« [jp] 雲南その6(3月29日) | トップページ | [jp] たまる確認事項・・・ »

[jp] 雲南その7(3月30日)

この日の朝食は、近くの食堂で食べました。

朝の大理の町。大理は少数民族の「白族(バイズー)」が多く住んでいるため、建物や壁の色も彼らの色である「白」が多いです。

Dsc00514

Dsc00515

食堂に到着
Dsc00513

厨房を通り抜けて席に着くという珍しい造り
Dsc00511

Dsc00512

小さなイスが可愛い。別に子供用というわけではなく、大人もこういう小さいイスに座って食べるようです。
Dsc00506

Dsc00509

米粉を使った麺
Dsc00508

ご飯の後は、ホテルに戻ります。街のあちこちで、朝食を売る人、食材を買う人がいます。
Dsc00518

Dsc00517

特に市場はにぎわっていました。

Dsc00521 

Dsc00523

Dsc00524

ワークショップ会場であるカフェに向かいます。この日、天気はやや回復。
Dsc00525

夜とはまた違った風情。
Dsc00531

大理は「大理石」の産地としても有名で、お店もあちこちにありましたが、「偽モノも多いので注意」と言われました。
Dsc00532

グラフィティもあったりする
Dsc00536

ワークショップ会場のカフェ
Dsc00538

カフェテラスからは池も見えて、よい感じ
Dsc00540

Dsc00543

この日の午前中は、道場に日本から講師として参加した菊池信行さんの音に関するレクチャーがありました。録音、声音で日本のフィクション&ドキュメンタリー映画で幅広く活躍されている菊池さんのお話を聞けるのを、参加前から楽しみにしていました。(菊池さんのウェブサイトは見当たらなかったのですが、菊池さんのこれまでのお仕事一覧がネット上にあります。)

私は映画を作っていて、撮影の仕方や、インタビュー、構成、編集などはあれこれ試行錯誤してやっていますが、「音」は正直言って何か考えて取り組んだことはありませんでした。もちろん、撮影時になるべく雑音の少ないところで撮るとか、カメラの内蔵マイクではなく、外付けマイクを使って撮影する・・・程度のことは心がけてやっていますが、それ以外は特にありません。「音楽」に対するこだわりはありますが、「音」については、試写会で観てくれた映像制作者たちから「音が悪い、雑音が多い」と何度か言われましたし、きちんと手当てしていませんbearing

音に関しては、一人で撮影とインタビュアーを兼任していることもあり、外付けマイク・静かな環境を持つ以外のことは出来ない、と自分で決め付けていましたが、同じように一人でこなしている監督さんたちによると、インタビュー時はピンマイク(被写体の襟元などに小型マイクを取り付ける)を使って音を録音したり、私がカメラを三脚において撮る位置よりももっと近くで撮影をしているのだということを教えてもらいました。私はカメラを余り被写体の近くに置きすぎると、被写体が少し体を動かすだけで簡単にフレームアウトしてしまうのと、被写体がカメラを気にして自然に振舞えなくなってしまうのではないかと考えて、これまでインタビュー時には1メートルぐらいカメラを被写体から離して撮影していましたが、もっと近くても良いと聞きましたし、インタビューしながら手でカメラを移動させたり、アングルを変えたり、みんなも一人でやりつつもあれこれ撮り方も変えているようです! すごいなぁ!! でも、私も(一人なんだから)とクオリティーやバラエティーをあきらめずに、工夫していきたいと思います。

私が音に関して今回の作品から取り組んだことがあるとすれば、撮影時に録音されている現場音に対し、これまではそれらに対してナレーション、音楽の音を載せるぐらいでしたが、「さようならUR」では、夜の鈴虫の音を別に採録し、映画のラストシーン(出て行かざるを得ないと決めた女性が廊下で話すシーンの最後部分)に、彼女の顔→73号棟からの夜景へと移り変わる部分で、現場音に鈴虫音をかぶせてみるということを初めてやりました(つまり、現場音に対し、ナレーションや音楽などの人工音ではなく、別の現場音を重層的に組み合わせてみるというのを初めてやったということです)。

