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笑いが肝心~大阪第1日目~ (上映会報告2009/08/23)

日曜日朝早く羽田空港へ向かいました。午後から大阪の豊中平和映画祭での上映があるからです。私にとって初めての大阪での上映会。これまで電話とメールでしかやり取りしたことのない平和映画祭の方々と会えるのが楽しみでした。

常々、「映画は作っただけでは誰にも見てもらえない。ましてや、初監督で無名の私の作品を誰が見るだろうか? 自分から宣伝していかないと道は開けない。」と思い宣伝活動をしてきた私ですが、今回の上映ほどそれを実感したことはありません。

今年の2月に映画を携えて帰国した私は、映画は出来たもののどこでみせることが出来るのか、何の当てもない状態でした。とりあえず、平和活動をしている団体などにメールを出したり、デモに出かけていってチラシを配ったりしていましたが、まだ1度も上映をしていない作品にそうそう興味を持ってくれる人はいません。映画を作ることはずいぶん簡単になったけれど、インターネット以外の場所で上映できる機会を持つのは、やはりいまだにハードルの高いことなのだ、と今更ながらに実感していました。

そこで、映画祭、特に私の映画に興味を持ってくれそうな平和映画祭に連絡をしてみたらどうだろう? と考えました。インターネットで偶然見つけた「豊中平和映画祭」に電話をしてみました。普段、電話のセールスに対して「結構です!」と平然と断る私ですが、いざ自分が逆の立場になると、かなり緊張!! 電話で応対してくださったのは、実行委員会の横山さんでした。当時のやり取りと、上映までの経緯が映画祭のウェブサイトで紹介されていますので、そちらを下記に引用します。

今年は豊中平和映画祭はお休み、という方向が決まった初春のある日、「豊中平和映画祭で、私の映画を上映してもらえませんか」という電話が入りました。
ちょっと不安そうな女性の声で、今年は開催の予定がないと断りつつ、とりあえず作品の見本を送ってください、とお願いしました。こういう自主映画や、配給会社からの売り込みは時々あるのですが、いい映画だけど平和映画祭のコンセプトにはちょっとなあ、という作品がほとんどで、正直、全く期待はしていませんでした。

しかし、送られてきたDVDを見て、びっくり。低予算で作られたと思われる映像、なおかつ、座り込みの反戦活動をしている活動家を追うという地味な内容にもかかわらず、キラキラした魅力に満ちていたからです。何より、ブライアンにつきすぎず、離れすぎず、誠意と尊敬を持って取材する監督のバランス感覚の素晴らしさ。これはもう、上映しなくては、と「今年はお休み」ののんびり気分を返上して突然動き出したのが四月、時間がかかりましたが、何とか「大阪地区初上映」に間に合いそうです。

従来の豊中平和映画祭で上映されてきたのは、ほとんどが配給会社が買い付けた商業作品です。こうした、若い、新しい才能を紹介できる機会はなかなかなく、今回の上映も、監督からの不安そうな、一本の電話がなければ、ありえませんでした。新しい出会いに感謝しながら、ぜひ多くの方々にこの映画を見て頂きたいと奮闘しています。

当日は早川監督の舞台挨拶、質疑応答も予定しております。
豊中平和映画祭にぜひお越しください。

「今年は映画祭はナシ」と電話で聞いていましたので、映画祭を開催する、私の映画を上映することに決まったと聞いたときは、それはもう本当にびっくりして、うれしかったです!!

お昼前に大阪・伊丹空港へ到着しました。上映会のときはいつも食べるタイミングがなかなか取れなかったり、時間はあっても周りに食べるところが見当たらなかったりするので、空港で食事を取ってから会場へ向かうことにしていました。何か適当なものを・・・出来れば大阪のもの・・・などと考えながら空港内のレストランを探そうとしたら、食べるところは1箇所のみ、しかも大阪の肉饅頭などで有名な551があるではありませんか! 早速そこで食べました。551が空港にあるなんて・・・と、大阪に来たことを実感しました。

食事の後、実行委員会の横山さんに電話をして空港まで迎えに来ていただきました。豊中と空港は車で15分ぐらい。道中は、豊中平和映画祭はもともと豊中市のイベントとして始まったこと、途中から市民参加できるようになり、数年前に市が平和映画祭をやめるとなったときに、やめるなら市民で開催しようということになり、現在は市民だけで活動・開催しているということなどを聞きました。

会場であるすこやかプラザ
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上映会場の入り口
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会場内の様子
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健康施設だそうですが、建てられたばかりで、スクリーンやDVDプレーヤーなどの設備もあり、上映会会場としても良い感じです!

上映は午後1時からと3時半からの2回でした。
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各上映のあとには質疑応答がありました。
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質疑応答では、「なぜ政府はブライアンたちの活動を止めさせたいのか?」、「ブライアンはいつまで活動を続けるのか?」、「撮影をしていて危険な目に遭ったことはあるか?」などの質問をいただきました。「映画を撮るために留学したのか、それとも偶然か?」 という質問に対し「偶然です」と答えたところ、「”瓢箪からコマ”やな、おおきに」と言われたのが面白かったです!

