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2011年8月

[jp] まぁまぁ順調か

久しぶりの編集作業を昨日から始めましたが、今日は編集作業にもなれて、結構集中して作業することが出来ました。朝8時ごろに起きようと思ったら、9時半だったのがややショックでしたが、それでも午前中には残り30分のテープ書き起こしをやり、そのあとは4時間分のキャプチャ作業をしながら、どういう構成にするかを考えました。

当面、作るビデオは3種類。1つは「住まいるチャンネル」生放送用、2つ目は仮設住宅中澤さんのインタビュー、3つ目は仮設住宅鈴木さんのインタビュー。

名古屋イベントで上映したいと思っているのは、中澤さんのインタビューなので、まず中澤さんから編集作業をすることにしました。中澤さんは80歳の元漁師なのですが、ここ仙台に住み始めたきっかけが太平洋戦争で、そのときの体験と現在の震災について語ってくださっているので、名古屋で「あいち平和映画祭」イベントで上映するのに、ふさわしいかもしれないと思ったのです。

キャプチャが終わったあとは、早速編集作業を始めました。インタビューをなるべくブツブツ切らずに、本人の会話をそのままいれるようにしました。そのほうが、語っている内容以外の、”雰囲気”も伝えられると思ったので、なるべく切らないように心がけました。

候補となる素材自体は全て並べ終えて、現在17分ほどになっています。途中、やや字幕を入れないと話の前後関係がわからなくなってしまう部分があるので、そこの部分の調整をしないといけませんが、このペースだと明日の午後には完成するでしょう!

奥様の名前が分からなかったので、今日編集作業の合間に中澤さんにお電話をしたのですが、私が電話してきたことをとても喜んでくれて、うれしかったです。

このビデオについては、名古屋で上映後に仙台メディアテーク「3がつ11にちを忘れないためにセンター」のウェブサイトで発表する予定ですが、取材させていただいた仙台長町の仮設住宅でも上映したいなぁと考えています。仮設住宅には集会所があるのですが、テレビやDVDプレーヤーはあるのかしら・・・?

先日、新聞の折込チラシで、ソニーのビデオカメラでプロジェクター機能がついているものを見かけましたが、そういうのがあったらどこでも上映ができるのに!と思いました。

何とかして、できれば仮設の住民の皆さんが一緒に映像を観られる機会が持てたら・・・と思っています。やっぱり、仮設の中で見せたいよなぁ・・・。

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[jp] 久しぶりのテープ書き起こし作業

昨日までに色んな事務作業を終え、今日からは編集作業に集中!と意気込んでいた私ですが、編集作業(テープの書き起こしやキャプチャーなどのレベルからやる編集作業)は、昨年11月以来のことで、まず自分の”モード”を切り替えるのに苦労しましたし(最近は宣伝・配給会社のようなモードでやっていました)、集中して会話を聞き取り、それをひたすらノートに記入するという作業に自分をならすのが、とても大変に思いました。

しかも、テープは見直してみると、どれも簡単には短時間にまとめてしまいたくない(そぎ落としてしまいたくない)と思う箇所ばかりで、内容を書き取ったノートのページは、テープ3本で30ページ以上にもなってしまいました!!(ちなみに、合計で4本撮ったので、あと30分分ぐらい聞き取りが残っており、今日中に終わらせるのはもう無理そうです。明日に持ち越し)

一応全部キャプチャーしておこうと思っているので、明日は4時間近くはキャプチャー作業でパソコンを占領されてしまいますが、その間は書き起こしをしたノートを基に、構成を考え、キャプチャが終わったら即編集作業に取り掛かれるような状態にしたいです。(出来るのか?!)

仙台の生放送はUstreamですが、確かUstream放送は4:3の画面サイズではなかったか・・・とふと思いました。私の撮影素材は16:9のワイド・・・。どうなるんだろ、これ。。。ちょっと不安がよぎりますが、撮影素材自体はいまさら変更のしようがないので、あとで何とかするとして、とりあえずは編集をきちんと終わらせようと思います。

編集作業に追われていて、今日は住民の会の定例会に参加できませんでした。先週に引き続き、お休みしてしまいました。来週は名古屋なのでまた参加できず。住民の会のウェブサイトも、私の映画のウェブサイト内に作ろうという話があって、その打ち合わせもしなければならないのですが、打ち合わせはこのままだと9月の半ばになってしまうかも。。。

でも、忙しさを言い訳にせず、9月半ばには必ずウェブサイトに着手する!とここで宣言し、進めて行きたいと思います! 

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[jp] 住まいるチャンネル、仙台生放送!

住まいの貧困に取り組むネットワークのインターネットTV番組「住まいるチャンネル」の第2弾は、被災地仙台より生放送でお届けします!!

以下、番組の詳細です。ぜひご覧ください!!
(都合により番組内容の変更が生じる可能性もあります)

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「住まいる チャンネル」~仮設住宅をみんなが暮らせる町に~
生放送アクセス<http://ustream.tv/channel/smichan
2011年9月30日(金)18:00~19:45 @せんだいメディアテーク

放送協力:せんだいメディアテーク 3がつ11にちをわすれないためにセンター
http://recorder311.smt.jp

★ 番組内容

● 仮設住宅情報

● 暮らしを新しく立て直すために ~仙台と大船渡の取り組み~
〔出演者:仙台・長町仮設住宅(鈴木さん)、岩手・大船渡仮設住宅(出演者調整中)〕 

● フローランスさんの見た東日本大震災   
〔出演者:大槻フローランスさん・仙台在住フランス人〕

● 仮設住宅川柳〔出演者:乱鬼龍さん〕

● 阪神・淡路大震災を繰り返すな~早川和男氏が斬る~(録画インタビュー)

● 仮設住宅をみんなが暮らせる町に
  ~今、行政・支援団体・住民に求められること~ 
〔出演者:中島明子さん(和洋女子大)、新井信幸さん(東北工業大)〕

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[jp] 肩の荷が

最後の段階でなかなか終わらずにいた山形バージョンの字幕ですが、無事完成させ、今日事務局宛発送が完了しました! 良かったです。

今日は、午前中にはもうひとつやらなければならないことを仕上げたので、ここ1~2週間の間”重石”として私の肩に乗っていたものが、ふたつおろせたような、そんな感覚でいました。

今日は、ブライアン追悼上映会と、昨夜の素人の乱の上映会報告をブログにもかけたし、明日からは約5日間、編集作業に集中できそうです!

この編集作業は、前にもブログに書きましたが、9月10日(土)にあいち平和映画祭主催で開催される「映像とトークのイベント」で流すもの(仙台関係で少なくとも1本、できれば2本作りたいです)と、9月30日(金)の住まいの貧困に取り組むネットワーク・「住まいるチャンネル・仙台生放送」で、一部録画として流す映像です。

ミニ映像とはいえ、5日間で3本の映像の構成、編集をするのは、私にとってはかなりのハードスケジュール。。。だって、「さようならUR」1本編集するだけで半年かかったんですよcoldsweats01

どこまでの完成度のものが出来るかわかりませんが、これから名古屋の出張が始まるまでの間は、また引きこもって編集作業をしたいと思います!

9月30日(金)住まいの貧困に取り組むネットワーク・「住まいるチャンネル・仙台生放送」については、次のブログで詳細を書きます。お時間のある方は、ぜひ生放送をご覧くださいね!(まぁ、放送後にアーカイブ録画も見れるんですが)。

ちなみに、私は出演者のアレンジやミニ映像の編集などの裏方作業で加わっていますので、画面には出ません^^

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[jp] 直撃取材に関する質問は

昨夜は、女性と貧困ネットワークの山口静子さん主催で、高円寺の素人の乱・12号店で「さようならUR」の上映会を開いていただきました。

高円寺駅に到着すると、なにやら普段とは違う人の数! そういえば、今日は阿波踊りの日・・・。
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普段から独特なファッションの人を見かけることの多い高円寺ではありますが、こんないでたちの人がそぞろ歩くのを見かけるのは、一年でこの日だけ。
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メインのストリートはずいぶん混雑しているんだろうな、と思っていたら、あらゆる商店街・ストリートが大混雑! 素人の乱までたどり着けるのでしょうか・・・!
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飲み屋が外にまで広がって、外に机やイスを広げて営業しているお店多数!
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5分ぐらいで通り抜けられる商店街を10分以上かかって進み、無事、素人の乱12号店までたどり着きました。
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前にこのブログにも書きましたが、この日は3部企画で、映画は最後の催し物。前の企画からの参加者が何人かくつろいでいました。

阿波踊りの大混雑があるため、開始を15分ぐらい遅らせることにしました。ずっと映画を観てもらいたいと思っていた人たちにも、やっと観に来てもらえたりして、うれしかったです。

上映前の様子
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上映のあとは、車座になって質疑応答をしました。(以下2点の写真は、写真家の小西修さんが撮ってくれたものです。ありがとうございます!)
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これまで、「さようならUR」はもう10回以上は上映したと思うのですが、意外にも上映後の質疑応答で「直撃取材」について質問されることはほとんどなかったのです。映画の公開前は、(多分質問はこればっかりになるんだろうなぁ)と勝手に想像していたのですが。

でも、この日の上映会は、最初から直撃取材に関するものが結構あって、それを話せたことは良かったです。

私からお話しするだけでなく、参加していただいた方々からも、それぞれの思いや住宅・社会について考えることを話して頂きましたが、「ブライアン~」をきっかけに私と映画について知ってくれた方が、こうして住宅問題の映画も観に来てくださって、とてもうれしかったです。(反戦運動は、「反戦運動」というひとつの”ジャンル”のようになっており、反戦や平和に関する映画は積極的に観たり、上映会を開いてくださったりしても、その他の社会問題にはあまり反応せず・・・ということもあったりするので)。

質疑応答は結構盛り上がり、気がついたら閉店時間の10時近くになっていました。

上映会を企画してくださった山口さん、宣伝等お手伝いしていただいた喜八さん、映写を担当してくださった永瀬さん、そして映画を観に来てくださった皆様、どうもありがとうございました!

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[jp] 【お知らせ】JCJジャーナリスト講座

「新聞・放送分野を目指す人のために」として、JCJがジャーナリスト講座第1期を、この秋に開講するそうです。

10月8日(土)からスタートで、全4回の講座。講座内容を見ると、どれもとても興味深い内容となっています。興味のある方はぜひ!

詳細は以下です。
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新聞・放送分野をめざす人のために
JCJジャーナリスト講座
第I期を開講!

☆10月8日土曜からスタート 4回連続
☆第一線の記者・デスクが現場の今を伝える
☆課題作文の添削を含めた徹底的な文章指導も
☆報道写真の撮り方も熟練フォトジャーナリストが伝授

〈JCJジャーナリスト講座の日程〉
◆10月8日(土)午後1時半から5時 東京・神保町の岩波セミナールームで
講座①「海外取材のABC」(元米国特派員) 講座②「特報部の仕事」(現場デスク)

◆10月15日(土)午後1時半から5時 東京・神保町の岩波セミナールームで 
北海道新聞の元記者・高田昌幸さんの集中講義 事前に10月5日までに手書きで800字の課題作文をPDFファイルにしてメールで提出。その講評と添削指導を含む。
講座③「取材とは何か。体験的取材報道論」
講座④「報道の文章とは。書くことのプロであれ」

◆10月22日(土)午後1時半から5時 会場は未定(後日、連絡します)
講座⑤「戦争と平和の問題を追う」
講座⑥「原発震災報道を考える」(元NHK解説委員)

◆10月29日(土)午後1時半から5時 会場は未定(同上)
講座⑦「報道写真のためのカメラ術・撮り方のポイント伝授」(元朝日新聞写真部記者)
テーマを決めて撮った写真と簡単な説明文を事前にメールで提出。(詳細は後日連絡)
講座⑧「テレビの仕事・放送記者とは」(在京テレビ局ジャーナリスト)
会費制で簡単な終了パーティーを予定

定員40人

受講者資料代として1回1000円
(4回まとめると3200円(支払いは会場で)

申し込みはメールかファクスで
①氏名②年齢③住所④電話番号⑤メールアドレス⑥参加希望日
を明記のうえ日本ジャーナリスト会議事務局へ

9月1日から受け付け開始

メール jcj@tky.3web.ne.jp
ファクス  03・3291・6478

主催・JCJ新聞部会  問い合わせ・JCJ事務局(電話03・3291・6475)

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引用ここまで。

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[jp] 初のブライアン追悼上映会・報告

25日に、JCJ主催で、ブライアンがなくなった後、(私が知る限り)日本で初めての、ブライアン追悼上映会を開いていただきました。会場は、築地にある、築地社会教育センターです。

