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ログハウス滞在(上映会報告2009/09/14-16)

到着した来迎寺の駅は、半無人駅でした。日中は駅員がいて、夜になると無人駅になるようです。改札には、郵便受けのようなポストがあり、乗客はそこに切符を入れるという仕組みです。

来迎寺改札
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性善説に基づいたポスト。乗客は切符をここに入れます。東京だったら、ほとんど回収されないのではないでしょうか・・・?
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さて、駅の改札を出て、これから6日間お世話になる、加藤ゲストハウスへ向かいます。広島の上映会で出会った方にいただいた「新・ニッポン放浪宿ガイド」という本で知ったこのゲストハウス、長岡駅から3駅の来迎寺にあり、駅からは歩いて5分。そして何よりも1泊1,500円という安さが魅力です! 今回富山、長岡、北海道と上映会があり、これらの地域は地図上で繋がっていなくもないのですが、東京にいったん戻ることなく上映会場を放浪することを可能にしてくれたのは、このゲストハウスのおかげと言っても過言ではありません。(実際には、長岡アジア映画祭の会場である長岡駅から3駅と言っても、電車自体が1~2時間に1本しかなく、交通の便はそんなによくなかったということを後で知ったのでありますが・・・)

駅からの行きかたについてウェブサイトで検索済みでしたが、それでも道に迷いました。段々日も暮れて辺りは暗くなり、狸でも出てきそうな勢いです。近くの民家のチャイムを鳴らし、加藤ゲストハウスがどこか聞きました。「山の上。大きな家だよ」と言われ、坂道をどんどん上がります。電気もなく、うっそうとした茂みのような道でしたが、”山の上”という言葉どおりにどんどん登っていきました。頂上近くで、イヌの散歩をしていた女性が「今日泊まる人? こっちじゃないよ!」と言ってくれて、どうやらだいぶ上に上がってきてしまったことを知りました。ちょうど宿のおかみさんが散歩をしていたのでラッキーでしたが、もしあえなかったら私は一山越えて歩き続けていたことでしょう!

加藤ゲストハウス外観(看板もないので、まさかこれがゲストハウスとは思わず通り過ぎていたのでした!)翌朝撮影。
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築50年の民家だそうです。おかみさんによると100年は持つと言われているほど丈夫な造りの家で、中越大地震の際も、被害は少なくて済んだとか(お風呂の扉がきちんと閉まらないのは地震によるものだそうです)。

ここのゲストハウスのご主人は、一人で、奥さんと、幼い子ども二人を連れて、これまでに3度も世界旅行をしていて、モスクワ、スペイン、イラン、アフガニスタン、トルコなど各地の安宿を泊まり歩いたそうです。日本には安い宿がない!ということで、1泊1500円のゲストハウスを数年前からはじめたのだとか。

母屋正面
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私が泊まることになったのは、母屋から10歩ほど離れたログハウス!!!
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定員4名のログハウスは広々として中も綺麗!
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ただし水道やトイレ、鏡などはなく、それらは母屋のを使うことになっています。はしごを上って上のロフトで寝ているのに急にトイレに行きたくなっても、はしごを伝って下まで降りて、靴を履いて外に出て母屋に向かう・・・これは最初とても不便に思いました。でも、何があっても最後は「1,500円なんだから!」と思えるので、やっぱりお金の力はすごい。

素泊まりで自炊不可なのが長期滞在者にとっては厳しいかもしれませんが、私の場合は外食が多かったので、特に問題はありませんでした。(ちなみに自炊はダメだけど、なぜかバーベキューはOKとなっています。でも朝から火をおこして飯盒炊さんするのもねえ・・・。)

長旅で疲れたので、その日は早めに寝ました。

翌朝、8時ごろに起きて洗濯をしました。ここは洗濯機が自由に使えるので助かりました。ログハウス内に選択を干し、メールのチェックをします。

エキゾチックなPCスペース
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家の中ではお香が炊かれています。
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世界旅行で集めた布がいたるところに飾られています。
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リビングではコーヒー、紅茶は自由に飲めます。
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メールチェックの後、今日から始まる長岡アジア映画祭へ向かいました。

長岡駅に到着し、お昼ご飯を食べます。喫茶店のカレーです。(そういえば富山でも喫茶店のカレー・・・)と思い出したときにはとき既に遅し、で、注文したカレーが運ばれてきました。

1日限定20食のカレー
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正午までには映画祭の会場へ向かうことになっていました。というのも、長岡アジア映画祭のスタッフ、菅野さんから電話で「当日のチケットもぎりを手伝ってもらえますか?」と言われたからです!

