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[jp] トークはかなりいい加減?!

昨日、今日と2日間かけてやっていたことは、先月日本女子大で行った講演の書き起こし原稿の確認と、「さようならUR」の英語字幕入れ作業でした。

英語字幕作業のほうはあと2日ぐらいかかりそうな感じですが、日本女子大の原稿は今日終えることが出来ました。講演は90分話し続けた状態でしたので、原稿も20ページほどになり、確認にはかなりの時間がかかりました。

講演の際に、ICレコーダーで録音した私の発言の一字一句を、出版社の人が書き起こしてくれて、それを私のほうで確認した後に、毎年作成されている講義集に収録するのだそうです。

私としては、一応大学の講義であるし、600人もいる学生さんの前での話だったので、それなりに”よそ行き”(普段の上映会後のトークに比べて)のつもりだったのですが、書き起こされた原稿を読んで、(いや、そうでもないなぁcatface)なんて思いながら確認していきました。

話し言葉オンリーの原稿を読んでいると、書き起こされた原稿を読むだけでは、話が分かりにくい部分がずいぶんあるように思いました。講演というのは、多分にその場の空気が影響していて、話すほうも聞くほうも”分かったつもり”になって聞き流している部分が多いのではないか?とも思いました。あいまいな表現や言い回しもかなり多かったです。「そんな感じで○○しました」とか、「どんな感じだよ!」と突っ込みたくなるぐらい。

そんなわけで、かなりの赤字入れをしなくてはなりませんでした。

話している内容も、私としては、自分の実体験も交えながら、なるべく話を聞いてくれる学生さんたちが分かりやすいように、想像しやすいように、と工夫しながら話していたつもりですが、結構話の運び方や、まとめ方が強引だなとも思いました。誰もがそんな風に思うとは限らないのに、決め付けたような言い方も多いな、とも。う~~~ん、だから改めて原稿を読み直してみると、どこまで共感を持って伝わったのかしら?と思いました。

でも一応、私的には事前に話す内容の構成をずいぶん時間をかけて考えましたし、その中のいくつかのトピックはこれまでの上映会後のトークでも話したことのある内容だったので(例えばイギリス留学や、ブライアンの撮影など)、それらはある程度話し慣れている部分があったと思います。

しかし、講義後の学生さんたちとの質疑応答に関しては、どんな質問がくるかは分からないので、完全な即興状態。そこでの私の発言(放言?)は、読んでいて絶句しました!

例えば、原稿で

質問者1:安定した人生を望む人が多いのに、早川さんはわざわざ大変な道を歩んでいるように思います。人生について不安になったり、映画作りをやめようと思ったことはないのでしょうか?

早川:(最初の部分は省略)不安がないといえばうそだけど、結局はやりたいという気持ちがどれだけ強いかです。映画監督というのは図々しくないとできません。普通に生活していたら、映画なんて作れない。私なんて、2週間泊めてくれとお願いして、そのままもう2年以上居候しています。やりたいことをやるには図々しくなってください。

質問者1:ありがとうございました。

・・・ええーーー、これで会話終わりなの?!・・・なんちゅうアドバイスだ!!

と、私は自分の発言ながらびっくりしてしまいましたが、質問者2、質問者3と、全てこのような調子で進んでいくわけです。学生さんたちは一体どんな気持ちで講義を聴いていたのでしょうね・・・。(映画監督って、サイテーな人種)みたいに思っていたかもしれません・・・(当たらずとも遠からず?!)

原稿を確認し終えて、さて、普段の上映会後のトークはどうなんだろう?と、心配になってしまいました。かなりいい加減な発言をしているのではないでしょうか?!

今日の夜は、市民テレビの人たちと食事だったので、そのときにこの話をしたら「早川さんはそのままでいい」と言われ、でもそれってフォローになっているのか微妙・・・って思いました。

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