普段余り縁のないオフィス街を歩きながら会場に向かいました。ちょうどその頃は会社勤めの人たちの仕事が終わる時間だったようでしたが、ぽつぽつとビルの谷間に存在する小さな公園で、こういう光景を良く見かけました。

一人ひとりが、他人の邪魔にならないように(かつ、自分も他人に邪魔されないように)適度な距離感を持ってぽつんと座って、タバコを吸ったり携帯をいじっている・・・。私にとって、いかにも「日本的」な風景。。。
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どうやら道を間違えたらしく、待ち合わせの時間ちょうどに会場に到着。
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会場入り口
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会場内の様子
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今日は私の上映後のトークを撮影してくださるということで、技術のスタッフの方々が忙しく準備をしていました。JCJはジャーナリストや表現者たちの集まりですから、各分野のエキスパートたちが集結しているわけです!
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私にもワイヤレスマイクが取り付けられましたが、これは放送局で使われているものと同じで、100万円もするのだそうです!! トイレに行って、落としたりしないようにしなくちゃ!と、早くも緊張してきました。

何のために使う機材か良くわからないものがあちこちに・・・
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上映後のトークの様子(垣内つね子さんに撮影していただいたもの)
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映画が始まる前に少し挨拶し、映画のあとで約30分のトークだったのですが、初めての追悼上映会で、始めの挨拶で自分の口からブライアンの死について話さなければならないというのは、やはりつらいことで、最初の挨拶はずいぶん暗い内容になってしまいました。

その重い雰囲気を引きづったまま映画を観ていたのですが、観ながら、(映画のあとのトークは、明るい内容にしたほうがいい)と思い直し、ブライアンが死んでしまったということはひとまず置いておいて、ブライアンと出会った時のことや、撮影の裏話的なものを話し、全体的に明るい雰囲気になるように心がけました。

結果的には、そのほうが追悼上映会として故人をしのぶのに、一番良いのではなかったか、と思います。会場からも質問をいただいて、充実した気持ちで追悼上映会を終えることが出来ました。

イベントのあとは、皆さんで中華料理店に飲みにいきました。
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新聞記者として40年以上のキャリアを持つ大ベテランの柴田鉄治さんたちに、ジャーナリズム関係者たちの組合運動が活発だった頃(1970年代)の興味深いお話をたくさん聞くことが出来ました。
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新聞、テレビ、雑誌など、様々な媒体(マスメディア系が多い)で活動されている(&されてきた)方々のお話は、参考になるものばかりで、最終的には私は全部のテーブルを回り、飲みながら&食べながら、色んなお話をお聞きしました。
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前回ブライアンの上映をしていただいたときもそうでしたが、このお二人の掛け合いが私は大好きですhappy01
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おかげ様で、楽しい、思い出に残る追悼上映会となりました。中心となって企画していただいたJCJの須貝さん、スタッフの皆さま、そして会場に観に来ていただいた皆様、どうもありがとうございました!

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[jp] 初の二本立て上映やります!

Petite...のサイトに掲載しましたが、10月2日(日)に、吉祥寺の武蔵野公会堂で、私にとってはじめての二本立て上映をやります!

先日、JCJ主催でブライアンの追悼上映会を開いていただきましたが、私としては、言葉では言い表せないぐらいお世話になったブライアンに対し、私が主催する追悼上映会をきちんと開催すべきではないかと考え、準備してきました。

これまで上映会などで協力していただいた方々に当日のお手伝いをお願いし、何とか開催できることになりました。

さて、怒涛の二本立て上映は・・・
・第1部:午後3時~「さようならUR」の上映と監督トーク・質疑応答(入場料500円)
・休憩:午後5時~6時(外出自由。食べ物の持ち込み可。あ、でも汁物系とかは良くないかも。ごみは各自持ち帰りです)
・第2部:午後6時~「ブライアンと仲間たち」の上映(入場無料)

そして、特筆すべきは「ブライアンと仲間たち」の上映後に、イギリスとスカイプでつなぎ、映画にも登場するマリアとトークをするという、特別企画があるということです!

以前も、ブライアンがまだ元気な頃、パーラメントスクエアとスカイプでつなぎたいというリクエストがあったのですが(ヒロシマ平和映画祭より)、外でネットが出来る環境を持っているサポーターがいなかったのと、ブライアンを登場させると、映画祭の進行を無視して何時間でも話し始めるという事態になるため、かなり危険だと判断してやめておいたのでした。(ほんと、カラオケでマイク持って離さない人、みたいな状態になるのです!)

今回は、マリアにお願いして、サポーターの人の家に行ってもらい、そこからスカイプトークをやることになりました。多分、最初で最後のこの企画。ぜひ会場に来て、マリアに直接聞きたいこと、言いたいことを伝えてください!!(当日は、私が司会進行、通訳もやります。進行ぐちゃぐちゃになったらごめんなさいねcoldsweats01!)

万全な体制で臨むスカイプトークですが、当日のやむをえない事情により、スカイプが技術的に繋がらない、もしくはマリアが抗議活動で逮捕される等で、スカイプができない場合も考えられます。その場合は、監督トークで我慢してください。

生放送でどんな発言が出てくるか分かりませんし(たくさん問題発言が出てくるほうが主催者としては面白いし、期待していますが)、参加者がネット上に発言がそのまま記録・保存されてしまうことを気にせず、自由に発言できることのほうを優先したいと思うので、このイギリスとのスカイプをUstream中継等することは予定していません。(でも、自分の記録としてビデオ撮影はすると思います)。

ちなみに、第1部、第2部、どちらかだけの参加も可能です。第2部(ブライアン)は今回無料としていますので、もし周りでまだご覧になっていないという方がいましたら、ぜひお誘いください。

この際、非売品として10枚程度持っているブライアンの特大ポスターも放出してしまうかもcatface

・・・と、現在あれこれ企画を練っています。普段、上映会を開催してもらう身なので、自分で開催するとなると、ほんと、(お釣り小銭どうしよう・・・)みたいなレベルから、やることいっぱいだな~と痛感します。上映会を開催していただいている方々には、本当に感謝です!!

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[jp] 字幕、最後のあがき・・・

今日は夜からスカイプで英語版の仮サイトのレイアウトについてやりとりしていたら、4時間ぐらいかかってしまい、こんな時間になってしまいました!

でも、おかげで仮サイトはほぼ完成というところまで来ています。”仮”と呼ぶのがもったいないぐらいきれいにレイアウトしてもらえて、(英語サイトはこれが本物としても良いのでは?)とさえ、思い始めたぐらいです。

あと1~2週間で公開できると思いますので、お楽しみに!

ところで、山形用の字幕ですが、あと一歩というところでなかなか終わりません。昨日は、「もう絶対これで完璧」と思った状態で、ブルーレイディスクを3時間かけて焼き、その再生チェックを初めから行ったのですが、ラスト1分のところで(おや?)と思う部分を発見。

以前このブログでも書きましたが、意味深な言葉についてはイタリックや” ”(コーテーションマーク)を使い分けて表現しています。

私の映画のエンディングメッセージには、「その後の高幡台の状況」として現在行われている裁判について触れている部分があります。

日本語では
「2011年1月
URは73号棟、7世帯の住民に対し
立ち退き訴訟を起こした」

英語では
「In January 2011, UR filed a lawsuit against
the #73 residents for illegal occupation. 」

となっているのですが、ふと、(illegalの部分はイタリックにすべきか、” ”にすべきか、質問していたはずだ)と思いだしました。

”違法な”占拠なのかどうかは、URが一方的に主張していることですし、最終的には裁判所が判断することです(必ずしも裁判所の判断が正しい、もしくは国民の生活感覚に沿うものかどうかは別にして)。なので、現在のようにillegalが何の加工もないシンプルな文字では、それは客観的な事実と映ってしまいます。

なぜシンプルな文字になっているのか?と思い、元データをあたって見ました。記憶していたとおり、私は最初” ”を使っていて(私は最初イタリックは使わず、全て” ”で統一していました)、それをイタリックにすべきかどうかネイティブに質問しており、ネイティブからは「イタリックで」との回答をもらっていました。

よって、加工のないシンプルな文字で字幕が入っていたのは、私の操作漏れだったことが判明したわけですが、でも、改めてもう一度考えてみると、イタリックではなく、” ”のほうがよりふさわしいのではないか?と思いました。それは前述したように、”違法”占拠というのは、現状、URが”一方的に”主張していることだからです。

なのでここは、「URの言い分を引用した」という意味で” ”(引用マーク)を使うべきだと考えました。その旨を、昨夜ネイティブに伝えたところ、やはり” ”のほうが良いということで、” ”を使うことになりました。

英語字幕の制作を通じて、また深く自分の映画について、この高幡台を取り巻く問題について考える機会が与えられており、それはそれでとても勉強になるのですが、いい加減そろそろ字幕を完成させないとまずい時期になってきてしまいました・・・!

今日の日中は、当該部分の字幕を直し、また3時間かけてブルーレイディスクを焼いたので、明日再生チェックをして、OKならば完成!としたいです!! 上手く行くと良いですが・・・。

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[jp] 震災と写真

仙台取材の後半です。8月21日の日曜日は、お昼にフローランスさんと待ち合わせをして、長町にあるレストランの復興支援チャリティーコンサートに行きました。

「びすた~り」という名前のレストラン。築120年のお屋敷を改造したレストランはとってもおしゃれ!
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店内は程よく人で埋まっていました。バイオリンとピアノの演奏を聴きながらの優雅なコースランチ。
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フローランスさんと
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コンサートのあとは、長町の仮設住宅に立ち寄りました。というのも、9月30日に住まいの貧困に取り組むネットワーク「住まいるチャンネル」企画で、仮設住宅から生中継をするため、その電波状態の確認をする必要があったのです。

チナツさんのノートパソコンとWiFiを借りて、長町の仮設住宅に向かいました。集会所から生中継をしたいと思っていたのですが、なんと土日は集会所が休み・・・! どうしよう、なるべく仙台に滞在している間に、9月30日の放送のためのあらゆる下準備をやっておきたいのですが・・・。

そこで、図々しくも、仮設住宅にお住まいの鈴木さんのお宅にまたお邪魔して、インターネットの接続テストをさせていただくことにしました!

電波はそれなりに入っていますが、スカイプを接続したところ、ビデオ通話ボタンが選択できないようになっているのです・・・! (おかしい、パソコン内蔵のカメラのはずなのに・・・)と思いつつ、あれこれ試すも、やはりビデオ通話が出来ません。結局、音声通話のみ確認して、後は3人でネットサーフィン。現在、インターネットのない生活をしている鈴木さんは、被災地の写真などをあれこれ見ては、「これ、うちのすぐ近くだ!」とかお話されていました。

被災されていた方は、その後避難所などで生活されていたので、テレビがなく、現場に身を置いているにもかかわらず、テレビで観ている私たちより、観ている映像の量は少ないのかもしれないな、と思いました。

フローランスさんは、毎日欠かさず撮っている写真を、インターネットに載せるように心がけているのだそうです。それは情報発信の目的でなのかと思ったら、それだけではなく、震災後「全てが流されてしまう」という現実を目の当たりにして、写真の実物を手元に持っておくだけでは消えてしまうという危機感を持ったのだそうです。ブログなどにアップしておけば、津波が来ても写真が消えてしまうことはない・・・(←ブログを運営している会社のサーバーがダウンしたらダメですが、リスクは分散できます)。そう思って、インターネットにも載せるようにし始めたのだそうです。

しばらくおしゃべりしていると、鈴木さんが「俺、遺影にする写真が出来たんだ!」と、うれしそうに話し、何枚かの写真を見せてくれました。フローランスさんは(不謹慎な!)という顔をしていましたが、私は心から良かったなと思いました。その写真というのは、仮設住宅に入居して以降、数多くの取材を受けるようになり、プロのカメラマンが取材で撮った写真を送ってくれたものの中の1枚なのだそうです。いかにもプロが撮った感じの背景がぼやけたポートレート写真で、鈴木さんの表情は、大震災のことを語っているとは思えない、経験したとさえ感じさせないような、自信と希望、尊厳に満ちた、とても素晴らしい表情をしていました。どこかの社長さんか、有名な俳優さんのような佇まいでした。

もうすぐ70歳になる鈴木さんは、生きてきた長さの分だけ写真や思い出の品もあったと思いますが、家は津波で、土台だけを残して流されてしまいました。写真を拾って、洗って、展示してある場所にも何度も行きましたが、自分の写真はもちろん、知っている人の写真さえ、一度も見かけませんでした。

全てを失ってしまった鈴木さんにとって、「これが自分だ!」と思える写真、遺影にさえしたいと思う写真を、新たに手にすることが出来たというのは、なかなかあることではありません。まだまだこれからもきっと長生きされる鈴木さんですが、遺影に出来るぐらいのお気に入りの写真が、この地震後に生まれたということを、私はとてもうれしく思ったのです。

