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2011年7月

[jp] だんだん上達

昨日は、日野市の生活保健センターで上映会でした。今回は、住民の会ではなく、高幡台団地73号棟の住民を支える日野市内の人たちによる、初めての上映会です。

生活保健センター外観(昔の市役所庁舎なんだそうです!)
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上映会は2時からで、準備のための集合は1時と聞いていたので、その5分前ぐらいに到着したら、すでに皆さん到着されていて準備の真っ最中でした。

進行の打ち合わせをする田中さんと林田さん
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この日は天気が心配でしたが、雨はやみ、カンカン照りに。雨も大変ですが、あまりに暑いとそれはそれで大変です。イベント開始15分前の時点で入場者は10名ほど。日野市内の各地でたくさんのチラシを配ってくれたそうですが、「これから人がどっとくるっていうのは、ちょっと想像できないよね?」と話しながら、つくづくイベント開催・集客の難しさを思いました。

でも、うれしいことに予想を裏切って、イベント開始5分前ぐらいから続々と人が入ってきました。最終的には60名の来場者があったそうです!
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上映のあとには、私のトークと質疑応答、それから73号棟の住民の方による挨拶がありました。
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その後、休憩なく約3時間のイベントでしたが、担当弁護士からのお話あり、会場からの質問ありの、充実したイベントでした。

司会を担当してくれた田中さん&林田さん、そして住民の皆さんのお話しぶりを聞いていて、色んな場所で人前で話す機会が増えて、格段にお話が上手になってきている!!と思ったのでした。

ところで、先週の高幡台団地の盆踊りの写真をアップしていなかったので、今日ここにご紹介します。今年もおでんの屋台。
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食品の実演販売をやっていた津覇さんの、本格的なおでんの鍋
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売れ行きも良く、追加で仕込みをする村井さんと栗原さん
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お疲れ様の乾杯
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今回のおでんは明らかに昨年のものよりおいしかったです。先日のミーティングでそう伝えたところ、「今年で3回目だから、だんだん進化している」と言っていました。昨年はソーセージをおでんの具として加えたところ、スープの味があまりよくなかった(←ソーセージを湯びきして加えればそれは解決するそうですが)ので、そのあたりを改善したとのこと。

おでんといい、トークといい、だんだん腕を上げている住民の皆さんですhappy01

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[jp] さよなら原発・夏祭り(福岡)

イベントの案内です。福岡方面の方はぜひ! すごく面白そうです!!
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◆◇♪♪≪さよなら原発・夏祭り≫♪♪◇◆

★ 私たちの声と行動で原発再稼働は止められる ★
★原発とめよう! 座り込み100日間!!

     みんなつながっている
         絆
    大地 水 空 生きとし生けるもの

日 時:7月30日(土)18:30から20:30
場 所:福岡市中央区警固公園
地図:http://tinyurl.com/2dbqqxx
主 催:★原発とめよう!九電本店前ひろぱ★
連絡先:090-1324-8588(ひろば) 080-6420-6211(青柳)
         eメ-ル:y-aoyagi@r8.dion.ne.jp

  ◆◇♪♪ プログラム ♪♪ ◇◆

 ◇・夕涼みで(出会いと交流)
      ・大型トラック・ステージ(舞台)設置。

・ひろばからの挨拶(100日間の思い)
・マイクアピール
    ひろば:『楽しい節電ライフ』
    ひろば:ひなんカフェ
・ギター演奏
・原発音頭(みんなで歌って踊ろう)
・映画DVD上映(九電交渉・デモ・株主総会・ひろば)
    福岡での行動ドキュメンタリー
・キャンドルナイト・詩の朗読
   原発の火を消し、命と希望の灯火を!!
 ※ろうそく・提灯をご持参できるかたはよろしく。

どなたさまもご自由に参加下さい。
「原発いらない」思いの人たちとつながろう。
※食べもの・飲みものは各自持参で分かち合い(アルコール可)
※さしいれ・カンパ大歓迎 ※ゴミはお持ち帰りいただきます

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[jp] 出産より痛いという・・・

数日はかかると思っていた、ブライアンのメッセージビデオの字幕入れ作業ですが、一昨日の午前中、そして昨日で終わらせることが出来ました。

一昨日は、午後からDVCAMテープの作成をお願いしに、東京ダビングセンターへ行きました。既に予約してあり、後は申込用紙に記入して支払いをするだけという段階になって、ふと「ハイビジョンのMP4データをDVCAMにダビングしたら、DVCAMもハイビジョンなんですよね??」と聞いてみたら、「DVCAMはアナログなので、ハイビジョンではないのです」という返答が!!! 「では、クオリティーも下がってしまうのですか?」と聞くと、「アナログ変換するので、それはそれなりに・・・。」とのこと。

ハイビジョンのまま、他のメディアにするには、例えばHDVCAMテープにするとか(但し東京ダビングセンターでは対応していないし、上映施設でも対応しているところは少ないのでは?とのこと)、それかブルーレイディスクなのだそうです。

ブルーレイだったら、私自分で焼けるじゃん!ということで、土壇場になってDVCAMのダビングはキャンセルしました。わざわざ高いお金を払って、質を下げたものをつくる必要はないのですから。映画祭でもブルーレイは対応しているということだったので、自分でつくることにしました。(但し、再生を別のプレーヤーでも確認してから事務局に送ろうと思います)

その後は、知り合いの紹介で、初めて整体に行きました。「東日本大震災にボランティアで行った人は、整体1回無料」というキャンペーンをやっているそうで、それで紹介されたのです。夜は別の用事があったので、予約は4時半に入れていました。

到着すると、洋服を着替え、施術台へ。事前にいただいたメールでは「うちはボキボキ系の整体ではないのでご安心を」と書いてあったのですが、確かにボキボキ系ではないものの、ゴリゴリ系で、金属のボールみたいなもの(パチンコ玉ぐらいのもの)を手袋に付けて、ツボみたいなところを容赦なくゴリゴリするのです!

あまりの痛さに驚いて「痛い!」と叫んだら、「この前ここに来た私の友達が”お産より痛かった”って言ってたんですよ(笑)」って言われて、(え~、それ笑えないんだけど!!!)って思いました。

体に悪い部分があるから痛いのか、それとも金属の玉をゴリゴリ押せばそりゃぁ誰でも痛がるのか、それは分かりませんが、激痛のまま2時間あまり・・・。

昨日もまだ強く押された部分が痛くて、(これどうなんだろう・・・)って心配したのですが、今日は痛みが取れ、気持ちのせいか、いや、多分明らかに、足のむくみがかなり取れたように感じます! じゃあ、やっぱり効いたのかしら??? 

でも、お産より痛いというあの整体は、また受けるにはそれなりの覚悟も必要です。その日の夜に会った人(男性)にその話をしたら、「じゃあ、自分だったら死んじゃうね」って言っていましたwobbly

整体に行く途中、良い感じのレストランやカフェがあったので、それはラッキーでした。今度ぜひ行ってみたいと思います。

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[jp] ブライアンの日本に向けたメッセージビデオ

2009年のヒロシマ平和映画祭プレイベントで「ブライアン~」を上映していただいたときに、イベントに向けてブライアンからメッセージビデオを送ってもらいました。本当はパーラメント・スクエアからスカイプ中継とか出来たら良いねと話していたのですが、WiFi接続とか持っている人がサポーターの中におらず、ビデオ撮影したものを送ってもらったのでした。

ヒロシマ映画祭のプレイベントでは、ビデオメッセージを私の同時通訳で流しました。字幕入れをする環境が私になかったためです。ブライアンはいつもの調子で演説しているのですが、考えてみたらこれが最初で最後の、日本に向けたビデオメッセージとなってしまったのでした。

その後、そのビデオはお蔵入りしてしまっていたのですが、現在はPC環境も整ったので、「ブライアンと仲間たち」追悼上映会用に、字幕入れをする作業を今朝から始めました。完成まではまだちょっと日数がかかりますが、でも今後は「ブライアン~」の追悼上映会のときにこのビデオを流すようにしたいと思います。

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[jp] DVCAMをつくる

今日は、朝起きてまず「さようならUR」ハイビジョンのMP4データを高容量ディスク(DVD-R DL)に焼いて、再生を最初から終わりまでチェックしました。というのも、さ来月のあいち国際女性映画祭では、DVD上映ではなく、劇場公開で使うような高画質のDVCAMテープで行うので、そのテープを作成するためです。

とはいえ、DVCAMのダビング機(20万円ぐらいします! しかも今はもう生産が終了しているらしい)か、DVCAMで撮影が出来るような業務用カメラ(こちらはもっと高価)を持っていないと、自分でDVCAMテープに記録することは出来ません。なので、時々お世話になっている「東京ダビングセンター」に問い合わせて、ハイビジョンのMP4データをDVCAMにしてもらえるか聞きました。テープ+ダビング代込みで12,000円で可能だとのこと。ちょっと値が張りますが、でもそれでお願いすることにしました。

「ブライアンと仲間たち」もDVCAM版があるのですが、もともとの画質や音質が低いものは、かえってDVCAMにすると粗が目立つような気がしました。今回はハイビジョンで、音声も以前に比べたら格段に良い状態で撮れているので、その真価が発揮できるDVCAMテープでどんな仕上がりになるのか、とても楽しみです。

DVDでの上映では、機材との相性で万が一再生されないこともあるので、普段の上映用にはミニDVテープ版を自分で作りたいと思っています。以前、ビデオアクト上映用に土屋トカチさんに作ってもらったものがありますが、最終版はそこからちょっと変えてあるし、NTSC仕様で自分のカメラでは再生できないので、自分のカメラとプロジェクターをつないで再生できるPAL版を作ろうと思います。ビデオカメラを買ってきたときに音声・映像ケーブルが付属してきたはずなんですが、それはどうやらイギリスに置いてきてしまったようで、手元にありません。それを持ってないとプロジェクターとつなげないので、今度量販店に行って探そうと思います。

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[jp] どうやら深みにはまったらしい

昨日、「さようならUR」英語字幕のネイティブチェックを担当してくれている、イギリスのポールにスカイプで進捗状況を聞きました。当初の予定として、「大体2週間ぐらいでお願いします」と伝えてあり、本人も字幕翻訳のエクセルをざっと見たときは「2週間あれば大丈夫」といっていたのですが、昨日様子を聞いていたら、なかなか苦戦しているようでした。

翻訳というと、インターネットの翻訳機能(精度は低いですが)もあるぐらいなので、機械的にある言語を他の言語に置き換える作業と思う人もいるかもしれませんが、実際は、翻訳に携わる当事者の理解度(言語的なもの+描かれている内容的なもの+さらにはその国の文化・歴史に対する理解)、そしてその人の語学センス(単にネイティブというだけではダメ)などが大きく関わる、人為的なものなのです。

私自身、何度が字幕翻訳をしたことがありますが、そのときに思ったことは、字幕翻訳というのは、簡単な筋書きだけが与えられているようなものであって、自分でそれをもとに脚本を書くような作業である!とさえ思ったのです。それぐらい解釈に幅があり、表現は無限大(良くも悪くも)な世界なのでした。

ポールが特に混乱していたのは、発言の内容自体はかなり怒っていて、強い批判を含むシーンなのに、その発言をしている本人の表情や声のトーンがそれとはそぐわないと思うときがある、というもの。確かに、これは判断が難しい。それに、もしかして、文化的な違いの差で、イギリスだったらこんな言葉を発するときは激高したときだけだけれども、日本では必ずしもそうではない、というような原因もあるかもしれない。英語で言うところの「Swear words」(ののしり言葉)が、日本語で該当する表現を探すのが結構難しいのと同様に。

発言している本人が穏やかそうに見えて、結構過激な発言をさせることで、逆に皮肉をこめた発言の演出というようにも出来るかもしれないし、違和感があるなら、発言の真意は変えないままもう少しソフトな言い回しに変更するのも良いかもしれません。このあたりのさじ加減やアレンジは、まさに翻訳者の腕にかかっています!

