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大須ワンダーランド(上映会報告2009/9/5-6)

映画祭4日目の土曜日は、10時から酒井充子監督の「台湾人生」を見ました。会場である大会議室へ向かうと、すでに超満員! 今回の大会議室での上映で、おそらく一番座席が埋まった作品ではないでしょうか?

上映前の舞台挨拶
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上映後の質疑応答では、「私は戦後、台湾から引き揚げてきました」というような、まさに台湾人生の中で扱われているテーマそのものを生きてきた方の発言が結構ありました。

上映の後は控え室に戻ります。映画祭スタッフの方は、毎日お弁当の献立には気をつけているそうで、特に期間中ずっと会場に缶詰になる映写技師の方々はここのお弁当を連続して食べることになるので、彼らのためにもバラエティーに富んだ内容にしているといっていました。

今日のお弁当はお寿司です。
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お昼を食べた後は、デンマークのカトリーネ・ヴィンフェルド監督の「エスケープ」を観ました。同じ時間に橋口亮輔監督の「ぐるりのこと。」がホールで上映されていて、監督のゲストトークもあるとのことで、どちらにしようかかなり迷ったのですが、ここはお話しする機会の持てたカトリーネ監督の作品を見てみようと、「エスケープ」にしました。

カトリーネ監督とプロデューサーの舞台挨拶
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上映の後は、「女性ドキュメンタリー監督と語る」というトークサロンに出席しました。映画祭プロデューサーの加古さんが司会をつとめ、三浦順子監督、宮崎信恵監督、鯨エマ監督、酒井充子監督、そして私の5人が参加しました。

トークサロン会場の入り口
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前日の世界の山ちゃん並みに盛り上がることを期待してビデオカメラをセット!
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始まる前に記念撮影。
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事前の打ち合わせで、加古さんは今回のゲスト監督たち同士が交流していることを、とても喜んでいました。そこで、トークサロンでは、自己紹介ではなく、他己紹介をしようということになりました。

席の並び順から、私の紹介は三浦監督がしてくれました。映画のナレーションの声が女の子らしいけれど、映像は体当たりで突撃している感じでギャップがある。日本製マイケル・ムーアか、という紹介をしてもらいました。ナレーションの声、たしかに普段の話し声とずいぶんギャップがあるね、と言われます。私としては「ナレーション=かしこまってやるもの」というような理解があったので、そうやってみたのですけれど・・・。

私は酒井監督の紹介をしました。いろいろ紹介したいエピソードはありましたが、厳選し、”実は酒豪”ということを紹介させてもらいました!

司会の加古さん
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パネリスト(左から鯨エマ監督、宮崎信恵監督、宮崎順子監督、わたし、酒井充子監督)
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会場全体の様子
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(ちなみにトークサロンの写真は、宮崎信恵監督の姪っこさんが撮ってくれました。どうもありがとうございました!)

他己紹介の後は、ドキュメンタリーを作るうえでのこだわりについて、各監督が語りました。会場からの質問では「生活はどうしているのか?」という質問があり(←確かに気になりますよね!)、栄養失調と診断されたという貧乏話や過去の苦労話など、面白いエピソードがたくさん飛び出しました!

トークサロンが終わり、6時半からは交流パーティーがありました。映画祭のゲスト、スタッフ、そして一般のお客さんたちとウィルあいち地下1階のレストランで交流をしました。乾杯の後は、立食パーティー形式でいろんな方とお話ができました。映画祭に第1回目からこられている方、映画方面に進みたいと考えている大学生、TV局で働いていて、自主映画作りに転向したいと考えている方、岐阜から毎年映画祭にこられている方など、さまざまな方がいらっしゃいました。

映画祭スタッフの大学生の方々と
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パーティーの中頃に、観客賞と愛知県興行協会賞の発表がありました。観客賞は「とらわれの水」、ディーパ・メータ監督。残念ながらゲストとして来場はされていなかったので、映画祭のスタッフの方がかわりに賞状を受け取っていました。

そして、愛知県興行協会賞の発表。
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宮崎信恵監督でした!!
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宮崎信恵監督の受賞スピーチはこちらでご覧いただけます。私は自分のことのようにうれしかったです!
http://aiwff.com/modules/whatsnew/details.php?bid=31&cid=2

賞の発表の後は、プレゼント抽選会があり、交流パーティーにも出席していた私の両親は、なんと賞品をゲット!映画館のチケット(名古屋市内の・・・!)をもらえたそうです。

最後は記念撮影。
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交流パーティーの後は、名古屋市・栄にあるモダン・チャイニーズ、Joe's Kitchenに連れて行っていただきました。事前に「超おいしい!」とその評判を聞いていたので、お昼過ぎからそのことを考えていました。

デンマークのプロデューサーによる、デンマーク式乾杯レッスン。
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確かに前菜から、すごくおいしい!
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チャーシューを肉まんの皮のような素材で包んでいただきます。
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坦々麺
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デザートのマンゴープリンも美味。
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おいしい中華をおなかいっぱい食べてすっかり満足し、お店を出ました。すると、別テーブルだった、デンマーク人監督&プロデューサーが大笑いしています。監督に関しては、笑いすぎて涙まで流しているようです・・・いったい何が?!

