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初の直撃取材!

毎週月曜日の午前中は部屋の掃除をすると決めたのですが、今日はあいにくの雨で掃除を断念。その代わりに、これまで先延ばしにしていた海外の友人たちへクリスマスカードを送ることにしました。

駅前まで出かけ、文房具屋さんでカードを購入。新宿あたりだったら、たくさんの種類の中から選べるだろうけれど、地元ではせいぜい10種類ぐらい。その中から、いくつか選んで買いました。そのあとはお菓子を買いに。イギリス滞在時に半年間居候させてもらった家へ、大量のお菓子を買いました。イギリスの食事が相当不味いからか、日本人にとってはたいしたことないレベルのお菓子(最中やかりんとうなど)でも、すごく美味しいといってパクパク食べます。中でもかぼちゃのローストした種なんて、日本人にはプレゼントとして送るのも気が引けるぐらいですが、「またあれを送ってほしい」とリクエストが来るほどなんです!

そんなわけで、今回もあんこ系のもの、チーズ鱈、ぬれ甘納豆、卵ボーロ、かりんとうなど10袋ぐらい買いました。

家に戻り、カードを書いて、プレゼントも用意して郵便局へ。今からだとEMSじゃないとクリスマスまでに届くのは難しいかなと思い、EMSにしました。総額2000円程度のお菓子を送るのに3700円ほどかかってしまいましたが、でもイギリスのクリスマスの場合、クリスマスの日までに届けばいいのではなくて(日本の年賀状のようには行かない)、みんな早めにカードを送りあって、クリスマス~新年の休暇ごろまで居間の暖炉の上などにみんなからのカードを並べるのです。早い人は12月の初めごろに出します。なので、海外から今頃送るようでは、もう遅いぐらい。

無事郵送して家に戻りました。そして、しばらくは撮影素材を見返す作業。夕方になって、ふとポストを見ると、「ブライアン~」にも登場するおじいさん、バニーからのクリスマスカードが届いていました。中を開けてみると、彼の近況がいろいろと書いてありました。なんと、80歳になった彼に初めてのお孫さんが出来たのだそうです! バニーの45歳の娘さんが、つい1週間ほど前に出産!!

あぁ~、私は今日投函したばかりの、バニー宛のクリスマスカードにおめでとうと書きたかった!ととても後悔しました。おめでとうと書いたカードを追加で送るのもなぁと考えて、(今はイギリスは朝8時だから電話してみよう!)と思って、バニーに電話をかけました。バニーは私から電話がかかってきたのに、とても驚いて、でも喜んでいました。あれこれと近況を話し合って、また会いたいね、と。ブライアンの状態についても聞きましたが、今は入院中で、診断された腫瘍の程度は「かなり悪い」とのことです。これからどう治療を進めていくのか、医者と話し合っているとか・・・。ブライアンの今年のクリスマスは病院かぁ~~~。路上で迎えるクリスマスも大変だけど・・・。

私は今から3年前(2007年)のクリスマスに、ブライアンたちとともに4日間テントで寝泊りしたときのことを思い出しました。クエーカー教徒の人たちが、私たちのためにクリスマスディナーの配達を手配してくれて、みんなで輪になって座って、クリスマスのターキーを取り分けて食べたのです。めちゃめちゃ寒かったけど、最高に幸せで特別なクリスマスでした。なんか、もう、すご~~~い昔の話みたいなのが、不思議な感じがします。3年って、大昔ってわけではないのに。

ところで、話は変わって、今日見返した撮影素材は10月のもので、機構の理事長直撃取材をしたときのものが含まれていました。直撃取材について、これから何回かに分けて書きたいと思います。

最初は直撃取材なんて、考えてもいませんでした。普通に広報に取材を申し込んで、別に理事長指名ではなく、担当者が答えれば良いと思っていました。それが、先日も少しブログで触れたように、「会って担当者が説明することは出来るが、写真や映像の撮影は一切ダメ」という回答でした。映画を作っている私は私はもちろんそれ(=映像なし)では納得しないので、できないという理由を説明すべきだし、取材を受けることを考えるべきだ、と何度も主張しました。

