« [jp] 雲南その4(3月27日) | トップページ | [jp] 雲南その6(3月29日) »

[jp] 雲南その5(3月28日)

映画祭が前日に終了し、今日は会場の撤収作業の手伝いをすることになっていました。前の晩は遅くまで飲みましたが、朝9時半に目覚ましをセットして起床。朝食を食べに外に出かけます。

先日「トーショーメン」を食べた大衆食堂街の、他のお店に行ってみることにしました。
Dsc00235

今度は「成都坦々面」とあります。朝から劇辛・・・と思いましたが、そこに入りました。
Dsc00233_2

メニュー表が貼ってあったので、指差ししつつ「タンタンメン!」と。
Dsc00229

朝ごはんと昼ごはんの中間の時間帯でしたので、店内は空いていました。
Dsc00230

坦々麺。6元。見た目貧相ですが、豚の内臓や木の実がふんだんに入っており美味。
Dsc00232

朝食を食べたあとは、公園のそばを通って映画祭の会場に向かいます。

今日も天気は穏やか。公園の入り口(広い公園なので、入り口はいくつかあります)
Dsc00227

もうすでに撤収作業の集合時間は過ぎていましたが、公園で沢山の中高年者たちが社交ダンスや体操をしている姿を発見!

トランス調の激しい曲に合わせて社交ダンス。。。
Dsc00242

女性の参加者のほうが圧倒的に多いため、女性同士のペアも多数。
Dsc00243

こちらはテニスの素振りの練習ではなく、テニスラケットとボールを利用した体操。
Dsc00250

さすがにまだボートに乗る人はいませんでしたが、みんな朝から活発です!
Dsc00252

公園の朝の様子をビデオに撮りました。(後半の歌と楽器の演奏は午後に撮影したものです)

公園の周りには良いお茶のお店が沢山あるので、お土産を買うのに良いと聞いていました。お茶屋さんが確かに何軒か並んでいます。
Dsc00237

いわゆる茶葉だけでなく、ローズそのまま、ジャスミンそのまま、レモンの輪切りを乾燥させたものなど、さまざまな種類のお茶が、ビニール袋小1袋に一杯つめて10~50元という値段。日本でこれらを買うことを考えたら、ずいぶん安い。ちなみに、プーアール茶がこちらの特産品と聞きました。
Dsc00238

このお店では、ジャスミンとローズのお茶を買いました。袋一杯で、ジャスミンが15元、ローズが25元でした。
Dsc01255

今回の旅行を通じて買い込んだお茶。
Dsc01253

これは、ポットに入れて5回ぐらい楽しめるお茶です。
Dsc01254

こちらはハスのお茶と書いてあり、飲んでみたら、葛湯に甘みを加えたような、とろりとした感じのお茶でした。
Dsc01256

Dsc01257

さとるさんが演奏していた民族楽器を売るお店もありました。買いたい衝動に駆られますが、たんすの肥やしになること必至なので、断念。
Dsc00239

お茶を購入後は、だいぶ時間に遅れてしまいましたが、映画祭の撤収作業に参加。

両面テープを使用していたため、テーブルにこびりつき、はがすのに一苦労。
Dsc00257

映画祭のスタッフの子が、参加者たちのサインを集めて回っていました。私もポスターに書きました。
Dsc00258

サインをするケイ
Dsc00259

改めてメイン会場はかなり広いなと実感しました。
Dsc00260

映画祭に遊びに来ていた自主制作の監督たちと
Dsc00262

思ったより撤収作業が早めに終わり、やや手持ち無沙汰・・・
Dsc00263

Dsc00264

映画祭のスタッフ&参加者たちでお昼ご飯を食べに行くことにしました。刑務所が管理・運営しているというレストランなのだそうです!

レストランの外観
Dsc00270

記念に持ち帰ったレストランのティッシュにも、”監獄”の文字が。
Dsc01270

レストランの手前では、麻雀にいそしむ高齢者多数。
Dsc00269

聞いてみると、「賭け麻雀」をしているそうです。その後、大理でも高齢者向けのデイセンターを訪ねる機会がありましたが、大抵は男女問わず麻雀をしていました。
Dsc00267

名前を失念してしまいましたが、今回北京から映画祭に遊びに来ていた監督は、北京のアート村に住んでいるそうです。アート村(北京にはいくつか存在するそう)は、北京の中心地からとても離れていて、北京の中心部に出るにはバスで片道2時間近くかかるそうですが、その代わり家賃や生活費は安く、映画関係者のみならず、さまざまなアーティストたちが住んでいるそうです。例えば、私がこの前ロンドンに行ったときに、テートモダン美術館で展示をしていたアイ・ウェイウェイも、北京のアート村に住み、活動をしているとか。昨晩、一緒に夕食を食べたHaohaoや、映画祭で知り合った監督のココカたちも住んでいると聞きましたので、私もいつか訪れてみたいです!