いつも上映の後にはトークや質疑応答をする私ですが、今回特に感じたのは、観客の方々が話によく反応してくれるということでした。笑い声にしろ、頷きにしろ、他地域に比べて確実に1.5倍以上あると言えます。ライブと同じで反応があると話す私もどんどん乗ってきます。ロンドンで貧乏生活をしていた時の話なども思わず飛び出しました。

各回約15分ほどの質疑応答でしたが、あっという間に時間が過ぎていきました。

終了後に映画祭実行委員会の方々と
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映画祭の後は、実行委員会の横山さんが経営されているスペイン料理店「コンテンタ」へ向かいました。
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お店のウェブサイト
http://www.ne.jp/asahi/bar/contenta/

店内の様子
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横山さんの妹さんがかかれたステキな絵が飾られています。
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豊中市は沖縄とチョーデー都市(姉妹都市)だそうで、店内にはシーサーもありました。
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トルティージャ(スペインのオムレツ)
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自家製ピーナツ豆腐!
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名前を失念・・・すごく美味しかったんですが・・・!じゃがいも、ツナなどをすりつぶして揚げたものだとか・・・?(うろ覚えです・・・)
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こちらのトマトはつぶして、オイルにパンを浸していただきます。
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コカ(スペインのピザのようなもの)
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イベリコ豚のソテー
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食べている間、とにかく実行委員の方々の会話が面白いのです。まるで漫才を見ているみたい。必ず”笑い”がそこにはあるのです。これは生まれ持っての気質なのでしょうか? そう思って聞いてみると、「食べながらでも常に(この話どう終わらせようかな)と考えている。ゆっくりご飯なんか食べていられない」ということでした! ”話す=戦い”ぐらいの勢いなんでしょうか!? 私なんて、笑いをとることを意識して話す習慣は特にありません。話すときに気をつけることは”要点をはっきりさせる”とか・・・? ずいぶんな意識の違いだな、と改めて実感しました。

和やかな食事風景ですが、水面下では笑いについて色んな思惑が・・・?!
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さて、最後の締めはスペインの名物料理、パエリアです! 
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しかも玄米のパエリアです♪
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美味しい料理を堪能し、実行委員会の皆さんとお別れしました。私は横山さんと遠藤さんにホテルまで送っていただきました。

そのホテル、インターネットで予約したのですが、なんと1泊1,500円! もしかしてネットカフェのナイトパックより安いかもしれません。室数限定とも書いてなかったし、何かのキャンペーンと言うわけでもありませんが、何でこんなに激安なのでしょう? 日曜宿泊と言うことで少しは割引があるかもしれませんが、それにしても安すぎます。映画祭の人たちも「え~、それおかしい!」と不思議がっていました。もしかしてフロントのソファ寝じゃないかという話も出たぐらいです。1500円だったら、私のような旅行者だけではなく、深夜にタクシーで家に帰るより安いでしょうから、地元の方にもオススメかも。

車で15分ほどでホテルに到着しました。大きくて立派なビジネスホテル。チサンホテルというビジネスホテルのチェーン店だそうです。フロントでチェックインをすると、確かに1500円と言われました。部屋は5階。ソファ寝は免れたようです。一体1500円の部屋とはどんなだ?!という好奇心から、3人で部屋を見に行くことにしました。

部屋を開けます。入り口のすぐ脇にトイレ&シャワー。狭いですが、ビジネスホテルだったらこれは普通ですし、このホテルの場合は大浴場が使えるので問題なしと言えるでしょう。さて、ベッドは・・・。

・・・・・・・・・ベッドがありません!!!!!

一体この部屋はどうなっているのでしょう?! ビデオを撮りましたので、こちらをご覧ください。(ビデオは約53秒です)
http://www.youtube.com/watch?v=tMRRcWiG_tc

いやいや、ほんとにびっくりしました。これにも私たちは大笑い。ベッドにも笑いの仕掛けがあるなんて・・・恐るべし大阪!!

ホテルの外観(翌朝撮影)
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(ホテルのリーフレットにはシングル1名7,700円と書いてありました。本当に何で1,500円だったんでしょう・・・)

映画祭が無事終了し、ほっとして眠りに着きました。横山さんはじめ実行委員会の皆さま、映画を観に来てくださった皆さま、どうもありがとうございました!!!

最後に、大阪に在住でDVDをご覧になった方から感想をいただきましたので、下記にご紹介します。どうもありがとうございました!
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ほんの数日前までは、ブライアンさんのことも、イギリスがどんな国かということにも全く興味がなかった私が、この映画でいろんなことを知ることができました。
「平和運動」という側面から、イギリスを、自分の国、日本をもっと知りたい。
パーラメント・スクエアに行ってみたい。本当にそう思っています。
最後の、ブライアンさんの願いは、とても重く、そして強く心に残りました。
ブライアンさんと仲間達の願いは、とてもシンプルなこと。
なのに、何故叶わないのでしょうか。本当に地団駄を踏む思いです。
でも、彼らが仕事を終えて、パーラメント・スクエアを後にする日がきっと来ると信じています。両手を挙げて、私も、そのサポーターの一員になります!
この地球上から全ての戦争がなくなりますように!
(大阪府 H・Iさん)
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