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2011年9月

[jp] 明日から仙台

以前このブログでも紹介した、仙台からのインターネットTV生放送のために、明日から仙台に行きます!

今日の午後は日野市公民館で上映会(平日の昼間でしたが、40名ほどいらしてくれました!)、そして住民の方のおうちに上がりこんでお茶を飲み夜に帰ってきたので、これから荷造りをしなくちゃ!です。

生放送とはいえ、一部は録画インタビューを使ったりするので、くれぐれもDVDやデータなどの忘れ物をしないようにしなくては!!(何かあっても問題ないように、データはオンラインフォルダにも保存してあるのですが)

私は出演者のコーディネートやビデオの編集で参加しているので画面には登場しませんが、スタジオにはいます! もしよろしければ、あすの18:00~こちらのアドレスで視聴してくださいね!(アーカイブも保存されますが)

今日の日野市上映会の報告は、仙台から戻ったら書きます。

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[jp] また戻るには・・・

とうとう映画祭の最終日。また宿で朝食を食べ、映画祭会場に向かいます。

藤本監督の「辺野古キャラバン」
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イベント開催時には「落し物」はつきものですが、これらの落し物を見て、つくづく(空想の森映画祭っぽいな~)と思いました。だって、ティアラとニンテンドーDSとセロリですよ! ランダムすぎる。
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とりあえず谷上さんのではなかったらしいcatface
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さて、最終日のこの日は「藤本監督と考える福島原発事故」というテーマで、福島原発後に作り始めた「原発震災ニューズリール」から3本、1957年に作られた亀井文夫監督の「世界は恐怖するー死の灰の正体」、フォト・ジャーナリストの広河隆一さんの「チェルノブイリの真実」、そして最後は帯広畜産大学の梅津一孝先生を招いて、バイオマスを利用した新しいエネルギーの可能性について考えるフリートーク、という構成になっていました。

藤本監督、影山さん、栗原さんの挨拶
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ニューズリールに登場する京都大学の小出裕章先生の説明は、とても分かりやすく、そして放射能の危険性についても踏み込んで発言をしていました。そして、専門家として自分は危険性を指摘し続けてきたにもかかわらず、このような大惨事はどこかで想定しきれていなかったと後悔し、涙を流しているのに驚きました。先生は、テレビに登場する放射能の専門家たちとは全く違う、学者であり人間でもあるのだ(←当たり前のことですが)と思いました。

2本目の亀井文夫監督の作品については、正直とても衝撃を受けました。この作品は1957年と、半世紀以上前に作られたものです。当時、アメリカなどが行っていた原水爆実験による放射能が世界中にばら撒かれ、日本でも空気中、土壌の中、穀物の中で放射能が検出され、その健康への被害を日本の複数の大学の研究室で丹念に調べている様子が、克明に記録された映画なのです! 今回の事故が起こるまで耳慣れない言葉だった、「セシウム」や「ヨウ素○○○」などの物質が、植物・動物を使って繰り返し実験されているのでした。

私はとても不思議に思いました。なぜなら、今回の福島原発の事故で、食品の汚染が問題になったとき、基準値が新たに設定されましたが、その理由としてこれまで、あらゆる基準というものは、農薬などによる汚染を想定したものであり、放射能による汚染は想定していなかった、と聞いていたからです。もちろん、福島原発レベルの原子力発電所の大事故は日本ではこれまでになかったわけですから、(それもそうだ)と納得させられていた部分が自分の中にありました。

ですが、この映画を観て、(えっ! 半世紀も前から日本ではこんな詳しい実験が行われていたの???)とびっくりしてしまったわけです。これらの研究が、”アメリカによる原水爆実験”だからということで行われていたのか、日本の原子力発電所による放射能については”安全神話”の名の下に、すべてこれらの研究が止めさせられてしまったのか、経緯は分かりませんが、この映画の中に出てきた研究室たちが、その後どのような末路をたどったのか、とても興味があります。(ひそかにずっと続けてきて、データを蓄積しつつも黙っていたのなら、それはもう科学者としての良心の問題でしょう)

休憩時間に、かわいらしい白鳥の形をしたズッキーニを見ました。宮下さんの家で収穫されたものだそうです。
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外では焚き火にあたる人の姿も。
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コーヒーを入れる田代さん
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今日のお昼ご飯!
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広河隆一さんのチェルノブイリ映像、そして原発震災ニューズリールから河田昌東さんのインタビューを見ました。

またまた休憩時間。今度はルバーブのパイと木苺のラッシーを。
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最後の回は帯広畜産大学の梅津先生によるバイオマスを用いた燃料システムの実現への取り組み。

ねこまたやさんによる挨拶
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梅津先生

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先生がパワーポイントを用いて説明したシステムは、既にいくつかの地域で実際に採用されているとのことでした。しかし、新得ではまだ実現していないとのこと。フリートークでは、どうやったら実現できるのか、初期費用は、導入が実現出来る地域・出来ない地域があるのはなぜか?といった質問が出ました。

バイオマス燃料のシステムには、初期費用として数千万円~数億円がかかります。そしてランニング・コストもかかります。でも、それを必要な投資と考え、将来的には安いと考えるかどうか、その辺の長期的なビジョンと役所・地域の酪農家たちの考えが上手くまとまらないと、なかなかそこまでのまとまった資金を最初に用意することは難しいようです。

実際に、バイオマス燃料のシステムを既に導入している地域は、例えば観光地であるという地域柄、糞尿のにおいをどうにかしたかったという思惑と一致したからとか、自衛隊の施設(?)受け入れに伴う補助金でまとまったお金が手に入ったからとか、それなりに理由があるのだということが分かりました。

・・・全ての上映プログラムが終了し、あとはさよならパーティーです!!