というわけで、最初はスンナリ行く予定だったネイティブチェック作業、けっこう深みにはまってしまったみたいです。

映画の中で、住民の一人が入居したての頃に撮影した写真を持って、近くの山に登るシーンがあるのですが、そこで彼が写真を見ながら息子の小さな頃を懐かしがるシーンがあります。「俺が散髪していたんだけど、なかなか前髪がそろわなくて、どんどん切っていったらこんなになっちゃった」という台詞があります。

「前髪をそろえる」って、英語でなんと表現するかが分からなくて、オンライン辞書で調べたら、「前髪を目の上で真っすぐそろえる=keep one's bangs straight above one's eyes」と載っていたのでそのとおりに書いたら、ポールから「bangsって何?」と聞かれました。

(えぇっ、だってこれ辞書に載ってたよ!)と戸惑った私は、見つけたオンライン辞書のリンクを送り、さらにfringe of hairだと言っても「え~、聞いたことない」ですって!! あれこれ調べたら、これはアメリカ英語なのでした。(イギリスでも、女性にはある程度浸透している言葉のようです)

”英語”字幕をつくる場合、「アメリカ英語」にするのか「イギリス英語」にするのかも迷うところです。発音の違いだけでなく、単語自体も両者はかなり違うのです。今回はイギリス人にネイティブチェックしてもらうので、イギリス英語としましたが、これが例えばアメリカでの公開を意識した映画を作っている人だったら、それはアメリカ英語にした方が良いでしょう。

イギリス人でも、自分が使っている言葉は「イギリス英語」なのか、それとも、「元はアメリカ英語だけど、今はイギリスでもずいぶん浸透している言葉」なのか、違いを認識した上で使っているか?ときいてみたところ「そうだ」と言っていました。そして「これはアメリカでは通用しないだろうな」というような「超・イギリス英語」についても認識している、とも。

なので私は基本はイギリス英語としつつも、イギリスでしか通用しないような単語は避け、ユニバーサルな単語を使ってほしいとお願いしました。

このイギリス英語、アメリカ英語の違いは、アメリカ人はそんなに気にしませんが、イギリス人のこだわりは相当なものがあります。私がロンドンで通っていた英語学校の先生も、生徒がアメリカ英語の発音をすると、(わざと)飛び上がって”悪魔祓い”ぐらいの勢いで厳重注意していましたからcoldsweats01

BBCのサイトで、イギリスに侵入したアメリカ英語のトップ50という記事が載っていました。なんと、前髪「bangs」についてもランクインされています!

日本でもおなじみの「ショッピング・カート」(日本で浸透しているカタカナ英語は圧倒的にアメリカ英語由来のものが多いですよね)は、イギリス英語では「Shopping trolly」。トロリーって、なんかイギリス英語は古めかしい単語が多いですが、イギリス人曰く「”Shopping cart”なんて単語を使うのは、Amazonで買い物するときぐらい」とのことですcatface

なかなか奥の深い英語の世界でした。

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[jp] 米エミー賞受賞 原子力に関するドキュメンタリー「Dark Circle」

広島にお住まいの車地さんより、先日DVDを送っていただきました。車地さんたちも制作に協力された、アメリカの原子力(原発、核兵器開発)に関するドキュメンタリー映画「Dark Circle」です。

アメリカではエミー賞の最優秀長編ドキュメンタリー賞を受賞した作品で、とても見ごたえがありました。広大な土地を持つアメリカでは、砂漠などで原水爆実験や、原子力発電所をわざわざ爆発させる実験などが多数行われており、その関係者や被害者、地域住民たちの貴重な証言が収められています。粘り強い反対運動の様子や、核兵器製造工場が近隣にあると知らずに家を購入した若夫婦が、放射能の恐怖におびえ、家を売る決心をする(しかし、家が売れないと困るので、製造工場のことは黙っている・・・。結局家を購入したのは子どもがいる若い夫婦で、売れたことを喜びつつも複雑な心境に・・・)という、まさに「ダークサークル」(暗黒の連鎖)といえる状況が描かれています。

この映画が作られてから既に20年以上がたつということと、今回の福島事故の件で、この映画を広く広めたいという監督の意向により、日本での非営利の上映会が無料!となっています。上映会開催についてご関心のある方は、ヒロシマ・ワールド・フレンドシップ・センターまでご連絡ください。

映画のラストで、「科学者に任せておいては、もうだめかもしれません」という監督のナレーションがとても印象的でした。

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[jp] 九州の脱原発運動ドキュメンタリー

九州の脱原発運動を記録した映画を2012年完成を目標として現在制作が進められているそうで、そのシリーズ第1弾が出来上がったと、福岡のいのうえしんぢさんからお知らせをいただきました。ぜひ見てみたいですし、東京での上映も広がればと思います!

以下、いただいた情報です。

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       西山正啓監督ドキュメンタリー映画

       「原発震災を問う人々」シリーズ1

       脱 原 発  い の ち の 闘 争

             7.28試写会

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◆期日
 2011年7月28日(木)18:30~
 映画試写会
九州各地で奮闘されていらっしゃる、脱原発/反原発活動団体の
代表者のみなさんに記録映画「脱原発 いのちの闘争」(110分)
をみていてだいてこれを各地で上映会を開催していただくための
 試写会です。

◆内容
2011年3月11日フクシマ原発震災が起こってしまった後も、い
まだ原子力政策を強引に推し進めようとする巨大なシステムに
振り回されるなか、声をあげつづける九州の脱原発運動の市民
たち。彼らに寄り添ってまわしたカメラを前に、電力会社、行
政、国家との関わり(九電交渉、九電株主総会、佐賀県庁申入
行動)のなかで見えてきたものは一体何か。

◆会場:福岡市人権啓発センター(ココロンセンター)
(福岡市博多区下川端町3-1 博多リバレイン10F)
交通アクセス
福岡市営地下鉄/「中洲川端」駅
下車6番出口(地下鉄「博多」駅から
約5分、「天神」駅から約1分)
■ バス/明治通り「川端町」下車、
   昭和通り「博多五町」下車
■ 天神から徒歩約10分
■ 駐車場/博多リバレイン
地下駐車場(有料)

◆参加費:カンパ制

◆主 催:クレイジーエナジー制作プロジェクト

◆問い合わせ:
Tel:050-5810-9412(中村)
mail:hajime@bun.bbiq.jp
URL:http://nishiyamamovie.blog39.fc2.com/

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[jp] ちらほらと秋の予定

ここ数日は涼しいですが、今はまさに夏本番。でも、昨日、今日と打ち合わせに出かけていて、その打ち合わせの内容はいずれも秋のものでした。会場を押さえたり、チラシをつくったり・・・と、イベントや上映会の企画を立てるには2ヶ月以上前から始めるので、当たり前といえば当たり前なのですが、11月や12月の話も出てきたりすると、なんかもう今年も折り返し地点を過ぎたのだなぁ・・・という気持ちになります。

とりあえず、今日決まったことは、10月に吉祥寺で「ブライアン~」と「さようならUR」の二本立て上映をすること。監督トークに加えて、面白企画を計画中ですが、技術的にクリアできるかどうかこれから検討します。決まりましたら、またここで報告しますね!

ところで、6月18日にブライアンが亡くなってから、アメリカでは追悼上映会が行われましたが、8月25日(木)夜には、日本でも追悼上映会を行います!(詳細はこちら)。主催は日本ジャーナリスト会議(JCJ)です。上映後には私のトークも予定されています。ご都合の合う方はぜひいらしてくださいね!

明日は、高幡台団地の夏祭りです。私の映画の冒頭でも登場する夏祭り。普段は静まり返った73号棟が、1年で一番にぎわう日です。住民の会の皆さんは今年もおでん屋台を出店するので、私も明日行きますhappy01

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[jp] 代用品を活用!

今朝は、日野市生活保健センターに行きました。今月末(30日)に、ここで「さようならUR」の上映会をやるのですが、上映会場の機材とDVDの相性を事前に確認するということで、上映会を手伝ってくれる方とともに訪ねました。

生活保健センター自体は、そんなに新しい建物ではなく、「かんぽの宿」に宿泊したときのような、質素でやや古びた建物という佇まいでした。しかし、ここの視聴覚室は、つい最近DVD上映の設備をあとから備え付けたというだけあって、スクリーン、プロジェクター、スピーカー、DVDプレーヤーともに、全て最新式なのです!! ためしでDVDを流したところ、バッチリで、この会場穴場だなと思いました。

生活保健センターからの帰りに、見慣れないお店を見つけたので入ってみました。大工さんたちの作業着などを売るディスカウントショップでした。

大工さんの作業着では自分には無関係だわと思う人もいるかもしれませんが、こういうお店は要チェックです。というのも、私はドキュメンタリーを撮るようになって、特に「ブライアン~」に関しては、被写体や全ての出来事が屋外で行われるということで、アウトドアの装備や経験がものすごく役に立ったからです。

ずっと屋外にいるということは、雨風、寒さなどに耐えなければなりません。そこで私が目を付けたのは登山などのアウトドア用品でした。軽いのに暖かいインナー素材や、UVカットかつ防水加工が施された帽子、雨具etc。しかし、アウトドアメーカーはどれもデザインがかっこよく、高機能を謳っていて、めちゃめちゃ高いのです。

にもかかわらず、「完全防水」といいつつも、長時間の激しい雨ではレインコートがしみてきてしまいます。そんな状況は想定していないようです。

登山系のアウトドアはダメだなと思い、今度はゴルフメーカーの販売しているUVカット&防水加工の帽子を購入しましたが、ゴルフも所詮土砂降りの雨は想定していないようで、UVカット機能には満足しましたが、雨に関してはダメでした。

完全に雨を防げるものはないのか? そう悩み、色んなジャンルの製品を試した私がたどり着いたのは、「レガッタ用防水パンツ」でした。レガッタというのはボートレースのこと。この防水パンツは本当に完全の名に恥じないパンツでした。

その経験を通じて私が思ったことは、アウトドアで行うスポーツの用品に付けられている「防水機能」というのは、所詮一時的な雨をしのぐ程度のもの。完全防水を求めるなら、水につかることを想定したスポーツの用品だ!ということでした。だから例えば、釣りのときに着用するオーバーオールのズボンなどは、あれは完全防水じゃないかと思います(試したことはありませんが)

私がなぜここまで完全防水にこだわるかというと(←これはこだわりの中のひとつに過ぎませんが)、”生理的な不快感”というものが、長時間の集中力の妨げになるからです。靴がぬれて足がぐずぐず湿った状態になる、とか、レインコートの縫い目から雨がしみて、肩がひんやりと冷たくなってきた・・・etc、こんな状態では例えば吹きさらしの風の中、10時間とか外で立って撮影を続けるのは困難で、(もうそろそろ家に帰りたいなぁ)とか思い始めてしまうからです。

レインコートについては、完全防水という点ではコンビニなどで売っているビニール製のものが、完全防水率は高いです。レインコートに関しては、私も後半の撮影ではわざわざロンドンの日本製品を売るお店に行って(←ビニール傘とか、ビニール合羽って、「日本のもの」なんですよ、外国では!)、輸入されたレインコートを買い、それを使っていました。ただ、完全防水ではありますが、引っかき傷に弱くてすぐ破けるのと、湿気を通さないので蒸れるし、結露状態のようになったりすることもあります。

また、カメラ機材の入れ物についても、アイデアがあります。カメラ機材を入れるバッグはいろんな種類がビックカメラとかで販売されています。緩衝材が入っていて、きちんと機材が保護され、小さなポケットとかがいろんなところについていて、バッテリーとか、レンズクリーナー、テープなどを収納できるような感じのもの。”かゆいところに手が届く”のはいいですが、これも結構値が張ります!

値段が高い割には、防水機能はついていないものがほとんどで、雨の降り初めぐらいならまだ大丈夫だけれど、土砂降りの中では内部まで水が入ってしまいます。

私がカメラバックの代用品としてお勧めするのは、ピクニック用などの保冷バッグです。外から見ると普通のトートバッグのような感じで、でもチャックがついていて、中は銀色のシートで覆われ、外の熱を伝えずに水漏れもさせないようになっている薄い緩衝材のようなものが、かばんの内部全面に張られているもの。

こういうものは、結構夏場の懸賞プレゼントとして無料で手に入ったり、まぁ、せいぜい2000円程度で買えたりと、とても安いです。しかも軽い。そして、緩衝材が入っているので機材を守れるし(衝撃、太陽熱、雨などの水分からも守れる!)、いかにもカメラ運んでいます!風なアピールをしないので、普通に持ち運びもしやすいです。

安い割には、かえって専用のカメラバッグより高機能なので、私はこういう代用品を好んで使っています。

カメラ専用用品とか(どんな趣味もそうでしょうけど。登山とか)、マニア向けのアクセサリー類って、高いし、安売りされることもほとんどありませんし。

・・・と前おきが長くなりましたが、そんなわけで「代用品」というのは色々考えてみる余地があるわけで、大工さんの業務用品を売る店についてもチェックしてみることにしました。

大工さんもある意味「アウトドア」な職業ですので、アウトドアとして使える品物がいっぱい! しかも、登山用のお店と違って、ファッション性はなく、実用性重視という感じ。(←ですが、大工さんは大工さん仲間独特のファッションがあるようで、例えばレインコートのズボンがナスのような形に膨らんでいたり、手の甲を守るグローブには龍の刺繍が施されていたりしますcoldsweats01)。そして値段も安い! マスクとかも、粉塵用とか何種類も用意されていて、長靴も重いものが落ちてきても安全なように鉄板が入っていたりして、(これは被災地のボランティア作業や取材にぴったりなのでは?)と思いました。

さらにこのお店では、大工さんだけでなく、板前さんやレストランで働く人たち向けの割烹着やヘアキャップなども売られていました。魚屋さんが身につける、ビニールの前掛けなどは、「水にも油にも強い」と書かれてあったりして、(完全防水は、魚屋系をチェックしてみるのもよいかも?)と思いました。前に築地市場に行ったとき、市場には食べるお店以外にも、水産関係者用のグッズを売る店もいくつかあるのを見ました。(長靴、エプロン、刺身包丁など)。そういうところに行ったら、完全防水のもので、一般に応用が出来るものとかも売られているんじゃないかしら?

