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[jp] 福岡からの情報発信を

7月4日は福岡の最終日。朝6時半におきて、朝ごはんを食べずに出かけました。前日の飲み会で、福岡県庁前で毎日抗議の演説をしている男性がいるときき、ぜひ見に行ってみたいなぁと思って、早起きしたのです。大体8時ごろから、職員の出勤が終わる9時過ぎまで、県庁前で演説しているとのことでした。

地下鉄で県庁前まで行き、県庁まで歩きます。でも、すごく静か・・・
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出勤する職員の人たち。普段ならこのあたりに立って演説をしているらしいのですが。
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出勤時の職員の人や、公園の清掃のおじさんたちに聞いたところ、毎日やっているわけではなく、今日はお休みで、ここ数日そういえば見かけない、ということでした。残念!

残念だけど、いないならここにいても仕方がない・・・と思って、駅に向かって歩き始めたら、福岡アジア映画祭の前田さんと今村さんから電話が来ました。「今県庁前にいる?」と。

私は「100メートルぐらい離れたところにいます!」といって、県庁前に戻り、前田さんと今村さんに会いました。二人とも、昨日の飲み会で私に教えたものの、肝心のおじさんが今日は立っていないので、電話してくれたそうです。

残念だね、と話して、朝ごはんを食べに行くことになりました。「福岡ではラーメンだけじゃなくて、実はうどんも有名」ということで、うどんを食べに行くことにしましたが、うどん屋はどこも11時ごろの開店。このときまだ9時ごろでしたので、どこも開いていませんでした。

うどん屋を探しながら歩きました。途中、山笠まつりの飾りが街中に飾ってありました。
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これをお祭りのときまで飾っておくそうで、夜はきれいにライトアップされるそうです。飾りの前にイスが並べてあるのは、座って鑑賞するため!
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この飾りを作る人形師(博多人形の人形師)は年々少なくなっていて、限られた職人でこのお祭りの飾りを作るため、人形師は大忙しなのだとか。
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飾りを楽しみつつ、歩きます。御笠川の近くまでやってきました。
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ここには、終戦直後からバラック小屋を建てて住んでいた人たちがたくさんいたそうです。川のそばには公団の団地がたくさん建っているのですが、そもそも団地を建てた背景にはバラックに住んでいた人たちをどかして団地に入れるためだったと聞きました。
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何事もなかったかのような川辺と、普通に建っている高層団地を見ただけでは、そのような過去と背景があったとは、想像できませんでした。

またしばらく歩きます。街中で、山笠が走るコースとなっている場所は、お清め(結界?)がされていました。
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本当に、街中が「山笠」中心となっているようで、道路にもこんな注意書きが。
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山笠の本番前には練習をかなりするようですが、職場によっては「山笠なら休んでもOK」というところも結構あるようで、平日の昼間にもかかわらずお祭り姿の壮年層が溢れていました。中には、子どもの学校を休ませたり、学校によっては「山笠なら仕方がない」ぐらいに考えるところもあるんですって!
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また別の飾りを見ました。
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山笠祭りで重要な、櫛田神社にも立ち寄りました。ここがスタート地点なのだそうです。
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神社内にはお祭りの鑑賞(観戦?)のための桟敷席が作られていました。
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子どもたちも、先生に引率されて見物に来ていました。
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櫛田神社の鳥居を出てすぐの路地が、まるでドラマにでも出てくるかのような風情を持った佇まいで思わず見とれていたら、ラーメン屋のご主人が出てきて「もうこんな場所は福岡でも数箇所しか残っていないだろうね」と昔の話をしてくれました。
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ご主人は、山笠まつりでは、台の上に乗る人だそうです。(これは限られた人しか乗れないので、台の上に乗るのはすごい名誉なことなのだそうです)

やっと24時間営業のうどん屋を見つけ、入りました。ごぼうのてんぷらのトッピングが、こちらではポピュラーなのだそうです。
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うどんを食べ終わった後は、今村さんとお別れし、それから私は「渡辺通り」に向かいました。九州電力の本社前で玄海原発反対の抗議活動をしていると教えてもらったので、そこを訪ねるためです。「原発止めよう!九電本店前ひろば」は、4月20日から毎日続けられているそうです。

「原発止めよう!九電本店前ひろば」
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ホントに九電本社の入り口目の前です!(お昼休み休憩で外に出てくる社員らしき人たち)
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この日、テントにいたのは青柳さん、横田さん、柳瀬さんでした。
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青柳さん(向かって右)と、柳瀬さん(同左)とともに
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ひろばの様子をブログに写真とともにアップしている横田さん(向かって左)。
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横田さんのブログに、私の訪問についても紹介していただきました!

玄海原発について、福岡での抗議活動について色々お話を聞いていたら、既に共通の知り合いや友達の名前が何人も出てきて、うれしくなりました。毎日青柳さんが流しているひろばからの報告メールは、なんと2000人に配信しているのだそうです!

ここ数日、九電のやらせメールなどで激震の玄海原発ですが、この流れを盛り上げて再稼動阻止になればと思います。福岡に行かれる予定の方は、ぜひひろばにも立ち寄ってください!!

次の予定があったので、ひろばには30分ほどしかいられませんでした。次回は、もっと時間に余裕を持って、ビデオカメラも持って訪ねたいです!

