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[jp] 扱いやすいデータ

昨日のブログで、「ナレーション撮りに関しては、あらゆる音を捉えすぎてしまっているので使わないかも」と書きましたが、ナレーションで録音したデータを、一応編集のタイムライン上に置いては見ました。

すると、完全無音室でとられているためか、私から発せられる音以外は無音なのです。そうすると、何が良いかというと、例えば言葉を発する前に私が口を開く音(上下の唇が離れる音)まで録音されていたりするのが、簡単に、きれいに削除できるのです! 自分で、ビデオカメラに向かってナレーション録音をしたときは、ビデオカメラの「ジー」という動作音が入っているため、ブツブツと切ると、動作音は微妙に変わるのでつなげなくなってしまうのですが、このスタジオで撮った音はそういった雑音が入っていないから、好きなところで削除したり、つなげたり、話の間を取っていなかった分は離したり・・・と、自由自在! これには驚きました。

参考までに、私が編集ソフト上に、ナレーションデータを置いてキャプチャしたものを紹介します。同一原稿を読んだ部分です。(クリックすれば大きな画像で見られます)
Photo

上に置いたデータが自分で録音したナレーション。私が話していないときでも、ビデオカメラ内部の動作音のため、わずかに音が存在しているのが分かります(上の段の水色で囲った部分)。それに対し、下のスタジオ録音は、完全な無音となっています(下の壇の水色で囲った部分)

また、リップノイズ、息継ぎなどでわずかに入る音声についても、下の段の赤で囲った状態のように表示されるため、見つけやすく、ここを切り取りさえすれば、耳障りな雑音を取り除くことが出来ます。

ちなみに上の編集画面は、1フレームの単位で表示した状態です(1秒=PALなら25フレーム、NTSCなら約30フレーム)。

なので、当初、ナレーションは自分で撮ったものを使うとしていましたが、スタジオ録音のほうを使うことにしました。自分の声のトーンまで変わって読んでいるところは、直しようがないのですが、今日は録音をしていただいたスタジオの河野さんに、OKテイク以外のデータも送ってもらったので、そこから探して使えると良いですが。

何しろ、自分の録音では、他で読んだ部分の単語だけを部分的にコピーして貼りつけるなんて不可能に近いのですが、このスタジオ録音の素材は、例えば「2010年の5月26日に・・・」という原稿で、「5月」部分が自分の声が上ずってしまっていたので、他のところでたまたま「5月」と読んでいる部分のデータからコピーしてそこだけ入れ替えたところ、全く気づかれないようなよどみのなさでした。

そういえば、ナレーション録音のときに、河野さんが「言い間違えたときは、その間違えた箇所の句読点一つ前ぐらいから言い直して」と言っていたのを思い出しました。私は普段ナレーションで間違えたときは、そのセンテンスの最初から読み直すのが当たり前でしたので、そのときはそういわれて不思議に思いましたが、今から考えると、完全無音状態だからそんな読み直し方も可能になるのですね。

やっぱりスタジオ録音はそれなりに差が出るのだな、と実感した瞬間でした。

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