映画祭の会場は、長岡駅からバスで10分ほど乗った、リリックホールという会場でした。
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会場に入り、映画祭の実行委員である菅野さんと関矢さんにご挨拶をしました。よく見ると、チケット販売のテーブルでは、映画監督の小林茂さんもお手伝いされています!! (これまでいくつかの映画祭に行った私ですが、こんな光景・経験は初めてでかなり面白かったです。私はお客さん扱いされるよりもスタッフの方たちや地元の方々と沢山交流したいというほうなので、お手伝いを通じてこの後スタッフの人たちにずいぶん話しかけてもらえました)

当日のスタッフ表(もぎりのところに「早川」と書いてあります!)
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映画祭が始まり、実行委員長の菅野さんによる挨拶がありました。
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オープニングはロマンダムールさんのピアノ演奏がありました。
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オープニングの後はそのまま是枝裕和監督の「大丈夫であるように」を観ました。Coccoについては、名前と歌ぐらいは知っていましたが、沖縄で生まれ、自身も苦しみながら、日本中を祈るかのようにライブして回っているのだということは知りませんでした。

上映の後は、映画祭スタッフの関矢さんと大学生の上條さんとともにご飯を食べに行きました。「新潟に来るのは初めてですか?」と聞かれ、フジロックでしか来たことのない私は(フジロックを”新潟に来た”とカウントしてよいのだろうか?)と悩みつつ返答。「フジロックで何度か・・・」と申し訳なさそうに言うと、関矢さんは大のフェス好きであることが判明! 

どうりで、着ているTシャツがThe Whoのものだったことに納得。思わず、フジロックや、グラストンベリー・フェスティバル(フジロックの原型とも言われているイギリスのフェスで、私も行きました)の話で盛り上がりました。フェスでの経験(アウトドア、キャンプ、天気・気温の変化への対応、長時間モチベーションを高く維持する)などは、ドキュメンタリー制作をする上で、とても使えるテクニックばかりでした。フェスの経験があったからこそ、ドキュメンタリーが作れたと言っても良いでしょう!(←私限定ですが・・・)

上條さんは学部で勉強されているということでした。将来は産婦人科に興味があるそうで、イギリスのお産について聞かれました。私はイギリスに留学していたときのアルバイトで、ロンドンで助産婦になるために留学している日本人を雑誌で取材したことがあり、実際に産婦人科病棟にも行った経験があります。

上條さんによると「欧米では無痛分娩を望む妊婦が多い。それは親と子は別人格と考えられているから。子どものための痛みを親がなぜ味あわなければならないのかと考える。日本では親と子は情で繋がっている」と言っていました。私はイギリスで無痛分娩がどの程度ポピュラーなのか分かりませんが、ホームステイ先のお父さんがよく「末期がんの親の最期にホスピスにいれてあげた。最高の死に方だったよ」と自慢していたのを思い出しました。日本ならば、「最期は自宅で家族に看取られたい」と望む人も多いですが、イギリスでは快適なホスピスに入れてあげるのが親孝行だと思われているようでした。

上條さんと
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初日の最終回はマサラ・ムービーで3時間近くあったため、観ないでゲストハウスに戻ることにしました。関矢さんに車で長岡駅まで送っていただきました。関矢さんは私と年が近いのですが、長岡アジア映画祭には高校生の頃から関わっているそうです。映画祭は今年が14年目。「長岡に市民映画館を作ろう!」ということで、今から約20年ほど前にメンバーが集まり、最初の頃は映画館の立ち上げのために活動していたそうですが、やがて映画祭を開催するようになり、今では主に映画祭を開催することが活動のメインになっているそうです。

映画祭の運営は「市民映画館を作る会」という名称なので、私はこれまで(なぜこの会が映画祭を主催しているのだろう?)と不思議に思っていました。やっと謎が解けました^^

約20年の活動の歴史の中で、毎年映画祭を開催していることにも頭が下がりますが、私が注目したのは「これまでに3組のカップルが生まれた」ということです! 確かに妙齢の男女が集まって、活動していたら何か生まれてもちっとも不思議ではありません。もともと、学校や会社以外の活動に加わってみようという心意気のある人、ということで価値観が合うこともあるだろうし、映画好き(しかもかなりマニアックなレベルで)ということでも意気投合するかもしれません。20年で3組が多いか少ないかは判断のしようがありませんが、私としてはすごくいい!と思います。関矢さんは「婚活したい方は是非♪」と言っていましたが、後日他のスタッフからは「自分には全く・・・」という意見もありましたので、あまり期待しすぎないほうがよろしいかと・・・(汗)。