午後はフリーターユニオン福岡の事務所を訪ねることになっていました。九電本社前ひろばを離れたとたん大雨となり、地下鉄に乗って待ち合わせ場所へ向かいます。昨年福岡を訪ねたときに、江上さん主催のurban potlatchイベントにフリーターユニオンの沖さんが来られていて、それで今回フリーターユニオンを訪ねることになりました。

田村先生も合流して、ユニオンの事務所へ。

事務所の様子
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フリーターユニオンのニュースレターなど
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沖さんと田村先生
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ユニオンの竹森さん(向かって左)
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現在大学生の沖さんですが、悩める現代の大学生!という感じで切実な悩みが沢山あったのですが、それを田村先生と竹森さんにばっさりと切られていく様が、失礼ですがコントのようで大笑いしながら聞いていました。

竹森さんは、福岡では東京のように映像を使った運動というのはそんなに一般的ではない、と言っていました。福岡の反原発サウンドデモの人たちはユーストリームとか使っていますが、確かにそれ以外で映像というのは単発のものを除いて、そんなに聞いたことがありません。

でも考えてみたら東京でも、それなりに知られていて、なおかつコンスタントに映像発信している団体や個人といったらレイバーネット、アワプラ、岩上安身さんや畠山理仁さんのチャンネルなどではないでしょうか? 東京でもまだまだ少ないと思います。(私が知らないだけかもしれませんが)

ユーストリームで生中継するというのは、それだけで市民メディアや市民運動にとって大躍進だと思うのですが、最近ユーストリームが氾濫していて、生中継的”ダダ漏れ”は面白いかもしれませんが、アーカイブを覗いた時に「1時間」とか書いてあるのを見ると視聴するかどうか、正直躊躇してしまうものもあります。だって、TVでは得られない情報を見るために、他にも見なきゃいけないものがたくさんあるのですから!

例えばこれまで記者クラブメディアに独占されていた記者会見とかを生中継するのは、「生中継しているんだぞ」という心理的な圧力をかけることにもあって効果があるし、その問題に本当に関心がある人ならば、1時間や2時間のアーカイブも喜んで見れると思いますが、それ以外の場合はやっぱりダイジェスト的にまとめたものや、それが無理なら要約のテキストが欲しいよなぁって思ってしまいます。

でも”編集”は相当時間がかかるし、それでは速報性という役割を果たせなくなってしまうので、結局は生中継をアーカイブしたのみというものは少なくないです。ならば、ダダ漏れではなく”編集”を意識した番組構成にして、生中継でも、放送時間を短縮し、なるべくコンパクトに情報を詰める努力がそろそろ必要になってきている段階では?とも思います。じゃないと、やたら放送時間ばかり長くなってしまって、最初から最後まで見た人じゃないと情報を拾えないというのは、非効率だと思います。

そんなわけで、まずは無編集でもYouTubeやUstreamで情報発信をすること、そしてその次の段階として編集したダイジェスト版をつくる、もしくはつなぎを考えながらほとんど編集しなくてもいいように撮影する技法を身につけること、というステップがあると思います。”編集”という概念を持って撮影するか否かだけで、ずいぶん出来上がりに差がつくはずです。

フリーターユニオンの人たちと話していて、今度福岡に来たときは、簡単な撮影と編集、そしてYouTubeにアップするまでのミニ講座をやりましょう!という話で盛り上がりました。

私はメディアールでも根来さんとともに3分ビデオ講座を担当しましたが、そのときは全8回(各2時間)で、結構びっちりとやりました。単に撮影、編集の技術的なことだけにとどまらず、撮る・撮られるという関係性、カメラの暴力性、構成の考え方、インタビューの仕方、著作権、テロップ&ナレーション原稿を作るときの注意、さらに自主上映会の開催、映画祭への応募まで網羅しました。

でも、もっとダイジェスト版として、2~3時間ぐらいで最低限のことが分かるワークショップをやってみたいです。基本的な撮影、カメラの構え方と、ちょっとした撮影のコツ(画面のどの位置に被写体を置くかを工夫するだけでずいぶん見栄えは良くなる)、特に組合などでの撮影で気をつけること(公務執行妨害とか、あとはカメラで撮影が出来ないときのICレコーダー録音とか)などもあったほうがいいかもしれません。2~3時間でやれるとしたらどんな構成になるのか、考えてみたいと思います。

カメラはデジカメの動画機能やiPhoneなどでの撮影を前提として、編集ソフトも無料でダウンロードでき、普通のノートパソコンで編集が出来るウィンドウズ・ムービー・メーカーを使うことにすれば、映像機器を本格的にそろえなくても全然OKなので、まずは情報発信をすることを目的に始めたら良いでしょう! (私も初めて1年ぐらいはそういう環境でやっていました。60本近くのミニ映像を作ってYouTubeにアップし、撮影と編集の基礎がだいぶ理解できました)。

今後実現できたら、面白そうです! 福岡のユニークな活動がどんどん世の中に発信されていくことを願って。

事務所訪問のあとは、とんこつラーメンを食べに連れて行っていただきました。
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おいしかったです!!

ユニオンの皆さんとお別れして、6時ごろに斉藤さんの家に戻りました。途中、ずっとすごい雨&風でした。帰りの飛行機は9時で、お茶を飲みながら斉藤さんとお話して、その後近くの駅まで送っていただきました。3日間、斉藤さんには本当にお世話になりました。

9時に福岡から飛行機に乗り、羽田に着いたのは11時。家に帰る電車は終電でした。危ない、危ない。。。

6日間の熊本&福岡の旅が終わりました。お世話になった皆さま、どうもありがとうございました!! またそう遠くない日に会えることを楽しみにしていますhappy01

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