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ラブホ疑惑(上映会報告2009/7/5~6)

5日は朝5時半頃に起床して、館山駅から出ている羽田空港直通バスへ乗りました。バスは道路事情によってかなり到着時間に幅があるので、フライト時間よりかなり早めに着くバスに乗車しました。道路は案外すいていて、空港に着いたときにはフライトまでまだ2時間以上も時間がありました。

チェックインを済ませた後、ネットカフェでメールチェックでもしようかと思いました。空港内にお土産やさんは乱立していますが、インターネットがないのです! 空港内の案内地図にはパソコンマークがあったのですが、行ってみると公衆電話の隣に机とコンセントがあるだけ。案内所で聞くと、以前はインターネットがあったそうですが、現在は撤去されてしまったとのこと。空港に隣接しているホテルのロビーにインターネットがあると教えてもらいました。

インターネットなんて空港には必ずありそうなものですが、撤去されるということもあるのですね! 思ったより需要はないものなのでしょうか? そう思いながらホテルへ向かいました。ホテルのロビーにはインターネットがありましたが、なんと5分で100円! 選択肢がほかにないので、それを使うしかありませんが、5分だなんて・・・。ホームページに接続してログインし、件名を見たところで最初の5分は瞬く間に終了してしまいました。返事を書くどころじゃありません。

そのうちフライト時間となり、荷物検査などを済ませました。福岡まで1時間ちょっと。あっという間に到着しました。飛行機を降りるなり、「暑っ・・・!」。確実に気温が上昇しているのを感じました。

福岡空港駅
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福岡アジア映画祭は7月3日から開催していましたが、私は最終日の5日だけの参加でした。なので、一刻も早く会場に到着したいと思っていましたが、かなりおなかが空いている事に気がつきました。朝が早かったため、食事をきちんと取っていなかったのです。映画の撮影もそうですが、映画祭なども、いつ、どのタイミングで食事が取れるか分からないため、私は食べられるときにきちんと食べておこうと思うのです。そうしないと、食べるタイミングを失ってしまうことがよくあります(トイレについてもそう)。

そこで、私は会場に早く行きたいという気持ちを抑え、レストランを探しました。福岡名物とか探している余裕がなかったので、なぜかイタリアンへ行きました。

大盛りのたらこクリームスパゲティーを注文!
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見た目よりもかなりボリュームがあり(お皿の底が深い)、完食したときには歩くことはおろか立ち上がることさえ出来ないような状態に・・・!

なんとか会場である日仏学館へたどり着きました。映画祭の主催者である、前田さんと今村さんに初めてお会いできました。
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映画祭のスタッフの方々と
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自分の上映のあとに、ティーチインをやりました。
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これまで私は、平和活動に関わっている人、平和に関心がある人を中心に上映会をやってきました。なので、質疑応答での質問は大抵、私自身のことやイギリスの平和活動についてが中心です。しかし、今回は平和活動という興味からではなく、”映画”好きな人たちも観にきてくれていました。それで、質疑応答でもこれまでとはちょっと違った質問がありました。

例えば「この映画の予算はおいくらですか?」と聞かれたのです! 普通、映画作りではこれは一般的な質問かもしれませんが、私はこれまで聞かれたことがありませんでした!
確かに、映画作りにはまず”予算”って必要ですよね・・・。でも、私の映画を観たことのある人は分かると思いますが、思いっきり手作り感にあふれているのです。監督も、撮影も、インタビュアーも私。家に招かれて、インタビューをしながらも食事を勧められているので、ご飯を食べながら片手で撮影なんていうノリなのです。予算についての質問には戸惑いましたが、「予算イコール生活費です」と答えました。

他には、次回作についての質問や、「イギリスと日本、どちらが好きか?」、「日本でも座り込み活動をしている人は沢山いるから、”ブライアンの活動を初めて見つけたときに(日本では無理だろう)と思った”といってしまわないほうが良い」などの意見をいただきました。

ティーチインのあとでは、フロアで映画祭のスタッフの方々とお話しする時間がありました。映画祭は今年で23年目なのだそうです! 前田さんと今村さんは初回からずっとスタッフを続けていらっしゃいます。始めた当初の苦労話を聞きました。お話を聞いていて、映画作りもそうですが、映画祭を運営するのも”信用”が大切だと思いました。高価な35mmフィルムを貸し出すということは、信頼した相手でないと出来ません。高価なだけではなく、日本での初上映にどの映画祭を選ぶかというのは、配給会社にとってとても大事なマーケティングでもあります。上映してくれるならどこでもというわけには行きません。

最初のうちは映画祭の存在が知られていなくて、交渉にとても苦労したそうですが、23年も続けている今は各国の監督さんたちと強い信頼関係が出来ているそうです。映画祭というと、行政が運営に携わっているところが多くあります。それは財政的には運営がかなり安定するメリットがありますが、一方で担当者が2~3年ごとに変わってしまうというデメリットがあります。

