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カッコイイ! 反転地(福岡2010/9/19)

福岡の最終日。朝10時にゲストハウスをチェックアウトして、博多駅へ向かいました。ゲストハウスなので、朝食は付いていないため、どこかで朝食を食べようと思い、歩き回ります。カフェで軽く朝食を済ませた後は、前日より予定していた、ビデオアーティスト、ナム・ジュン・パイクに関するシンポジウムを聞きに行こうと、マリンメッセ福岡へ向かいました。

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ナム・ジュン・パイクは、確かに世界的に知られたビデオ・アーティストではあるものの、道中、かなりの人出で、ちょっと戸惑いました。子供づれで、家族総出で聞きに来るようなイベントじゃないはずですが・・・?

会場についてから初めて気が付いたのですが、なんと、ナム・ジュン・パイクのシンポは翌日なのでした! この日は「アジア太平洋フェスティバル」が開催され、人の波はそれに向かうものでした。なんという初歩的なミス!!
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ここまで来たので、ではちょっと覗いてみよう、ということで中に入りました。
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アジア、太平洋地域の観光PRを目的としたイベントで、各国の観光局やメジャーな旅行会社による紹介ブースが多数出展されています。
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アジア・太平洋の屋台は長蛇の列!
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そもそも”早い、安い”が売りの屋台スタイルで、45分待ちってどーよ!
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小腹がすいたので、屋台で何か食べようと思っていましたが、それを断念して、ステージで行なわれている民族舞踊を見に行くことにしました。
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ステージ上では、ちょうど台湾の原住民「阿美族」によるダンスのパフォーマンスが。
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それにしても、この人の多さはなんでしょう! 座る椅子さえない状態crying
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こんなに人がいて、”盛り上がっている”状態にもかかわらず、私はこのイベントに対してとてつもない”つまらなさ”を感じていました。だって、ここで得られる情報は、いわば全てがコマーシャル。政府の観光局や旅行会社が、旅行に行かせよう、商品を買わせようと、総出になって私たちの購買意欲を掻きたてようとしているだけのことです。私たちは、ただそれらの情報を受身で与えられるだけ。テレビのCMを見ているのと、なんら変わりはないのですから。

あまりの人の多さに疲れ、私は会場の外に出ました。すると、今から2階のホールで深町健二郎さんと斉藤ふみさんによるトークイベントが始まると、スタッフの人たちが大きな声で叫んでいました。私は聞いた事がない名前の人だったので、「誰ですか?」と聞きました。すると、「あ、県外の人ですか? この二人は福岡では有名なタレントさんですよ」とのことでした。ローカルタレント、面白そう!と興味を持った私は、早速会場へ。

トークのテーマは「海外旅行」
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斉藤ふみさん(左)と深町健二郎さん。在福の方はご存知??
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トークイベントの後は、福岡港の周りを散策しました。
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よさこいのパフォーマンスをやっていました!
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マリンメッセ福岡を離れ、天神行きのバスに乗りました。私には、東京へ戻る前にもう一箇所、立ち寄りたい場所がありました。金曜日にワークショップをした江上さんより、「福岡に初めてのインフォショップが出来たらしい」と聞いていたのです。「それは是非行きましょう!!」と言っていたのですが、江上さんの都合が悪くなってしまったので、お店の名前を聞き、ネットで調べて私一人で行ってみることにしました。

ネットで住所を調べると、そのインフォショップは、福岡の超中心地、三越デパートなどが立ち並ぶエリアにあるのだそうです。インフォショップって、普通、知る人ぞ知る的エリアに建っているのがほとんどだから(失礼!)、とても意外に思いました。

地図を頼りに三越デパートの付近までやってきて、大通りから少し歩くと、突然”場”の空気が変わり、そこには怪しげな雑居ビルが!! どうやらこのビルのようなのですが・・・!
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インフォショップ「反転地」の看板が出ていますので、間違いありません!
反転地のウェブサイトはこちら
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階段を上り、お店の前までやってきました。
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中に入ると、お店のオーナーの一人(二人で経営)である佐野陽子さんが迎えてくれました。店内に一歩入り、その個性的な内装と品揃えに感激! 挨拶もそこそこに、「ブログで紹介したいので写真を撮ってよいですか?」と写真をとりまくりました。