私も良く写真を撮るほうで、気軽な気持ちでブログにも掲載していますが、震災に遭われた人たちは、また特別な気持ちで写真を見たり、インターネット上に掲載したりするのだな。。。そんなことを考えました。

鈴木さんのお宅にて。
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またまた3時間近く居座ってしまい、気がついたら6時近くになっていました。鈴木さんの家を離れ、メディアテークに戻りました。山川さんは取材で東京に戻らなければならず、根来さん、チナツさん、ユソンと、仙台名物・牛タンを食べに行きました。

仙台の牛タンは輸入物が多いそうです。和牛だったら1500円程度では食べれない、と聞きました。なぜそもそも仙台の名物が牛タンなのか? 和牛の生産地だからではないのか?と聞くと、仙台が地元という人から、「始まりは、仙台にも駐留したGHQの残したタン」だったとのこと! 地元の名物料理にも、戦争や歴史的な背景が刻まれているのですね。。。

ウィキペディアでも「牛タンー歴史」の項目にそのことが書かれてありました。

おいしかったです! すごいボリュームだし、タンを使った様々なメニューがセットで1400円程度。安い!
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翌朝、会議もあったので東京にバスで戻りました。今回の仙台取材の旅の報告は、これでおしまいです。

ところで余談ですが、仮設住宅の写真をブログに掲載したところ、写真を見たイギリス人の友達から「イギリスでも第2次世界大戦のあとに、家を失った人たちのためにプレハブ住宅が造られて、今でも住んでいるんだよ!」とメールをもらいました。

かわいらしくペインティングされたプレハブ住宅の写真も記事の中には見られます。

戦後60年以上たっても、まだ現役で活用されている、イギリスの仮設住宅。仮設暮らしが良いという意味ではありませんが、日本の場合、それなりにコストをかけて建設するプレハブ住宅でも、基礎工事をしていないので仮設の使用期限の2年でちょうど柱が腐るようになっている、と聞いたことがあります(建築に携わる複数の人から聞きましたが、どこかで言及・引用される方は事実確認をされてからお願いします)。

2年で腐るように作られるプレハブの仮設住宅というのも、どうなんだろう・・・と思ったりします。それなりにお金をかけるなら、仮設といわずに、ある程度、きちんとしたものを作るのが、それこそTVや新聞の広告で、あらゆる企業が宣伝文句として使う「エコ」なんじゃないですか、と。

短時間でたくさんの量を供給することが必要なのはわかりますが、そのせいで、初期の仮設住宅には施工不良のものが大量に発生しているという報道もあります。

災害のときには、短期間で膨大なお金が流れます。急場しのぎのものを、長持ちしない品質で作るのは、そこで”生活”を営まなければならない人たちにとっては、とても住み心地が悪いもののようにも思います。

そんなことを考えました。

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[jp] ヤマガタバージョン!

すみません、仙台の報告の続きがまだ終わってないのですが、とりあえず今日の出来事について書きたいと思います。

昨日で写真の整理やメールが一段落したので、今日は朝から英語字幕の作業をしていました。ちょっと前に英語字幕版は完成したのですが、それは英語字幕のみを表示するバージョンでした。仙台に出かけるちょっと前から、日本語キャプション(人名や地名、説明書きなど)+英語字幕同時表記バージョンの作成に取り組み始め、今日はもっぱらその作業をしていました。

日本語と英語字幕の同時表記・・・。この需要は普通は余りありません。日本で上映するときは、普通は日本語バージョンですし、海外で上映するときは英語バージョンです。

しかしっ! 10月の山形国際ドキュメンタリー映画祭で「さようならUR」が、日本の新作ドキュメンタリーを紹介するプログラム「New Docs Japan」で上映されることになったので、それで日本語+英語字幕の同時表記バージョンを作っているのです。

山形は、ブライアンのときも今回も応募はしましたが、しょせん「記念受験」ですし、上映作品として選ばれる可能性は「宝くじで当たるに等しい」と思っていたので、とてもうれしいです!

山形はこれまで一度も行ったことがない映画祭なので、今年はお客さんとして観に行こうと思っていました。でも、上映される作品の監督として映画祭に行けるのは、また全然違う喜びがあるなぁ。

そんなわけで、今、鋭意日本語+英語字幕同時表記版を作成中なのですが、もう既に各言語の字幕はあるものの、それを置いていくだけではすまないということに気がつきました。

例えば、英語字幕のほうでは、人名などのキャプションと英語字幕(会話に関しての字幕)をいっぺんに表示してしまうと、読むほうは混乱してしまいます。そこで、人名などのキャプションを表記するときは、それだけにするのですが、でもその間も会話は進行しているので、その分の遅れをあとの字幕表示のタイミングで追いついていかなければなりません(もしくは必要最小限に会話を簡略化するなど)。

でも、日本語の字幕のほうは、日本語の分かる観客の人が、観ていて心地よいと思うペースでキャプションを表示しています。

観客はどちらか一方の字幕しか見ないとはいえ、日本語の字幕と英語の字幕が、生理的におかしなタイミングで切り替わるのは、どうにも気持ち悪い感じがするのです。それで、日本語と英語の字幕のタイミングを微調整しながらやりました。

また、映画の中には「事業仕分け」のシーンがあります。大きな事業仕分けの会場をパンするとき、日本語版ではそこには何の説明も会話もありません。導入としての映像です。

でも、海外の観客にとっては、そもそも「事業仕分け」が何なのか分かりません。そこで英語版のほうには、事業仕分けが出来たいきさつを、パンするときの間に表示することにしました。

When the current ruling party came into power -

they carried out a review of semi-public organisations
created during the time of the former government.

Because these semi-public organisations
often have a corrupt relationship with the government.

上記の説明字幕を、英語版では入れています。

・・・しかし、日本語+英語同時表示版では、パンしているシーンで、日本語版には何の説明もなく、英語字幕だけが表示されるのは、日本語の観客にとってはおかしな状態になってしまいます。

日本人には「事業仕分け」の説明はそもそも要りませんが、でも、何か入れないとおかしい・・・。でも、海外向けに作った上記の説明文の日本語訳を載せても、日本の観客にはちょっとそぐわない内容になってしまう・・・。

では、日本人向けに説明する文章は、どうしたらよいのかしら???

これにはちょっと悩みました。事業仕分け、知っているつもりで、いざ説明しようとすると、なかなか難しいですし、逆に日本人に向けて説明するほうが大変だ、とも思いました。

事業仕分けについて、改めてネットで調べてみました。事業仕分け自体が、かなり広範囲なもので、どこをどう紹介したら良いのかわかりませんでした。

でも、良く考えてみると、日本人向けには、「これから始まるシーンは、どういう関連を持って入れられているものなのか?」を理解する助けとなるような、そんな説明文にするのがふさわしいかなと思いました。

日本人の観客の中には、器用に日本語字幕と英語字幕の両方を見ながら鑑賞する人もいます(その表現の違いを楽しむのもまた面白いし)。なので、日本語の説明文が、英語のものとあまりにもかけ離れてもよくないので、その辺も注意しながら。

とりあえず、日本語の文章も出来上がったのですが、明日また読み返してみて、最終的に固めたいと思っています。

これは、日本語版には加えないので、「ヤマガタ限定バージョン」ということになりますhappy01

あと、エンディングのクレジットにも苦戦しました。日本語のクレジットは、ロールで下から上へ流れていくようにしています。左側には写真。ロールクレジットを日本語・英語表記に出来るほどのスペースはありません(ボリュームを増やしてしまうと、その文ロールの速度が速くなり、読めなくなってしまうので)。

検討した結果、左側の写真の下にあるスペースに、制作のクレジットのみ載せることにしました。日本語版のほうには出演者もクレジットされているのですが、英語のほうはロールではない表示なので、表示できる量が限られています。なので、出演者は省き、制作に携わった人(音楽、映像提供、レコーディング、ウェブサイト、ポスター、英語字幕etc)だけを載せることにしました。

まだ細かい部分の仕上げが残っていますが、2~3日で終えられたらと思ってます。

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[jp] オレオレ詐欺!?

昨日、仙台から戻りました。またブログ復活です! 仙台に到着した18日から、雨が降ってすごく涼しくなり、取材も体力的に助かりました。

仙台のメディアセンター「仙台メディアテーク」に向かい、スタッフの皆さんと再会しました。到着初日は夕方だったので、取材の予定は入れていませんでした。お仕事上がりのチナツさんに、仙台でお気に入りだという居酒屋「鈴本」へ連れて行っていただきました。

お通しのウニが殻つき!!
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日本酒もおいしかったです。一升瓶の写真を撮るチナツさん
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「鈴本」のご主人と。昔赤坂の料亭で7年間修行されたそうです。
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今回は「仮設住宅」の取材をしたいと決めていました。翌19日に、東北工業大学の新井先生に仙台の「あすと長町仮設住宅」へ連れて行っていただき、取材をしました。

仙台で一番最初に作られた仮設住宅「あすと長町仮設住宅」
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仙台といえば大都市ですが、長町駅は仙台駅から2つほどにもかかわらず、線路沿いや駅前に空き地がやたら多いのです。普通はどんな駅でも、駅前ぐらいは開発されているはずなのに、「仮設住宅をここに建ててください」といわんばかりの、空き地が広がります。なぜ???

敷地に近づいてみると、そこには「国鉄清算事業」の看板が。。。
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国鉄清算事業団が所有し、URも絡んでいる土地が、あちこちにあるのでした・・・。ここにもURかぁ・・・。ほんと、どこにでも絡んでいるんだなぁ。ワルサしてないといいですが・・・。
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「あすと長町仮設住宅」の案内図
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新井先生に案内をしていただきながら、仮設住宅の敷地内を歩きました。ボランティアらしき人たちの姿が結構目に付きます。聞いてみると、高齢者が多い仮設住宅なので、孤独死などを防ぐため、そして生活の困りごとなどの相談に乗るために雇われている相談員(パーソナル・サポーター)なのだそうです。被災地での雇用促進のため、被災された人がなるべく雇われ、研修を受けた後に、相談員となるそうです。

「埼玉県警」などと背中にかかれた警察官数人も、見回りをしていたりして、この大震災で、いろんな人が全国からやってきているのだなと思いました。

仮設住宅では、収納設備が十分ではありません。被災した人の中には、津波で家が全て流されてしまった人もいれば、半壊ですみ、家具を運び出せた人もいます。そんな人たちの場合、仮設住宅の収納では到底間に合いません。また、仮設住宅はいわゆる「玄関(靴を脱ぐスペース)」がないので、下駄箱を自分で作ったり、収納を自分で外に取り付けたり、短い軒下部分を延長させるなど、自ら工夫している人たちが多くいました。建築学科の大学生なども、協力しているそうです。

手作りの収納スペース
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仮設住宅内の集会所。スロープがついてバリアフリー仕様となっています。
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ここの仮設住宅は、一番最初に急いで作られたため、プレハブ協会のプレハブで、鉄の柱がむき出しになっていたり、断熱材も不十分で、夏はとても暑く、そして冬はとても寒くなるそうです。光熱費の節約や、もともとエアコンを嫌う高齢者も多いので、熱中症が発生する危険性があります。

仮設住宅内の集会所には、「なか、冷えてます」の張り紙が。こういうことも、とても大切だと思います。
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集会所の壁に貼られた様々な情報。芸能人の慰問コンサート、二重ローンについて、入浴介助など、生活に必要な情報が張り出されています。
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最初にお話をお聞きしたのは、震災で家を失った個人タクシーの運転手さんでした。タクシーの運転手という仕事柄、仙台市内から離れてしまうと仕事が難しくなってしまうため、仮設住宅に住むことを選んだそうです。奥さんは宮城県内の実家に暮していて、週に数回ここを訪ねてくる、という生活をしているそうです。

その後は、「あすと長町仮設住宅について聞きたいならこの人!」とみんなから言われている、鈴木さんのお宅にお邪魔してお話をお聞きしました。家に上がらせてもらうと、近所に住んでいるという、仙台に住んで28年(!)のフランス人、フローランスさんが遊びに来ていて、鈴木さん、フローランスさん、そして新井先生の、それぞれの3月11日、その後の生活をお聞きすることが出来ました。

お話がすっかり盛り上がってしまい、気がついたら2時間以上いました。奥さんにお昼ご飯を用意していただいてしまいました・・・!