また、各国の映画祭に出かけていくことの面白さと大切さも聞きました。映画祭に行けば、新しい映画がまとめて沢山観られます。それだけでなく、特に韓国の映画祭などは、映画祭期間中、有名無名かかわらず監督さん、プロデューサー、俳優などが入り乱れて屋台などで飲んでいるそうです。それに混じって一緒に飲むことで、ネットワークが出来るのだとか。ネットワークの必要性を痛感している俳優などは、その年の映画祭に自分の出演作がないにもかかわらず、顔を出して交流を図る人も。何をするにも、やはりネットワークは大事です! 私も海外の映画祭に行って見たいな~!! (ちなみにロンドンに住んでいたときは、ロンドン国際映画祭でボランティアスタッフをしていたのですが、かなりビジネスライクな映画祭で、製作者同士も気さくな交流なんて出来そうにない雰囲気でした・・・)

私の作品の次は、「空想の森」の上映でした。監督の田代陽子さんのトークを聞きに行きました。
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その日の上映は全て終了し、監督やスタッフの皆さんと共に博多名物「もつ鍋」を食べに行きました!
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もつ煮込みは食べたことがあるのですが、もつ鍋は初めてです。具はもつ、キャベツ、ニラ、唐辛子少々ととてもシンプルでしたが、もつが上等でかなりコクがありました。びっくり! ベースはしょうゆ味が基本だそうですが、この日はしょうゆ鍋のほかに、塩、豆乳もありました。鍋にはお好みで豆腐なども入れます。食べ終わったあとは、ちゃんぽん麺をいれました。

映画祭が終わったのが9時。それから宴会でしたので、気がついたらあっという間に日付が変わろうとしていました。私は空港から直接会場へ来たので、ホテルのチェックインを済ませていません。そんなこと気にしていませんでしたが、飲み会の席で「チェックインを今日中に済ませておかないとキャンセルされてしまうかもよ」と言われ、どうしよう!と突然焦りました。「電話しておいたほうがいいよ」と言われ、またまた携帯電話のない私は、スタッフの方に電話を借りました。「どこのホテル?」と言われ「西中洲」というと、その地域は高級料亭が密集するエリアで、ラブホテル街でもあるそうです。一泊3,500円という値段に魅かれてネット予約した私には、そこがラブホ街かどうかまで知る由はありません。

私の予約したホテルの予約表を見たスタッフの人たちが「ここ怪しいよ!」と言い始めるではありませんか!
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ええ~、でも今更どうしようもないし・・・! 3,500円なんてあのエリアでは安すぎると言われました。うーーーん、私は1泊のつもりで申し込みましたが、ラブホ街だったらもしかして「休憩」で申し込んでしまったのでしょうか??? だとしたら、3時間ぐらいで真夜中の博多へ放り出されるのでしょうか???

考えても仕方がないので、とりあえず目の前のもつ鍋を食べることに集中しました。

宴会は12時ごろにお開きとなり、最後に皆で記念撮影。
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帰り道の方向がやや同じというスタッフの方々に車でホテルまで連れて行ってもらいました。ホテルの入り口でお別れしました。外観からはまだビジネスホテルなのかラブホテルかは分かりませんが、とりあえずチェックインします。

「宿泊」であることを確認し、部屋の鍵をもらいました! そして、朝食もオプションで付けられるとのこと。しかも、食べ放題で300円・・・! 一体ここはなぜこんな激安なのか!

部屋の様子。いや、全然キレイですよ。
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レディース部屋ということで、色んなアメニティーがついていました。
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さらには小さな洗濯干しまで! 普通のホテルより至れり尽くせりじゃないですか!
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あとで調べて分かったのですが、このホテル、通常料金は6,500円ぐらいと普通のホテルでした。私がネットで予約したのは、室数限定の割引プラン。金・土ではなく、日曜日の宿泊だったということも大きいかもしれません。なので、サービスは普通のホテルだったわけです。これはお得!

しかし、300円の朝食バイキングは果たしてどんなレベルでしょう? 好奇心から注文してみました。

こちらも、オーガニックや地元で取れた食材を中心に使うと言うこだわりぶり。
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朝からこんなに食べました!
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朝からかなりおなか一杯になって、福岡をあとにしました。福岡アジア映画祭は、前半、後半と2週末に渡って行われていて、映画祭自体は12日に終了。その間スタッフの皆さんは、映画祭の運営に加え、毎夜の交流会(朝4時までやるときもあるのだとか!!)と大忙しなのだそう。映画祭の皆さんのパワーに圧倒されました。どうもありがとうございました!!

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