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[jp] 字幕、最後のあがき・・・

今日は夜からスカイプで英語版の仮サイトのレイアウトについてやりとりしていたら、4時間ぐらいかかってしまい、こんな時間になってしまいました!

でも、おかげで仮サイトはほぼ完成というところまで来ています。”仮”と呼ぶのがもったいないぐらいきれいにレイアウトしてもらえて、(英語サイトはこれが本物としても良いのでは?)とさえ、思い始めたぐらいです。

あと1~2週間で公開できると思いますので、お楽しみに!

ところで、山形用の字幕ですが、あと一歩というところでなかなか終わりません。昨日は、「もう絶対これで完璧」と思った状態で、ブルーレイディスクを3時間かけて焼き、その再生チェックを初めから行ったのですが、ラスト1分のところで(おや?)と思う部分を発見。

以前このブログでも書きましたが、意味深な言葉についてはイタリックや” ”(コーテーションマーク)を使い分けて表現しています。

私の映画のエンディングメッセージには、「その後の高幡台の状況」として現在行われている裁判について触れている部分があります。

日本語では
「2011年1月
URは73号棟、7世帯の住民に対し
立ち退き訴訟を起こした」

英語では
「In January 2011, UR filed a lawsuit against
the #73 residents for illegal occupation. 」

となっているのですが、ふと、(illegalの部分はイタリックにすべきか、” ”にすべきか、質問していたはずだ)と思いだしました。

”違法な”占拠なのかどうかは、URが一方的に主張していることですし、最終的には裁判所が判断することです(必ずしも裁判所の判断が正しい、もしくは国民の生活感覚に沿うものかどうかは別にして)。なので、現在のようにillegalが何の加工もないシンプルな文字では、それは客観的な事実と映ってしまいます。

なぜシンプルな文字になっているのか?と思い、元データをあたって見ました。記憶していたとおり、私は最初” ”を使っていて(私は最初イタリックは使わず、全て” ”で統一していました)、それをイタリックにすべきかどうかネイティブに質問しており、ネイティブからは「イタリックで」との回答をもらっていました。

よって、加工のないシンプルな文字で字幕が入っていたのは、私の操作漏れだったことが判明したわけですが、でも、改めてもう一度考えてみると、イタリックではなく、” ”のほうがよりふさわしいのではないか?と思いました。それは前述したように、”違法”占拠というのは、現状、URが”一方的に”主張していることだからです。

なのでここは、「URの言い分を引用した」という意味で” ”(引用マーク)を使うべきだと考えました。その旨を、昨夜ネイティブに伝えたところ、やはり” ”のほうが良いということで、” ”を使うことになりました。

英語字幕の制作を通じて、また深く自分の映画について、この高幡台を取り巻く問題について考える機会が与えられており、それはそれでとても勉強になるのですが、いい加減そろそろ字幕を完成させないとまずい時期になってきてしまいました・・・!

今日の日中は、当該部分の字幕を直し、また3時間かけてブルーレイディスクを焼いたので、明日再生チェックをして、OKならば完成!としたいです!! 上手く行くと良いですが・・・。

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コメント

どんどん広がって、あのヤマガタでも上映されるんですね!


知り合いの地域では、一人暮らしの高齢者のちょっとした話題(転倒、困りごとを相談された、など)を、福祉関係の会合でケアマネジャーに伝えるそうです。そのように地域の人が積極的にケアカンファレンスに参加することは少ないということでした。

団地に住む個々人の人生設計もですが、住民相互の人のつながりが切れてしまう、というのも大きな問題ですね。じつは私も、「そのうち引っ越すんだから」という感覚で、隣近所の付き合いはほとんどできていません。
個人の情報を守る意識が強くて、自分のことを知ってもらおうとしていなかった・・・。

早川さんがここに書いてらした今日の高円寺の上映告知がすごく勢いがあったので、ぜひ高円寺に行きたかったんですが、用事が外せませんでした。次回の吉祥寺には絶対行くことにします。

投稿: かもいぬ | 2011年8月28日 (日) 22時09分

かもいぬさま

コメントをありがとうございます! そうなんです、いまだ超マイナーな映画(と監督)なのですが、山形で上映されることになり、とてもうれしいです。

10月2日の吉祥寺は、「さようならUR」と前作「ブライアンと仲間たち」の2本を上映しますので、ぜひいらしてください。(声もかけていただけるとうれしいです)

住民同士のつながりが切れてしまうというのは、本当に問題だと思います。顔なじみのお店、知っている顔etc、そういうものに、実はすごく支えられて日々暮しているのではと思います。

先日仙台に取材に行きましたが、被災地でコミュニティーがバラバラになってしまい、孤独な状態になってしまっている人をたくさん見ました。こちらについては、地震と津波によるものですが、でも、その後の復興の過程でも、かつての地域のつながりとかが軽視されているように思います。

投稿: yumiko | 2011年8月29日 (月) 00時20分

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