探せば色んなものが、ハードなドキュメンタリー撮影にも応用できるグッズとして見つかると思います!

何か「これは便利に使える!」というアイテムがあったら、ぜひ教えてくださいhappy01

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[jp] インコだって言語がある!

今日は、台風だし、一応翻訳も大きな山をひとつ越えたしってことで、かなり時間があったはずなのですが、1~2時間を「インコ動画」を眺めるだけで過ごしてしまいました!

何かのビデオを見ていて、偶然関連リンクをクリックしてビデオを発見したんですが、インコってオウムみたいにかなり言葉を覚えるんですね!

インコが覚える言葉や言い回しに、飼い主の人柄が垣間見れるようで、めちゃめちゃ面白い! インコ自身に語りかける言葉(「ぴよちゃん」とか)だけでなく、家族内で交わされる言葉(「納豆食べてよ、ごはんと」など)もあるし!! 子どもが親の真似をするのと同様、インコもまねするんだぁ~と感慨深くなりました。

例えばこんなビデオ。(動画の詳細欄に台詞の解説があります)

今日、イギリスのポールとスカイプしていたときに、このおしゃべりインコの話題になったら、イギリスでもそう!という話になって、YouTube上のビデオを見つけて送ってくれました。しかもこのインコ、英語しゃべるんですが、その英語がイギリス英語だし!!!!

飼い主がイギリス英語だったら、インコもイギリス英語になるのは当たり前かもしれませんが、でも、笑っちゃいました。しかも、発音だけでなく、イギリスの古めかしい英語表現「Whoops a daisy」なんて使ってます!(この言い回しは「よいしょっと」、などの掛け声で、例えば映画「ノッティングヒルの恋人」で、何かのときにとっさにヒュー・グラント(イギリス人設定)が言って、ジュリア・ロバーツ(アメリカ人設定)が、「なにその表現!!」って大笑いしたシーンがあったと、おぼろげな記憶が。。。記憶違いだったらすみません。)

とにかく、インコは利口だなぁ。卓球のピンポン球が床をはねて転がる音まで再現してしまうなんて・・・。まぁ、中には音声を勝手に付けてインコが話しているかのように見せているビデオも、あるかもしれないですけどねcoldsweats01 

そのあとは、やることそっちのけでしゃべるインコの動画ばかり見ていたのですが、電話が鳴ると「ハロー」としゃべるインコや、2ヶ国語を話すインコ、セルビア語を話すインコetc、奥の深いインコの世界でした。

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[jp] 観たいなぁ・・・!

今日は台風の中、郵便局に行ってネイティブチェック用のDVDをエアメールで送りました。数日前に、YouTubeで限定公開すると書きましたが、スリープモードを解除したら、朝起きたときまでに全てのアップロードが完了していました!! これはうれしかったのですが、そのあとしばらく、PCの動きが重かったです。さすがに長時間駆動しすぎたのかも。便利ですが、でもPCの寿命のために緊急のとき以外はやらないほうが良いかも、と思いました。

ネット環境によりますが、たとえYouTubeで観られても、高解像度の動画の場合再生が遅いときがありますよね? 実際私のもそうだったようで、フルでダウンロードするのを待ってから再生しないとしょっちゅう止まってしまうといわれました。なので、どの道DVDも送ることが必要だったわけです。(もしくは大容量のデータを送れるファイル交換ソフトでも良いですが、あまり相手のPCの空き容量を埋めてしまうのも良くないので、今回はDVD郵送としました)

今日は、先日会った香港在住のフランス人・セバスチャンから無事戻ったというメールが来ました。会ったときに、香港のインディペンデント・ドキュメンタリー事情について聞いたのですが、そのとき香港では有名なのは二人ぐらいと言っていて、そのうちの一人の名前を思い出せなかったのですが、その監督の情報をメールで送ってくれました。Tammy Cheung(張虹)という監督で、彼女の一番有名な作品は私の「さようならUR」と同じ、団地の追い出し問題だよ、と教えてくれました。Movingというタイトルだそうです。

彼女は香港でインディペンデント・ドキュメンタリーのDVDを販売する会社を立ち上げていて、そのサイトを送ってくれました。Tammy Cheungのフィルモグラフィーも掲載されています。コンスタントに、様々な社会問題のジャンルの作品をつくり続けているようです。日本の検索サイトで検索してみましたが、それらしいものはヒットせず。日本ではあまり紹介されていない作家なのでしょうか?(私が知らないだけかもしれませんが・・・!)

彼女の作品、観たいなぁ!! そのサイトからDVDは購入できるようになっているのですが、価格は1,000~1,500香港ドルと書いてありました。香港ドル?! 一体レートはいくらなの?? 香港には10年ほど前に1度立ち寄ったことしかないので、とっさには金額が分かりません。ネットで調べてみると、1香港ドルが大体10円前後。

・・・ということは、大体1枚が1万円~1万5千円で販売されるということです。でも、国際的な郵送料や送金手数料を考えると、2万円は超えてしまうでしょう。そう簡単にポンポン買えるものではないなぁ・・・

しかしっ! YouTube上に、この販売会社のチャンネルがあり、そこに予告編がたくさんアップされていて、作品の片鱗を観ることができることを発見!!

Movingの予告編はこちら。団地を去らねばならない高齢者たちの声を聞いていて、日本の高齢者と全く同じだ・・・と思いました。全編を見ていないのでかなり無責任発言ですが、でも、いくつかの作品の予告編を観る限り、社会に届きにくい声を拾っている人だと思います。

本編をすぐには観られそうにないですが、今後要チェックしたい監督です。香港ではかなり知られているみたいなのに、日本でまだそんなに紹介されていないなら、紹介されるべき!とも思います。そうすれば私も日本で作品が観れるしhappy01。それとなく、そんなことが出来そうな人に聞いてみようっと。

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[jp] 便利な”限定公開”

今日は一日家にいたので、翻訳を埋め込んでいく作業に集中でき、朝から作業したら無事埋め込み完了!! 埋め込んだ後に、一度通しで確認し、その後DVDを焼きました。

ネイティブチェックのためにDVDをイギリスに郵送するのですが、それには1週間ほどかかってしまいます。(早く見せたい!)ので、4つに分けてYouTubeに限定公開することにしました。

YouTubeに自分で動画をアップする人ならご存知だと思いますが、この”限定公開”はかなり便利ですよね? YouTubeに動画をアップするものの、そのアドレスを知っている人でない限り、再生できないというものです。YouTube上の動画一覧には表示されないので、他人は見ることが出来ません。なので、公にはしたくないビデオを、当事者たちだけに見せたいような場合や、アップする予定のビデオを事前に関係者に確認してもらうときなどに、とても便利です。動画のセッティング上で、”限定公開”→”公開”に変更すれば、再度アップをすることなく、そのビデオは誰でも閲覧&検索できるようになります。

「アドレスを知っている人しか公開できない」ということで、プライバシーが守れるといっても、それは完全なものではないということには、注意が必要です。例えば、送った限定公開のアドレスを受け取った人がブログ上やメールなどで他人に送ってしまったら、それで他人も見れてしまうので、限定公開のビデオを送る人は信頼できる相手で、なおかつ公開しないことに同意してもらうことが必要です。

現在、映画のファイルを4つに分けてアップしているのですが、各ファイルが1GBぐらいあるので、ADSL回線の我が家ではとても時間がかかります。YouTubeのアップ作業は、ほうっておくとPCがスリープモードになって、アップも途中で終わり、エラーになってしまいます。せっかく3時間かけてアップしたのに、お風呂に入っている間にスリープモードになって、またいちからやり直しという悲しい事態がよく起こります。(JAVAのアップロード形式にすることで、アップロードの中断&再開が出来ると書いてありますが、これは私はまだ試したことがありません)

なので、常にパソコンの動きをチェックしながら、30分に一回はわざとパソコン画面をいじったりしてスリープになるのを防ぎつつ、これまではアップ作業をしてきました。

でもこれ何とかならないのかなぁ、寝る前にまとめてアップするように設定しておいて、朝起きたら全てのアップ作業が完了しているとか、そんな風に出来たら理想的、と思っていました。

同じようにパソコンを長時間駆動している友人に聞いたところ、その人はスリープモードの設定をオフにして、パソコンを長時間放置してもパソコンが止まることがないようにしているそうです。今日早速私もパソコンのスリープ機能をオフにして、ビデオのアップを夜通しやることに挑戦してみます。朝起きて、無事全てのビデオのアップが完了しているとうれしいですが、上手く行くかなぁ・・・!

ちなみに、昨夜は飲み会でした。私以外は全員ジャーナリストというメンバーで。大学時代から世界各国の紛争地帯に行ったり、モザンビークでは自衛隊の取材もしたり、少女&その母親による夜這いにあいそうになったり・・・と、すごい冒険談ばかり飛び出す面白い飲み会でした。「そんなに世界各地を飛び回っていたら、今日本で取材しているのはもどかしい感じなんですか? また世界に行きたいという感じなんですか?」と聞いたら、昔は日本は普通の国として、自分の帰る場所みたいな感覚があったから、世界の紛争地に出かけていって取材をしていたけど、最近の日本は世界で一番おかしなこと(←悪い意味で)が起こっている国だと思う、だから日本の取材をしている、というようなことを言っていたのがとても印象に残りました。確かに世界から見れば今の日本は異様に見えるかも。

明日は雲南の映画祭で知り合った香港在住のフランス人・セバスチャンが、数日間東京に遊びに来ているので、ランチを食べに行きます。外から見た日本がどうなのか、聞いてみなくちゃ! 夜はまた別の飲み会が・・・。だましだましダイエット中なので、食べ&飲みの量は控えたいと思いますgawk

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[jp] 7月20日言論・表現の自由を守る会イベント(「ブライアン~」一部上映あり)

7月20日(水)に、御茶ノ水の明治大学にて「言論・表現の自由を守る会」のイベントがあります。「国公法弾圧堀越事件」のDVD上映、板橋高校君が代弾圧事件と日の丸君が代裁判についての報告とともに、「ブライアン~」の一部上映もされます。

イベントの案内は下記(クリックすると拡大できます)。当日は私も会場にいます。ご都合のつく方はぜひいらしてください。
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イベントの後は交流会もあるそうです^^

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[jp] 多分当分ないVIP扱い

今日の午後は、日本女子大学での講義がありました。「教養特別講義」という必修科目の授業でした。この講義は1年に3回、外部から様々な分野で活躍する女性を招いて講演をするという内容で、先生と生徒が一緒に企画を考え、講義の準備をするというのが特徴なのだそうです。

最近、節電のために日中の電車の間引き運転が多いですよね。昼間に電車に乗って出かけることの多い私は、そのためにやや遅れそうになってしまったことがあります。今日はそんなことが起きないように、ずいぶん早めに家を出ました。

目白駅で降りて日本女子大学へ。
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ここが講演会場の「成瀬記念講堂」。なんと、あの関東大震災でも内装は壊れなかったという建物だそうです!(外壁は直したそうですが、中は当時のものが現役で使われているそうです!!)
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中に入ってびっくり。巨大すぎます。この座席が全部埋まるのかと思うと、ちょっと気後れしてきました。基本的に少人数教育の大学ではありますが、この講義は3学部共同で受講するため、受講者数が600人となっているそうです。
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必修科目だからレポートを出さないと「出席」扱いにならないというのを見て、微妙な心境に。普段、上映会後のトークは、社会人がほとんどで、しかもお金を払って映画を見に来てくれる人たちなので、それなりにもともと関心を持ってくる人ばかりです。なので、トークもしっかりと聞いてくれる人たちが多いので話しやすいのですが、学校は自分もそうでしたが”義務”で座らされている面もあるので、話すほうは普段とは違う緊張感が漂います。
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講義の進行と、DVD機器の使い方の説明を受けました。その後は、文学部の島田先生と控え室でお茶を飲みながら、現在の大学の状況についてお話を伺いました。

講義の時間になり、講堂へ。もう生徒さんたちで会場が埋め尽くされていました! うわぁ~、どうしよ。しかも、こんなにたくさんの女子大生が集うのは、なんかものすごい特殊な雰囲気が漂っています!!!!!

壇上に上がり、挨拶をしてから話を始めました。話の内容は、先日の西南学院大学でお話したときの内容から、そのときの反省点も含めて、やや改良した内容としました。なので、基本的には大学生の頃から映画を撮るようになった現在までをかいつまんで話すというものです。

講義の様子
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さすがに600人もいて、高い壇上からですと、聴いている人たちの反応はなかなか分かりにくいのですが、私はなぜかそんなには緊張もせず、自然体で話してはいたと思います。大きい場所だからって、かしこまって話したり、話の内容をフォーマルに整えてしまうのは、あんまり面白くもないでしょうし。

講義の途中では、ブライアンのビデオも20分ぐらい流しながら説明をしました。
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90分の講義のあとには、30分間の質疑応答がありました。一方的に講演をするよりもやっぱり、質疑応答のように質問をしてもらいながら話すほうが断然やりやすいです。どんなことに興味を持って聴いてくれていたのかがわかるから。
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学生さんたちからは「自由に生きているという感じがするが、不安になることはないのか?」、「撮影をしていて危ない目にあって、やめようと思ったことはないのか?」等、私のことを心配する(?)内容が多かったように思いますcoldsweats01 これから社会に出る彼女たちの手本というより、反面教師だったのかも!!

