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[jp] ”暴動”の定義

この週末で終わらせたいと思っていた、「さようならUR」の英語字幕作業ですが、ずっとやっているのに、まだ終わりません。

というのも、字幕を完成させて、入れていく作業をしていたのですが、細かいことで(これはどうなのか?)と気がつく点があると、全ての字幕を確認しなおして、全部統一したりの作業をしていて、とにかく字幕のボリュームが膨大なので、ものすごく時間がかかるのです。

例えば、字幕の中で使う” ”(コーテーションマーク)。これは、誰かの発言の引用や、言外の意味を含ませたいとき(ひねった使い方をしたいとき)に使いますが、” ”を使っている部分で、イタリックにした方が良い部分があるのでは?(外来語や強調のときは)、と思ったりして、それを最初から見直したり。

さらに、コーテーションマークでも、カギつき(”)と、ストレートタイプ(")が、エクセルでやったり、テキストファイルでやったり、ネイティブチェックが入ったりで混在してしまっていることに気がつき、今度はコーテーションマークを最初から全てチェックして、全てカギつきタイプに統一するように変更したり・・・ あ~~~、果てしない!

そんな調子でやっているので、まだ終わらないのです。

でもやっと終わりも見えてきて、明日がんばればもしかして終わるかもしれません。。。終わらせたいなぁ!

今日の夜は、翻訳で聞きたいこともあったので、イギリスのポールとスカイプで話しました。そのときに、日本でも大きく報道されたロンドンの暴動の話になりました。さすがに2000人以上が逮捕されて、今はだいぶ収束したようですが、例えば友達のセミーナはペッカムという地域に住んでいるのですが、まさに暴動が起こる中を家に帰らなければならず、とても怖い思いをしたそうです。

ロンドンでの暴動(人種差別がらみ)で大きいのといえば、1980年代のブリクストンあたり以来ではないか?と言っていました。

”暴動”とは、日本では普通にニュースや新聞でも使われる言葉ですが、イギリスの政治家は”暴動”という言葉を安易に使わないようにしているそうです。聞いただけの話なので、興味のある人は自分で調べてほしいですが、イギリスでは”暴動”にはちゃんとした定義があって、12人以上で暴れることを言うのだそうです。そして、”暴動”と認定(?)されると、商店の被害は警察(つまり政府)が補償しなければならないという法律が、1800年代に定められたまま現在でも生きているため、政府は何かあっても補償をなるべくしたくないがために、”暴動”という言葉は避けているのだそうです。

今回の暴動に関しても、つい何日か前に初めて”暴動”とキャメロン首相は口にしたのだそうです。

暴動と認定されれば商店は補償されますが、では一般市民の損害はどうなのでしょうか? 今回、一般市民の家も焼き討ちにされてしまったところがかなりあるようです。その古い法律は商店の規定しかしていないようで、市民は特に補償はないそうです。でも、それでは困るので、ロンドン市長は今回の件に関し、市民の損害を補償する用意があると発言しているのだとか。

被害者を助ける振りをして財布を抜き取る若者など、すさんだ話ばかりが飛び交いますが、ひとつ、心温まる話もありました。

暴動が一番最初に起きたトッテナムの、古い床屋が暴動の被害にあって、89歳で現役の理容師が途方にくれていたところ、インターネットでこの床屋を復活させようと若者が動いて、25、000ポンドの寄付が集まったそうです! この床屋さん、ネットでビデオが公開されているのですが、ハンチング帽をかぶり、ネクタイをピシッと締めた、イギリスの最後の職人紳士的な人なのです!!! ロンドンを歩いていても、もうこんなお店や人を見ることはめったにないので、感動してしまいました。こういうの、なくならないでほしいなぁ・・・!

ビデオはこちらで見られます。

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