仮設住宅でいただく、初めてのご飯
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フローランスさんと、鈴木さん
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ここの仮設住宅の第1期入居者として入居された鈴木さん。阪神淡路大震災の教訓として、「地域を分断させないように」という判断から、当初、仮設住宅の入居は10世帯単位で申し込むこと、という決まりがあったそうです。

とはいえ、荒浜地区に住んで津波から命からがら逃げた鈴木さんたちは、地域の知り合いはバラバラの避難所にいたり、連絡が思うように取れなかったりで、この10世帯というのは、かなり大きなハードルでした。がんばっても5世帯分の同意しか取り付けられず、思い切って炊き出しの時間に「皆さんに話をさせてください」と前に出て、仮設住宅への入居を呼びかけたそうです。そこでやっと10世帯を集めることが出来、ここの仮設に応募したそうです。

鈴木さんには13歳になる犬がいるため、民間賃貸住宅のみなし仮設(民間のアパートを仮設住宅とみなして、一定金額まで家賃を負担してもらえる制度)ではペット可の物件が少ないため、それで仮設住宅に入ろうと考えたそうです。

やはり10世帯というハードルが高かったためか、第1次の入居は3コミュニティ25世帯が入居。全233戸ある仮設住宅はがらがらの状態でした。予想外の不人気に焦った行政側は、以降の入居募集では10世帯単位という条件を廃止。その結果、ここの仮設住宅は9割が寄せ集めの入居者たちで、南相馬市など県外からも入居する人たちがいて、お互いに顔の知らない、横のつながりがない仮設住宅なのだそうです。

仮設住宅の暮らしにはたくさんの不満や改善の希望などがありますが、一番身近なパーソナルサポーターに言っても、彼らの権限にないことなので出来ません。行政(区や市)の窓口に文句を言いに言っても、一人で行っては「個人的な問題」としか扱ってもらえません。

仮設住宅で暮し始めた鈴木さんは、この単独世帯ばかりの仮設住宅で、自分たちの暮らしを住みよく改善するには、住民によるコミュニティーを作ることが必要だときがついたそうです。住民による自治、自治会があって、そこでの意見となれば、行政だって簡単には無視できません。

しかし、この仮設に入居した5月以降、既に3ヶ月以上がたつのですが、行政による住民への説明会や交流会などの呼びかけは一度も行われていないそうです。唯一あったのは、パーソナルサポーターの自己紹介のための説明会だけ。行政としては、「何か不満があれば、パーソナルサポーターで対応すればよい」とだけ考えているようです。

しかし、「暮らす」というのは、孤独死を防ぐために見回りをして、不満を聞いていればいいということではありません。(しかし、そのパーソナルサポーター自体も、もともとその分野の専門家ではなく、被災によって臨時雇用され、短期間の研修を受けた人たちなので、十分なアドバイスが出来るかどうか、難しいところもあるでしょう。被災者の雇用を促進する、という発想自体は良いことだとは思いますが・・・)

”住民同士”の横のつながり、というのも、人が暮していく上で、とても大切なことです。でも、例えば見回りにやってくるパーソナルサポーターに「隣の棟にはどんな人が住んでいるの? なんていう名前の人?」なんて聞いても、現在は個人情報保護の壁に阻まれて、それらの情報を教えることは出来ません。

まさに「箱さえ与えてりゃぁいい」的な仮設住宅に対する行政の態度が現れているようです。

鈴木さんは、バラバラの状態になってしまっている「あすと長町仮設住宅」の居心地を少しでも良くして行こうと、とにかく住民みんなで一度集まって色々話す集まりを持ちたいと思っているそうです。既に呼びかけの文章まで作られていました。

・・・鈴木さんのお話を聞いていて、高幡台団地73号棟の住民たち同様、当てにしていた大家さんから見放されることで、住民たちの間に自治の芽生えが生まれる・・・そんな瞬間を見ているように思いました。

私も、やはり行政はあてに出来ない、使い物にならない、というのが基本的なスタンスで、鈴木さんも「自分たちでやるしかない」という結論に行き着いたようなのですが、二人で「でも何のために税金払っているのって、腹が立つよねぇ!」と話していました。

もうひとつ、73号棟との共通点を感じたことがあります。仙台駅から数駅しか離れておらず、買い物にも、移動にも便利な長町の仮設住宅ですが、街の中に突然出来た単身高齢者中心の仮設住宅は、地域からも孤立しているのです。鈴木さんは、「あるお母さんがお子さんに”あそこの地域は可哀想な人たちが住んでいるの。だから近寄ってはダメよ”と言っていた」と、涙を浮かべながら言いました。「家が流されてしまったという点では”可哀想”かもしれないけど、なんで”近寄っちゃいけない”の?」と。

今後、あすと長町仮設住宅でコミュニティーを作るとき、ぜひ地域も巻き込んでのコミュニティーが作られていってほしいと願っています。同じ長町の近所に住むフローランスさんが「鈴木さんたちに会いに来るのが大好き」と通い続けていることに、希望を感じています。

気がついたら数時間お邪魔していた私に「ここの仮設住宅に住んだら?」と言われました! 私も間違いなく”家無し”なんですが(数年以上)、でも、今後は仙台を訪れるたびに会いたい人たちが出来て、つながりが出来て、とてもうれしく思いました。今後も鈴木さんたちの取り組みに注目して、応援して行きたいと思います。

ところで、このインタビュー中に、かなり強く、長い地震があったのです! 福島では震度5弱だったそうで、仙台にも津波警報が出ました。東京も揺れましたか? 仮設住宅で取材していた私は、ぐらぐら揺れ、仮設住宅に取り付けてある地震警報がピーピー鳴り響き、やはりかなり怖かったです。

フローレンスさんや、鈴木さんは家族を心配してすぐに携帯で電話をかけましたが、通信規制のため繋がらず。彼らは私に向かって「東京の両親が心配しているんじゃない? 電話をしたら?」といわれたので、うちは3月11日の大地震でも電話はかけなかったのですが、皆さんがあまりにも言うので「それなら」と電話をかけてみました。

幸い私の携帯会社は通信規制をかけていなかったらしく、一度で繋がりました。母親が出たので「今仙台で地震があったんだけど、みんなが電話かけろって言うから、電話したんだけど・・・」と話し始めたら「どちら様ですか? 何の用件ですか?」と実の娘からの電話をオレオレ詐欺扱い・・・!!!! 確かに私は名乗りませんでしたが、でも、これにはびっくりしましたし、フローランスさんたちも唖然としていました!! いやいや、地震以上にびっくりな出来事でした。

鈴木さんの取材を終え、近くの棟にお住まいで、ひときわ大きな家庭菜園を作っていらっしゃる中澤さんにお話を聞きました。新井先生は用事があって帰られたので、私一人でアポ無し取材。中澤さんは快く取材を受けてくれ、被災時の様子やこれからの生活についてなど、語っていただきました。80歳近くになると、もうローンも組めない、仮設住宅は2年で出て行けといっているから、これからどうすればよいのかとお話していました。もともと仙台に引っ越されたのが終戦直後で、空襲で家を失い仙台に引っ越してきたそうです。「またこんな事になるなんて・・・」と言っていました。
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取材を終え、メディアテークに戻りました。以下はメディアテークの写真。
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前回4月末にメディアテークに来たときは、再オープン前の状態だったので、こうしてオープンして、人が集まっている光景を見るのは、とても感慨深い気持ちでした。

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「3がつ11にちをわすれないためにセンター」
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機材も充実!
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翌日の映像ワークショップのために東京から到着した山川さん&根来さん、そしてメディアテークのスタッフの方々と飲みに行きました。

まるで映画のセットのような「文化横丁」
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昭和の中ごろから改装していないのでは?と思うような焼き鳥やさんへ。

根来さんは、「東京の雰囲気より仙台のほうが明るい」と話していました。私も確かにそう思いました。東京のほうがよっぽどピリピリしているし、人々の間に不安があるし、景気も悪い・・・。でも、仙台の飲み屋街は、結構にぎわっていました。

聞くと、仙台の飲み屋街は「いまだかつてない好景気」に沸いているのだそうです! 仙台は東北の玄関口なので、復興のために色んな人(建築関係、自衛隊関係、ボランティア団体など)が集まってきますし、沿岸部のホテルは被災して宿泊できないところも多いため、仙台で泊まったり、居酒屋にも行くのでしょう。そんなわけで、この賑わい・・・。こういう好景気の恩恵が、一部の人だけではなく、幅広い人たちに還元されていると良いのですが。。。

翌日は、午後から映像のワークショップでした。震災の記録を自分たちで残したいと願う学生(主に)たちに、映像について、撮影についてレクチャーする2日間の講座です。講師は山川さんと根来さんで、私は授業の撮影記録を担当しました。講義はめちゃくちゃ濃厚で、とても面白い内容でした!!

ワークショップ終了後に根来さんと
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3がつ11にちをわすれないためにセンターには、Ustream生放送用のスタジオがあります。ちょうど講座終了後に、「おやじストリームカフェ」なる番組が生放送されていました。
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その後は、また一昨日にお邪魔した居酒屋・鈴本へ。
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韓国から来たユソン、山川さん、根来さん
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てんぷらも超おいしかったです!
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ちなみに、チナツさんの家ではこんな感じで寝泊りさせてもらっていました。毎日お仕事でお疲れなのに、大人数で泊まって、すごく疲れさせてしまったのでは・・・
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今日はここまで。旅の後半は明日書きますhappy01

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[jp] 英語仮サイト

昨日は、飲み会で新宿に出るのにあわせ、DVCAMテープを受け取り、あいち女性映画祭へ発送しました。本当は8月初めにも送る予定でしたが、お盆過ぎとなってしまいました。

今日は二日酔いのため、朝起きたのが9時半。郵便小包の配達で目が覚めました。

今日の午前中から午後にかけては、Petite Adventure Filmsウェブサイトの、英語版仮ページを作ることにしました。Petite...の日本語版サイト自体が、この前友人にもらったアドバイスをもとに秋ごろ(冬かも?)リニューアル予定なので、現在の構成のもとに英語版を展開するのではなく、英語版は仮のページということで、1ページものを作ろうと思っているのです。

というのも、「さようならUR」の英語字幕も完成したわけですから、海外でも上映したいと思っていて、そのためには必要最小限の情報を英語で掲載しておく必要があるからです。

参考までに、いくつかのドキュメンタリーのサイトを覗いてみました。海外でも上映したことがある、もしくは海外での上映に備えて、英語版のページを設けているものはそれなりにありました。でも、日本語ページと全く同じ構成ではなく、私がこれからやろうとしているような1ページものの構成でやっているものが、ほとんどでした。

やはり、情報の多くが日本人向けという映画がほとんどでしょうから(日本語版の上映情報などは、海外の人には無関係なのだから)、そういう構成に落ち着くのもうなずけます。

でも、私としてはいずれ、英語版と日本語版のページ構成をほぼ同一に持っていきたい(情報のボリュームは別として)ですし、英語での情報発信も積極的に行いたいです。

とりあえず仮ページ用に、イントロダクション、各映画の紹介(短い紹介と、作品情報、映画祭での上映履歴等)、監督プロフィール、お問い合わせ先という構成にして、それで原稿を作りました。3時間ぐらいかかりましたが、原稿は完成しました。

画像などは最小限の、テキストベースのシンプルな仮ページですので、早めに出来上がるといいな、と思っています。願わくば、9月の中ごろを目標に。

お昼ごはんを食べてからは、英語字幕&日本語キャプション同時上映のための素材作りを始めました。2ヶ国語を同時に表示するため、日本語版から日本語のキャプション(地名、人名など)をいったん取り除き、プレーンな状態でMP4データを書き出し、それを新たなシーケンス上に置いて、映像のサイズを縮めた上で、上にそのままずらし、映像の上に取り除いた日本語字幕を戻しいれ、下に英語字幕が入るスペースを確保して、英語字幕を埋め込んでいくのです。そうすることで、日本語キャプションは動画の上に、英語の字幕は余白スペースに表示されることになります。

表示はすっきりとしますが、唯一の難点は、「最大画面表示」をしても、映像は画面いっぱい、隅までは広がらない(縮めてスペースを作っているのだから)、ということです。でも、日英字幕を両方表示するにはこれが最善の方法なので、こうすることにしました。(日本語も英語も動画の上に表示する方法だと、字幕が最大4行(日本語2行+英語2行)になり、画面の下半分ぐらいまでが字幕で覆い尽くされてしまうのです)。

MP4データを書き出す作業をしながら、明日からの仙台取材のための荷造りを始めました。夏服だから枚数は多いけど、前回(4月末)の仙台のときより、荷物はコンパクトになりました。週末にかけて、ちょっとは涼しくなるみたいですが、でもどうなんでしょうね? 取材では外にいることが多いと思うので、熱中症には気をつけないと。

そんなわけで、ブログは約1週間お休みです。メールの対応も、この間なかなか出来ないと思いますので、お急ぎの用件の方は携帯へご連絡ください。ではでは、再見!