講演の最後には、女子大ということで、社会に出て華々しいキャリアを積んでいくであろう彼女たちに、社会的に活躍する女性にふさわしいパートナー選びについても話しました。こういうことは普段大学の講義では話題に上らないでしょうが、これまた無視できない大事なこと。

終わってみると、あっという間の2時間でした。講義のあとは、学生さんたちと雑談して話がどうだったか、普段どんなことを考えて暮しているのかなど聞きたいと思ったのですが、なんと「それでは、早川先生がご退出されます。皆さま拍手でお見送りください」と、拍手を受けながら、講義堂から去る段取りになっていたのです! まるで拍手の花道のような中を通り抜け、講義堂から退出しました。

講義のあとは、また島田先生と控え室でお話をしました。紅茶とおいしいケーキを用意してくださって感激。
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帰りは、学校の入り口までタクシーを手配してくださって駅へ。居候映画監督にとって、ありえないVIP待遇で迎えていただいた一日でした。

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[jp] 仕立て屋の服

今日は、住民の会のミーティングの前、数時間ほど村井さんのお宅へ遊びに行きました。

突然の訪問にもかかわらず、いつもきれいに整理整頓されている村井さんのお部屋です。
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新しく入れたクーラーの調子が悪いということで、同じく73号棟に住む吉津さんを呼びます。
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無事クーラーの問題が解決すると、唐突に「早川さん、布団ほしい?」と聞かれました。使っていない布団一式、新品のものがあるので、使うならあげるけど、とのこと。でも、私も居候の身なので、布団なんて大きなもの持って帰ったら怒られます。
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抹茶のカキ氷をいただきました。
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しばらく雑談していると今度は風呂敷包みを持ってきました。
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お勤めされていた頃に、仕立て屋で作った洋服でした。今、洋服を注文で作ることはめったにないですが、村井さんが働いていた頃は既製の洋服はサイズも、形もよいものがあまりなく、多くの女性たちは着物のように布地を買い、それで自分の体形に合わせて洋服を注文して作るというのが一般的だったそうです(お値段は当時でもそれなりにしたそうです。例えばコートの仕立てでは、生地に奮発して20万円も使ったのだとか!)

現代の女子たちが、働いたお給料で好きな洋服やかばんを買うのを楽しみにしているのと同様に、キャリアウーマン(←死語?)のさきがけの村井さんたちも(村井さんは現在80代半ばです!)、洋服を仕立てるのを楽しみに、働いていたんだなぁ~と思いました。
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注文して作っただけあって、私のような素人から見ても、上質の布を使い、きちんと縫製されていることが分かります。例えば最近のファストファッション系の服では、売っているそばから既にほつれているような縫製の物もありますが、そんなものは一切なし。

村井さんから、「これ、ちゃんとしたものなの。だからサイズが合ったら着てみない?」と言われました。何十年か前に作った洋服ではありますが、しっかりしているし、デザインや柄も、今見ると逆に新鮮なレトロさを持ち合わせているようです。
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でも、私と村井さんでは、身長も20センチ以上違うし、骨格もきっと違う・・・。そう思いながらためしに試着してみると、肩幅も腕の長さ、ウエストもぴったりなのです!!!!! しかも60年代風で結構いいかも・・・!

そんなわけで次々に試着し、以下のものをいただきました! スカーフとかも、柄が大胆で面白いです。最近地味な洋服ばっかり着ていたので、これを機に色んな格好してみたいな、とも思えてきました。ただ、こういう”リアル”60’sの服はそれだけだとちょっと現代では浮いてしまうので、現代のものと組み合わせて一部とかに使うことで60’s”テイスト”ぐらいになり、ちょうどよい感じになるだろうと思います。
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こちらの水色のツーピースも勧められたのですが、こちらはちょっと厳しい感じcoldsweats01
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風呂敷の中身が半分以上減って、村井さんはとても喜んでいました。「知らない人に渡るより、知っている人が着てくれたほうがうれしい」と言っていました。私も洋服がたくさんもらえてうれしいです。
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あっという間に7時になってしまい、住民の会のミーティング会場へ。これまでの73号棟の集会所はもう使えなくなってしまったそうで、73号棟の目の前に新しく建設された集会所に行きました。
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ミーティングの様子
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10時ごろ家に戻りました。

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[jp] 翻訳埋め込み作業

最近だんだん朝起きるのが遅くなってしまい、ここ数日は10時頃に起きてしまっています! 朝ごはんを食べて洗濯を終えると既に11時。。。午前中をかなり無駄にしてしまっています。

朝のスタートが遅い分、夜は11時ごろまで作業をしています。何とか朝方に切り替えたいのですが・・・

今日は晩御飯の時間まで、英語字幕を映像の中に埋め込む作業をしていました。チャプター2まで終えることが出来たので、60%ぐらい終わったことになります。この調子だと後1日作業時間があれば終えられるのですが、明日~木曜日まで時間が取れないので、完成はしばらくおあずけです。残念。

晩御飯のあとは、映画のチラシに上映会の情報を印刷する作業をしました。1枚ずつ手差し印刷で布団の上に広げて乾かすので、250枚印刷するのに1時間半近くかかってしまいました!! おかげで汗だくです。でも、チラシはイイ感じで印刷できました。乾いたあとは、封筒に入れて郵送する準備を。明日投函しようと思います。

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[jp] キャラごとに変える

昨日から取り掛かった「さようならUR」の英語字幕翻訳ですが、今日の午後早い時間に無事最後まで終えることが出来ました。

翻訳を終えたあと、今度はエクセルシートにコメントを書き込んでいきました。ネイティブチェックをしてもらう際に、「ここはこういうつもりで翻訳したけど、この単語は適切か?」とか、「この人はとても官僚的に応対して、話方は丁寧だけど、言っていることはすべてナンセンス」、「これは大臣の記者会見で、フォーマルに話しています。原稿を棒読みしている感じ」とか、そういうことを書いていきました。

こういうコメントは翻訳チェックをしてもらう際に、ずいぶん役に立つのでは?と思います。だって、日本語でも「家族での会話」、「先生が生徒を叱るように話している」、「ニュースキャスターが原稿を読んでいる」、「公の場での会議」etc、たとえ同じ内容を話しているのだとしても、それぞれの場面で離し方や使う単語は全く異なってきますよね? そういうのを演出することで、外国の話でもそれとなく雰囲気が伝わるのではないかと思います。(でも、翻訳チェックをしてくれる人のセンスにもよります。単にネイティブというだけではダメです)

そのコメント書きを結構丁寧にやっていたら1時間ぐらいかかってしまいました。でも、無事に終わったので、明日からは映像に翻訳を埋め込んでいきます。あくまでもネイティブチェック用なので、字幕のタイミングをきっちりとは合わせず、ざっくりと入れていくので、この作業にはそんなに時間をかけないでやりたいです。

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[jp] やっと取り掛かれた~

6月半ばで止まっていた「さようならUR」の英語字幕作業、やっと今日から再開できました。先月に、完成版に合わせた日本語ダイアログと、雲南映画祭用に作った古い英語テキストをエクセル表に貼り付けるところまで終わっていたので、今日は午前中から翻訳の見直し作業と、新たに加わったシーンの翻訳をしました。

ちょっとご無沙汰していた”翻訳”という作業に最初集中できなくて、1時間やっては10分ぐらいネットサーフィンという状態が続きましたが、午後3時ごろからはやっと集中し始めて、今日で4分の3ぐらいは終えることが出来ました。このペースで行けば、明日中には翻訳が完成します。

翻訳を終えたら、3日ぐらいかけて字幕テキストを映像に埋め込んでいく作業をしたいと思います。字幕だけに専念できるなら、きっと来週中には完成できるのですが、来週は高幡台団地の裁判傍聴があり、日本女子大学での講演もあります。(なんと、600人の生徒さんたちの前での講演なんですって! ひぇ~~)。飲み会もあるし。。。

そんなわけで、上手く行けば来週中、それがダメでも再来週中にはなんとかネイティブチェックをしてもらう用のバージョンが出来上がると思います。早く完成させたい!! 

最近、ブライアン関係で海外の人も新ウェブサイトを覗きに来てくれる人が多いのですが、新ウェブサイトは日本語しかないので、こちらも早く英語版を用意しなければと思います。でも、単純に日本語サイトの英訳にするのはそぐわないので、こちらも英語ではどういう情報を掲載するのか検討しなければなりません。(っていうか、気がついたら「ブライアンと仲間たち」が「ブライアン会社」って新ウェブサイトで表記されているのです!! ウェブサイトはイギリスのポールが担当しているので、多分グーグル翻訳で「Brian & Co (company)」ってやったんだと思いますが・・・! 直してもらわねば)

「ブライアン~」は、来週7月14日(バスチーユ記念日=フランスの独立記念日)にアメリカのウィスコンシン州マジソンでも上映されることが決まりました。その他にもサンフランシスコでも上映したら?ということで、サンフランシスコの団体も紹介してもらったので、もしかしてサンフランシスコでも上映できるかなぁ。

英語環境を早く整備したいと気持ちは焦りますが、とりあえず今やるべきことからこなして行こうと思います。

あ! 話が変わりますが、今年のあいち国際女性映画祭での上映が決まりました!! 私の上映は9月9日(金)午後2時からです。中部方面の皆さま、ぜひ会場にいらしてくださいね!! 個人的には浜野佐知監督の「百合子、ダスビダーニヤ」が観れるのがとても楽しみですhappy01。浜野監督にお会いするのも、もしかして5年以上ぶりかもしれません!!

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[jp] ブライアンのお葬式

ブライアンのお葬式が、家族の住むRedditchで行われたと、BBCのウェブサイトで報じられています。

つい先日、ポールがリッキーと会って、メモリアルはどうするんだろうね?と話していたそうで、マーク・ウォリンジャーのアシスタントと連絡を取っているというリッキーは、マークはブライアンのメモリアルについて、バーバラとブライアンの家族と連絡を取り合っているそうだと話していました。

でもそのすぐあとに、バーバラがブライアンのウェブサイト上で、マークを彼のメールアドレス入りで強烈に批判する文章を掲載していることから、マークがバーバラともはや良好な関係を持ってメモリアルの話をしているとはちょっと想像できません。実際、バーバラがその文章を掲載する前あたりから、リッキーはマークのアシスタントから全く連絡が来なくなってしまったそうです。

批判するのは自由かもしれないけれど、自分のメアドは伏せて、相手の(しかも個人で使っている)アドレスをネット上に晒すのはどうなのでしょうか? これがもし、公共のアドレス(例えば国会や政府、企業などの担当者で、その組織のアドレスとか)ならまだしも。

この抗議文の中で、バーバラはマークが自分のディスプレイのレプリカを作ったことに腹をたて、それを展示するなと言っているわけですが、これまでのいきさつを知っているだけに、あきれるというか、それを通り越して笑ってしまう状態!

というのも、マークがブライアンの40mディスプレイを再現したときに(何年も前の話)、彼はディスプレイの写真を沢山撮っていて、それら全てを再現したわけではないのです。一部(それでも大量でしたが)を再現しました。その再現したディスプレイの中に、バーバラのディスプレイがひとつもなかったことでバーバラは怒り、ブライアン経由でわざわざ自分のディスプレイのレプリカを作るようにマークに頼み、それでマークの作品の中に自分のレプリカも入れさせたわけです。(←私はその当時はイギリスにいませんでしたが、これはサポーターの中では広く知られたエピソードです)

こんないきさつを経たにもかかわらず、今になって勝手にコピーするな、展示からはずせ・・・というのは、なんかもう、笑っちゃう。

お葬式が無事終わったのは良かったですが、メモリアルとか、本当にどうなってしまうんだろうと心配です。

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[jp] 福岡からの情報発信を

7月4日は福岡の最終日。朝6時半におきて、朝ごはんを食べずに出かけました。前日の飲み会で、福岡県庁前で毎日抗議の演説をしている男性がいるときき、ぜひ見に行ってみたいなぁと思って、早起きしたのです。大体8時ごろから、職員の出勤が終わる9時過ぎまで、県庁前で演説しているとのことでした。

地下鉄で県庁前まで行き、県庁まで歩きます。でも、すごく静か・・・
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出勤する職員の人たち。普段ならこのあたりに立って演説をしているらしいのですが。
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出勤時の職員の人や、公園の清掃のおじさんたちに聞いたところ、毎日やっているわけではなく、今日はお休みで、ここ数日そういえば見かけない、ということでした。残念!