そのような状態なので、音については「全くの初心者」といって良い状態。音の専門家である菊池さんのお話を楽しみにしていました。

カフェのテーブル・イスの配置を換えて、ワークショップの会場にします。
Dsc00546

イ・スチャンから、菊池さん(向かって右側)と、通訳としてワークショップに参加したフォン・イェン監督(ドキュメンタリー映画「長江にいきる 秉愛(ビンアイ)の物語」の監督。ちなみに「長江にいきる~」の音は菊池さんが担当されたそうです)が紹介されました。
Dsc00547

山形ドキュメンタリー映画祭東京事務局の藤岡朝子さんより、映画道場の説明。アジアの自主制作者がとても増えてきていること、作品も面白いものが沢山あること、映画祭で制作者同士が知り合えるが、もっと深い交流が出来ればと思って道場を思いついたこと、日本のかつての映像制作の現場のように人と交流・共同作業をしながら作品を作ることで、一人で完結してしまうのではない面白さがあるという体験をしてもらいたいと思っていることなどを話していました。
Dsc00571

藤岡さんの挨拶のあと、いよいよ菊池さんの講義が始まりました。菊池さんが日本語で話、それをフォン・イェンが中国語に通訳し、タイの参加者についてはスタッフの若井さんが英語に通訳する、という状態で進められました。

・・・でも、もともとが「音」という観念的な世界を扱っているので、通訳するにも難しそう!

Dsc00548

参加者たち
Dsc00550

Dsc00572

講義は大体40分~1時間弱ぐらいだったと思いますが、いろいろとお話された中で、自分が勝手に想像する現場の音よりも、現実に起こっている音はもっと複雑で、もっとドラマチックであるということ、音には沢山の要素がある中で、現実をどう自分が解釈し、どの音を選択していくのかが大切だということ(自分がどこにいて、何を考え、何を見ているのか、それに基づいて音を選択する)、状況に対し、自分はどの距離感でその状況と向き合い、どんな主体性を持って音とかかわるのか・・・などの発言がとても印象に残りました。なぜなら、私はそんな風に音と向き合うといった発想が、自分の中で皆無だったからです。

映像とは異なる音には音の世界観があり、映像に対し音の世界が加わることで、新しい世界が広がる・・・と話す菊池さんの言葉に驚嘆しましたし、頭で理解したような気もしますが、でも、具体的にそれはどのような体験なのかということが、私には全く実感・体感として理解が出来ません・・・。

それは講義を聞いているほかの参加者たちも同じだったようで、講義のあとの質問では具体的な例についての質問が多くありました。

イメージしやすい例として、菊池さんは、菊池さんが音を担当された「チーズとうじ虫」の話をしました。監督のお母さんが肺がんでなくなってしまうというストーリーなのですが、病院にお母さんに会いに行くシーンがあります。病院のシーンは3回あり、回を追うごとにお母さんの病状は進行し、容態が悪くなっていきます。菊池さんはそれを表現するために、病院でのシーンの音は、最初の頃(まだ容態は悪くない)は自然な病院で聞こえる音(外の子供の話し声や周囲の雑音、病院内での音)を使い、2回目(病状が進行)では周囲からの雑音をかなり絞り、3回目(ものすごく病状が悪化)では、病室内のモーター音のような音だけを強調することで、だんだんと病状が進行し、深刻な状況を表すようにしたそうです。

聞いていて、(え~~~、そんな風に音って組み立てられているものなの???)と心底驚きました。

しかし、菊池さんは「チーズとうじ虫」でのこの音の使い方について、ここまでしてよかったのかどうか、今は疑問に思う、とも言っていました。経験の長い菊池さんでも、(すごいハイレベルでだと思いますけど)試行錯誤しながら、音を研究されているのだなぁ・・・と思いました。

全体的に話がハイレベルな制作環境を前提としたもので、自主制作者がどこまでこれらを実現できるのかは未知数な部分が多かったのですが、でも、音の別撮りに関しては、自主制作者にこそ必要な作業ではないかと思いました。一人で撮影しているときには、撮影している対象の音だけで手一杯になってしまいますが、そのあとや後日、改めてその場を訪れて、周辺の環境音を採録するというものです。私もこれまでにやったことはありますが、今後はもっと意識的にやって、現実をよりリアルに感じられるような重層的な音の世界を表現できるようになりたいです!(やりすぎや、逆効果には注意しなければなりませんけれども・・・!)