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[jp] 写経、亀ゼリー、誰かに会えるかも・・・自由だなぁ

先週末で終わらせたかった字幕入れ作業ですが、今日は朝8時から始めたところ、お昼前に無事終えることが出来ました! 早速DVDを焼いて再生確認をし、OKならマスターディスクにするつもりだったのですが、2箇所、やや再生が不安定なところがあり、不安な気持ちに。一度通しで再生した後、また最初から再生を始めると、今度は大丈夫でしたが、それでもマスターにするのはいかがなものか、と思っています。もう一度焼いて見なければ。

海外の場合、日本のNTSCではなく、PAL版を要求されることもあるので、PALに設定したものも焼きました。こちらもまだ再生の確認はしていません。おいおいやって行こうと思います。

午後からは、「さようならUR」のあらすじを英語で書きました。短いひとことバージョンと、ある程度の長さのバージョンの2タイプです。中国の雲南映画祭のときに、英語によるあらすじを作りましたが、それは海外では馴染みのない、日本の公共住宅政策の背景をずいぶん丁寧に説明した、超ロングバージョンなのです(以前このブログで紹介済み)。大抵、あらすじは100~200ワードぐらいで求められることが多いので、150ワードのバージョンで書きました。(でも、要点をコンパクトにまとめるのに苦心しました)

現在ネイティブチェック中なので、出来上がりをしばし待ちます。

ところで! 8月28日(日)の夜に、高円寺の素人の乱12号店で「さようならUR」の上映会をしていただくのですが、主催者の山口静子さんがブログにそのことを書いてくださっています。その記事をメールでいただいたので、拝見したところ・・・その自由さに驚きましたhappy01

まず、イベントの呼びかけが「誰かに会えるかも!」。そして、3部で構成されるイベントの時間が10時間!!! 3部全て参加した人には、恵比寿ビールorプレミアムビールor(アルコールが)だめな人は亀ゼリーって・・・! さらには、「話べたなので、写経をしているかも」、とか書いてあるし・・・。

すべてが、山口さんのオリジナルな発想で、自由に組み立てられているんだな~というのが伝わってきて、とても面白いなと思いました。だって、普通、イベントを企画するときには、主催者の”これがしたい!”という気持ちよりも、”こうしなきゃ”的な発想や、”面倒なことはやりたくない”的な消極論に、知らずに陥ってしまうことが多々あるではないですか?

なので、ある意味”原点”の香りのする、山口さんの企画に、私は興味津々です。特に中央線沿線の方、この日は高円寺阿波踊りもあるみたいですし、ぜひいらしてください!

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[jp] 8月10日藤沢労働会館 参加された人の感想

先日、8月10日に藤沢労働会館で行った上映+講演のイベントで、当日参加していただいた人から感想をいただきましたので、ここに掲載します。感想をお寄せくださって、ありがとうございました。

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(映画)
住民同志の分断が悲しい。提訴されたとのことですが、弁護士の話によるとそんなに悲観的でなくてもいい感じもする。全国に数多く居ると思われるサイレント・マジョリティーの為にも頑張って欲しいと思います。

(講演)
公共住宅の、その国の住宅全体に占める割合を知って驚いた。日本はずい分、割合が低い。
弱者を救う為にも、もっと割合をあげないと。やはり、日本の政治を変えなければいけないと痛感する。

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(映画)
これを作った早川さんは元々その団地の方ではなかったという。すごい人ですね。後半の方で当局の人を突撃インタビューしていましたが、「シッコ」のマイケル・ムーアを思い出させます。
これからもいい映画を作ってください。
 
(講演)
竹内さんのレジメを見るとスゴイ調査と努力がうかがえます。この「集い」を進めた一人ですが、講演の時間をもう少し取れなかったのを申し訳なく思っています。辻堂団地の問題もいい方向で解決することを願っています。

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私は長後(藤沢市)の市営住宅に住んでいる者です。駅からはちょっと遠い所ですが静かで高台でとてもいい所です。飛行機の音がとてもうるさいところですが、今までなんにもトラブルもなく気持ちよく生活をしてきました。
今日、東京の日野市から見えた人の話・映画を見て驚きました。まだまだ使える家を壊したり、出て行けという、大変なことですね。贅沢は無駄な世の中なのに、こんな無駄なことはないですよね。
えらい人は私達の事を考えて住みよい生活が出来るよう考えて欲しいです。

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日本の政治の貧困がこんなところにも及んでいる。なんとか政治を変えないと。
資本主義そのものを考えないといけないのかも。

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どうもありがとうございました。

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[jp] ”暴動”の定義

この週末で終わらせたいと思っていた、「さようならUR」の英語字幕作業ですが、ずっとやっているのに、まだ終わりません。

というのも、字幕を完成させて、入れていく作業をしていたのですが、細かいことで(これはどうなのか?)と気がつく点があると、全ての字幕を確認しなおして、全部統一したりの作業をしていて、とにかく字幕のボリュームが膨大なので、ものすごく時間がかかるのです。

例えば、字幕の中で使う” ”(コーテーションマーク)。これは、誰かの発言の引用や、言外の意味を含ませたいとき(ひねった使い方をしたいとき)に使いますが、” ”を使っている部分で、イタリックにした方が良い部分があるのでは?(外来語や強調のときは)、と思ったりして、それを最初から見直したり。

さらに、コーテーションマークでも、カギつき(”)と、ストレートタイプ(")が、エクセルでやったり、テキストファイルでやったり、ネイティブチェックが入ったりで混在してしまっていることに気がつき、今度はコーテーションマークを最初から全てチェックして、全てカギつきタイプに統一するように変更したり・・・ あ~~~、果てしない!

そんな調子でやっているので、まだ終わらないのです。

でもやっと終わりも見えてきて、明日がんばればもしかして終わるかもしれません。。。終わらせたいなぁ!

今日の夜は、翻訳で聞きたいこともあったので、イギリスのポールとスカイプで話しました。そのときに、日本でも大きく報道されたロンドンの暴動の話になりました。さすがに2000人以上が逮捕されて、今はだいぶ収束したようですが、例えば友達のセミーナはペッカムという地域に住んでいるのですが、まさに暴動が起こる中を家に帰らなければならず、とても怖い思いをしたそうです。

ロンドンでの暴動(人種差別がらみ)で大きいのといえば、1980年代のブリクストンあたり以来ではないか?と言っていました。

”暴動”とは、日本では普通にニュースや新聞でも使われる言葉ですが、イギリスの政治家は”暴動”という言葉を安易に使わないようにしているそうです。聞いただけの話なので、興味のある人は自分で調べてほしいですが、イギリスでは”暴動”にはちゃんとした定義があって、12人以上で暴れることを言うのだそうです。そして、”暴動”と認定(?)されると、商店の被害は警察(つまり政府)が補償しなければならないという法律が、1800年代に定められたまま現在でも生きているため、政府は何かあっても補償をなるべくしたくないがために、”暴動”という言葉は避けているのだそうです。

今回の暴動に関しても、つい何日か前に初めて”暴動”とキャメロン首相は口にしたのだそうです。

暴動と認定されれば商店は補償されますが、では一般市民の損害はどうなのでしょうか? 今回、一般市民の家も焼き討ちにされてしまったところがかなりあるようです。その古い法律は商店の規定しかしていないようで、市民は特に補償はないそうです。でも、それでは困るので、ロンドン市長は今回の件に関し、市民の損害を補償する用意があると発言しているのだとか。

被害者を助ける振りをして財布を抜き取る若者など、すさんだ話ばかりが飛び交いますが、ひとつ、心温まる話もありました。

暴動が一番最初に起きたトッテナムの、古い床屋が暴動の被害にあって、89歳で現役の理容師が途方にくれていたところ、インターネットでこの床屋を復活させようと若者が動いて、25、000ポンドの寄付が集まったそうです! この床屋さん、ネットでビデオが公開されているのですが、ハンチング帽をかぶり、ネクタイをピシッと締めた、イギリスの最後の職人紳士的な人なのです!!! ロンドンを歩いていても、もうこんなお店や人を見ることはめったにないので、感動してしまいました。こういうの、なくならないでほしいなぁ・・・!

ビデオはこちらで見られます。

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[jp] トークはかなりいい加減?!

昨日、今日と2日間かけてやっていたことは、先月日本女子大で行った講演の書き起こし原稿の確認と、「さようならUR」の英語字幕入れ作業でした。

英語字幕作業のほうはあと2日ぐらいかかりそうな感じですが、日本女子大の原稿は今日終えることが出来ました。講演は90分話し続けた状態でしたので、原稿も20ページほどになり、確認にはかなりの時間がかかりました。

講演の際に、ICレコーダーで録音した私の発言の一字一句を、出版社の人が書き起こしてくれて、それを私のほうで確認した後に、毎年作成されている講義集に収録するのだそうです。

私としては、一応大学の講義であるし、600人もいる学生さんの前での話だったので、それなりに”よそ行き”(普段の上映会後のトークに比べて)のつもりだったのですが、書き起こされた原稿を読んで、(いや、そうでもないなぁcatface)なんて思いながら確認していきました。

話し言葉オンリーの原稿を読んでいると、書き起こされた原稿を読むだけでは、話が分かりにくい部分がずいぶんあるように思いました。講演というのは、多分にその場の空気が影響していて、話すほうも聞くほうも”分かったつもり”になって聞き流している部分が多いのではないか?とも思いました。あいまいな表現や言い回しもかなり多かったです。「そんな感じで○○しました」とか、「どんな感じだよ!」と突っ込みたくなるぐらい。

そんなわけで、かなりの赤字入れをしなくてはなりませんでした。

話している内容も、私としては、自分の実体験も交えながら、なるべく話を聞いてくれる学生さんたちが分かりやすいように、想像しやすいように、と工夫しながら話していたつもりですが、結構話の運び方や、まとめ方が強引だなとも思いました。誰もがそんな風に思うとは限らないのに、決め付けたような言い方も多いな、とも。う~~~ん、だから改めて原稿を読み直してみると、どこまで共感を持って伝わったのかしら?と思いました。

でも一応、私的には事前に話す内容の構成をずいぶん時間をかけて考えましたし、その中のいくつかのトピックはこれまでの上映会後のトークでも話したことのある内容だったので(例えばイギリス留学や、ブライアンの撮影など)、それらはある程度話し慣れている部分があったと思います。

しかし、講義後の学生さんたちとの質疑応答に関しては、どんな質問がくるかは分からないので、完全な即興状態。そこでの私の発言(放言?)は、読んでいて絶句しました!

例えば、原稿で

質問者1:安定した人生を望む人が多いのに、早川さんはわざわざ大変な道を歩んでいるように思います。人生について不安になったり、映画作りをやめようと思ったことはないのでしょうか?

早川:(最初の部分は省略)不安がないといえばうそだけど、結局はやりたいという気持ちがどれだけ強いかです。映画監督というのは図々しくないとできません。普通に生活していたら、映画なんて作れない。私なんて、2週間泊めてくれとお願いして、そのままもう2年以上居候しています。やりたいことをやるには図々しくなってください。

質問者1:ありがとうございました。

・・・ええーーー、これで会話終わりなの?!・・・なんちゅうアドバイスだ!!

と、私は自分の発言ながらびっくりしてしまいましたが、質問者2、質問者3と、全てこのような調子で進んでいくわけです。学生さんたちは一体どんな気持ちで講義を聴いていたのでしょうね・・・。(映画監督って、サイテーな人種)みたいに思っていたかもしれません・・・(当たらずとも遠からず?!)

原稿を確認し終えて、さて、普段の上映会後のトークはどうなんだろう?と、心配になってしまいました。かなりいい加減な発言をしているのではないでしょうか?!

今日の夜は、市民テレビの人たちと食事だったので、そのときにこの話をしたら「早川さんはそのままでいい」と言われ、でもそれってフォローになっているのか微妙・・・って思いました。

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[jp] 縮む、団地

昨日は、藤沢市労働会館で上映会でした。この上映会を企画、準備してくださった一人、藤沢市辻堂団地にお住まいの竹内さんに初めて連絡をいただいたとき、辻堂団地で起こっている団地の集約化についてお話を聞き、私は上映会に伺う際にぜひ辻堂団地を見学させてほしいとお願いしました。

高幡台団地の住民4人と私で上映会に行くことになっていたので、電車ではなく、車で行こうという話になりました。電車でも日野から藤沢は遠いですが、車は渋滞もあるのでどのくらいかかるのか分かりません。上映会は午後からでしたが、急遽団地の見学も加わったので、朝7時に出発することになりました!