残念だけど、いないならここにいても仕方がない・・・と思って、駅に向かって歩き始めたら、福岡アジア映画祭の前田さんと今村さんから電話が来ました。「今県庁前にいる?」と。

私は「100メートルぐらい離れたところにいます!」といって、県庁前に戻り、前田さんと今村さんに会いました。二人とも、昨日の飲み会で私に教えたものの、肝心のおじさんが今日は立っていないので、電話してくれたそうです。

残念だね、と話して、朝ごはんを食べに行くことになりました。「福岡ではラーメンだけじゃなくて、実はうどんも有名」ということで、うどんを食べに行くことにしましたが、うどん屋はどこも11時ごろの開店。このときまだ9時ごろでしたので、どこも開いていませんでした。

うどん屋を探しながら歩きました。途中、山笠まつりの飾りが街中に飾ってありました。
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これをお祭りのときまで飾っておくそうで、夜はきれいにライトアップされるそうです。飾りの前にイスが並べてあるのは、座って鑑賞するため!
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この飾りを作る人形師(博多人形の人形師)は年々少なくなっていて、限られた職人でこのお祭りの飾りを作るため、人形師は大忙しなのだとか。
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飾りを楽しみつつ、歩きます。御笠川の近くまでやってきました。
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ここには、終戦直後からバラック小屋を建てて住んでいた人たちがたくさんいたそうです。川のそばには公団の団地がたくさん建っているのですが、そもそも団地を建てた背景にはバラックに住んでいた人たちをどかして団地に入れるためだったと聞きました。
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何事もなかったかのような川辺と、普通に建っている高層団地を見ただけでは、そのような過去と背景があったとは、想像できませんでした。

またしばらく歩きます。街中で、山笠が走るコースとなっている場所は、お清め(結界?)がされていました。
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本当に、街中が「山笠」中心となっているようで、道路にもこんな注意書きが。
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山笠の本番前には練習をかなりするようですが、職場によっては「山笠なら休んでもOK」というところも結構あるようで、平日の昼間にもかかわらずお祭り姿の壮年層が溢れていました。中には、子どもの学校を休ませたり、学校によっては「山笠なら仕方がない」ぐらいに考えるところもあるんですって!
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また別の飾りを見ました。
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山笠祭りで重要な、櫛田神社にも立ち寄りました。ここがスタート地点なのだそうです。
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神社内にはお祭りの鑑賞(観戦?)のための桟敷席が作られていました。
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子どもたちも、先生に引率されて見物に来ていました。
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櫛田神社の鳥居を出てすぐの路地が、まるでドラマにでも出てくるかのような風情を持った佇まいで思わず見とれていたら、ラーメン屋のご主人が出てきて「もうこんな場所は福岡でも数箇所しか残っていないだろうね」と昔の話をしてくれました。
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ご主人は、山笠まつりでは、台の上に乗る人だそうです。(これは限られた人しか乗れないので、台の上に乗るのはすごい名誉なことなのだそうです)

やっと24時間営業のうどん屋を見つけ、入りました。ごぼうのてんぷらのトッピングが、こちらではポピュラーなのだそうです。
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うどんを食べ終わった後は、今村さんとお別れし、それから私は「渡辺通り」に向かいました。九州電力の本社前で玄海原発反対の抗議活動をしていると教えてもらったので、そこを訪ねるためです。「原発止めよう!九電本店前ひろば」は、4月20日から毎日続けられているそうです。

「原発止めよう!九電本店前ひろば」
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ホントに九電本社の入り口目の前です!(お昼休み休憩で外に出てくる社員らしき人たち)
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この日、テントにいたのは青柳さん、横田さん、柳瀬さんでした。
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青柳さん(向かって右)と、柳瀬さん(同左)とともに
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ひろばの様子をブログに写真とともにアップしている横田さん(向かって左)。
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横田さんのブログに、私の訪問についても紹介していただきました!

玄海原発について、福岡での抗議活動について色々お話を聞いていたら、既に共通の知り合いや友達の名前が何人も出てきて、うれしくなりました。毎日青柳さんが流しているひろばからの報告メールは、なんと2000人に配信しているのだそうです!

ここ数日、九電のやらせメールなどで激震の玄海原発ですが、この流れを盛り上げて再稼動阻止になればと思います。福岡に行かれる予定の方は、ぜひひろばにも立ち寄ってください!!

次の予定があったので、ひろばには30分ほどしかいられませんでした。次回は、もっと時間に余裕を持って、ビデオカメラも持って訪ねたいです!

午後はフリーターユニオン福岡の事務所を訪ねることになっていました。九電本社前ひろばを離れたとたん大雨となり、地下鉄に乗って待ち合わせ場所へ向かいます。昨年福岡を訪ねたときに、江上さん主催のurban potlatchイベントにフリーターユニオンの沖さんが来られていて、それで今回フリーターユニオンを訪ねることになりました。

田村先生も合流して、ユニオンの事務所へ。

事務所の様子
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フリーターユニオンのニュースレターなど
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沖さんと田村先生
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ユニオンの竹森さん(向かって左)
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現在大学生の沖さんですが、悩める現代の大学生!という感じで切実な悩みが沢山あったのですが、それを田村先生と竹森さんにばっさりと切られていく様が、失礼ですがコントのようで大笑いしながら聞いていました。

竹森さんは、福岡では東京のように映像を使った運動というのはそんなに一般的ではない、と言っていました。福岡の反原発サウンドデモの人たちはユーストリームとか使っていますが、確かにそれ以外で映像というのは単発のものを除いて、そんなに聞いたことがありません。

でも考えてみたら東京でも、それなりに知られていて、なおかつコンスタントに映像発信している団体や個人といったらレイバーネット、アワプラ、岩上安身さんや畠山理仁さんのチャンネルなどではないでしょうか? 東京でもまだまだ少ないと思います。(私が知らないだけかもしれませんが)

ユーストリームで生中継するというのは、それだけで市民メディアや市民運動にとって大躍進だと思うのですが、最近ユーストリームが氾濫していて、生中継的”ダダ漏れ”は面白いかもしれませんが、アーカイブを覗いた時に「1時間」とか書いてあるのを見ると視聴するかどうか、正直躊躇してしまうものもあります。だって、TVでは得られない情報を見るために、他にも見なきゃいけないものがたくさんあるのですから!

例えばこれまで記者クラブメディアに独占されていた記者会見とかを生中継するのは、「生中継しているんだぞ」という心理的な圧力をかけることにもあって効果があるし、その問題に本当に関心がある人ならば、1時間や2時間のアーカイブも喜んで見れると思いますが、それ以外の場合はやっぱりダイジェスト的にまとめたものや、それが無理なら要約のテキストが欲しいよなぁって思ってしまいます。

でも”編集”は相当時間がかかるし、それでは速報性という役割を果たせなくなってしまうので、結局は生中継をアーカイブしたのみというものは少なくないです。ならば、ダダ漏れではなく”編集”を意識した番組構成にして、生中継でも、放送時間を短縮し、なるべくコンパクトに情報を詰める努力がそろそろ必要になってきている段階では?とも思います。じゃないと、やたら放送時間ばかり長くなってしまって、最初から最後まで見た人じゃないと情報を拾えないというのは、非効率だと思います。

そんなわけで、まずは無編集でもYouTubeやUstreamで情報発信をすること、そしてその次の段階として編集したダイジェスト版をつくる、もしくはつなぎを考えながらほとんど編集しなくてもいいように撮影する技法を身につけること、というステップがあると思います。”編集”という概念を持って撮影するか否かだけで、ずいぶん出来上がりに差がつくはずです。

フリーターユニオンの人たちと話していて、今度福岡に来たときは、簡単な撮影と編集、そしてYouTubeにアップするまでのミニ講座をやりましょう!という話で盛り上がりました。

私はメディアールでも根来さんとともに3分ビデオ講座を担当しましたが、そのときは全8回(各2時間)で、結構びっちりとやりました。単に撮影、編集の技術的なことだけにとどまらず、撮る・撮られるという関係性、カメラの暴力性、構成の考え方、インタビューの仕方、著作権、テロップ&ナレーション原稿を作るときの注意、さらに自主上映会の開催、映画祭への応募まで網羅しました。

でも、もっとダイジェスト版として、2~3時間ぐらいで最低限のことが分かるワークショップをやってみたいです。基本的な撮影、カメラの構え方と、ちょっとした撮影のコツ(画面のどの位置に被写体を置くかを工夫するだけでずいぶん見栄えは良くなる)、特に組合などでの撮影で気をつけること(公務執行妨害とか、あとはカメラで撮影が出来ないときのICレコーダー録音とか)などもあったほうがいいかもしれません。2~3時間でやれるとしたらどんな構成になるのか、考えてみたいと思います。

カメラはデジカメの動画機能やiPhoneなどでの撮影を前提として、編集ソフトも無料でダウンロードでき、普通のノートパソコンで編集が出来るウィンドウズ・ムービー・メーカーを使うことにすれば、映像機器を本格的にそろえなくても全然OKなので、まずは情報発信をすることを目的に始めたら良いでしょう! (私も初めて1年ぐらいはそういう環境でやっていました。60本近くのミニ映像を作ってYouTubeにアップし、撮影と編集の基礎がだいぶ理解できました)。

今後実現できたら、面白そうです! 福岡のユニークな活動がどんどん世の中に発信されていくことを願って。

事務所訪問のあとは、とんこつラーメンを食べに連れて行っていただきました。
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おいしかったです!!

ユニオンの皆さんとお別れして、6時ごろに斉藤さんの家に戻りました。途中、ずっとすごい雨&風でした。帰りの飛行機は9時で、お茶を飲みながら斉藤さんとお話して、その後近くの駅まで送っていただきました。3日間、斉藤さんには本当にお世話になりました。

9時に福岡から飛行機に乗り、羽田に着いたのは11時。家に帰る電車は終電でした。危ない、危ない。。。

6日間の熊本&福岡の旅が終わりました。お世話になった皆さま、どうもありがとうございました!! またそう遠くない日に会えることを楽しみにしていますhappy01

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[jp] 畳の上論争

7月3日は映画祭の最終日。上映会は1時からでしたが、その前に映画を見に来てくれることになっていた、フリーのディレクターの山本眸古さん(ドキュメンタリー映画「小梅姐さん」の監督)とラーメンを食べに行くことになりました。山本さんとは、2年前の福岡アジア映画祭で、田代陽子さん(「空想の森」の監督)を通じて知り合いました。

赤坂の「鈴木商店」というラーメン屋さんに連れて行っていただきました。お勧めは「チャーシューメシ」とのことで、とんこつラーメンとチャーシューメシの両方を食べるのはかなりボリュームが・・・と心配しましたが、お勧めというだけあって本当においしくて、食べれてしまいました。

山本眸古さん
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とんこつラーメンとチャーシューメシ
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山本さんは、「小梅姐さん」の英語字幕版を完成させたといっていました。これから海外進出していかれるのだと思いますが、きっと海外でも興味を持つ人は多いだろうと思いました。歌もそうだし、時代背景も。(←翻訳がかなり難しそうですが!)

それとは別に、(映画に出来れば・・・)と思って撮影した作品があるそうですが、それはテレビで放映したそうです。でも、テレビで放映はしたけれど、やはり映画にしたいという思いがあり、編集を始めようと思っているとお話していました。

普段はテレビのお仕事が多い山本さんですが、映画というのは”ハードルが高い”と思っているそうです。お金をとって上映するから、ハードルが高いのだそうです。私は、別にテレビを目指しているわけではないですが、普通に考えてテレビは放送できる本数が圧倒的に少ないのに比べ、映画は規模や収支は別として、どこでも”流す”ことは物理的に可能なわけです。だから、よっぽどハードルは低いと思うのですが・・・。でも確かに従来の映画作りだと、TVよりも多くの予算と人が必要で、そう考えれば確かにハードルは高いですが・・・。

そんなわけで、私のような自主制作者とは違う視点で”ハードル”というのを感じているというのが、ちょっと意外でした。

ラーメンを食べ終わり、映画祭の会場へ向かいました。YWCAの野崎さんや西南の田村先生、フリーターユニオンの沖さん、「祝の島」のカメラマン・大久保千津奈さんたちも観に来てくれました。

上映前に世間話をしていて、ある監督さんが作品で大コケして、10億円近い借金を作ってしまった、という話になりました。「だからあの人はもう上がって来れない」的なことを話していました。そのときに私は、別の監督さんが「映画監督なら畳の上で死ねると思うな」と話していたというのを思い出しました。それで、「映画監督って言うのは、そういうものなんですかねぇ、大きな借金作ったり、人の恨みを買ったりして刺されて死ぬとか・・・」うんぬんと話したら、別の人から、「映画監督は過労死で死ぬ人が多いんじゃない?」と言われました。さらに別の人からは「映画監督は居眠り運転で死ぬ人が多いらしいよ」とも。

私は、この”畳の上で死ぬ”解釈をめぐって、映画監督という職業の捉え方が人によって違うというのが表れている気がして、とても面白いなと思ったのでした。で、また別の人に聞いてみたら「現場で死ぬのが本望って意味じゃない? よく野球の監督が”マウンドで死ぬ!”とか言っているのと同じで」という人もいました。でも、映画監督が製作中に現場で死んだら、周りのスタッフはエライ迷惑だと思うんですが・・・coldsweats01

いつもお世話になっているジャーナリストの寺澤さんだったら(←ジャーナリストも死に際がどんなものなのか、気になる職業ですよね?)、なんて言うかしら?と思って、昨日メールで聞いてみたら、「そんなこと言う人に限って、普通に病院で死ぬ」って書いてあって、笑えました。

この”畳の上”論争、面白いな~と思ってネットでもあれこれ検索していたら、なんと、ネット上の日本語辞書に「畳の上で死ぬ」という項目があり、意味として「事故死や変死ではなく、あたりまえの死に方をする」とかかれてありました。辞書にも載っている言葉なのか!

