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[jp] 実は再録音・・・

書きそびれたまま今日まで至ってしまったのですが、先月半ばにレコーディングスタジオで、自分のナレーションの録音と、カリンバ奏者のSageさんのレコーディングをしたのですが、昨日はそれらの再録音を同じスタジオで行ったのでした。

本格的なレコーディングスタジオで録音した素材というのが、通常のデータや素材とはずいぶん勝手が違うのだということは、以前このブログに書きました。ナレーションのデータも、完全無音状態で録音した素材であるため、ずいぶん編集がしやすいのですが、声のトーンが違って読んだ部分については、いくらプロの録音スタジオでとった物でも、どうにも変更・向上の余地がないわけです。すっごく気になる、程のトーンの違いではなかったのですが、再録音をするならナレーションもやり直そうと思ったのでした。一定の声質やトーンで読み続けることが出来るって言うのは、すごいことだと思います。私なんて、毎回ビミョーに変わってしまうのです!

Sageさんの演奏については、Sageさんが画像を見ながら即興で演奏してもらったものよりも、私がSageさんがもともと持っている曲を合わせたほうが合うなと自分で思ったので、その曲を演奏してもらうことになりました。

ということで、昨夜は夜9時よりレコーディング。ナレーション2フレーズと1曲だけなので1時間で予約をしましたが、機材トラブルも何もなく進行したにもかかわらず、終了は12時!!!!! びっくりです!!!!

今回は、(今度こそは)という気持ちで確認の時間を多くとり、例えばナレーションのリテイクに関しても、OKなナレーション部分のデータも取り込んでもらって他のナレーションパートと聴き比べながら、今回のだけトーンが違っていないかの確認をしたり、Sageさんの演奏についても映像とあわせながら確認したり・・・をしていたので、(だからかどうか分かりませんが)、とにかく終了は12時。Sageさん、エンジニアの河野さんにはとっても申し訳なかったのですが、雑談しながらの作業はすごく楽しくて、また、音に無知な私にとって音にまつわるさまざまな話はめちゃめちゃ面白かったです。

例えば、カリンバとか、古代から使われている民族楽器のほとんどはシャーマン的に宗教や祈りの儀式の中で使われるものだったということ。カリンバは、何十時間も休まずに演奏を続けると、霊が降りてきて、憑依する・・・というように使われてきたのだそうです! すでに予定していた1時間のレコーディング時間を越えてカリンバの演奏をしてもらっていたので、一瞬(憑依しちゃったらどうしよう)と真剣に焦ってしまいましたcoldsweats01

また、レコーディングスタジオにはさまざまなPAの音響機材が備わっていますが、このPAというのは第二次世界大戦で発達したものだと河野さんは言っていました。ヒトラーの声を如何に威厳のあるもののように伝えるか、後ろのほうの席まで音のずれなくスピーチを伝えるか・・・このような時代の要求によって、PA機材が発達してきたというのです! そのため、旧西ドイツのPA機材には名門が多く、スタジオのプロユースとしても多く使われているそうです。

何かが存在し、普及する背景には、必ず歴史や理由というものがあるのだなぁ・・・とつくづく思いました。ただ単に「よりよい音を聞きたい」という欲求だけではなくて。

そんなことを考えた再レコーディングでした。データについて、今度こそはばっちりと思っているのですが、それは実際に編集ソフトに取り込んで、タイムライン上であわせてみてからですよね。なんか怖いなぁ・・・!

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