途中、案の定渋滞もあり、約3時間かかって辻堂団地に到着。竹内さんが軽快に自転車に乗って現れ、団地を案内してくれました。

「集約化」というのは、あまり聞きなれない言葉かもしれませんが、団地の削減、取り壊しのことです。2007年年末に内閣の閣議決定で(つまり政府の方針として)UR賃貸住宅の削減、民営化方針が決まった際、不採算部門の整理のために古い団地について、建て替えをせずに取り壊していくことになりました。「集約」には、取り壊して更地にし、民間に売却するという団地もあれば、取り壊して、一部を戻り住居として建て替える(でも全体の総数は減る)という団地もあります。いずれにせよ、このような方法で団地の総数を減らすことを「集約」と呼んでいます。

昭和39年に入居を開始した辻堂団地は、1900戸もある大型の団地です。この団地は集約により600戸を取り壊すことになっているそうです。建て替えはせず、取り壊すだけ。取り壊さないで残すとなった団地は、外壁が塗り替えられたということで、どの団地が壊され、どの団地が残るのかは一目瞭然です。

黄色っぽい壁の建物は取り壊し対象。白い壁の建物は残される。
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取り壊される建物。
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残されることになった建物
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移転期限は今年の10月なので、後2ヶ月あまりですが、まだ結構住んでいます。しかし、高幡台団地73号棟と大きく違うのは、取り壊し予定の団地に住む全住民が転居に同意しているということです。
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道路を隔てただけで、残される建物、壊される建物が分かれているのは不思議な感じがします。いずれも同じ時期に建てられた建物なのに。
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残されることになった建物は、外壁の塗りなおしのみなので、改修工事などは行われていません。ここに約50年暮らす竹内さんは、今回運よく取り壊し対象を免れましたが、築50年近くの建物なので、いつ取り壊しの対象になるか分からない、ここもいずれは削減されるのかもしれない、と話していました。(竹内さんは、やがて起こるだろう立ち退きに備えて、「辻堂団地に住み続ける会」を結成され、世話人代表をされています!)

外壁の塗り直しがされたとはいえ、自転車置き場の屋根の内側は何もされていないようです。かなり痛んでいる様子がわかります。
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何棟かは、新たにエレベーターが設置されているところもありました。しかし、渡り廊下なくエレベーターを取り付けても、その恩恵に授かる世帯はとても少ないです。果たして費用対効果はいかがなものか・・・
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しかも、このエレベーターの場合は、ベランダ側に取り付けられているため、防犯上エレベーターの乗り場も施錠され、鍵を開けて入るようになっています。
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竹内さんのお宅へお邪魔しました。
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海岸までとても近い辻堂団地。竹内さんのお宅にある”サンルーム”からは、海が見えるのです!!
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サンルームからの眺め。絶景です!!!! これは引っ越したくないよなぁ・・・!
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竹内さんの奥さん
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全住戸が移転に応じた辻堂団地ですが、移転の条件は高幡台73号棟と同じです(移転先の斡旋、移転費用の補助金額、移転期限2年間etc)。良く、「同じ団地内で移転できたら、環境もそんなに変わらないし、良かったね」と言う人もいます。それもそうかもしれませんが、これには大きな落とし穴もあるのです。

URは、移転を余儀なくされた人が、移転で大きく家賃が上がってしまうことがないように、同一のタイプのUR住宅へ移転される人に対し、家賃の減額措置を取っています。移転後10年間は、移転先の本来の家賃から20%を減額する(ただし移転前の家賃を下限とする)となっています。

なので、例えば、同じ建物に住み続けられた場合は、10年後でも家賃は通常の値上げがない限り変わりませんが、今回取り壊し対象の建物から移転してきた人は、10年後には家賃が上がってしまうのです(新規入居した場合と同じ家賃になってしまう)。これは、同じ団地に住み、同じ年月を暮してきた住民たちの間に、大きな不公平感を抱かせることとなるでしょう。

600戸もの住居が削減されるということは、団地内の商店にも大きな影響を与えます。高幡台団地の場合、73号棟の取り壊しが決まる前までは、1階部分の商店街はすべて営業していたそうです。でも、250戸(実際には200戸に人が住んでいた)が取り壊されるということで、病院、郵便局、美容院を除く全ての商店が、商売が立ち行かなくなるということで、廃業したのです。(もちろん店舗が入る73号棟自体が取り壊されるので廃業したという商店もありますが、でも例えばスーパーの場合、移転期限が過ぎても高幡台団地全体の住民のために営業を存続してくれることをUR、自治会ともに望んでいましたが、採算が合わないということで撤退してしまいました)。

その高幡台団地の3倍もの住居が削減されてしまう辻堂団地はどうなのでしょうか? 商店街にも連れて行っていただきました。

看板の半分は消え、シャッターを下ろしているお店が多い。
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一応、上に掲げた写真の建物の1階部分にある商店街は(閉めているところを除き)営業は存続なのですが、別の建物では立ち退きを迫られている商店もありました↓。
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昔ながらのお肉屋さん
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洋服屋さん。手書きのメッセージには「デパート行く前にお寄りください」の呼びかけがhappy01
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立ち退きについて、これからURが条件などを提示するそうですが、竹内さんは「長年ここで商売をしてきた商売人に移転しろというのは、その商売を止めろといっているのに等しい」と言っていました。

色々とお話を聞かせていただいているうちに、お昼になり、上映会場である労働会館に向かいました。司会進行役の矢野さん、その他の方にご挨拶してから、お昼ご飯を食べました。

上映、その後に竹内さんより住宅の貧困問題全般を網羅するお話があり、その後は会場の皆さんも交えて意見交換がありました。UR団地だけでなく、その他の賃貸住宅、借り上げ住宅、持ち家でも、それぞれに抱える悩みがあり、つくづく住宅問題が人生に占める割合の大きさを実感しました。
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イベントの後は、やきとり居酒屋で交流会。
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帰りの時間があるので、2時間ほどしかいられなく残念でしたが、年金組合の皆さんはとても明るくて、お話好きで、とても楽しかったです。

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この日は、藤沢に住んでいる私の大学時代の友人も観に来てくれました。5年ぶり(?)ぐらいの再会で、とてもうれしかったです! おいしそうなお菓子もいただきました。
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暑い中、辻堂団地を案内してくださった竹内さん、上映会を企画してくださった年金組合の皆さま、そして映画を観に来ていただいた皆さま、どうもありがとうございました!

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[jp] 8月25日(木)ブライアン追悼上映会

以前も少しだけこのブログでブライアン追悼上映会について触れたと思いますが、8月25日(木)にJCJ(日本ジャーナリスト会議)主催で、日本で初めての(私が知る限り)ブライアン追悼上映会を行います。

<詳細>
「英国の反戦活動家・ブライアン氏追悼、JCJ映画の集い」

会場:築地社会教育会館・視聴覚室 (東京都中央区築地4-15-1)
最寄り駅:地下鉄東銀座駅6番出口徒歩5分
上映日:2011年8月25日(木)
時間:18:30~
入場料:800円(学生500円)
上映後に監督トークあり
主催:日本ジャーナリスト会議

素敵なチラシを作っていただきました!(クリックすると拡大します)
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当日は私も会場に行き、上映後には監督トークもあります。ヒロシマ平和映画祭用にブライアンから寄せられたメッセージビデオも流す予定です。

ご都合の合う方はぜひいらしてくださいね!

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[jp] ケーブルで繋ぐも・・・

昨日、アマゾンで注文した映像音声ケーブルが届きました。今朝は早速ビデオカメラとテレビをそのケーブルで繋いで見ます!

音声は無事出るものの、映像はガタガタ。パソコン画面をビデオカメラで映したときに、画面がひどく荒れますが、あれと同じような状態に。設定を色々変えたり、テレビのマニュアルをみて接続を変えても、同じ状態でした。HDVもDVも同様にダメ。

音声が無事出るのに、映像が荒れて、しかも白黒であることから推測するに、これはPAL、NTSCの問題なのではないか?と思っています。でも、本当のところは良くわかりません。何しろ、うちにはテレビがこの1台しかないので(5年ぐらい前のもので、アナログテレビです)、これだけでは原因がわかりません。プロジェクターとかで試してみない限り、なんともいえません。

マニュアルまで印刷して挑んだ接続でしたが、2時間ほどであきらめ、午後は郵便局へ。DVCAMテープを作る用のMP4データを発送しました。

帰宅してからは、ビデオカメラを使った再生はいったんあきらめ、英語字幕作業を始めました。今朝起きたら、イギリスでの翻訳確認作業が終わった状態のデータがメールで届いていたのです! 直してもらった英語字幕を見ながら、編集ソフト上で字幕を直して、表示するタイミングを細かく合わせながら、1つ1つ字幕を載せていきます。

夕食までの時間に、10分ぶんほど仕上げることが出来ました。3~4日集中してやれば終わりそうな勢いです。

でも今週は様々なものの締め切りが集中しているので、かなり気合を入れてやらないと、字幕も、それ以外のものも終わりそうにありません。でも、上映会や飲み会もあるので、途中途中で集中力が途切れてしまいそうだなぁ・・・

今週が山場と思って、がんばりたいです。

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[jp] ウェブサイトの改善

今日はうす曇でしたが、なんだかとても蒸し暑い一日でした。今日は、午後から吉祥寺に出かけ、ウェブサイトの仕事をしている友達にプチ・アドベンチャー・フィルムズのウェブサイトを見てもらい、改善すべきポイントなどを教えてもらいました。

このサイトはイギリス人に作ってもらっていて、テンプレート自体は無料のテンプレートサイトから転用してアレンジしたものです。ブライアン~のときもそうでしたが、英語ベースでデザインされたものを日本語で使うと、フォントが大きすぎたり、小さすぎたり、そのままではやはりおかしいようです。

そして、ウェブサイトは目的ごとに、その構成やつくりも色々と工夫しなければならないのだなということを、話を聞いていてつくづく思いました。例えば、サッカーチームのサイト、百貨店のセールの特設サイト、ニュースサイトなどでは、それぞれ扱う内容、訴えたいポイント、読者などが変わってきます。それにあわせてウェブサイトの構成ももちろん変わります。

それと同じように、映画のウェブサイトでも、ページに来た人たちがどんな内容を知りたいのか、ウェブサイトを開設する側はどんな方向に持っていかせたいのか、ユーザーの”動線”の分析というのがとても大切なのだと教えてもらいました。

私はウェブサイトの構成を考えたときに、どんな情報を掲載することが必要で、何を目立たせたいか、ぐらいは考えましたが、例えば、ノートPCで見る環境の人でも、スクロールせずにそのページにある情報が一目で分かるようにコンパクトにする、とか、作品のページ→上映情報のページに導いていく、更新頻度の多いもの(ブログやツィッターなど)を目立つところに置き、最新情報を得られるようにするetc、言われてみれば全て(なるほど)なことなのですが、私も無意識ユーザーの一人としてネットを使っているので、そのような仕組みでウェブサイトがデザインされているということを知って、目からウロコの連続でした。

今日教えてもらったことは紙に書き留めたのですが、走り書き(殴り書きに近い)ではあとから読んだら絶対(?)になると思ったので、帰宅してからコメントに補足情報を書き足しました。これをポールに説明して、改善をしていくには、だいぶ時間がかかりそうな様相です。優先順位を決めて、できることから始めて行きたいと思います。

とりあえず、現在は英語字幕作業の最終段階で、それが出来上がったら英語のウェブサイトも簡易版でもいいから用意しておかなければと思っているので、英語版から取り掛かりたいです。

9月は何気に出張続きなので、8月中にどんどん進めなくては。

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[jp] 再利用

昨日に引き続き、今日は映画をミニDVテープに録画する作業をしました。無事、今日の午後までにHDV版、DV版を録画し終えました。

今回、テープに録画する作業をあれこれ試したときに、テストなのだから、新品のテープは使う必要がないと思いました。これまで、ミニDVテープに撮影した素材の上から別のものを撮影したことはなかったのですが、初めて、(これは絶対いらない)と思うものが記録されたテープを使って、試し録画をしました。

「さようならUR」撮影中に使用したテープは全部で300本ほどあります。うち、200本ほどが映画に関連するもので、その他の100本は例えば上映後のQ&Aを記録したり、旅行先で撮影したり、映画とは関係のないもの。

撮影したテープは全て背ラベルにナンバリングをし、いつ、何を撮影したものかを簡単に記入してあります。でも、背ラベルのスペースはとても小さいので、例えば、数日間にわたって様々なものをそのテープに録音した場合、全ての内容をそこに書ききれるわけではありません。なので、背ラベルだけで要・不要を判断するのは危険です。