さらにどんどん調べていくと、「本当に畳の上で死ぬことを望む高齢者が増えているのか」を大真面目に論じた研究者の論文もあったり、たくさんの書き込みも発見して、意外にこの”畳の上”論争が沸き起こっているのだなと妙に感心してしまいました。極めつけは「畳の上じゃなくて、腹上死したい」という書き込み。人が最期、何の上で死ぬのか、畳の上か、現場か、はたまた女体の上か・・・これは人間の様々な想像力を搔き立てるようです。

・・・と、話がだいぶそれましたが、そうそう、福岡アジア映画祭、この日が映画祭前半の最終日でした。

上映後のQ&A
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福岡のUR団地の事情、URにどんな存在であってほしいと思うのか、今後はどんな映画を作りたいか、大学教授のインタビュー裏話、映画の最後のメッセージはないほうが良いのでは?、住民たちのこれまでの人生も絡めたほうが良かったのでは?等質問や感想をいただきました。

上映のあとで
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上映のあとで、野崎さん、山本さんたちとお茶を飲みに行きました。野崎さんは「小梅姐さん」は観ていたものの、山本さんとは初対面だったそうです。野崎さんは、福岡で個性的な単館系の映画館がどんどんつぶれていっていると嘆いていました。(一方で、福岡のKBCシネマが面白いと朝日新聞で取り上げられている記事も見ました。単館系はシネコンに負けないようにあり方を工夫しないと、生き残りは相当厳しいのだと思います。残念な話ですが・・・)

福岡の主な大学として、九州大、福岡大、西南学院大などが挙げられると思いますが、各大学ごとの個性の違いを野崎さんが説明されていたのが、とても面白かったです! もちろん生徒ごとに個性は違いますが、やっぱり大学のカラーってありますよね? それがその後の就職とか(「どこの大学は社長が多いので有名、でも実際は親の跡継ぎばっかり」など)生き方にも多少なりとも影響していると思います。

野崎さんからは福岡のお土産をいただきました。どうもありがとうございます!
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お茶のあとは映画祭の会場に戻り、映画を3本観ました。韓国映画の変遷について語るドキュメンタリー、トルコ人が作った短編2本。どちらも面白かったです。

映画祭のあとは、監督さん&スタッフの方々と打ち上げに行きました。映画祭期間中は毎日飲み会をしているそうですが、私が参加できたのは最終日だけでした。近所の居酒屋へ。
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映画祭スタッフの辻さんと川口さんと。なんと、私たち3人は全員同学年だったことが判明!! 同級生記念写真happy01
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居酒屋のあとは、長浜の屋台に行きました。日曜日の深夜なので、空いていました。福岡名物の屋台ですが、縮小の方向にあるそうで(街の美化とか、家賃を払ってないから不公平、とか色んな理由から)、2代(?だったかな?)までとか決められているそうです。そうなると、今やっている人たちのあとを継いだ以降は、もう出来なくなってしまうわけで、ひとつ、またひとつと屋台が消えていきます。新規開業もできないそうです。それはとても残念・・・!

いつかはなくなってしまうかもしれない風景を写真に収めようとしましたが、暗すぎて、しかも酔っ払っているので、ブレたものしか記録できませんでしたbearing

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麺の固さは、みんな「カタメン」と言っていました。前田さん一人だけ、それよりさらに固い「バリカタ」を注文。(一番固いのは「粉落とし」=麺についている粉をふるい落としたぐらいの状態、というのがあるそうですが、地元の人でも実際にそれを注文している人には会ったことがないと言っていました)。私も一口「バリカタ」を食べさせてもらいましたが、う~~~ん、私は正直あんまり良いとは思えなかったです、通ではないので。。。

私は固めん。
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福岡アジア映画祭、2年ぶりに戻ってこれて、また皆さんと会えて、楽しいひと時でした。12時ごろ帰宅しました。

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[jp] 大きな流れでみれば

7月2日、朝起きて朝食をいただきました。斉藤さんご夫妻は、イギリスに行ったときにB&Bのおもてなしスタイルに感動して、それで日本でもそういうもてなしをやりたいと思ったそうで、まさにイギリスのB&Bスタイルの朝食でした(でも、イギリスではホテルによってずいぶんあたりはずれがありますcoldsweats01)。

盛りだくさんの朝食!
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朝食の後は、支度をして、西南大学へ向かいました。この日は1時から田村先生のゼミで話をする予定になっていました。以前このブログでも書きましたが、”映画監督”として仕事の話よりも、自分が現在までにどんなことを考えて生きてきたのかを話そうと思っていたので、それで内容を考えて大学に向かいました。

西南大学の入り口
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校舎
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西南大学は、規模といい、雰囲気といい、私が卒業した成蹊大学とちょっと似ているかも?と思いました。(ただし、成蹊はミッション系ではないですが)。なんか、ガツガツしていないというようなところが。

講義は大体1~2時間ぐらいで、あとは質疑応答かなと思っていましたが、田村先生からのお話も交える形で、結局終わったときの時間は4時ごろでした。3時間もお話していたことになります!

大学生の頃、アルバイト、就職活動、仕事、沖縄移住、イギリス留学、ブライアンたちとの出会い、ドキュメンタリー制作、日本帰国、上映・・・と、ほぼ時系列に沿って話しました。話してみて、大学生の頃から”路上”というのは、私の中で大きなキーワードになっていると思いました。

また、自分では特に反抗心が強いわけでも、勢いがいいほうだとも思いませんが、田村先生曰く、”はじける要素が十分にあった”そうで、私の高校、大学、最初の職場・・・と、超・保守的な環境にずっと身を置いてきたことが、今の私の行動を説明できるようなことを言っていました。でも、私は超・保守的な環境にいるという自覚もそんなになかったし、そこで抑圧されていたという自覚もなかったのですが。。。でも、そのまた一方で、例えば私がある程度自由な校風や独立心の高い学校に進んでいたら、下手に中途半端に”ガス抜き”されてしまっていたかもしれません。

私は自分の就職活動について話すときに、私のときも”超氷河期時代”といわれる時期だったので、それは今の学生の皆さんと共有できる部分があると思っていました。しかし、田村先生曰く、私のときは氷河期だけど、まだバブルの残像のようなものが残っていたわけで、今の大学生たち(=生まれてから一度も景気のいい思いをしたことがない)とは全く違うのだそうです。そういえば、私の時代は就職は厳しいとはいえ、やはりまだノー天気にとらえる人も多かったような気がします。

私がビデオを撮り始める大きなきっかけとなったのが、市民メディアサイトの「Oh My News」であることは、これまでの上映会でも時々話してきました。この日も、そのときの話をしました。韓国では韓国ならではのメディア事情から発展したものの、日本では根付きにくい”市民メディア”という概念。私はOh My Newsやその他のメディア運動にこれまでちょこちょこと関わってきたものの、基本的にはどこにも無所属で、独りで映画製作をしているので、世の中の映像制作の流れとか、時流と関係があるように思わなかったのですが、鳥瞰的にメディアの流れを見ている田村先生から見れば、私も市民メディア、メディア・アクティビズムやビデオジャーナリストが生まれ始めてきた流れの一環として現れたと位置づけられるようです。

確かに、自分で独自に始めたことだと思っても、そこには時代的な背景(ビデオカメラが小型化し、安価になった&パソコンでのノンリニア編集が可能になった&YouTubeなどのインターネットメディアが一般的になった)が、自分もビデオを始めたということに大きな影響を与えていると思います。きっと10年前だったら、やっていなかったかもしれません。

他にも、話題は多岐に及びました。「ブライアン~」は私が外国人という”よそ者”だから作れたのではないか?とか、マスメディアの”中立”をどう考えるか、日本の運動のシンボル的存在の人には”聖人”っぽさが求められるけれど、海外ではいい加減な人も多いということ、果ては男女差別やヤクザの情婦まで、あっという間の3時間でした。

ほとんど私と田村先生の話だったので、学生さんたちの話を聞く機会が少なかったのは残念でしたが、でも、講義自体はとても楽しかったです。

講義のあとで、田村先生とゼミの生徒さんたちと
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西南大学のあとは、軽く夕食を食べて(←食べれるときに食べておかないと、食べ損ねてしまうので)、上映会場である中央市民センターへ向かいました。
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斉藤さんは、住宅問題の専門家からなる「日本住宅会議」という団体の、福岡支部のリーダーをしていて、今回の「さようならUR」上映会を主催してもらいました。福岡で住宅問題に携わる人たちや、マンション問題、地域の再開発問題に取り組んでいる人たちが観に来てくれました。

斉藤さんからの挨拶
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映画の上映のあとは、10分ぐらい私からの挨拶と質疑応答がありました。福岡では、六本松という地区にある九州大学の跡地の再開発が問題となっていて、市民運動では「文化施設を移設すべき!」と運動をしていますが、担当しているURは賃貸マンション+商業施設を作ろうと計画しているようです。その運動に関わる方も、映画を観にいらしてくれました。

六本松九大跡地を考える連絡会のブログ

上映のあとは、東日本大震災の現地報告がありました。東京から坂庭さんも、報告に参加しました。
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イベント終了後は、かつてURで働いていたという人たちを紹介され、飲み会に行きました。お酒の席では、私の映画の話にもなりました。URの民営化反対運動をしている人からも時々言われることですが「私の映画は危険性をはらんでいる」と言われました。URの批判は分かる、でも、そればかり強調したら「じゃあURは民営化してしまえ!」と言われてしまう、URの批判ばかり強めてはダメだというものです。

この日の上映会のあとの質疑応答では(というか毎度の上映会でも)、会場からはURに対する批判が飛び交います。それはある意味当たり前・当然のことです。でも、URに定年近くまで勤めてきた人(URは定年直前に肩たたきでファミリー企業に行くケースが多い)にとっては、例えば労働組合で会社を勢いよく批判してきた人でも、びっくりするぐらい”愛社精神”があるのです。批判も、よくよく聞いてみると、国民がする批判とは趣が異なり、会社を愛するが故の批判となっていて、一般人の感覚とは相当ずれています。例えば、(もちろんURに勤めている人たちの総意ではまったくありませんが)「天下り役員は可哀想。今まで国で悪いことやってきて、それを黙らせるために天下りさせて、口封じをさせられているという一面もある。本人が望んでやるというだけのものではない」なんて発言を聞いたときは、驚いてしばらく開いた口がふさがりませんでした。

私を飲み会に誘ってくれた人は、もしかして「彼女はURの批判ばかりしているけれど、個人的に普通の職員たちの人柄を知ってくれれば、ちょっとは軟化してくれるかな」風に思って誘ってくれたのかもしれませんが、私もURの実態を知る上で実際に働いていた人たちと会うのもいいことかななんて思ったりもしましたが、「国民の住宅を守る」というより、「自分たちの組織を守る(というか、悪いものだとは信じたくない)」みたいな意識のほうが強いとひしひしと感じるので、情報収集のためとはいえ、今後は接触を控えたほうが良さそうだなと思いました。っていうか、もちろん人柄的には良い人たちばかりでしたが(←それは本人たちの名誉のために断っておきます)、自分が長年仕えた組織を客観的に見ることの”限界”を感じました。

私がもっと大人の対応を取れるのなら、こういう飲み会に出かけていって、楽しく会食し、なおかつ情報収集が出来てよいと思うのですが、黙って話を聴いていることが出来ず「それは全然違う! 見方が甘い!」と大論争になってしまうので(この日もそうでしたbearing)、今はまだそこまで見越した上で振舞える技量が自分にはないと思います。将来的にはそうなれるようにしたいです。

12時ごろ帰宅しました。

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[jp] 福岡での夜回り

7月1日は、朝9時ごろ起きました。江上さんとともに、ベイサイドエリアで朝からやっている温泉へ。江上さんは仕事があるのですぐに会社に行かなければなりませんでしたが、私は次の予定が午後1時だったので、のんびり温泉につかることにしました。
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温泉から出た後は、これから3日間お世話になる斉藤さんの家へ向かいました。今回、福岡に行くことになったときに、福岡の住宅関係で紹介していただきました。最初は上映会のお願いだけでしたが、泊まるところがなかったので、宿泊もお願いすることになりました。

地図を印刷してきたので、斉藤さんの家は無事見つかり、挨拶をしました。素敵なお庭も見せてもらいました。建築家なので、自分の家も自分で設計されたとのこと!! お庭では、スイカやかぼちゃもとれるのだそうです。
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ここが私が寝泊りさせてもらったお部屋。とても快適でした!
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斉藤さんと奥さん
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奥さんはピアノの先生をしていて、作曲もするそうです。奥さんが作曲し、斉藤さんのお姉さんが歌ったというCDと、斉藤さんの娘さん(東京でREONというバンドで活動)が出されたCDをいただきました! 音楽一家です!! 滞在中は音楽の話や海外の住宅の話など、色んなお話を聞くことが出来て、とても楽しかったです。
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この日は午後3時から福岡アジア映画祭での上映でした。時間に間に合うように会場に向かいます。