機構=独立行政法人ですから、民間企業ではありません。税金(財投)も投入されて、国の施策を実現するために設けられた組織です。その公共性ゆえに、情報公開請求の対象にもなっているのです。それが、国民(映画の作り手も国民であることに変わりはありません)からの要求、国会でも議論された問題(=この団地の件は5月に国会でも取り上げられました)について取材を申し込んでいるのに、正当な理由なく映像取材を拒むとは何事か、と。機構が設置された根拠法や、情報公開法、機構自身のウェブサイトで謳っている情報公開・お客様第一などの文言も引用しながら、機構の取材拒否姿勢を追及していました。

それらに対してなんら明確な答えを得ることなく、先日もブログに書いたように、私が取材申し込みをしていたのと同時期(6月半ばごろ)に、機構は私への取材は拒否しながら、一方でTBSの取材には応じていたのです。

それで私は、これまで私とやり取りをしてきた広報担当者を直撃取材しよう、と思い立ったのでした。で、私は直撃取材をするときに、豪華に2カメでやりたいと考えました。ひとつは私自身が持つカメラ(=興奮しているし、アングルはめちゃくちゃだし、対象者に近づきすぎて、相手の顔などはきちんと映っていない、でも、めちゃめちゃ臨場感がある)、そしてもうひとつは別の人が2~3メートル離れた位置から、ものすごく冷静に事の成り行きをすべて写した映像で、取材する私自身と、応対する相手の表情がばっちりと映っている、というもの。

この直撃取材・2カメ撮影を思い立ったときに、(これをお願いするなら寺澤さんでしょう!)と思いました。寺澤さんには春ごろに会ったとき、取り壊しされようとしている団地を撮影し始めたばかりということは話していました。機構についての現在の対応も説明し、取材に応じてくれないから担当者を直撃取材するしかないと思っている、ひいては寺澤さんも一緒に撮影してほしい、とお願いしました。

寺澤さんは直撃取材について、快く承諾してくれましたが、広報担当者を直撃取材してもしょうがない、ただの担当者で何の権限もない、私が直撃取材をしたら弱いものいじめ風の映像に見えてしまうのでは?と言われました。

・・・そうなんだぁ・・・。でも、私にはこの人が水際作戦で、私の取材を拒んでいるんだと思うんだけど・・・。でも、この人だって、組織の方針で応対しているのであって、自分の一存で行動しているのではないのだから、この人を攻めてもしょうがないのか・・・などなど考えました。じゃぁ、こんな不当な扱いを受けて、誰に言えばいいんだ??? もしかして一番上のトップ??? 天下りだし。でも、どうやって・・・。会ったことも、何の接点もないんだし・・・。

寺澤さんは、「まず機構の登記簿謄本をとってみて」と言いました。これは会社の履歴書みたいなもんだから、と。

会社の役員名などは、機構のHPに出ています。なので、会社の構成や役員などはウェブサイトで確認できます。なんで、わざわざ登記簿謄本を取るんだろう??と思いながらも、ちょうどその翌日に、契約が打ち切られてしまう住民の方が、今後は家賃を機構が受け取らないために、供託することになるため、法務局へ行くことになっていて、わたしも一緒に同行させてもらうことになっていました。登記簿謄本も、法務局で取ります。なので、言われたとおりに登記簿謄本を取ることにしました。取ること自体、私にとっては初めての経験でした。

機構ほどの大きな組織となると、登記簿もかなり分厚くて、ちょっとした雑誌程度の厚さになりました。

手に入れた登記簿謄本を何気なくパラパラと見ていると、各役員の名前とともに、彼らの自宅住所が載っているではありませんか!!!!!!!!

驚きました。だって、機構の役員たちの住所が全部載っているのですから・・・。え~~~、こんな風に住所がばれてしまうのって大丈夫なの???って思ってしまうぐらい。

私は驚いて寺澤さんに電話しました。「住所が載ってる!」って。すると、「でしょ? 登記簿謄本取るのは事件記者の常識だけど、最近の新聞記者はそれさえ知らない人もいる」ですって!

登記簿謄本取れということは、そういうことだったのかぁ!と、やっと分かりました。これで、ターゲットの住所を手に入れるという第一段階をクリア。でも、そこからがまたいろいろあって・・・。

続きは明日。

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