でも幸い、私は編集作業のために、テープに記録した内容を事細かに記したノート(これまでもこのブログで紹介しました)があります。それを見ることによって、テープに何が記録されているのかを見て、いらないものは再利用をしてみようと思いました。

要・不要の基準ですが、例えば、「インタビュー」や「日常の記録」というのは、たとえ映画に1秒も使われていなくても、絶対消したくない記録です。明らかにいらない映像というのは、例えば、ちょっと興味があるトピックだったので参加した院内集会とか、報告集会とか、そういう系のもの。そういうものだけでも、集会は何時間もあるので、かなりの本数がありました。

それらのテープを取り出し、ノートには「つぶして再利用」と書き、それまで貼られていた背はラベルをはがして新しいものに張り替えました。

テープの保存状態は良く(乾燥剤も入れて保存していました)、1度しか記録していないので、まず問題ないテープだと思いますが、でも再利用は再利用。「とりあえず撮っておくか」と思う用途にのみ使用することにしたいと思います。いわば、練習用、予備用といった感じ。何かの作品として撮りたいもの、きちんと記録すべきものには、使わないように、再利用のものには、背ラベルに「再①」、「再②」というようにナンバリングしました。

再利用のテープに関しては、練習と思って、面白いと思ったものを気軽に、どんどん撮影して行きたいと思います! 今特に、風景や日常のさりげないシーンとかをきれいに取れるようになりたいと思っていて、さらに光と影とかも意識しながらの撮影をしてみたいと考えているので、その練習にはうってつけだと思います。

でも、撮るからには「撮りたい」と思うから撮るわけで、もしかしてすごくいいものが撮れてしまう可能性はいつでもあるわけですから、そんなときにヨレヨレの再利用テープだからキャプチャ出来なかったというのでは困ります。再利用するのは1回までにとどめたいと思います。

今日調べた分では16本ぐらいでしたが、後日また続きを調べれば、全部で50本ぐらいは再利用のテープが生まれるはずです。(でもがんばってたくさん選ぶ必要はないと思います。消してしまったら、もう二度と撮れないのですから、本当にいらないと思うものだけにします。ちょっとでも”これは残したい”と思ったら、それは残します)。幸い、上映会などで色んな場所にいけるチャンスも多いので、どんどん撮影してみたいです!

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[jp] それなりに前進

昨日、ミニDVテープに録画する方法を調べると書きましたが、今日は朝からその作業をしていました。事前に推測していたとおり、なかなか一筋縄では行かない作業。というのも、私の場合、私の環境がさらにややこしくしているのです。

まず、編集ソフトはNTSC(日本の規格)が基本設定。ビデオカメラはイギリスで購入したのでヨーロッパ規格のPAL。よって、ビデオカメラはキャノンのHV30という機種なのですが、インターネットより、ヨーロッパ版の英語マニュアルと、日本語のマニュアルの両方をダウンロードして、設定の仕方について見ていきます。さらには編集ソフトのマニュアルもみながら。

ビデオカメラがPALなのだから、編集ソフトからの出力もPALにしなければなりません。その上で、出力する映像をHDV(ハイビジョン)にするか、DV(スタンダード)にするか。HDVでも、設定が何通りもあり、音声チャンネル数とか、ヘルツとか、そういうので違うものを選んでしまうと、カメラが反応してくれません。普段自分が扱っている素材のビットとかヘルツなんて、何にも気にせずやっているので、ひとつずつ当てはめて試してみるしかないのでした。

ビデオカメラのほうの設定も、再生モードをHDVやDVにきちんと切り替えていないと映らないので、そちらの設定も変更します。

とりあえずDV設定では、無事編集ソフトからミニDVテープへの記録をすることが出来ました。でも、その記録された映像を大きな画面にしてみると、DVD画質よりやや悪い感じで、画像の粗さが目立ちます。これはちょっともったいない。

やはりなるべく高画質で記録したいと思い、今度はHDV設定での記録をあれこれ試します。しばらく格闘して、MP4データレベルの画質でミニDVテープに録画する方法が分かりました。

ためしにいくつかのシーンを録画してみます。編集ソフト上での再生に負荷がかかり、「再生が間に合わないので停止します」というエラーメッセージが何度か出てしまいましたが、これは編集データをレンダリングして滑らかにすることで、解消できました。

私の映画の尺は73分です。普通のミニDVテープは60分なので、それでは1本に収めることが出来ません。(長時間のLPモードで90分撮影が出来ますが、その分画質は落ちます。VHSのビデオテープの3倍録画機能と同じ)、80分のテープも販売されているので、それを買おうと思い、アマゾンへ。

購入した人のコメントを見ると、80分テープの評判はあまりよくないみたいでした。80分なので、60分よりテープが薄くなり、絡まったりして最悪・・・ですって! それは良くないなと思い、60分テープ2本に収めることにしました。

今日は、とりあえず前半部分を1本のテープに録画するところまで出来ました。格闘はしましたが、これまで散々NTSC・PAL、HDV・DVで苦労してきたので、なんとなく(こういうところの設定を変えれば大丈夫)的な感覚が身についてきたようで、今日でずいぶん色んな課題がクリアできました。

明日の午前中には、後半部分をテープに録画することが出来ると思います。

次に問題になるのは、”再生”です。もちろん、自分のビデオカメラ上での再生は出来ますが、プロジェクターとつないで、無事映像と音声がプロジェクターに伝わるのか、ということです。ビデオカメラをつなぐケーブルとして、HV30の場合は映像音声端子、D端子、HDMI、IEEE1394、USBが用意されています。

ネット上で、主要なプロジェクターメーカー(エプソンとか数社)の製品を見て、どんな接続端子をそろえているのかを調べました。新しい製品ではHDMIやUSB対応がされていますが、旧製品では映像音声端子、Sビデオ端子、Dsub端子(パソコンとか)が主流のようでした。残念ながらSビデオ端子はHV30にはないので、となると映像音声端子・ケーブルでの接続が一番汎用性が高いといえます。でもアナログの映像音声ケーブルで、HDVの画像と音声を伝達してくれるのでしょうか? デジタルなら、HDMIやIEEEケーブルでないと、デジタルとして転送できないのでは?? やったことがないので、全くもって未知の世界です。

HV30を購入したときの付属品として、映像音声ケーブルが付属しているとマニュアルにはありましたが、どうやらイギリスに置いて来てしまったらしいので、アマゾンで新しいものを購入しました。約1000円。これが届いたら、今度はビデオカメラととりあえずうちにあるテレビをつないで、再生の方法を試したいと思います。これまた接続先の機器によって、双方で設定をちゃんとしないと映らないようです・・・。場合によっては、HDV方式で記録したテープだけでなく、DV方式で記録したバージョンも作って用意した方がいいかもしれません。

良くこのブログでは、端子や記録方式の違い、意図的な規格の不統一(自社製品を次々買わせるための戦略)に対して不満を書いていますが、今回もそれに翻弄されています! いい加減にしてほしいですが、この先、もっとこういう傾向が強まるでしょうね。

とりあえず今日はテープへの記録まで出来たので、半分まで前進したと言えます!

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[jp] 大注目な人

私自身はまだご本人に会ったことがないのですが、方々からその評判を聞き、(絶対すごい面白い人に違いない!)と信じて疑わない人。

熊本で「0円ハウス」を訪ねましたが、ご本人に会えずに残念な思いをしました。でも、今度、福岡で江上さん主催のトークイベントがあるそうです!(←福岡じゃ、行けないじゃないか!)

福岡近辺の方は、何を差し置いても行って見たら面白いと思いますよ!

・・・と名前も書かずに前置きが長いですが、「坂口恭平」さんです。

イベントの詳細はこちらです。

2ヶ月ほど前に、東京で飲み会があったとき、隣に座った映画監督の方が、坂口恭平さんのドキュメンタリー映画を作っているといっていました。大震災のために変更を余儀なくされ(坂口さん自身が熊本へ移転されたため)、完成まで時間がかかっているみたいですが、こちらもすごく楽しみ。

ほんと、会ったこともない人なのに、こんなに強く(面白そう!)という期待を持つなんて。でも、きっとそれを裏切らない人であるはず。

当日はユースト中継してくれないかしら。江上さんにお願いしてみようっと!

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[jp] やはり安定性を重視

先日、DVCAMテープではハイビジョン画質にならないということを知って、自分でブルーレイをつくることにした、と書きました。その後、CyberLink社の1ヶ月無料お試し版をダウンロードして、無事ブルーレイディスクの視聴を可能にしました。(・・・っていうか、ダウンロードしたとたん、これまで再生できなかったディスクが再生されるようになる様を見るのは、まるで宝の入った箱を開けるカギを手に入れたかのような感覚でした)

2時間半かけてブルーレイディスクを作成し、早速再生。これまでハイビジョンのMP4データでは映像を観ていましたが、やっぱりブルーレイは断然きれい! 人の肌の感じまで、忠実に再現されている!と、感激してしまいました。

すると、60分ぐらい再生したところで、突然画面がフリーズ!! (あれ・・・)と思いながら、しばらく待ちますが、動きません。画面をいじると、読み込んでいるらしいのですが、画面は止まったまま。仕方がないので、いったん停止してリジューム再生。なんと1分以上飛ばした状態で続きが再生されました。

(え~~~)、と思いながらディスクを取り出し、盤面に傷やホコリがついていないかを確認。ディスク、再生機器ともに、目立った汚れ等はない様子・・・

気を取り直して、もう一度最初から再生することにしました。

・・・やはり全く同じ場所でフリーズ!! こりゃダメだ。

ネットでブルーレイの書き込み不具合について、あれこれ調べて見ます。ブルーレイは、見た目はDVDやCDとほぼ同じです。しかし、容量はDVDの4.7GBに比べ、ブルーレイは25GBと、かなりの差があります。ということは、それだけ多くの情報を狭い場所に、密に書き込んでいるということになります。その分、書き込みのエラーも多いそうです。

編集ソフトからブルーレイを焼くときに、いくつのファイルを書き込むのかという数値が、書き込み進行状況と共に出てくるのですが、なんと私の映画の場合は7百万ものファイルを書き込むのだそうです!!(仕上がりデータサイズは13GB)。7百万も書き込むのなら、書き込みの際に遺伝子の突然変異のような事態だって起きる可能性は低くないでしょう。理由は良くわかりませんが、とにかく書き込みのエラーや不具合というのは、起きることもあるのだと思いました。

私が使用したブルーレイのディスクはマクセルのものだったので、昨日、今度はパナソニック製のものを購入し、今朝、焼いてみることにしました。ネットで口コミをみて、パナソニックにしてみようかなと思って。(どのメーカーも、大丈夫だったという人もいれば、全然ダメという人もあり、かなり当たり外れに左右されるところもあるみたいですが)

早速、また2時間半かけてブルーレイディスクを作りました。今日は、念のためLANケーブルをパソコンから抜いた状態で作成しました。(ネットに繋がっていると、パソコンがアップデート情報などに反応して、そのせいで一瞬パソコンが不安定になったりすることもあるかもしれない、と思ったので)

無事、ディスクが焼き終わり、また最初から再生します。今度は最後までとまることなく、きれいに再生されました。

・・・一安心したのですが、でも、ディスクでの上映についての不安は消えませんでした。

というのも、先日、7月30日の上映会で、DVDで上映した際、最後の数分の再生がやや引っかかったような状態になってしまったからです。そのDVDは、これまでに5回ほど上映に使用して、1度も問題が起きたことはありませんでした。

もしかして、ディスクにうっすらと指紋がついていた、それが原因なのか、それとも、再生機器のトレイにホコリがたまっていたのか・・・? 原因は分かりません。

でも、一番可能性が高いのは、「再生機器との相性」でしょう。この日の上映会は、事前に会場に行き、DVDの再生が出来ることを確認しましたが、最初の数分をチェックしたのみで、最後まで通しで確認したわけではないので(←時間的にも通しで確認できる会場なんて稀でしょう)、70分を経過した時点で不具合が発生するということまでは、確認できていませんでした。

毎回違う上映会場に行って、試したことのない機器でDVDを上映するというのは、実はかなりリスクのある行為です。幸い、私が立ち会った「ブライアン~」の上映会では、今まで再生不具合はありませんでしたが、でも、例えば私が立ち会っていない上映(大学の授業で流していただく等)などでは、「後半が再生されなかった」とか、通信販売でブライアンのDVDを買って頂いた方からは「全く再生されない」などのクレームをいただいたことがあります。これらは別の再生機器で試すということで解決されましたが、上映会の場合、普通は再生機器は1台しか会場に用意されていません。