映画祭の会場がある、九州日仏学館(福島原発の事故で、東京の日仏会館やフランス大使館員がたくさん福岡に避難してきて、この日仏学館にたくさんのフランス人が身を寄せていたそうです)
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映画祭の看板
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久しぶりに映画祭のスタッフの方々に会えました。皆さん、2年前とまったく変わりがなく、タイムスリップしたような感覚に。

映画祭のパンフレット
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さようならURのページ
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上映をして、そのあとのQ&Aは、お客さんは少なかったのですが、質問は活発で、制作で苦労したこと、公共住宅の持つ可能性や将来性について、大震災で73号棟は大丈夫だったのか、URの反応は?、社会運動では実は弁護士が一番悪人なのでは?(←社会運動に”人権派”などといって近寄り、結局は和解に持って行き、当初の目的を果たせないで終わらせてしまう)などなど、様々な質問をいただきました。

実は、映画祭会場の九州日仏学館の隣が、この日解体工事をしていたのですが、ここにもURの団地があったのだそうです!! 住民が追い出されてしまったそうです。福岡の場合、URの団地は中心地の便利な場所にあり、それらを取り壊して商業ビルを建てる動きが多い、と聞きました。確かに、このあたりは「赤坂」というエリアで、超中心地です。こんな場所に新しい賃貸マンションを建てたら、家賃は3倍ぐらいでは納まらないでしょう。
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自分の映画のあとは、韓国の女性監督(キム・ジヨンさん)が日本の地方選挙について撮影したドキュメンタリー「選挙・日本の場合2」を見ました。
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上映後のQ&A(向かって左から映画祭代表の前田さん、監督のキムさん、プロデューサーでこの映画の主人公でもある蜷川さん)
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金さんになぜこの映画を撮ろうと思ったのか?と聞きました。金さんは、「自分から撮ろうと思ったのではない。でも、撮らないかと声をかけられて、自分は今とにかくたくさん作品を作りたいから、それで作ることにした」と言っていました(まぁ、これは単純化して説明してくれただけかもしれませんが)。

私はちょっと前にも、「とにかくたくさん作品を作りたいから」という映像制作者にあったことがあります。私自身はその感覚が、いまいち良くわかりません。作品を撮るということは、お金をもらえるorもらえないに関わらず、その間の自分の生活やエネルギー、大げさに言えば人生をつぎ込むことと等しいと思います。だから、自分から「撮りたい」と思えるものしかやりたくない(そもそも自主制作なんだし)と思ってしまい、自分はこの調子だと一生のうちで10本ぐらいの作品しか出来ないのでは?と試算しているのですが(いや、10本も出来たらすごいと思う)、まず量産したいという気持ちでどんどん作っていく人を見ると、(そういう発想の人もいるんだ・・・)とびっくりします。

でも、最初は自分が気乗りしなかったものでも、だんだんと撮影するに連れてその面白さを発見していくこともあると思いますし、映画は完成させないと誰にも評価してもらえないので、チャンスがある限りどんどん作品作りに取り掛かって、完成させていく、というスタイルもありだと思います。金さんは1年に1本のペースで長編ドキュメンタリーを発表し続けているんですって! すごいエネルギーだと思います。

プロデューサーの蜷川さんは、「最近はドキュメンタリーを作るのが、どんどん難しくなっていってるよね」と言っていました。NPOとか福祉施設とか、そういうところのスポンサーを得て、障害者や作業所の感動ものドキュメンタリーを作るのが流行っている、とも。「本当に自由に作るのは、難しいよね」と嘆いていました。また、映画を「完成」させることの難しさについても話していました。「俺はどんな映画でも、まず完成させたと言うそれだけで80点やる!」と言っていました。映画作りを始めても、途中で頓挫する企画が、とても多いのだそうです。そのことについて、キムさんのほうは「映画を完成させるのは甘くない。執念が必要」と言っていました。

キムさんの映画を観た後、映画祭の会場を離れ、斉藤さんと待ち合わせして野宿者の夜回り&配食に参加しました。「福岡おにぎりの会」です。斉藤さんもメンバーとして活動しています。
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食中毒を防ぐために、4月以降はおにぎりではなく、パンを配っているとのことでした。袋にパンとチーズ、おにぎりの会会報をいれたセットを手分けして作ります。
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元野宿者、高校生、大学生など、たくさんのボランティアで部屋が溢れかえっていました。
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果物セット
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部屋の中には、野宿、アルコール中毒、DV被害者シェルター、外国人移住者支援など、様々な情報のパンフレットが置かれていました。
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福岡市内の各所に配ります。ここ数年は生活保護を受給して路上から脱する人が増え、以前よりだいぶ少なくなったと言っていました。民主党政権になってから、いわゆる「水際作戦」が減り、多くの人が生活保護受給者となったそうです。
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ビッグイシューの販売員さんも来て、雑誌を販売していました。
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常連のお客さんが書いてくれたと言う、販売員さんの似顔絵。本人にそっくり・・・!
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いくつかの班に分かれて配食に向かいます。私は斉藤さんとともに、舞鶴公園の班に参加しました。舞鶴公園には、以前は50人以上の野宿者がいたそうですが、今は少なくなったと言っていました。それはそれでよいのかもしれませんが、少なくなったことで野宿者どうしの横のつながり・交流も失われてしまったそうで、生活保護を受給してアパートには入れても、友達がいなくて孤独死する人が、毎年数人いるそうです。
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もう9時過ぎなので、公園はひっそりしているのかと思ったら、マラソンをする人たちがたくさんいました。
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一体この公園のどこに野宿をしているのだろう?と思ったら、マラソンする人たちのすぐ脇の、真っ暗な辺りにテントの群れがあるというのです。暗くて全く見えません。
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懐中電灯を持って、茂みのほうへ向かっていきます。
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確かに、真っ暗な中にテントがいくつかあります!
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持ってきたパンや果物、衣料、歯ブラシなどを渡し、体調などについて聞いていました。3分も時間はなかったと思いますが、その間に何箇所も蚊に刺されました。お堀が近くにあり、藪の中なので、蚊がたくさんいるみたいです。ここで生活するのは大変だろうなぁ、とつくづく思いました。

公園の別の場所へ移動します。
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猫を飼っている野宿者の人もいました。フラッシュで目が怖い・・・!
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数箇所を回り、この日の夜回りは終了しました。斉藤さんの家に戻り、おなかがすいているかときかれました。そういえば、何だかんだで食べる時間を持てなかったことに気がつきました。肉じゃがをいただいてから、寝ました。
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[jp] お風呂はあるけれど・・・

6月30日は、朝早めに起きて朝食を食べました。見晴らしの良い素敵なホテルでした。
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宮田さんと10時に待ち合わせをして、まず宮田さんの「さをり織り」の工房を訪ねます。友達とともに、自分たちで建てたのだそうです!
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周囲は畑
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工房の中。さをりの織り機が見えます。
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たくさんのカラフルな糸。私が熊本に来る前日に、熊本で地震がありましたが、そのときは糸がたくさん下に落ちていたそうです。まぁ、糸が落ちてきても怪我はしないでしょうが。。。
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工房の中の様子。
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子どもたちによる「さをり」のアート
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そのあとは、武蔵ヶ丘団地に向かいました。団地の中で、73号棟同様、1棟だけが壊されたそうです。現在、この跡地をどうするかという段階で(URの中では既にプランはある可能性がありますが)、防災のための施設にするとか、様々なことが話し合われているとのウワサです。このあたりについては、詳しい人を探して、ちゃんと調べようと思います。

取り壊されたあとの跡地
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な~んにもない更地なのに「危ないから入らないでください」って、こういう看板、URとか役所は好きですよね。ここを誰かが占有したり、住み着いたりされたら、やっとのことで住民を追い出したのに、また厄介な問題が・・・とか思うのでしょうけれど。
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武蔵ヶ丘団地入り口
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立派な高層の建物ですが、よくみると結構傷んでいます。
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団地内の郵便局
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1階が商業施設になっている棟
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しかしよくみると、かつては商店街のようになっていたのだと思いますが、簡易的な八百屋と、写真や、百円均一の店以外は、シャッターが閉まって閉鎖したところもあり、また、最近団地で流行っている住民たちが運営する交流サロンのような場所だったりして、ここでも、東京の団地同様、かつての家族構成から激変して一人暮らしの高齢者が増え、商店街が寂れる、という状況があるのだと思いました。

郵便ポストを見ると、この棟の3分の1近くは空き室であることが分かります。
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建物の1階に「NPO法人武蔵ヶ丘ご近所クラブよりみち」という看板を見つけたので、中に入ってみました。
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しかも定食が350円と書いてあります! 安い!!
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中の様子
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ここの代表をされている志谷直彦さんにお話を聞きました。
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志谷さんによると、ここの団地の高齢化率は高く、家に引きこもりがちになったり、スーパーは経営効率の面から規模を縮小したものしかなくなってしまったそうで、高齢者たちが外に出て、気軽に交流できる場を創りたいということで、これを始めたそうです。安価で定食を出し、コーヒーも100円。ここで働く人たちは、皆この団地やその周辺に住む人たちで、ボランティアで無償で働いているのだそうです。
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お昼ごはんをご夫婦で食べにこられた団地の人。「350円なら、自分で作るより安い」と言っていました。確かに。
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無償ボランティアという形態だからかろうじて運営が出来ているのだと思いますが、でも、もはやURの団地の衰退は住民たちの自助努力でしか救えないのだなぁ・・・という思いもしました。URはただ建物を作るだけ。コミュニティーとか、街を育てる、守る、続けるとか、そういうものには全く興味がないのだなぁ、と。(逆にコミュニティーつぶしをするぐらい)。無償ボランティアの方々も、何らかのつながりややりがいを感じて続けているのだろうと思いますが、そういう人たちの善意とがんばりでこのようなコミュニティーが成り立っているのをみるのは、複雑な気持ちにもなります。

団地の取り壊しについても、志谷さんにお聞きしましたが、「出て行った人たちは100万円もらって、出て行ったのだから、良かったのではないですか?」ということだけで、詳しいことは分からないといっていました。高幡台団地の他の棟に住む人たちも「73号棟に残っている人たちは、ごねてお金を吊り上げようとしている人たち」と批判する人たちもいるぐらいですから、当事者以外の反応はこういうものだろうとも思いました。

武蔵ヶ丘団地のあとは、フードパークに連れて行ってもらいました。第3セクターで運営する、食品の製造工場&直売所です。
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いくつものお店が入っています。どれもこだわりの品ばかり。
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フェアトレードのオーガニック・コーヒーのお店
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早速コーヒー豆を購入!軽めの物を選びました。
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熊本産ワインとお菓子のお店。
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熊本でワインというのは意外だったのですが、試飲させてもらったところ、おいしい! やや甘めの赤を買いました。
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チーズとかも良質ですし、どれも直売なので値段も比較的安いです。熊本に行かれた際にはぜひ立ち寄ってみてください!

そのあとは、江上さんに教えてもらった「0円ハウス」を訪ねてみることにしました。坂口恭平さんという方が、今回の震災で生まれ故郷の熊本に戻り、築80年の空き家を見つけ、そこを避難所として活用し始めた、という取り組みなのだそうです。私も(それは面白そう!)と思い、訪ねていきました。「坪井にある」という情報だけを頼りに。。。

幸い、地元の人で「それ聞いたことある!」という方がいて、行きかたを教えてくれました。途中に、夏目漱石の住んでいた家もあり、この辺一体はちょっとした高級住宅地風。0円ハウス、本当にあるのでしょうか?!