関矢さんに駅まで送ってもらい、来迎寺行きの電車に乗りました。ゲストハウスに戻ると、母屋で大学生の男の子に会いました。昨日の夜遅くにここに到着したそうです。私同様道に迷って、電話をして迎えに来てもらったのだとか。ここ長岡へは数日間滞在するそうで、スポーツ・チャンバラの修行で来たと言っていました。チャンバラをスポーツとしてやる競技だそうで、地元で通っている道場の先生の知り合いが長岡で教室を開いていると聞いて、武者修行にやってきたとのこと。

その彼はタイに良く行くそうで、ちょうどこの前行ったときは空港がデモ隊によって封鎖されていたときだったと言っていました。日本でも連日ニュースで報道されていたあれです! ニュースでは、一食触発の状態であるかのように報道されていましたが、実際その場にいた彼によると、皆お祭りのように楽しんでいた、と言うではありませんか! 実際の現場では、デモ隊だけではなく、デモ隊が多く押し寄せているのをビジネスチャンスと捉えて、屋台やマッサージ屋などもあちこちに展開されていたそうです。ニュースではステレオタイプなデモの場面しか報道されませんが、やはり現場に行かなければ分からない雰囲気というものがある。そんなことを考えながら一日を終えました。

翌16日は朝9時過ぎに長岡駅で菅野さんと待ち合わせをしました。長岡を案内してくださるということでした。早速駅前からスタートします。

長岡駅前には、長岡花火大会で使われた打ち上げ筒があります。
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長岡にこれまで行ったことがなかった私ですら知っている「長岡花火大会」。とにかく打ち上げ数が多く内容も豪華なことで有名です。この花火大会が、太平洋戦争で長岡が空襲に遭い、命を失った人々への慰霊として行われているということを、私は初めて知りました。花火大会といえば、8月第一週の土日、などというように決められているところも多いですが、長岡の場合は毎年空襲のあった8月1日、2日となっているそうです。

この後は市民センターへ行き、国際交流センターの方とお話したり、男女共同参画センターの方にご挨拶をしました。

そして「市民映画館を作る会」の事務所へ!
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階段を上がって事務所の中へ案内していただきました。かなり広いスペースですが、つくる会の20年の歴史を物語るかのように、とにかく色んな資料やポスターなどが山積みになっています!
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映画のポスター類が入っているファイルDsc05004

壁には映画監督や俳優さんたちのサイン色紙が掲げられてあり、散らかってはいますが(←失礼!)とても価値あるスペースなのではないかと思いました。

もとは市民映画館を作ろう!という思いで発足したつくる会。映画館を含むまちづくりの構想というのは、時の市長によって左右される部分がかなりあるそうです。市長が節約派だったり、再開発に強気だったり・・・。計画が途中まで進んでいても、市長の交代によって白紙に戻されてしまうこともあるのです。

現在、長岡駅前は再開発が進んでいて、駅前に建設されるビルに市役所の機能を持たせ、市民ホールのような設備も入るそうです。では、将来の映画祭開催はここで?と聞いてみましたが、この土地は城の跡地で、現在は遺跡などの発掘調査中であり、まだ建設作業には入っていないので、完成はまだ先の話だそうです。

そんな駅前の再開発地域ですが、それに反発するかのように昔の佇まいを守りながら営業されている居酒屋があると教えてもらいました。

その名も「酒小屋」。
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ここのメニューは「モツ煮込み」だけで、それが終了したらお店も閉まるそうで、なんと夕方4時ごろにオープンして6時には閉まってしまうのだそうです! これは行かなくては!!

この後は長岡戦災資料館へ行きました。長岡の空襲について、新潟が原爆投下の候補地だったこと、それで長岡に模擬原子爆弾が投下され4人が亡くなったことなどを知りました。

空襲で被害に遭った地域
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空襲後の長岡市内の様子を伝える写真
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模擬原子爆弾について
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戦災資料館は3階にもあり、エレベーターで行って見ました。ドアを開けると一面に遺影・・・。入るのに思わず足がすくんでしまいました。
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部屋にはボランティアガイドの山谷さんがいて、空襲の体験を語ってくれました。山谷さんは当時中学1年生だったそうで、当時のことははっきり覚えているそうです。空襲から逃れ、河の近くに避難して一命を取り留めたのだとか。