一番安全な方法は、再生機器一式を自前で用意し、それを会場にもって行くことですが、でもプロジェクターなんて持ってないし・・・。

再生の安定度から言えば、ディスクよりもテープ式のほうが断然良い。。。そう考えて、ブルーレイディスクではなく、やはり映画祭用にはDVCAMテープを作成した方が安心かなぁ・・・と思えてきました。だって、先日の上映会では、ラスト数分で再生が引っかかるって、そりゃあもう「100年の恋も冷める」ぐらいの興ざめだったのですから! あんな思いはもう二度としたくないです。

映画祭用にはDVCAMテープをつくるとして、では普段の上映はどうするか。映画をミニDVテープに落として、自分のビデオカメラとプロジェクターをつないで上映するのが、一番良いかなと今考えています。どうやって映画をミニDVテープに落とすのか、やり方を調べなくてはなりませんけど。

でも、例えば上映会場に、自分のビデオカメラとミニDVテープを持っていったとします。でも今度は、会場で用意されているプロジェクターの接続端子が何かという問題があります。映像音声ケーブルが一般的だと思いますが、プロジェクターによってはSビデオ端子かもしれないし、最新のプロジェクターだったらHDMIとか、USB接続もあるかもしれない。それに、ハイビジョンで作った映画をアナログのケーブルで流すことが出来るのか?というのも疑問です(勝手にダウンコンバートして流してくれる分にはいいですが、そんな親切なことはしてくれないかもしれません)。また、会場にある接続機器が、外から持ち込んだ機器もつなげる設定になっているのか、全て外からはいじれないようにしてある機器だってあるかもしれません。

そういったことを事前に知っておかなければならないし、電源タップとか持っていっても、果たして何メートルのものを用意したらよいのか、会場でコンセントがプロジェクターとどれぐらい離れたところにあるのか、とか、あらゆる環境に対応できるような準備をしていくには、色々とクリアしなければならない問題が山積です。

接続ケーブルは各種大体1000円前後で手に入るので、複数そろえても良いけれど・・・。

大抵はDVD再生はよっぽどのことがない限り大丈夫だとは思うので、もしビデオカメラの接続が出来なければ、いざとなったら一か八かDVDで再生をするために、ディスクのクリーニングクロスやプレーヤーのクリーニングディスクなども持参した方が良いかもしれません。

なんだか、毎回の上映を映画の展開とは別の意味でハラハラしながら見守らなきゃいけないなんて、それはイヤだなぁ・・・

なかなか悩ましい問題です。これから1週間ぐらいかけて、ミニDVテープでビデオカメラ接続についてなど調べたいと思います。

何か妙案のある方は、ぜひ教えてください!

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[jp] マリアに執行猶予付き有罪判決

マリアは現在2つの裁判を抱えています。ひとつは、ロンドン市がパーラメント・スクエアでの抗議活動を止めさせるために起こしているもので(交通の妨害をしているとして)、マリアもバーバラも被告となっている裁判、もうひとつは、昨年の秋に国会議事堂に潜入し、建物に登って26時間そこに居続け、(アフガンから)英国軍を撤退させよという大きなバナーを掲げたことに対する裁判です。

リッキーが判決のレポートを詳細に書いて、インディーメディアに掲載しています。クリックすると、マリアともう一人の活動家が大きなバナーを広げてピースサインをしている写真が見られます。すごい光景! レポートでは、「フルタイムの平和活動家」をめぐる議論や、国会前の抗議活動はどれほどの効果があるのか、などの法廷でのやり取り、裁判官の意見などが書かれていて、なかなか興味深い内容です。

マリアたちはSOCPA法(テロ対策法)で訴えられていたのですが、結果的に、裁判官は彼らの犯した罪は軽く、マリアたちは捜査や裁判に非常に協力的だったとしてSOCPA法は適用せず、軽犯罪として裁かれました。・・・とは言っても、9ヶ月の執行猶予付き有罪判決です。

この先9ヶ月は、マリアの大掛かりな抗議活動が見られないのかもしれません。

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[jp] 7月30日上映会 参加者のアンケート

7月30日上映会で、会場でアンケートに記入していただいた方々の感想を掲載します。
アンケートにご協力、ありがとうございました。

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同じ団地に住む者として、問題を提供され、とても感謝しています。
自分の問題として、今後も関心を持ち続けたいと思います。
とても良いドキュメントでした。
(60代・男性)

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大変面白い映画でした。国民の財産を売り払うなんてとんでもない。
ラストの方はふるさとを追われた福島の人々にも思いを馳せられました。
たたかいの人生を楽しみたいという住民の声に共感しました。
(60代・女性)

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住民が安心して住めるものを作り、維持して行ってほしいという言葉が印象的で、URに対するみんなの願いなのだと思いました。
いろいろなぶらさがり取材も迫力があってよかったと思います。
(60代・女性)

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URの存在価値が問われています。昭和30年40年代に大きな存在でしたが、今では、民間の大きなディベロッパーがあるので、URの価値は低下していると思います。
URがなくなると、URがつくった大きな借金を国民が負担しなくてはならなくなるので、国民に大きなツケを残すと思います。
(70代・男性)

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元公団に住んでいたので、73号棟問題に強い関心があり、ある程度理解していたつもりでしたが、この映画を観て、改めて、URの非道さ、住民の皆さんのそれぞれの思い、悩みが分かり、とてもよかった。
映画の中でも言っていましたが、今後ますます、公団住宅が必要になる中、”住宅政策”の今後のためにも負けられない。将来、自分たちのこととして微力ながらがんばりたい。絶対負けられない!!
(60代・女性)

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最後まであきらめず、がんばってください。
(70代・女性)

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早川由美子監督、素晴らしい映画をありがとう! 住民の追い出しが、暮し続けたい人の心を踏みにじるのか、73号棟に暮し続けたい住民にガンバロウのエールを送りたい。多くの団地住民に観てもらいたい。
(60代・男性)

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以上です。ご協力ありがとうございました。

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[jp] 9月10日「映像とトーク」イベント@名古屋

あいち国際女性映画祭で約1週間名古屋に滞在するのですが、9月10日(土)午後1時半から、映像とトークのイベントを開催していただくことになりました! 主催は、以前「ブライアン~」をプレイベントで上映したいただいた、あいち平和映画祭です。

日時:2011年9月10日(土)午後1時半~
会場:北生涯学習センター・視聴覚室
(名古屋市中区大井町7-25、最寄り駅は地下鉄「黒川」駅4番出口)
入場料:500円

イベントの内容(チラシ案内文より):
「前作「ブライアンと仲間たち」でイギリスの反戦運動を描き、あいち平和映画祭2010プレイベントで上映した早川由美子監督。あれから1年半、新作を携え「あいち国際女性映画祭」に登場します。折角のこの機会、ブライアンのこと、新作のこと、大震災の被災地の取材などなど、映像も交えながら語っていただこうと企画いたしました。ぜひご参加ください!」

このイベントは、映画本編の上映ではなく、映像とトークのイベントです。未発表のミニ映像なども交えながら約2時間半、会場にいらした方たちと双方向で交流するイベントとなっています。

現在は、当日会場で流す予定のビデオを少しずつ準備し始めたところです。今月はまた仙台に取材に行くので、そこで撮影する新たな映像などもぜひ紹介したいと思います。

これまで私は”上映会”しかやったことがなかったので(大学などでの講義や講演は除く)、映像とトークだけでイベントを構成するのは初めての試みです。しかも2時間半! 中部地方の方はぜひいらしてくださいね^^

ウェブサイトの上映会情報は、データベース機能を使って更新しているのですが、今まで「さようならUR」と「ブライアン」しか選択肢を持っていなかったのですが、今後は色んな形のイベントに挑戦して行きたいと思い、新たに「イベント」と「その他」の選択肢を設けました。

9月10日のイベントも早速ウェブサイトに掲載。
http://www.petiteadventurefilms.com/screenings.php

それにしても、データベース機能を使うようになって、ウェブサイトの更新作業がものすごく楽です。

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[jp] ブルーレイはまだまだ

先日、このブログでDVCAMテープの作成をやめ、ブルーレイにすることにしたと書きました。私のパソコン(というか光学ディスクドライブ)は、ブルーレイ書き込みが出来るソフトが付属しているので、ブルーレイを自分で焼くことが出来ます。

しかし、なぜかそのブルーレイを自分のパソコンで再生しようとすると「リージョンが指定されていません」とか「プロダクトキーを入れてください」等のメッセージが表示され、見ることが出来ないのです。なので、これまで自分でブルーレイディスクを作ったことはあるものの、その再生を自分のパソコンでしたことはありませんでした。

でも、今回映画祭にブルーレイを提出するに当たり、自分のパソコンでも再生確認をしなければと思い、これまで未解決のままとしていた「なぜブルーレイの再生が出来ないのか?」に正面から取り組んでみることにしました。

調べてみると、パソコン自作用のパーツを購入したときに、光学ディスクドライブはライティングソフトあり・なしが売られていたのですが、ソフトの有無による値段の差は3000円ほどしかなく、ライティングソフトを自分で購入すると1万円近くかかるのでこれはオトクだと思い、ライティングソフトつきのものを購入したのでした。

ライティングソフトにも各種ありますが、私の購入したものに付属してきたのは「サイバーリンク」社のもの。そのインストールCDを探してきて、付属してきたものの製品名とバージョンを調べました。そして、マニュアルをサイバーリンク社のサイトからダウンロードします。

調べてみると、付属してきたソフトは「Media Suite」のバージョン9というものなのですが、そのバージョン9には、「Ultra」や「Pro」など数種類に分かれており、付属してきたソフトはその最下位で、なんとブルーレイの書き込みは出来るけれども読み込み(再生)が出来ないというソフトなのです!!!

普通に考えたら、「再生」のほうが、「書き込み」よりも簡易な機能なのですから、「書き込みが出来る」と謳われていたら、それはもちろん前提として「再生も出来る」と考えてしまうのではないでしょうか?(少なくとも、私ならそうです)

書き込んだら、普通はそれを再生するのが当たり前。

なのに、再生をするには最上位のUltraにアップグレードをすることが必要で、付属ソフトを持っている人は2~3割のディスカウントで購入が可能・・・

ということは、付属ソフトで3000円を支払い、アップグレードで6000円ほどを支払うということで、結果的にはソフトを普通に購入する(約1万円)と全く同じ・・・

なんて商売なんだ! まったく!!と、驚いてしまいました。

とりあえず、当面は、お試し無料ダウンロード版が1ヶ月使えるので、それで再生したいと思います。(その期限が切れたら、別会社のお試しダウンロードをする)

でも、他の環境でも再生を試してみたいなと思っているので、それをどうしようかと考えました。ネットカフェで、ブルーレイを見れるところはあるのか?と考え、「ネットカフェ ブルーレイ」などのキーワードで探したところ、同じ質問をしている人たちに遭遇。たま~にあるものの、それは行くことができない地方都市だったりして、ほぼゼロという状態。回答者曰く「ネットカフェで、ブルーレイドライブを置いてペイする状況ではない」とのこと。「ブルーレイをネットカフェで見たいなら、PS3を置いてあるところを調べること」と書いてありました。

なるほど! 確かにPS3ではブルーレイの再生も可能です。ネットカフェでPS3を置いている店を調べると、ぽつぽつと置いてある店が検索できました。一番自分に近いお店を見つけ、そこに電話をしてみます。お店の人曰く「PS3は当店では1台しか置いていなく、いつも誰かが借りている状態です。事前に予約は出来ないし、いったん誰かが借りると数時間は空かないし・・・」とかなり難しそうな状態であることがわかりました。でも、それにしても置いてあるお店が少なすぎる!

PS3関連でしばらくネット検索していると、ゲーム機とかゲームソフトを貸し出すというのは、かなり厳しく取り締まられているのだということが分かりました。例えばこんな記事。ゲームソフトの開発には莫大なお金がかかっているのだから、最新のゲームソフトを例えばゲーム・バーやネットカフェなどで遊べるようにしてしまうと、ソフトの売り上げに影響してしまう、というのが厳しく取り締まる理由のようです。

しかし実際には、記事にも書かれているように、せいぜい数時間のプレイでそのゲームを遊びつくせるわけではないし、最近は大人数でわいわい遊ぶ系のソフトも多いのだから、人を家にたくさん呼んで遊ぶのはスペース的にも、騒音的にも結構難しい。カラオケボックスなどでゲームが遊べるようになれば、それはかなりヒットするだろうになぁ、と思います。カラオケ同様、上手にやれるように個人的にソフトを購入して家で練習→みんなの前で披露、という人も多いだろうし。

そんなわけで、この大容量&高画質時代にもかかわらず、ブルーレイを外で観る環境というのは、意外にもまだまだ整っていないのでした。まさかレーザーディスクみたいな道は辿らないですよね・・・? そうなったら悲しい。

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