夏目漱石の家
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ありました! ゼロ円ハウス!! 古い民家と、手前には手作り感溢れる小さな家らしきものが・・・
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この家、かなり気になります!中を覗いてみると、誰か寝泊りしているような感じ。
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庭には、わずかな米が植えてあります・・・
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薪も結構つんでありました。
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「すみませ~ん!」と何度か大声で言ってみたのですが、人のいる気配がありませんでした。残念。。。
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玄関の扉がなく、ダンボールみたいなもので足元だけふさがれていました。よって、外からでも中の様子が良く見えました。
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坂口さんにぜひ会いたかったですが、残念。。。
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そのあとは、宮田さんが翌日からさをりの展示をするという福祉作業所兼カフェギャラリーにお邪魔しました。車でだいぶ走ったら、かなり自然に溢れた地域に到着。なんとこの町では、移住者に100万円を支給しているのだそうです!(←但し、市外から新たに来てここに土地などを購入した人対象らしいです。興味のある人はぜひご自分で詳細な条件を調べてみてくださいね)
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熊本でも、また、その後の福岡でも聞きましたが、今回の福島原発事故で、福島や関東方面から九州に避難や移住されに来る人たちは、かなりいるみたいです。中にはこういう移住者を積極的に受け入れている町で、本格的に移住をするという人たちもいるかもしれませんね。
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福祉作業所兼カフェギャラリー「るぴなす」
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作業所に通われている方と、スタッフの方たち
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宮田さんのさをり展示作品が並べられていきます。
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気がついたらもう夕方になり、私は福岡に向かうため宮田さんとお別れしました。今回、急な訪問にもかかわらず色んなところに連れて行ってくれたことに感謝しつつ。

熊本から福岡は高速バスで2時間、2000円(回数券なら1600円)という近さです。7時ごろに福岡に到着。ちょうど雨も降り出していました。

天神前で江上さんと会いました。この日は私が福岡に来るということで、映像、アート、社会活動などをされているお友達を集めて、ブライアンの上映会をしよう!と企画してくれました。江上さんは知人からプロジェクターを借りるため、他の駅に行かなければならないということで、その間、私は江上さんお勧めの定食屋でご飯を食べて待つことに。

お店の名前は「わっぱ定食堂」。店内は女性客が多かったですが、ボリュームはかなりあります。
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私は豚汁と焼き魚のセットを注文。おいしかったです。
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ご飯を食べ終わり、天神から歩いて薬院へ。最近引っ越したばかりの江上さんの家に向かいます。家に到着すると、既に8人ぐらいがいました。・・・っていうか、引っ越したばかりとはいえ、物が少なすぎる!! たんすもテーブルもTVも、とにかく何もないので、家というよりはイベントスペースのようです。江上さん自身も、ここで寝袋で寝てるんですって!!

早速ブライアンの上映の準備を。借りたプロジェクターと江上さんのパソコンの接続が合わずにヒヤッとしましたが、他の人のノートパソコンとは合って、一件落着。
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スクリーンの前で挨拶をする江上さん。スクリーンもかなり大きいし、ここ本当にイベントスペースにしたらいいのに、と思います。
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ブライアンの上映。私はブライアンが亡くなってから、自分の映画をみるのが初めてでした。ひとりで見るのは気が進まなかったので、こうしてみんなと一緒に観れてよかったです。でも、死んでしまった今は、ブライアンが言っていた言葉一つ一つが、自分に今まで以上に重く響いてくるように思いました。
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映画が終わったときには既に11時を過ぎていて、残れる人だけが残って映画についてディスカッションをすることになりました。現在、佐賀の玄海原発が話題になっていますが、福岡から佐賀に出向いて抗議活動をしている人たちから、ブライアンの活動についてたくさん質問をもらいました。と同時に、私も玄海原発が抱える危険性や、地元の人たちのあきらめモード、福岡の一部の人たちが声を上げている現状などを聞きました。連日の抗議活動では、もちろん生活や仕事にも支障が出るし、彼らの声は大声の出しすぎでかすれてもいました。福島の事故を見てもわかるように、原発はその地域や自治体だけの問題ではありません。のんびり構えられないこの状況で、どうやってこの問題を広めていけるのか、そして自分には何ができるのか、今も考え続けています。

気がついたら12時過ぎになり、ちらほらと帰っていく人たちもいました。私はこの日は、当初の予定では500円のジャグラーゲストハウスに泊めてもらうことになっていたのですが、もう12時ですし、外は大雨。ここからゲストハウスはタクシーで行くしかないという状態。しかも、そのゲストハウスはお風呂がない。。。

江上さんのここに泊めてもらったら?とも思い始めました。お風呂もあるって言ってたし・・・

そうしたら、江上さんが「うちはお風呂はあるんだけど、ガスをまだ引いていないので、水風呂なんです」というではありませんか!!!!

6月末とはいえ、完全な水風呂はかなり厳しいかも・・・風邪引いちゃったら、あとのハードスケジュールをこなせないし・・・。と、何気に健康志向の私は、頭の中がぐるぐると回り始めました・・・

久留米に住んでいるという人が、「ちょっと遠いですがうちに泊まりますか?お風呂ありますよ。奥さんに電話しなくちゃだけど」と親切に言ってくれましたが、久留米はちょっと遠いし、外は大雨だし、12時に知らない人が泊まりに来るって、奥さんや小さなお子さんには迷惑だろうし・・・と思いました。他の人も今でも開いているこのあたりの銭湯などを調べてくれたりもしたのですが、1時ごろに終わってしまう銭湯が多く・・・

深夜に大迷惑な、どこに泊まる会議!
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結局、”会議”をする間から既に私の心は(今日は江上さんのところに泊めてもらって、お風呂は明日銭湯に)とだいぶ傾いており、無意識のうちに私は自分の荷物を広げ始めていたようです(自分の居場所を既成事実的に作ってしまおう、という意識のあらわれなのでしょうか??)。

江上さんから「早川さん、なんだか荷物広げ始めちゃっているみたいだから、じゃあここに泊まりますか?」と言ってもらえ、わたしは待ってましたとばかりに「お願いします」と言ったのでした。江上さんの寝袋を貸してもらい、寝ることに。

私の荷物は空港で計ったら約13キロあったのですが、おそらく江上さんのここにおいてある荷物より私のもののほうが多いのでは?と思います。(他人の家なのに、5分後にはもう既に自分の場所と化していますcoldsweats01
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結局寝たのは2時ごろでした。

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[jp] 種子島の詩人

6月29日、羽田から熊本へ向かいました。空港で、「ブライアン~」にも登場する宮田さんに迎えてもらいました。車に乗って、宮田さんのお友達の濱田龍郎さんを訪ねました。

濱田さんは「九州ラーメン党」という一瞬政党のような名前と思ってしまう団体を率いているのですが、これは政党ではなく、ボランティア活動なのだそうです。詩人として活動する一方で、ラーメン屋を営み、さらに、今回の東日本大震災やこれまでの各地の災害では、現場に赴いてラーメンを無償で振舞う活動をされています。

3人で地元の焼肉屋に行きました。
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焼肉は考えてみたら、ずいぶん久しぶりでしたconfident
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2年ぶりの再会の宮田さん
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種子島出身の詩人である濱田さんは、自作の詩を書いてくれました!
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出来上がり!
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「小亀 孫亀 帰ってくるよ おーい 馬毛島 ふるさとの海」という詩です。詩も素敵ですが、この字体、バランスが絵のようだ、と思います。Tシャツに印刷する案もあるそうです。

種子島近くの馬毛島は、米軍の基地移設の有力候補地になっているそうで、そのお話を聞きました。URの住宅問題でも感じたことですが、単に「反対」や「賛成」ではなく、利害関係者を複雑に絡ませ、住民運動さえも影では抱き込み・・・といったような国の進め方が、ここでも進められているようだというお話を聞きました。住民の反対運動を意図的に起こさせ、そしてそれを収め、最後には目的を達成させるというような、長期ビジョンの高度(?)なやり方。こういう長期的な展望を見据える能力があるのなら、それを国民のために使ってほしいと思うのですが・・・。

馬毛島の米軍基地移設についてはネット上でもいくつかの記事があります。1年以上前の記事ですが、参考までにご紹介します。(他にもっと詳しいのがあると思います)。「政府検討、米側は難色」とか書かれていますが、きっとそういうのも全部筋書き通りのものなんだろうな~と思ってしまいます。そもそも無人島になぜ立派な滑走路が既に作られているのでしょうか!!

濱田さんたちは、それらの政府のやり方も見越した上で、どう馬毛島に米軍基地を移設させないかの方法を探っているそうです。

「ブライアン~」の上映で、私は初めて各地の地方都市を回る機会を得ましたが、自然が豊かな一方で、米軍基地、原発、ダムなどの誘致・建設との戦いでもあるのだ、と思いました。この日本で、本当に静かに自然とともに調和して生きられる場所を見つけるのは、不可能なのではないか?とさえ思ってしまいます。

ずっと熊本にお住まいの宮田さんからも、熊本でも原発誘致の話はこれまでに何度も起こったと聞きました。反対運動でその計画をつぶしても、また亡霊のように湧き上がってくるのだそうです。原発以外にも、大規模な公共事業の計画(莫大なお金をかける割には利用価値の低いもの)があれこれと持ちかけられるそうです。

今回、熊本でも新作を上映できればと宮田さんにお願いしていましたが、平和運動にずっと携わってきた宮田さんは、私の今回のテーマである住宅問題、住宅運動では、なかなか知り合いがいなくて、どこに声をかけてよいのか分からなかった、と言っていました。

確かに、様々な社会運動、住民運動がありますが、それぞれが別個に運動しているものの方が多いです。前回、「ブライアン~」を上映していただいた人たちの中には、純粋に「反戦」を目的として活動している人も多いので、そういう人たちにとっては「さようならUR」は専門外の映画となります。一方で、反戦を活動の中心としつつも、その人たち自身映画に幅広く興味があって、社会問題の映画の一環として「さようならUR」の上映を検討してくださる方々もいます。多分同じような現象は、例えば「障害者福祉」だったり、「冤罪」だったり、色んなテーマで分かれているのかも知れません。

今回、宮田さんとお話していて、ふと、2年前に「ブライアン~」を上映していただいたときの会場が「武蔵ヶ丘教会」だったことを思い出しました。URが高幡台団地73号棟を耐震性不足で取り壊すと決定したときに、全国で同じような団地をピックアップしたものの中に、「熊本県武蔵ヶ丘団地」と書いてあったのを思い出したのです! ネット上にも記事があります。

宮田さんに「以前上映していただいた”武蔵ヶ丘教会”というのは、”武蔵ヶ丘団地”の近くにあるのですか?」と聞いたところ、そうだとのこと!! それはぜひ現地を訪ねてみたいですし、そこの住民の人たちならば映画にも興味を持つかもしれない、という話になりました。そして熊本の大学で建築を学んでいる学生たちも興味を持つのでは?と、話していたらどんどん宮田さんからもアイデアが出て、「夏には上映会をやりましょう!」という話に。誰に向かって呼びかけるか、どういう人たちが映画に興味を持つのか、そういう分析も自主制作映画ではとても重要だと思います。翌日はまず武蔵ヶ丘団地を訪ねてみようということになりました。

色々とお話しているうちに、夜になり、宿に泊まりました。今回、急な訪問にもかかわらず、宮田さんが宿を用意してくれました。
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濱田さんからいただいた著書
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[jp] 福島在住のイギリス人アーティスト

今回の東日本大震災+福島原発事故で、多くの外国人が日本から去りましたが、その中でひとり(どうなったのかな・・・)と気になっていた人がいました。

1年以上前の「もやい」のイベントで偶然知り合った、イギリス人アーティストのGeoff Readさんです。彼は、日本人女性と結婚して、福島県の山奥に移住しました。そのときの飲み会で、ちょうど彼の目の前に座った私は、同じイギリスつながりということで盛り上がり、福島の大自然の中での子育て等、色んな話を聞くことが出来ました。

先日、ブライアンの訃報メールをいろんな人に出したときに、Geoffさんにも送っていて、福岡から戻ったら返事が来ていました。

Geoffさんの近況についても書かれていて、福島で心配しながら暮していること、つい最近原発と子どもに関するアートプロジェクトを始めたことなどが書かれていました。これから開催されるフジロックでも、その展示を行い、反原発についてのメッセージを発信していくそうです。

Geoffさんが始めたプロジェクトについては、こちら

Geoffさんが、メールの中で、「子どもには選挙権がないけれど、大人が決めたことは結局子どもたちに一番大きく影響してしまう」と書かれていて、本当にそうだよなぁ・・・と思いました。

福岡で佐賀の玄海原発を止めるために活動されている人たちと、Geoffさんが繋がれたら・・・と思い、今日は紹介メールを書いて出しました。

今日の日中は、福岡のインフォショップ「反転地」の佐野さんより送っていただいた、ユーストのリンクを複雑な気分になりながら見ました。

加藤登紀子さんとの対話を収録したユースト
http://ustre.am/Avfr

その対話後に収録したユースト
http://ustre.am/AwJg

福岡で原発についてサウンドデモで抗議をしている人たちのブログです。
日本各地で声を上げている人たちが点ではなく、線で繋がっていけたら、と思います。

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[jp] 初のアメリカ上映!

熊本、福岡の約1週間の旅を終えて、昨夜1時過ぎに戻りました。今日は起きたのが11時半! 福岡ではかなりのハードスケジュールだったので、かなりくたくただった様です。

熊本&福岡ではたくさんの人に出会え、また大変お世話にもなりました。これから数日かけて、また写真をこのブログにもアップして行こうと思います。

ところで、以前このブログでもちょっと書いたかもしれませんが、アメリカ人からブライアン~の映画を上映したいというメールを2ヶ月ほど前にもらっていました。その後DVDを送ったりして、どこで上映をするかなどのやりとりがありましたが、その間にブライアンの訃報。。。

残念ながら追悼上映会という形になってしまいましたが、7月6日にシカゴで上映されます!
シカゴのインディーメディアにも、追悼上映会の宣伝が掲載されています。7月14日にはウィスコンシン州マジソンでも上映会が予定されていますが、こちらの詳細はまだ未定です。

いずれにしろ、初めてのアメリカ上映。どのような反応があるか楽しみです。

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