評価が分かれるかも
いやぁ、バランスボールイスが本当に快適で、編集作業に集中しています。今までのパイプイスでは、1時間も座ると腰が痛くなってくるので、お茶入れたり、ストレッチしたりをしていたのですが、このバランスボールではそんなことがないので、今日はお昼ご飯を食べた後は、気がついたらトイレに行きたくなるまで作業をしていました。
今日は、2シーケンス目の半分までを終えました。まぁまぁ良い感じ。インタビューが中心のパートなので、インタビューは基本的に”話がつながっているか”、”テンポ良く進んで無駄がないか”などをポイントに編集していくので、そんなに迷ったり考えたりする場面は、今はもうそんなにありません(最終構成段階でかなり削ったので)。
なのでサクサク進んでいたのですが、2シーケンス目のちょうど真ん中に差し掛かったところから、突然難問が。というのも、以前のブログでも書きましたが、演歌を使うシーンの編集です。
まず、歌の音声データをタイムライン上に置きます。歌は前半をカラオケバージョンにして、最後のほうで歌が入ってくるという構成にしたいため、音声1のトラックにカラオケを、音声2のトラックに歌ありのデータを置き、それらの開始&終了位置を合わせました。(←カラオケのあるなしだけだから、データの長さは同じはずと思っていたら、微妙にずれているのです!編集者泣かせだぁ~!)
曲の長さに合わせて、候補の映像を順番に並べていきました。並べ方を考えるときは、絵的につなげられるか(例えば、同じアングルばかりが続いては面白くないので、さまざまなバリエーションに富ませる)、と同時に会話としても成立していくか(進むにつれて、会話が深くなっていく)の両方を満たす順番を考えます。
全体で3分足らずの歌ですが、曲と映像をあれこれ試していたら、あっという間に4時間! やっと出来ました!!
ちょっとした小芝居風の演出にしてみたりして、私としては気に入っているのですが、でも、(これは評価が分かれるだろうな)とも感じました。というのも、この演歌が入る直前のシーンまで、とても深刻なシーンが展開されているのです。それが一転して(本当にガラッと変わる)、コミカルな物語が始まるので、人によっては”失礼・不愉快だ”とか、”馬鹿にしてる”とか思う人もいるかもしれません。
でも、私としては機構の姑息なやり方こそがコミカル、という皮肉の気持ちをこめて、相変わらず事態は深刻だけれど機構が登場するそのシーンを、ダサ面白い風(←こんな造語があるのか分かりませんが)にしてみたのです。
非難を予測して今から削除して無難にまとめることは技術的には可能ですが、それも面白くないなぁと思って、私はあえてこれで行くことにしました。
映画が完成したときに、このシーンのまとめ方に関してどのような反応が来るか楽しみです。
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