この部屋に飾られている写真は空襲で亡くなられた1400名あまりのうちの200名強。写真を入手することができた人の分です。当時、写真を撮る機会といえば冠婚葬祭、入学・卒業式くらいだったので、それらの集合写真からなくなった方の部分を切り抜いて拡大して展示しているのだそうです。

展示してある写真は、家族ごとにまとめられています。繋がって飾られているのが一家族。中には7人、9人と、大勢の家族を一気に失ってしまった家庭もあります。
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戦災資料館の後は、映画祭もお世話になっているという老舗の喫茶店「いそしぎ」へ連れて行っていただきました。

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この「いそしぎ」という名前の由来は、オーナーである川上洸さんが、エリザベス・テーラーと同じ生年月日(!)なので、彼女が主演した映画のタイトルにちなんで付けられたと言うことです。

川上洸さん
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女学生だった頃は映画の全盛期で、学校が始まる前にモーニングショーで映画を観てから学校に向かった、などのお話を伺いました。今では「モーニングショー」と言っても、朝10時ごろから始まりますが、当時はずいぶん朝早くからやっていたのですね! 

お店の店内は、まるで映画の舞台にでも使われそうなステキな内装。銀座の不二家を手がけた川上さんの友人のデザイナーの方がデザインしてくれたそうです。
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長岡に行ったらまた是非立ち寄りたいお店と思っていましたが、残念ながら9月末で閉店してしまったそうです。その前に駆け込みででも立ち寄ることが出来たのはうれしいような悲しいような・・・複雑な思いです。

いそしぎを出て、映画祭の会場へ向かいました。お昼から35mmの映写機を設置するので、それを手伝ってほしいと言うことでした。映写機の設置なんて、手伝うも何も見た事さえない私は、好奇心から「手伝いたい」と言いました。映画祭では、35mm用の映写機をレンタルして上映していると言うことです。スタッフの関矢さんは、映画祭に関わるうちに映写機の操作を覚えてしまったとのこと!

映写用の機材一式を映写室に運びます。機材はどれも重いものばかりで、結局私は好奇心の赴くまま写真を撮ったりビデオを撮ったり・・・。

映写室
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映写用の機材を運び入れます。とにかく単身者の引越しかと思うぐらい、荷物が多い!
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この中にフィルムが!
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スタッフの関矢さんとダイスケさんで映写機を設置します。
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映写室から見た会場の様子
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映写機の角度などを調節するためにトンカチなども使います。設置作業ってかなり大変!!
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設置完了!!
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映写機の設置の後は、つくる会が発行しているフリーペーパー「すくらんぶる」編集長のあさこさんにお会いしました。今日の午後、長岡を車で案内してくれるとのことです!

すくらんぶる、私も読ませていただきましたが、映画についての記事だけでなく、長岡市内のユニークなお店の紹介や映画配給会社のおシゴトぶりが伝わるレポート、編集長asacoさんの世界旅行記などもあり、読み応えのあるフリーペーパーです。長岡市内で配布されているとのことです。

「何が食べたいですか?」と聞かれた私は、以前関矢さんに教えていただいた新潟のB級グルメ「イタリアン」を食べたいと答えました。このイタリアン、焼きそばにミートソースをかけたものなのだそうです!

イタリアンはレストランで食すようなものではなく、スーパーのテイクアウトが基本なのだそうで、まずはスーパーに向かいました。

これがイタリアン!
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焼きそばとミートソースという組み合わせは意外に美味でした^^

映画祭の会場から車でずいぶん走りました。山をどんどん登っていきます。頂上らしきところに着くと、そこは「杜々の森名水公園」という場所で、日本名水百選に選ばれた湧き水もあるとのことです!

杜々の森名水公園
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これが湧き水です!!
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湧き水のそばにおいてある柄杓で飲んでみましたが、めちゃめちゃ美味しかったです。早速ペットボトルにいれて持ち帰りましたが、そちらはもとがリンゴジュースが入っていたボトルだったので微妙なリンゴ味になってしまいました(涙)。

ドライブの途中は、編集長あさこさんがピースボートで世界一周の旅をしたときのお話などを聞きました。

映画祭会場へ戻る途中、道の駅に立ち寄り、長岡名物の「あぶらげ」をいただきました。分厚い油揚げを食べやすい大きさに切って、鰹節やネギを添え、しょうゆをかけていただきます。日常的に食べられているそうです。

道の駅
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あぶらげ
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夕方に映画祭会場に戻りました。

あさこさんと記念撮影。案内していただいて、ありがとうございました!!
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この後は「シリアの花嫁」を観て帰りました。

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