1年経って・・・(映画祭報告2010/7/18-19)
去年の7月、「ブライアン~」は初めて”映画祭”で上映されました。千葉・館山の「安房平和映画祭」を皮切りに、各地の映画祭で上映していただき、年末にはトルコまで行ってしまったというのは、これまでこのブログで報告したとおりです。
その、初めての映画祭となった「安房平和映画祭」で、「ブライアン~」を再び上映していただくことになり、館山へ向かいました。
前回の映画祭は7月の始めで、まだ梅雨時でしたが、今回は梅雨明け。高速バスを降りると本格的な夏の暑さで、バス停から会場までの短い間でも汗が出てきます。
会場に入ると、スタッフの真魚さんや馳川さんなど、懐かしい方々に再び会えました! 1年と言う長さが、長いような、短いような・・・。
映画祭の会期は二日間で、初日は会議室での上映。DVDを渡し、音声や映像のチェックをします。真魚さんに「音質良くなってない? リマスタリングした?」と聞かれました。私も(なんだか今日は音が良い!)と思っていたのです。画質もなんだか良いみたいな気がしてきました。でも、もちろんリマスタリングなんてしていません。DVDも去年とまったく同じものです。
・・・どうやら、去年はホールで上映したので、大きな会場用のスピーカーでは、”アラ”が出てしまうのではないか? 会議室用ぐらいのスピーカーが、作品の音声レベルとしてちょうど良いのではないか?という結論に至りました
スピーカーの性能が良ければ良いほど良いっていうのが普通ですが、作品によってはそうでなかったりする、ということですね・・・。(それもどうなんだろう・・・)
音声と画質のチェックを無事終えました。今日のトップバッターは小林アツシさんでした。開場は済み、あと10分ほどで上映時間となっても、まだ小林さんは現れません。真魚さんによると、東京からの高速バスに乗ろうとしたところ、満席で乗れず、次のバスに乗ったけれど、渋滞にはまったとのこと!
私は事前にバスを予約して乗りましたが、それでも45分渋滞して、予定よりだいぶ遅れて会場入りしたのでした。バスは海水浴に行く家族連れなどで満席。去年の映画祭のときはガラガラでしたので、ここは行楽地なのだということを実感しました。
上映開始5分前に小林さん登場! 無事上映とトークが始まりました。上映作品は「どうするアンポ」。
小林監督の次が「ブライアン~」でした。今回は、上映の前に20分ほどのトークをしました。昨年の映画祭以降、映画がどのような場所で上映され、どう評価されてきたのか、JCJ新人賞の事、次回作についてなどを話しました。
トークのお相手は真魚さん
トークの後は映画の上映。その後は、小梅姐さん上映記念シンポジウムがありました。昭和を代表する歌い手の赤坂小梅さん。晩年をここ館山で過ごしたそうです。小梅姐さん監督の山本眸古(ひこ)さん、「それいゆ」に詩を書いていた諌川正臣さん、平本紀久雄さん(「房州に捧げられた・コルバン夫人」の著者)をパネリストとして、「赤坂小梅と療養地としての南房総」というテーマで約1時間のシンポジウムが開かれました。
山本眸古監督
山本監督とは、昨年「福岡アジア映画祭」で福岡に行った際、打ち上げの飲み会の席で初めて会いました。その時はあまりお話しする機会がありませんでしたが、今回の映画祭で色んなことをお話しする時間が持ててうれしかったです。
飲み会終了後は、スタッフの金子さんのお宅に泊めていただきました。昨年は、駅前のビジネスホテルに泊まりましたが、金子さんの個展に伺った際に、「今度館山に来るときはうちに泊まって」と誘っていただいたのです。もちろん社交辞令だったと思いますが、私はそれをずっと覚えていたので「金子さんのお宅に泊めてください」とお願いしたのでした![]()
車を降りると、まるでプラネタリウムのような満天の星空! ホタルの季節には、300匹以上のホタルが舞うそうです。
染物アート(←こう呼んでよいのかは不明)をされる金子さんのおうちはとてもユニーク! 玄関にはこんな置物が!
室内に飾られた金子さんの作品
家の中にこんな大きなハシゴが置けてしまうほど、天井が高いっ! 家のデザインは金子さん自らがされたそうです。
話し込んだらすっかり遅い時間になりました。外は真っ暗ですが、カエルの大合唱。ふと気がつくと、台所にもカエルが・・・! これはビデオに収めねば!! 金子さん、山本さんがカエルを捕まえ、ビデオに収めようとするとぴょ~~~んと飛び跳ねて逃げられてしまいます。撮影はなかなか大変でした。「カエルは前方向にしか飛ばない」と聞いて、本当にその通りだったのは新たな発見でした。
「金子家のカエル」ビデオはこちら。
(だからなんだ!って感じのビデオで申し訳ありませんが、撮った本人は超自己満足しています
)
カエルをビデオに納められたことに満足し、その日は眠りました。
翌朝、今度は鳥の声で目覚めます。窓を開けると、素晴らしい景色が広がっていました!
(やっぱり創作には住環境はものすごく大事だよなぁ・・・)。金子さんの素敵なおうちに滞在して、こう考えました。そう言いつつも、私は昨年の映画祭で館山に来たとき同様、未だに居候生活を続けているのですが!!!
お茶を飲みながら話し込んでいると、チャイムがなりました。皆、(こんな時間に誰?)という表情でしたが、朝8時に真魚さんが迎えに来ることになっていたのでした。時計を見ると7時58分! あわてて現実に引き戻され、出発の準備をしました。
真魚さんの車に乗せてもらい、映画祭の会場へ向かいます。今日は会議室とホールの2会場で上映をすることになっていました。私は鎌仲ひとみ監督の最新作「ミチバチの羽音と地球の回転」、そして「こつなぎ」を観み、帰りの高速バスの時間になったので、会場を後にしました。
帰りのバスも行楽客で超満員。1時間以上の遅れで東京駅に到着しましたが、映画祭の余韻に浸りながらゆったりと帰ることができて、苦にはなりませんでした。
映画祭スタッフの皆さま、映画を観に来ていただいた皆さま、そしてお宅に泊めていただいた金子さん、どうもありがとうございました!!
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