入可能です。

貴重な資料をありがとうございました!!

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