菊池さんの講義が終わり、ワークショップの班分けがありました。国籍、語学、機材の有無をベースに班分けされているのだそうです。私は中国人のウェイ・シャオボ、台湾人のイェン、タイ人のケイの組になりました。

ワークショップの最終日までに各チームが10分間の短編を作るという課題が与えられました。テーマは「大理」。そして、映像とサウンドをシンクロさせてはいけないという決まりがありました。このときは、音に関するワークショップですし、(へぇ~)ぐらいにしか思っていなかったのですが、あとでこのシンクロ禁止にかなりてこずることに!!

午後からは早速チームごとに、ミーティングをして何を撮るか決めたり、ロケハンに出かけたり、早速撮影を始めたりするとのことでした。何時までに何をするという目安はなく、ただ最終的な締め切りが決まっているだけで、その間をどう進めていくかはまるっきり私たちに任せられています。

菊池さんの録音機材をグループごとに交替で貸してもらえるということで、使い方をレクチャーしてもらいます。
Dsc00568

ホテルに戻り、お昼ご飯タイム!

朝にぎやかだった市場は、お昼は落ち着いていました。
Dsc00552

Dsc00553

銃撃戦?!と思うような大量の爆発音が聞こえたと思ったら、新装開店のお店の前で大量の爆竹を鳴らしてお祝いしていたのでした。
Dsc00555

この日のお料理は、内モンゴルの野生的な料理だとのことです!
Dsc00557

各自、お皿に好きなだけとる方式。
Dsc00558

(取り過ぎたか?)と思いましたが、完食。特に撮影をやる前って、精神的にがっつり食べておきたい気分になるんですよね。多分これ、撮影が始まったら食事を食べる時間の保証がないというのを体が理解しての行動だと思います。
Dsc00560

私と全く同じ、キャノンのHV30を使っているボチャオ。ちなみに、日本の震災後、中国では日本の電化製品の値段が上がり始めているそうです。ビデオカメラもかなり高くなっているとのこと。日本のメーカーが打撃を受け、供給量が減ると見込んでの反応なのでしょうか? ・・・でも、日本のカメラの多くは本社は日本でも、製造は「Made in China」なんじゃないかと思いますが・・・

Dsc00565_3

お昼ごはんのあとのひと休み。
Dsc00562

お昼ごはんのあと、私たちの班(グループ3)で集まり、どうしようかと話し合いました。話し合いを始めてまもなく、大理の町について知らないんだから、何が撮れるか分からない、まずは町に出てみないと、ということで、早速カメラを持って「まずは歩いてみる、で、面白いものがあったら撮影してみる」という方針の下、出かけました。

私はこの班の考え方やフットワーク、その場のノリで突っ走ってしまうようなところが、とても性に合いましたが、班によっては、街に出る前にかなり深いところまで議論しあったり、各自がカメラを持ってバラバラに出かけ、ロケハンをし、夜に報告しあうスタイルで進めた班もあるようでした。

私たちの班には、道場スタッフの愛さんがスーパーバイザーとしてついてくれ、私たちの勧め方にアドバイスをくれたり、撮影に一緒に同行してくれたりしました。

大理の町を歩き、面白そうと思ったもの・ヒトに積極的に話しかけていきます。

これはアクセサリーを作る職人さん
Dsc00576

Dsc00577

撮影に費やせる時間は明日にもあるので、面白いと思った場所に戻ってこれるように、ビデオだけでなく写真も撮っていく様にしよう、ということになりました。全員、自主制作のドキュメンタリー監督だから、国籍の違いはあるけれど、共通点も多く、行動しやすかったというのが、このワークショップ全体を通じて私が感じたことです。多国籍で、しかも初対面のチームでのグループ制作というと、誰かがリーダーシップを取ってみんなはそれに従うとか、みんなの意見が合わない結果、全員が妥協したものに落ち着く・・・という事態に陥りがちなのでは?とも想像していたけれど、逆に一緒になることで、勢いが出て、アイデアもわき、エスカレートしていく(←良くも悪くも)・・・というのが、私の実感です。でも、これはメンバーと組み合わせによるところが非常に大きかったかもしれません。

大理の町を歩きます。
Dsc00580

白族の帽子をかぶったおばあさんDsc00584_2

Dsc00585

物売りのおじいさんが、私たちにやたら親切に話しかけてきました。観光地で親切なヒトには要注意なことが多いですので(←後で金銭を要求されたり)、最初私たちは警戒していましたが、途中からおじいさんは友達がほしいのだ、と思うようになりました。

