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[jp] 雲南その8(3月31日)

この日は快晴! 早起きして、朝食の前に何人かで街の中を散策することにしました。前日にフラッと市場の前を通り過ぎたときに、とても活気があったので、ぜひ朝に行って見たいなぁと思ったからです。

8時半にロビーで待ち合わせして、朝食の9時までに戻ってくるつもりでしたが、何人かが起きて来ず、結局市場まではいけずにホテル周辺を見て終わってしまいました。残念。

こんなに晴れたのは、大理に来て以来初めてです。街の向こうに高い山がそびえます。
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ホテルの中庭
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朝の大理の町のようす
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綺麗だからつい写真を沢山撮ってしまう・・・
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余り時間がない割には、それでもあれこれ見れました。
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私だったら、狭いお店の中で、忙しそうに仕事をしている人の中に入って行って撮影するのは控えますが、イェンは平気。
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面白いと思った景色は撮影しながら、朝の大理を歩きます。行き交う人が本当にエネルギッシュで、沢山カメラを回してしまいました。
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私のお気に入りの写真2枚
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肉屋さんもかなり豪快。「発泡スチロールに小分けして販売」などとは無縁のようです。
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みんな逞しい人ばかり。ビデオカメラと三脚程度で「重い!」といっている自分が情けない。。。
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撮影しながらだと、見て回るのに2倍以上の時間がかかるので、朝食の時間にやや遅れてホテルに戻りました。

ホテルの入り口
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朝食の様子
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シャオボからもらった写真
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朝食の後は、撮影の続きです。理想的なスケジュールとしては、前日に映像はきちんと撮れたはずなので、この日は午前中に音の録音を終わらせ、午後からは編集作業に入れるのが望ましいとみんなで話しました。

菊池さんの録音機を借り、使い方を練習します。
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菊池さんも録音に同行してくれることになりました! 早速録音機とカメラを持って外に出ます。菊池さんの録音機は、SDカードにWAVファイルで保存する形式のもの。音だけを録音するので、各録音時の最初に自分の声で録音場所、どんな光景と音が広がっているかなどを吹き込んでおくと、後で聞き返すときに何のものかすぐ分かって便利だと教わりました。

どんな音をとるかの話し合いはせずに、前日同様とりあえず街に出てそれで面白いと思う音に出会う、という方法で行動しました。観光客ばかりのメインストリートは避け、日常の音の風景を撮ろうということで、歩きます。

シャッ、シャッと小麦粉を伸ばす音が軽快だったので、その音を録音させてもらうことにしました。
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建物を解体する作業員の人たちの「カキーン、カキーン」という音も、面白いので収録しておくことに。私は作業員に近づいて音を拾おうとしましたが、菊池さんからもっと離れて撮ったほうが良いといわれました。3メートルぐらい対象から離れて(離れすぎなのではないか?)と思いましたが、音というのは、その音だけではなくてさまざまな複合から成っているので、空間全体を捉えるような録音の仕方が望ましいそうです。カキーンという音がしつつも、ふんわりと全体の雰囲気まで捉えるような、そんな音を収録できるよう、対象からは離れつつ、でも指向性ガンマイクは一番メインの音がなっている方向に向け、しばらくじっと録音をしました。

録音中、近くで軍隊の行進曲のような音楽が聞こえてきて、思わずマイクをそちらに向けました。すると、何か他の音が入ってきても、マイクは振り回してはダメで、まずはその工事の音をきちっととり、その後で改めて別の音をとるのだといわれました。

今回、さようならURもそうですし、デジカメで撮った雲南のミニビデオもそうなのですが、私は自分の視点と同様にカメラを動かしてしまう傾向があります。どこかの場所に入ると、すぐ場所全体を見渡すようにカメラを前後左右に動かしてしまう。それがずいぶんうざったく感じました。

撮影者としてどこかの場所に入ったら、すぐに全体を見渡してどこで何が起こっているのかを把握するのは大切なことですが、カメラは自分の目のようには動かさないように、基本は静止カットの組み合わせでその場を伝えられるように、というのを意識して撮影するようにしたいです。視線の通りにカメラを動かすのは臨場感と親近感があって面白いですが、毎回それの連続では観るほうが疲れますし、美しくないと思います。

菊池さん曰く、何か個性的な音を狙って撮るよりも、さまざまな音が交差する場所、例えば交差点(車、バイク、人の声、子供が走る音、お店からのラジオ)などを撮るほうが、音に広がりがあって面白いし、便利に使えると聞きました。一見何てことない交差点を指差し、ここで2分ぐらい撮影してはどうか?と言われました。
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映像という面からすると、何の変哲もない交差点なのですが、今回”音”に集中してそこで起こっていることに着目してみると、実にさまざまなものが行きかっているということに気がつきました。まるで舞台のように、さまざまな人が出たり入ったり、時には予想し得ない音が起こったり・・・と、なんだか微生物を顕微鏡で覗いて見た時のような衝撃がありました。

録音は二人一組で行います。一人はマイクを持ち、もう一人は録音機の操作とヘッドホンで音の確認。残りの二人は、周囲の音の確認(どこでどんな音が発生しているのか、もう1本隣の通りはどうなっているのか)をする役割が良いといわれました。

