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ラジオ初出演!(イベント報告2010/10/22)

10月22日は、初めてラジオの生放送に出演しました! 

先月、武蔵野市の成蹊大学で行なわれたメディフェスで、「ブライアン~」をご覧になったむさしのFM市民の会代表の松岡裕子さんより、同会が企画・コーディネートするラジオ番組「発信!わがまち・武蔵野人」出演をお誘いしてもらったのでした。私自身は武蔵野市に暮らしてはいませんが、成蹊出身で、現在はむさしのみたか市民テレビ局に在籍しているということから、出演させていただくことになりました。

今まで、上映後のトークや講演などは経験があるものの、生放送は初めてです。「発信!~」は毎週金曜日オンエアの20分の番組。なんと、私は459回目のゲストなのだそうです!!

むさしのFMスタジオが入っている武蔵野商工会館・外観
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入り口
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番組紹介の看板が立てかけてありました! うれしいと同時に、緊張してきました
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エレベーターで3階のスタジオへ上がります。スタジオの入り口で、松岡さん(向かって右側)と、応援に駆けつけてくれたむさしのみたか市民テレビ局の河戸さん(左側)。
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スタジオの中に入り、番組のパーソナリティーをされている西達彦さんにご挨拶をしました。西さんは、あらかじめ「ブライアン~」の映画を見ていただいていて、この日の話題はブライアンの映画の事を中心に、ということでした。私は、初生放送&公共電波ということで、「何か気をつけておくことはありますか?」と聞きました。だって、普段の上映後トークは、話題や発言にタブーはナシ状態でやっているので、もしかして放送禁止用語とか入っちゃってるかもしれないじゃないですか!

スタジオの中の様子
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生放送中の西さん
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放送までの間、番組中で聞く予定のことについて、雑談も交えながら話し合いました。大まかには、ブライアンと出会ったきっかけや、映画を作るに至った過程、映画を観た人たちからの反響、次回作についてなどでした。西さんご自身も、パーソナリティーとして日常的にインタビューをする側ですが、私の映画を見て、(最初はどうやってインタビューをしたのか? インタビューは最初から歓迎されたのか?)ということに興味を持ったそうです。

私の映画の中で、ブライアンのパートの中で使われているインタビュー映像は、私が初めてブライアンと会ったときのものです(←このことは前にブログでも書きました)。この日、インタビューをしたいとブライアンに会いに行き、最初から歓迎されたわけではありませんでした。パーラメント・スクエアに行き、タバコをふかしてポツリと座っているブライアンを見つけ、「インタビューさせてください」と話しかけたら、「ごめん、今忙しいんだ」と言われてしまったのです! ただタバコを吸って、そこに座っているだけのようでしたが・・・。

私は(う~~~ん)と考えてしまい、でも、インタビューをしてもらえないからすぐに立ち去るのもどうかと思ったので、しばらくブライアンの横に座っていました。相変わらずブライアンはタバコを吸っているだけ・・・。忙しそうな様子は皆無。

30分ぐらいたった頃でしょうか? おもむろにブライアンは「どこから来たの?」、「何やっている人?」などとぽつりぽつり話しかけてきました。話始めて30分もすると、ブライアンはどんどん気持ちが乗ってきて、まるで一人芝居のように歌ったり、怒ったりするのです。私はここで「インタビューしてもいいですか?」と切り出すのは、彼のこのリズムが失われてしまうと思い、何も聞かずにカメラをセットして撮影を始めて、本人が喋り捲るのを撮影しました。。。これが初めてのブライアンのインタビュー。実際にはインタビュー(つまり、話を導いていくのは聞き手)ではなく、ただ撮る、撮影と言ったほうがよいかもしれませんが

西さんとの打ち合わせが終わり、放送開始5分前になって、録音をする部屋へ! さっきまで普通に会話をしていた私ですが、段々緊張してきました!!!

番組が始まり、西さんが話し始めます。私が紹介され、そのあとにブライアンが何をしている人なのかという質問。ごくごく基本的な質問にもかかわらず、私は一瞬、”間”を作っちゃいました! 多分1秒にも満たない”間”でしたが、放送上(しかも音声だけ)では長い”間”でしょう。でも、それで逆に開き直ったのか、それとも段々慣れてきたのか、後半に向かうにつれて、自分でも段々自分のテンションがあがっていくのが分かりました。最後は「映画監督はプータロー」とか、「居候という生活を広めたい!」とか、共感できるリスナーを限定してしまうような発言まで飛び出す始末。いやいや、あと放送が10分続いていたら、どうなっていたか分かりません 気がついたらあっという間の20分間でした。

聞いていた人の感想は分かりませんが、私自身はとても楽しくて、面白い経験をさせてもらいました。ラジオ(テレビもかも)の特性ですが、時間が秒単位できっちりと決まっていますよね? だから、どんなに話が色んな方向に飛んでいっても、最終的にはその時間内にまとまらせて一つの番組として成り立たなければならない。私のように、後半になるにつれて盛り上がっていくタイプの人は多いと思いますが(←普通、人はそういうものだと思いますが)、20分という限られた短い時間では(←20分はテレビやラジオでは長いぐらいかも)、そんなにウォーミングアップの時間はありません。基本的には最初からテンションをあげていかないと、番組を最後まで聞いてもらえないというのもあるでしょう。

私自身は普段、トークの経験はあるものの、基本的にダラ~っという感じで始まりますし、始まる時間も5分遅れなんて、全然“定刻”の範囲内です。なんとなく始まって、お客さんの反応も見ながら、段々テンションが上がって乗ってくる・・・という感じです。それはそれで良いのかもしれないけれど、やはり生放送の、限られた時間でやる場合には、それなりのやり方でやらなければらないだろうな、ということを身を持って体験しました。面白い経験でした。

番組終了後に、西パーソナリティーと。
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この日、収録には映画監督の中島央(ひろし)さんも遊びに来てくれました! 中島さんはアメリカで映画制作を学び、初監督短編映画「リリィ」が世界中の映画祭で上映されました。現在は、劇場用長編映画「アーケード・ディケード」(日米合作)の制作準備中なのだそうです! 同じ映画制作者とはいえ、かなり土俵は違いますが()、お話できてヨカッタ!

中島央監督と。中島監督のウェブサイトはこちら
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番組終了後、寄り道して帰ろうと思いました。むさしのFM市民の会のスタッフの方に、かわいい雑貨屋があると教えていただきました。

不動産屋の2階に最近引っ越したお店だそうです。言われなきゃ見落としてしまいそうな感じ。
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お店の名前は「36 Sublo」。
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店内はチラッと個性の光るものばかり。(チラッと、さりげなくというのがポイント。決して主張しすぎないんだけど、よく見ると面白いというものが多いです
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私が購入したのは、手紙の封緘用のシール。小学生の頃って、こういう経験あったよなぁ・・・とつい買ってしまった。
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雑貨屋さんのあとは、今月15日にオープンしたばかりのコピスへ。
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コピス外観。
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コピスの中を見たあと、帰宅。楽しい一日でした!
FMむさしのの松岡さん、西さんはじめ、皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました!

今回のラジオ収録内容は、むさしのFMウェブサイト上のポッドキャストにてお聴きいただけます。ご興味のある方はぜひ聴いてみて下さい

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