植物と水墨画のような絵巻を売るおじいさん。いかにも売れなさそうだと思いましたが、2枚売れたとイェンに主張しています。
Dsc00587

Dsc00588

カメラを向けている私に、自分を撮ってくれ!と要求が。
Dsc00589

私は(自然な表情のほうが好きなんだけどなぁ)と思いつつ、おじいさんの要求でもう一枚写真を撮ります。
Dsc00590

なんと、おじいさんは私たちを夕食に招待したいということで、住所を書き始めました!
Dsc00591

一瞬私たちの間で(彼の家に行ってインタビュー?)という考えがよぎりましたが、まだまだ撮影を始めたばかりだし、大理からちょっと離れたところに住んでいる彼の家まで行くのは時間的にも厳しいということで断念。おじいさんと別れました。

撮影のために大理を散策・・・といいつつも、お土産屋を見つけると、そちらに心が奪われてしまいます。
Dsc00593

Dsc00594

ケイ
Dsc00602

一通りメインストリートを歩いてみて、「これは大理の表向きの姿でしかない!」ということで一致し、「細い路地に入り、大理の人々の本当の暮らしに触れよう」、ということになりました。

細い道を探し、入っていきます。超、行き当たりばったりです。
Dsc00597

白く塗られた壁から、石を積み上げたような壁に景色が変わってきて、(これは期待できそう!)という予感が。
Dsc00598

どんどん歩いていきます。
Dsc00599

高齢者のデイセンターがありました。麻雀をするお年寄りたちの姿が見えました。
Dsc00596

大理で普通に暮している人の生の声が聞きたい!と色んな家を覗いてみるも、人の気配がありません。
Dsc00600

それでもいろいろ歩き回っていると、庭で掃除をしているおばあさんを発見。
Dsc00612

ワークショップでビデオを撮影しているということを話、取材交渉。なんと自室内でインタビューに応じてくれることに!

シャオボがインタビュアーとなり、私が撮影をしました。途中で、イェンに交代。
Dsc00603

彼が、インタビュアー越しにおばあさんを撮る撮り方をやっていたりして、私一人ではそんな撮り方をしないので、撮り方がいろいろ参考になりました。(その他にも、彼は道端の工事現場の作業員なども、作業員を直接取るのではなく作業員が働く影を撮影していたりして、面白かったです)

このおばあさんは残念ながら、大理出身ではないのですが、それでも大理に長く住み、最初は露天商から始め、その後国営の工場で定年まで働き、現在は年金生活で快適に暮しているといっていました。子供たちは同居していませんが、何かあったときはここまで来てくれる、とも。

ちょっと差別発言が混じっているかもしれませんが、彼女によると大理の少数民族の人たちは、商売上手ではないのでビジネスが出来ず、主によそからやってきた人たちに土地を貸すことで生計を立てているといっていました。

15分ほどインタビューをさせてもらい、後は日常生活の様子を撮影。

今度はシャオボがカメラを回します。
Dsc00610

私とシャオボ、イェンで室内でインタビューをしている間、ケイは外で家の外観の撮影をしていました。おばあさんの生活を感じさせる、日常のさまざまな小物を撮っておくのも、ドキュメンタリー撮影に欠かせない作業です。
Dsc00609

Dsc00615_2 

Dsc00617

Dsc00613

Dsc00614

ちゃんとインタビューもしっかり出来たし、風景もきちんと撮れた・・・運よく調子よく物事が進んでいるので、一同安心。このおばあさんのインタビューを核にして、後は大理の風景を・・・と考えます。

私は思っていた以上に上手くことが運び、撮影できたことを、少し不思議にも感じていました。そして私たちのグループの人たちが、どんどん、もっと、という流れで、怖いもの知らず状態となって知らない人の家の門をたたいてみたり、知らない人に話しかけたりするのを自然に行っているということに関して、「普段からこう? 自分の国で、自分ひとりで撮影しているときもこう?」と聞いてみました。

私自身は、もともと好奇心が旺盛で、普段から映画作りと関係なくカメラを構えることは日常生活でしょっちゅうあるし、知らない人にも話しかけたりする”性質”と”傾向”はありますが、でも、こんなにどんどんはやりません。必要な範囲で、撮りたいという気持ちに応じて、です、あくまでも。