私は録音から交代して、今度はデジカメで撮影しつつ、周囲の状況も見て回りました。ケイはビデオカメラで撮影しつつ音探し。
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水場を掃除する人の音も収録。かなり対象から離れていますよね? でも、これぐらいが良い距離なんだそうです。
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途中で、他のグループと遭遇!
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また録音の続き。静かな生活音は撮れたので、今度は街中の活気のある音を撮りにいこうということになりました。
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生きた鶏と、卵を売る女性を発見! 鶏を抱えて歩きながら販売しています!
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後ろのかごに卵が入っています。店舗不要で、すぐに始められるビジネスだなと感心しました。販売するために抱えて歩いているのだということに気がついてもらわなければなりませんが・・・
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ケイからもらった写真。この犬、ゴマアザラシみたいで超カワイイ!
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私と菊池さん
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街中に入っていくと、前日にも会った物売りのおじいさんに遭遇! 「昨日、家に来てくれると思ったのに!」と言われました。おじいさんにもインタビューをします。
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音の録音も無事終わり、お昼ご飯の時間になったのでホテルに向かって歩き始めました。うん、今のところ順調!

街中の様子
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お昼ごはんの後は、いよいよ編集作業の開始です。すでに編集作業に取り掛かろうとしているグループもありました。ところが、そこで現代の問題が!

メディアールの授業でも問題になりましたが、近年の動画フォーマットの変遷はとても速く、激しく、かつ、意図的にかと思うぐらい、どこの会社も買い替えを促すかのようにフォーマットやケーブル、ソケット、編集ソフト、対応できるパソコンをどんどん変えていっています。デジカメ一眼レフで主流になってきているフルハイビジョンの形式AVCHDは、これまでのパソコンや編集ソフトのバージョンでは使用できない場合が多いです。また、フルハイビジョンまで行かなくても、もともと動画は色んな素材があり、素材が同一でも国・地域ごとにNTSC/PALの問題があり、取り込むためのケーブルもFirewireでもピンの数が異なる・・・などなど、細かいところまで調べないとその環境で編集が出来るのかが分からないような状況になっているのです。

そんなわけで、道場スタッフ側が用意したノートパソコンとカメラや動画フォーマットの相性が合わずに、「パソコンに取り込んだが、ファイルが開けない」という事態が続出。ケイのパソコンで動画のフォーマット変換を試みることに。
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素材テープの取り込み
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どこの班も編集中!
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私たちの班は、ケイのノートパソコンでやったので、無事取り込みが出来ました。私のカメラがケイと同じminiDVだったので、大丈夫でしたが、私はHDVの16:9ワイドで撮影していましたが、ケイはスタンダードの4:3で撮影したいたため、完成作品はスタンダードの4:3画面で編集をすることになりました。

素材を取り込みながら、何が記録されているのかをノートに記入して行きます。
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中国語部分の聞き取りと英語でのノートに記入はイェンがやってくれました。
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ケイの編集ソフトはソニーのVegas。イェンとシャオボはアドビのプレミア、私はエディウスなので、主な編集作業はケイが担当することに。どの編集ソフトも基本的な機能は一緒なんですが、画面構成やショートカットボタンが微妙に違って、使い慣れていないとやりにくいんですよね。。。編集段階になって、さまざまな製品の違いの壁に遭遇。
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無事取り込みと内容の記入が終わり、夕食までの時間外に遊びにいくことになりました。

ちょうど学生たちの下校時間
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古い町並みの中で、一軒だけ趣が異なるお店があり、気になっていました。中に入ってみます。
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聞いてみると、ポーランド人がここに住む子供たちの居場所作りとして始めたチャリティーのお店なのだそうです。
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中では、アジア各国で買ってきた雑貨やCDなどが並び、それをチャリティーの資金としているそうです。この建物自体は、オーストラリア人のオーナーから借りていて、そのオーナーの好意で、売り上げの2割が家賃ということで格安に抑えられているのだそうです。
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ここを運営している向かって左側(上の写真)の彼は、もう5年以上中国に住み、流暢に中国語を話します。「中国、アジアの国々は勉強ばかりで遊びがない。だからこういう場所を作りたかった」と話していました。(でも、私が見る限り、大理の中・高生たちは学校後に買い食いしながら和んでいるし、先日は酔っ払って倒れている女子も見かけたし、この地域は受験のストレスはそんなに感じられないように思いました。上海とか北京の上流階級ぐらいじゃないの?と思ってしまうのですが、どうなんでしょうか???)

向かって右側の彼は、まだ数週間前にポーランドから中国にやってきたばかりなのだそうです。これから半年か1年ぐらいかけて世界を旅行して回りたいといっていました。「大学を卒業して、何をやりたいか分からない人は、とりあえず旅に出るんだよ」とのこと。1年後、どんな自分を発見することになるのか、楽しみですね!

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このお店の中で撮影したビデオ

お好み焼きかチヂミのようなものがおいしそうだったので、夕食前でしたが買ってみました。袋に結構入って1元(約15円)。
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ホテルに戻り、夕食を食べます。
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鶏の足がリアルすぎです!!!
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ついに最後まで食べることは出来ませんでした・・・
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夕食の後は編集作業の続き。イェンが中国語会話部分の抜き取りをやります。
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この日は、道場参加者、林るんみさんの作品の上映+ディスカッションがありました。
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るんみさんのこの作品は、TVF2011の大賞を受賞し、インターネット上でも見ることができます! アドレスはこちら

道場2日目が終わりました。

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