聞くと、鯨監督と三浦監督が、日本の「勝負下着」について彼らに説明したのだそうです。勝負下着・・・どこの国でも勝負下着を身に着けることは意識的・無意識的に行われているかもしれませんが、単語として存在している国は珍しいのではないでしょうか? では英語でなんて??? 鯨監督と三浦監督は勝負下着を「アタック・ランジェリー」と説明したのだそうです!!! 攻撃する下着・・・!?!? 一体デンマーク人がどこまで勝負下着の真髄を理解できたかは分かりませんが、とにかく大笑いしていました。

映画祭最後の夜が終わり、ホテルへ戻りました。監督によっては、翌日の日曜日(映画祭の最終日)は映画祭会場に来ないという人もいましたので、お別れの挨拶もしました。

そして日曜日、荷造りをしてチェックアウトをした後、私は映画祭の会場へ向かいました。5日間の滞在は思ったより大荷物で、ホテルの移動がないのを良いことにとことん散らかし放題だったので、荷造りに時間がかかり、午前中の上映にちょっと遅れて到着しました。

午前中に見た作品は、木村大作監督の「剣岳」です。上映の後は監督のゲストトークがありました。
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CGを一切使わず、山での撮影に200日以上をかけたというこだわりの作品。なだれのシーンでは、1発25000円もするダイナマイトを130発も使って雪の塊を爆破して撮影したそうです。雪崩に巻き込まれるシーンにスタントを使うと高いから、撮影スタッフでやったのだとか!! 監督は最近の商業映画の傾向について、1~2ヶ月で作る作品ばかりで、テレビでヒットしたものの二番煎じ。映画を見る側も、「見て何かを学んでやるぞ!」という気合を入れて観る人が少なくなった、と嘆いていました。そんな中で、「自分の思うように、何の妥協もせず、誰のいうことも聞かないで作ったこの作品は、いわば壮大な自主映画です!」と話されていたのが可笑しかったです。

上映の後は控え室に向かい、お世話になったスタッフの方々に挨拶をしました。

映画祭最後のお昼ご飯は天むす。毎年最終日はこれと決まっているそうで、天むすを食べると、皆さん(これで今年の映画祭も終わりだな)と感慨深いそうです。
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お昼をいただいて、映画祭会場を後にしました。その後は、名古屋市美術館へ行ってみました。開催されていた企画展のチケットをいただいたので、それを見に行きました。

名古屋市美術館外観
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企画展のポスター
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美術館の後は、大須の商店街に行ってみることにしました。「名古屋のアメ横」といわれるのを聞いたことがありますが、ありとあらゆる種類のお店がひしめき合っている地区です! 衣料品、電化製品などの中古品や、食料品店、専門店など、人口に比してこんな大きなマーケットが存在するのか?!と驚くばかりです。上野のアメ横よりずっと大きい(もしくはずっと密集している)と感じましたが、どうなのでしょうか?

とてつもなく大きな商店街。商店街のあちこちで無料の地図が入手できます。それを見て回ったほうが効率よく回れます。よく、「ルーブル美術館をよぉ~く観て回るには3日かかる」ということを聞きますが、大須は3日どころじゃない!と言いたいです。

大須商店街のウェブサイトもあります。
http://www.osu.co.jp/

大須商店街で入手できる地図自体も、ちょっとした小冊子のようで、かなり読み応えがあります。ざっと読んだつもりでしたが、帰京してから「日本初の全自動ラーメン屋」があったことを知りました。次回はぜひ行かねば。

大須商店街は自販機も安い。70円から。
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時計のアウトレットショップ。
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カッコイイバイクがとめてありました!
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商店街の中には、大小さまざまな通りがあります。
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ドンキ・ホーテのように店内中、天井まで商品がつるされています。観ているだけでおなか一杯な感じ。
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マネキンの頭がつるつるで、裸足・・・。大須では独特のセンスで商品がディスプレイされているようです。
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オリジナルTシャツを販売するお店を見つけました。
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友達の誕生日用にTシャツを2枚買いました。

小腹がすいたので何か食べようとお店を探しました。本格的な釜焼きピザのお店を発見。マルゲリータの世界大会で3位に入賞と書いてあります。
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このピザが350円というのは驚きです!
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他にも色んな雑貨屋さんや射的場など様々なお店があり、紹介し切れません。名古屋に行かれた際にはぜひ大須商店街に立ち寄ってみてください。

大須商店街を抜けると、大須観音があります。
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近くに建つアパートの壁には巨大なグラフィティー(?)が。
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夕方になり、名古屋駅へ向かい新幹線で帰京しました。帰宅すると、大阪から手作りせっけんが届いていました。以前私の映画のDVDを買ってくれた方が、もはや趣味とは呼べないほどにせっけん作りをされていて、そのせっけんを分けていただいたものなのです。
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ローズパウダー入り、死海のクレイ(粘土)入り、アボカドオイル入り・・・と全部で5種類。体だけでなく、髪の毛まで洗えるせっけんなのだそうです。この方とは、その後もメールでやり取りをしています。名古屋での6日間も沢山の出会いに恵まれましたが、大阪の方ともDVDから出会いが始まって、うれしいなと思いました。

約6日間の旅がこれで終わりました。映画祭スタッフの皆様、ゲストの皆様、映画を観に来てくださった皆様、どうもありがとうございました!

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