イェンは、「普段から自分はこんな感じ」と言っていましたが、ケイとシャオボは、「自分は普段絶対しない」と言っていました。旅先での開放感と、グループで行動する心強さというのが、ずいぶん作用しているように自分でも感じました。

とりあえずはインタビューを撮れたと言う事で、ずいぶん気持ちが楽になり、観光気分で街を散歩。
Dsc00619

Dsc00620

メインストリートでは、お土産売りの女性が激しくアピール
Dsc00623

100メートルぐらい一緒についてきて、やっとその人があきらめてくれたと思ったら、また別の女性が・・・
Dsc00624

この女性は、カエルの鳴き声のするおもちゃを売っています。
Dsc00625

ちょうど学校が終わった時間なのか、街はまた学生であふれています。
Dsc00635

Dsc00636

ここにも煮込みうどんの店が。お腹がすいてきました!
Dsc00632

小さな子供たちもお菓子を買っています。日本の駄菓子屋のようなお店にて。
Dsc05308_kae

買ったおもちゃで遊ぶ子供たち
Dsc05310_kae

Dsc05312_kae

大理は観光地でもありますが、朝と夕方に関しては地元民でにぎわっていると思いました。

夕食のため、ホテルに向かって戻り始めます。ホテルの前で、倒れている女子中学生を発見! 大変だ!!!と大騒ぎになりましたが、なんと、酔っ払って倒れたのだそうです!! 制服姿の女子中学生が、日中に学校の近くで酔っ払ってうずくまり、嘔吐している姿は、日本人の私には衝撃的過ぎました。「中国では飲酒は何歳からと法律で決められているのか?」とシャオボに聞きましたが、「決まってないんじゃない?」と言われました。ホントに?!?!(もしかして法律では一応定められていても、守っていないという状態なのかなぁ・・・。よく分からないけど、タクシーの運転手も、高速で飛ばしてもシートベルトもしていなかったし、いろんなことが無法状態となっています!)

この日の夕食。
Dsc00643

Dsc00639

Dsc00640

Dsc00637

またまたてんこ盛り&完食! 本当に連日食べすぎでやばいです!
Dsc00644_2

夕食は、同じ班の人+αで食べました。
Dsc00645

この「映画道場」というプログラムは、日本・タイ・中国の3カ国でのプログラムなので、台湾人であるイェンは、本来参加者として含まれていません。彼は映画祭にやってきて、この道場が映画祭の後にあると聞き、費用を自分で負担することで特別に参加させてもらったのだそうです。

ご飯を食べながら、イェンは自国・台湾の歴史と中国との関係について語り始めました。私から見て、イェンは中国人に対して恨みを言うのではなく、坦々と現在の台湾の状況を話しているように感じましたが、中国人から「こういう話はテーブルの下でするものだよ」と言われました。イェンがそのまま話を続けると、中国人の二人は席を離れてどこかへ行ってしまいました・・・。

イェンは「この話題のせいか?」と私とケイに向かっていったので、私たちは「そうだと思うけど、気にすることないと思うし、その話がもっと聞きたい」と言いました。気にすることない、といいつつも、雰囲気は気まずく、私はその状態が不思議にも思いました。なぜなら、もちろん国レベルでは現在も摩擦が続いているけれども、この集まりは、一般的な社会からすればずいぶんリベラルな人たちの集まりで、自主制作のドキュメンタリストとして政府と時に対峙しながら制作を続けている人たちで、まだ20代の若者たちでもある・・・。そんな人たちが、台湾との関係については別、というような態度をとることが不思議でした。

でも、雲南映画祭のパンフレットでも、台湾からの作品部門の紹介は「中国台湾単元」(Films From Taiwan, China)と表記されていて、台湾は中国に属するという前提に立っていることが伺えます。なかなか難しいんだなぁ・・・ということを思い知らされたような気分でした。

夜ご飯の後は8時から道場参加者の作品を上映&ディスカッション。この日は中国の監督さん二人の作品。
Dsc00647

Dsc00653

ディスカッションはいろんな人が発言して、連日かなり盛り上がります。この日は、イ・スチャンのお父さん(歴史学者)も発言。ディスカッションの様子をビデオに撮りました。

道場の2日目が終わりました。

|

« [jp] 雲南その6(3月29日) | トップページ | [jp] たまる確認事項・・・ »

新作制作状況」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« [jp] 雲南その6(3月29日) | トップページ | [jp] たまる確認事項・・・ »