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2年ぶりの再会

おとといは、2年ぶりにパーラメント・スクエアを訪問しました。メールやスカイプで最新情報は得ていたものの、現地に赴くのは久しぶりです。

私がイギリスにいたころは、かろうじてみんなが一緒に抗議活動をしていましたが、このブログでも書いているように、現在はマリアが別の活動をしています。時々バーバラたちに邪魔されながら。

それはすでに知っていましたが、実際に到着してみると、現在マリアを取材中のBBCのロンドン特派員いわく「Invisible boundary」が、初めてそこを訪問する人でも気がつくぐらいはっきりと存在するのです。

マイペースかつ自由な発想で抗議活動を続けるマリアを、8メートルぐらい離れた場所にあるブライアン側のサポーターたちが、まるでスパイの監視のように見張り続け、ひっきりなしに写真を撮り、毎日ブログにアップしています・・・

想像していた以上の状況でした。

それでも、マリアは元気で、マリアをサポートする人たちも日々増えてきているようで、彼女はかなり芸術的な反戦オブジェを掲げていました。また、チャーチル元首相の有名なスピーチ(敵国からイギリス国民の自由と人権を守るといった趣旨のものですが、要はイギリス国民に戦争をするよう説得する内容)を巧みにアレンジして、パーラメント・スクエアの抗議活動をやめさせようとしている政府(4月末のロイヤルウェディングにあわせて、泊りがけでの抗議活動を禁止する法律を作ろうとしています)を皮肉るスピーチを作っていて、その途中のものを聞かせてもらったんですが、チャーチルの話している内容が、皮肉にもマリアたちの言い分を代弁してしまっているのです!! 

3月には完成させてパーラメント・スクエアで大音量で流し、かつウェブサイトにも掲載するそうなので、そうしたらまたこのブログでも情報を載せます。

マリアを取材したBBCのニュース(2分半のもの)は来週BBCロンドンニュースでオンエアされるそうです。内容は、パーラメント・スクエアのこの不仲を取り上げたものとなるそうですが、いったいどうなるのやら・・・

昨日はStroudに友達(イギリス人)夫妻を訪ねに行きました。ロンドンのパディントン駅から長距離列車に乗って約1時間半。まるで絵画に出てくるような美しいイギリスの田舎で、観光地ではなく、上流階級の人たちが住むような場所。住民の構成が面白くて、お年寄りたちはもともとそこに住む保守党支持層の人たち。30から40代の人たちは、ロンドンで成功したインテリのヒッピー層。私の友達も、環境ビジネス系の弁護士です。子供が生まれたのを機に、自然があって、空気がきれいで、コミュニティーがあって、食材は地元の新鮮有機野菜で、意識の高い人たちが住むところに引っ越そうと考える人たちが移り住んでくるわけです。

友達の家は築300年以上のものを改築したもので、夫婦二人に生後3ヶ月の赤ちゃんで8つのベッドルーム!!! 団地の取材をし、居候生活を余儀なくされている私はめまいがしそうでした。訪ねてくるゲストがゲストブックにサインをするための部屋まであるんですよ、そんなのどう考えたっていらないでしょ!って私は思うのですが・・・

今日は一日家にいて、ウェブサイトのデザインをやり始めたところです。大まかな骨格はできましたが、肝心なコンテンツをまだ詰めきれておらず。

明日のロンドンは大雨だそうなので、明日も引き続きウェブサイトをやります!

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コメント

再会で大久ぶりでしょうかね。
色々な話題があるはずでしょう。

投稿: wedding dress | 2011年2月23日 (水) 13時14分

wedding dressさん

コメントをありがとうございます!
本当はいろいろ詳細に書きたいんですが、終日出っぱなしのことが多く、なかなかブログをアップできません。
でも、出来るだけいろんなことを書けたらと思います!

投稿: yumiko | 2011年2月23日 (水) 22時52分

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