佐野さん。お店は8月8日にオープンしたばかりなのだそうです。
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授産施設で作られた再生古紙、無漂白のトイレットペーパーや布ナプキンなど、こだわりの品々が並んでいます。

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古い着物を使ったぬいぐるみ
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佐野さん曰く「オープンしたばかりで品揃えがまだ」とのことでしたが、もう既にかなり充実しているように見えました。
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ところで、そもそも「インフォショップって何?」という方も多いかもしれません。下記ブログに参考となりそうな記事がありましたので、興味のある方はご覧ください。東京のインフォショップ、Irregular Rhythm Asylum(イレギュラー・リズム・アサイラム)も紹介されています。

人と人をつなぐ新しい形「インフォショップ」ってナニ?
http://greenz.jp/2007/10/09/740/

インフォショップならではの、情報コーナー。福岡を始め、各地のイベントや取り組みなどのチラシが置かれていました。
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東京の野宿者に関するパンフも。
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店内には、ゲリラ的に行なわれる口コミでしか知らせない場所でのレイブのお知らせも貼ってあったりして、(うわぁ~、すごい面白い!)と思いながら、あれこれ店内を見て回っていました。マスメディアでは取り上げられないような情報がある、コマーシャルじゃない情報がある、自分も情報発信できる、誰かと情報交換できる・・・。午前中に行った「アジア太平洋フェスティバル」とは対極の面白さがここにある、と思いました。

昼間はカフェ、夜は角打ちとのことでしたので、紅茶を注文することに。

カフェのメニュー
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紅茶を準備する佐野さん
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こちらで出される紅茶は、宮崎産のオーガニック紅茶なのだそうです。ストレートで頂きました。
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紅茶を飲みながら、佐野さんとあれこれお話をしました。ミュージシャンでもある佐野さんは、ミュージシャンたちがもっと社会的な問題に関心を持ち、取り上げていくべきだと思っているそうです。まずはミュージシャンから変わっていくように、との思いも込めてこのお店を始めたのだとか。

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数年前、イルコモンズさんが福岡でイベントをやったときに、グローバリゼーションなどについて問題意識を持ち、東京に行って、イレギュラー・リズム・アサイラムへ行き、初めてインフォショップの存在を知ったそうです。そのときに1万円分ぐらい買いこんで、自分でもインフォショップを始めようと決めたとか。

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福岡でもインフォショップらしきものが、無くはないそうですが、郊外にあったり、個人的にやっていたりして、他とのつながりや広がりを意識したものではないため、中心地にインフォショップとして場所を作らないと、と思ったそうです。

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お店はまだオープンしたばかりで、宣伝もそんなに積極的にしていないそうで、お客さんの中心は友達・知り合い関係が多いそうですが、今後口コミで広まって面白い展開になりそう! この日はちょうど、東京界隈の面白い情報が載っているフリーペーパー「tokyo なんとか」に掲載するお店の原稿を執筆中ということでしたので、東京の人たちの間でもウワサされていくことでしょう。

tokyoなんとかの書きかけ原稿。10月号に載る予定だそうです。
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気が付いたら飛行機までもうそんなに時間がなくなってしまいました。もっとお話したかったですが、それはまた今度にということで、空港へ向かいました。福岡で面白いお店があると知って、また福岡へ行く楽しみが増えました。福岡にお住まいの方&福岡に行かれる予定のある方は、ぜひお店に行って見て下さい!(ちなみに不定休だそうなので、事前に確認していったほうが安心かも)

空港で、最後のとんこつラーメン&餃子を。
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忙しい中お話に付き合ってくださった佐野さん、どうもありがとうございました! 

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