お昼ごはんのあと、何をしようかと、日本&タイの参加者たちで話しました。この日の午後からはフリーです。

ウィが、軍隊の博物館に行こう!と提案したので、そこに行って見ましたが、月曜日ということで休館。残念。
Dsc00272

軍隊の練習場だったのか、広い中庭があります。
Dsc00273

お茶を飲みに行こうということで、お勧めのカフェに向かうことに。映画祭事務所が入っているアパートの前を通りました。数棟でひとつの門があり、そこは暗証番号で住民以外は入れないようになっています。
Dsc00274

Dsc00277

映画祭スタッフのチャチャ
Dsc00275

映画祭事務所は「先生坂」という道の途中にあります。これも科挙試験に由来する坂の名前なのだそうです。
Dsc00280

このエリアの建物はかなり老朽化が進んでいそうですし、建物同士が隣接して採光なども良くなさそうです。国営ではなく、民間の賃貸住宅だそうです。
Dsc00279

溝に物を落としてしまった子供。こちらの学生服は、赤いネクタイがついています。
Dsc00282

Dsc00283

昆明で暮す韓国人が経営するカフェ
Dsc00284

店内の様子
Dsc00288

本棚
Dsc00287

村上春樹の本も見えます
Dsc00286

私は「雲南コーヒー」を注文しました。そうです、雲南はコーヒーも特産品なのだそうです! ブラックでも全然OKなほど、やわらかい味でした。こちらのコーヒー豆は普通の豆に比べて小粒なのだそうです。
Dsc00295

カプチーノなどを頼んだ人は、出てきたコーヒーに大喜び!
Dsc00291

可愛い~~~
Dsc00293

「飲んでしまうのがもったいないよね」と飲むのをためらうチャチャ
Dsc00294_2

日・タイ・中の3カ国でのお茶会は、話題も多岐に及びました。日本の映画やアニメが世界に輸出され、広く愛好されていることは周知の事実ですが、日本のAV、及びAV女優たちが、もしかして一般的な日本人以上に、中国、タイで幅広く知られているということに驚きました!(のちに、台湾でも同様であることが判明)。例えば、「飯島愛」あたりがアジアで有名でも驚きませんが、「蒼井そら」(ギリギリAVを見ない日本人でも知っているか?)、「小澤マリア」、「松島かえで」あたりになってくると、日本人でも結構難しくなってくると思うのですが、中国、タイでは「知らない人はいない」というのです!!!!!(←男女ともに!)

日本の「東日本大震災」の前に、中国の雲南省でも地震が起きましたが、「この地震に対して日本人で一番早く寄付をしたのが蒼井そらだ」と言っていました。(実際には一番早かったかどうか分かりませんが、少なくとも中国人の反応としては「蒼井そらが一番に助けてくれた」と受け止められているようです)

日本のAV女優としてアジアで人気に火がつき、アジアのテレビドラマや映画に出演する女優たちもいるようです。

中国ではAVが表向き禁止されていることで、みんなは日本のAVをネットで無料ダウンロードして観るそうです。「ダウンロードするために会員登録する必要もないし、ウィルスの心配もない」とも言っていました(こちらも真偽のほどは分かりませんが)。

AVの影響か、今回の旅行であった人たちで、日本語を全く話さない人でも、「ヤメテ」、「ダメ」、「チョットマッテ」とかそういう単語は知っていたりする・・・。日本人としては、知っている単語の偏りに微妙な心境にもなったりしますが、でも、AVって日本の輸出産業なんだなぁとつくづく実感しました。映画やアニメに関しては韓国&中国勢の猛烈な成長に、日本の業界は押され気味ではありますが、AVはまだまだその地位を脅かされることはない・・・?!

