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スタイルの統一

今日は朝から、構成案の更新作業の続きを始め、午後3時ごろまでにその作業を終えました。これでもうすぐに、最新の構成案にあわせて細かい編集作業に入っていけるわけですが、その前に、使いたい素材を使い漏れていないかの最終チェックをしようと思い立ち、キャプチャしたすべての素材をデータベース化したエクセルに目を通して確認をしました。

もちろん使いたい素材で使っていないものは沢山あったけれど、それらは構成上うまく組み入れることが出来なかった素材でしたので、それ以外にうっかり使い漏れたという素材は無いようで一安心。

そのあとは、以前編集ソフトになれるために作ったテスト版を用いて、字幕などのフォント、サイズ、表示方法などをどうするかを決めました。

映画の中では、登場人物の名前や肩書き、撮影した場所の名前、イベントの名前、日付など、さまざまな字幕をつけることが必要です。しかし、それらを自由奔放につけてしまっては、フォントサイズや色、その表示位置などに統一感が無く、全体としておかしなものになってしまいます。

そこで、実際に素材を用いながら、どのフォント、スタイル、サイズが良いか、色はどうか、1行の文字数は最大何文字までとするか、最大何行までにするか、姓と名の間を空けるか、名前のあとに「さん」をつけるか、公職者についてはどうか、などなど、細かいルールを実際にも字を置いてみながら、自分にとって一番自然に見えるものを選んで行きました。(こういうのを決めるときは、一番長い肩書きの人を用いてやるのが良いでしょう)

名前や場所などの字幕について決定した後は、説明書きのキャプションについて、そのルールをどうするか考えました。こちらについては、氏名などに比べて文字ボリュームが多くなることが多いですし、氏名などの字幕とはちょっと扱いを別にしたいと思ったので、いわゆる”座布団”(やや透明度のある帯の上に文字を表示するやり方)を使おうと思いました。その座布団についても、大きさや色、透明度の度合いなどを、あれこれ試して自分の気に入ったものを選びました。(私は派手な色使いやデザインのものよりも、なるべく映像を邪魔せず、観ている人たちの集中力もそぎたくないので、主張しすぎないグレーの座布団をえらびました。)

それらのルールを決定した後は、そのフォント名やサイズなどをエクセル表に記入しておきました。

エンディングのクレジットのフォントについては、まだ決めていません。それはもっと編集作業が進んで、かつ、エンディングのクレジットのボリュームが確定したあとで、決めたいと思っています。エンディング・クレジットは、映画の中のフォントとは必ずしも統一されている必要は無いと思いますし、かえって同じにしたくないなと思っています。

とりあえず、ここまで決めたので、明日からはいよいよ細かい編集作業に入って行きたいと思います!

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