中国では、女優たちの日本名を中国読みするため、筆談で会話。この写真は、日本のAV女優たちについて書いたもの。次々に出てくるので、本当にびっくりしました。皆さんも周りにアジア人の友達がいたら、ぜひ聞いてみてください!(←そして結果もお知らせくださいねhappy01
Dsc00296

お茶の後は、公園に行きました。湖のほとりを歩きます。
Dsc00299

公園のイス
Dsc00298

公園内にあるカフェもお勧めと聞きましたが、お茶を飲んだばかりなのでスルー
Dsc00301

公園内をしばらく歩きます。
Dsc00305

Dsc00304

昆明最終日近くになってだんだん天気が良くなってきたせいか、公園には趣味を楽しむ多くの人たちが。特に高齢の方々が、歌や音楽を楽しむ姿がとても印象的でした。
Dsc00307

中国の楽譜、面白いです。
Dsc00309

中国の民族楽器を演奏する人々
Dsc00328

Dsc00331

Dsc00332

中央に立つ女性は歌を歌っています。
Dsc00333

湖のほとりで歌うのは、気持ち良さそう。
Dsc00334

この公園は観光名所でもあるので、あちこちにお土産やさんがありました。自分の名前で作るアクセサリーを発見。これがほしい!!
Dsc00316

中国人にも人気なようで、結構な人だかり。
Dsc00320

私の名前「由美子」は、中国読みは「You Mei Zi」なので、Y、M、Zのかごの中から自分の漢字を探します。
Dsc00310

かごの中には、大量の種類の漢字があり、探すのはとても大変!!

アルファベットごとに、このような状態で入っているのです。
Dsc00314

Dsc00319_2

「美」と「子」は見つかりましたが、「由」がどうしても見つからず・・・。他の人も一緒になって探してくれたのですが、断念。
Dsc00313

今回の映画祭で「Martian Syndrome」を上映した映画監督のXue Jianqiang。ニックネームは「ココカ」です。
Dsc00318

公園の中は一部工事中でした。工事をする人。
Dsc00323

Dsc00324

公園の中にあるゴミ箱。Organisnって・・・。
Dsc00336_2


Dsc00335_2

このあと、映画祭のスタッフの人たちは事務所で残務処理があるので戻らなければならないということで、残った日本人(私と良太さん)&タイ人(ウィ、ケイ、イン)の3人で観光をすることに。誰も中国語を話さず、土地にも明るくないですが、ガイドブックを観ながら、新市街に向かって歩きます。

古いアパートと新しいマンションが向かい合うようにして建っているのが印象的でした。
Dsc00338

洗濯物が干してある風景は、アジアだなぁと感じます。
Dsc00343

バイクも沢山並んでいます。
Dsc00345_2

新市街では、車と自転車の道が分けられていました。これは良いアイデアだと思います。
Dsc00347

街中にある公衆電話ボックスでは、電話機がはずされているものが多かったです。
Dsc00348

大型のデパートが立ち並ぶ新市街のメインストリート
Dsc00351

Dsc00356

Dsc00358

でも所々には、昔ながらのお店もがんばっているようです。
Dsc00350

歩道橋の上の屋台
Dsc00353

デパートに入ってみることにしました。
Dsc00359

ショーウインドウの様子
Dsc00361

Dsc00363_2

面白いキャッチコピーを発見
Dsc00364

デパートの中はこんな感じ。日本と変わらない。
Dsc00362_2

デパートの中をとりあえず見てみて、「やっぱり旧市街のほうが面白いよね」ということになり、新市街を離れます。

旧市街へ戻る途中、日本料理屋を発見。お店の名前は「あかさたな」。。。
Dsc00365

図書館の前まで戻ってきました。やっぱりこの図書館、大きいよなぁ。
Dsc00366

Dsc00367

図書館周辺のお土産屋さんを散策。
Dsc00368

各戸の軒先には花壇がずらり。
Dsc00370

落っこちてこないか心配になったりもします。
Dsc00373

夕飯までの間、映画祭の事務所に行ってみることにしました。門の中に入るのは初めて!
Dsc00382


やっぱり建物が隣接しすぎですよねぇ・・・
Dsc00376

映画祭の事務所の中
Dsc00409


Dsc00410

Dsc00378_2

良太さんが事務所でネットをしている間、私とケイ、インは事務所の周りの写真を撮りに出かけました。普段、写真やビデオをやらない人と出かけると、写真を撮るために立ち止まる度にみんなを待たせてしまったり、食事の前に写真を撮っていたりすると「写真撮ってないで早く食べなよ」と言われてしまうのですが、今回の旅行では写真やビデオを撮る人たちばかりだったので、行動のテンポがすごく合いました。

アパートの写真を撮るイン
Dsc00383

ケイ
Dsc00384_2

アパートで撮った写真の数々
Dsc00400

Dsc00385


Dsc00387

Dsc00388

各棟の1階部分はこんな感じ。
Dsc00392

1階部分から上を見上げた様子
Dsc00390

玄関が2重になっていました。
Dsc00398

北京に住む映画監督のツォンフォンによると、北京ではもうこのようなアパートはほとんど残されていない、ということです。取り壊され、新しいビルに変わった、と。かつてはそこで商売をしながらそこで住んでいた人たちは、少ない立ち退き金ではものすごい郊外にしか住む場所を見つけられませんが、そのような場所ではかつての商売は出来ません。本格的な開発の波が、ここ昆明にも押し寄せてくれば、同様の事態がここでも起こるでしょう。
Dsc00402

みんなで夕食を食べに行きました。かなりの大人数でしたが、ツォンフォンのおごりだそうです! 感謝!! 従業員の女性の向かって右隣がツォンフォン。山形ドキュメンタリー映画祭で上映された「馬先生の診療所」という作品の監督さんです。
Dsc00418

中国に来て以降、連日、お昼&晩御飯ともにすごい量の食事をいただいています!! 自分でも、編集作業引きこもり→イギリスの高カロリー食→そしてとどめの怒涛の中華料理三昧で、確実に太ってきていることを実感。このブログを書いている今は、炭水化物と甘いものを控える日々。。。
Dsc00419

でも、ご飯はどれもとてもおいしいし、何よりみんなで食べるのが楽しい!
Dsc00420

Dsc00421

ご飯のあとは、何人かでお茶を飲みに行くことになりました。映画監督のマオ・チェンユと彼の奥さんが中国茶の入れ方を披露。向かって左側がマオ・チェンユ。
Dsc00425

私はゆず茶をいただきました。

Dsc00422

マオ・チェンユは、山形ドキュメンタリー映画祭でも作品を上映したことがあるそうです。数年かけて1作の長編と同じテーマで短編を数本、著作を数冊と制作するそうですが、彼の場合も、他の中国の監督同様、中国各地の映画祭で何度か上映して終わりなのだそうです。奥さんがプロデューサーとして映画作りの資金を稼いできてくれるそうで(職業はデザイナー)、「僕は映画作る人、彼女はお金を持ってくる人」と言っていました。(うらやましいなぁ、それ!)奥さんはどんな気持ちでそれを聞いていたのか分かりませんが・・・

中国で、インディペンデントのドキュメンタリーを上映する映画館というのは、ほとんどゼロといって良いそうで、映画祭といっても、そんなに沢山あるわけではありません。中国政府の中で、インディペンデントのアートや映画に関する部署もないのだそうです(←何かの部署がかねていることはあるかもしれませんが、本腰を入れて積極的に支援はしていないということでしょう)。ネットに活路を見出そうとしても、政治のことを書いたり載せたりしたら、5分でブロックされてしまうそうです。ツイッターやYouTubeも制限されているし・・・。DVDを販売したとしても、それらにリーチできる人の数はわずか。国内が難しいなら、海外の映画祭とか、外から応援していくというのもアリですよね。私も今後、今回の旅行で知り合った自主制作の人たちと連絡を取り続け、日本から何かしたい!と思っています。

タイのインディペンデント事情も聞きました。タイでは、公共の放送でインディペンデントの枠があるそうです。20分ぐらい。しかし、難しい政治事情を抱えるタイでは、ソフトな内容のみで、政治に絡むような内容では放送されないとのこと・・・。

大変な状況の中、それでもがんばり続けている自主制作者たちがいるというのは心強いです!!
Dsc00427

このカフェバーの代金は、マオ・チェンユがご馳走してくれました。結構高いお店だったのに、みんなの分をです! 聞いてみると、今回の映画祭で彼は賞を取り(何賞だったかは忘れてしまいましたが)、5000元の賞金を獲得したそうです。賞金つきの賞を受賞したのが初めてだそうで、その前の晩は飲み会でみんなにビール100本をおごり、すでに1000元以上使ったのだとか!!! 賞金は制作費に使ってよ!!!!と心の底から思いますし、奥さんもおそらく同様の気持ちだと思うのですが、とにかくおごってくれてありがとう。

翌朝は大理に向けて出発です。

|

« [jp] 雲南その4(3月27日) | トップページ | [jp] 雲南その6(3月29日) »

新作制作状況」カテゴリの記事