次々と並べられるおいしそうな食事!
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宮下さんの畑で取れたかぼちゃ
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栗原さんhappy01
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共働学舎のチーズ!
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これは美味しくないわけがない!でしょう
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乾杯
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田代さんと
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それぞれひとこと挨拶。中井さん
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田代さん
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私はひとこと挨拶の時、2年前に空想の森映画祭に来られたおかげで、いろんな人と出会うことが出来た、そのときに出会った田代さんと中井さんには「さようならUR」の制作者批評会にも来てもらい、貴重なコメントをたくさんもらえた、またこの映画祭に戻って来れるようにがんばりたい、といった内容のことを話しました。

影山さん
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栗原さん
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いんであんさん、花子さん、野原さん
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私は2年前からの参加ですが、この映画祭自体は今年で16回目(16年目)なのだそうです。限られた少ないスタッフや予算の中で、これだけの規模の映画祭を毎年やるのは、本当に大変なことだと思います。毎年(来年はもう無理かも・・・)と思うくらいギリギリの大変なところでスタッフの方たちががんばっているのだ、とひしひしと思いました。

青森から来られた参加者の人が、「良く、”本物は続く”と言われるが、私はそれは違うと思う。”続けるから本物になるのだ”ということだと思う。細くても良いから続けることが大切」と話していたのが、とても印象に残りました。これは映画祭が16年続いていることに対して言われた言葉ですが、私は私自身、映画作りに関しても言えることだなぁとおもいました。

映画を作る前から映画祭に関わったり、映画を見に行ったりすることはありましたが、映画を作るようになってから、ことに自分の映画を上映してくれた映画祭に関しては、「新作を携えてまた行きたい」と思うようになりました。そして、スタッフの人たちからも「また新作を映画祭で出来ると良いね」とも言ってもらえました。

・・・でも、それって本当に大変なことですよね。映画祭に戻るには、新作を作らなくちゃいけないのです! 今回は2年ぶりというハイペースで戻って来れましたが、これは自分にとっては異例のペースだと思います。制作だけで1年~1年半はかかるものですから、撮影→編集→上映→次の撮影・・・と、ほとんど休む暇もありません。ずっと子牛を生み続ける牝牛のような気持ちになってきました。

田代さんが「来年までに次回作を持ってくるのが無理なら、ラッシュ(素材)上映は?」と冗談交じりに言いましたけど、ラッシュを見せる、そもそもラッシュを作る段階まで行くのだって大変じゃないですか! そういうと、「なら、撮影報告はどう?」ですって!!!

今のところ当分次回作の制作予定もアイデアさえもないのですが(さようならURをたくさん上映させたい気持ちがあるし)、でも、また将来必ず戻りたい空想の森映画祭のためには、そのうち何か作らないと、ですねhappy02

ひとこと挨拶で撮った写真を以下に掲載します。

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パーティー後半は歌アリ、踊りアリで大盛り上がりでした!!デジカメで撮った動画はこちらです!
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とっても楽しかった空想の森映画祭。また来年も開催されるように、そして近いうちにまた私も新作(えぇーsweat01)を携えて戻れるように、願っています!!

皆さま大変お疲れ様でした&どうもありがとうございました!!

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[jp] 映画を作る動機

新得に来てからというもの、連日深夜2時ごろに寝て、朝は7時半に起きるという生活でした。普段は9時、時には10時ごろに起きている私にとっては、ありえない睡眠時間です。

くったり温泉・レイクイン外観
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宿の周り
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朝食を済ませて映画祭の会場に行きました。きょうこさんのクルミを購入。
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まだ人は多くなくて、映像作家の新井ちひろさん、2年前の札幌上映会でお世話になった水上さんがくつろいでいました。
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ここは廃校になった小学校なのですが、未だに当時の学校で使われていたものがたくさん置いてあります。
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新ショウガ、味噌、おにぎり
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「のはな」さんのドリンクメニュー
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映画祭2日目の今日は、なんと朝10時から一日中(延べ502分+α!!)土井敏邦監督の作品を観る!という構成になっていました。土井さんのパレスチナ4部作の上映、そして3.11後に取材されている飯館村の映像、監督トークと豪華な内容。「沈黙を破る」をずっと観たいと思いつつ観れる機会を逃していた私は、とても楽しみにしていました。

10時からは第1部『ガザー「和平合意」はなぜ崩壊したのかー』(125分)。

監督挨拶
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パレスチナの20年にも及ぶ取材、そして難民キャンプに住むある家族に密着した6年間・・・。

そう聞くだけで、同じ映像制作に携わる私としては、内容もさることながらまず(撮影素材は全部で何本ぐらいあるのだろう? 編集にはどれぐらいの時間がかかったのだろう?)という実務的な質問が浮かんできます。

土井さんに聞いてみると、撮影素材は数えたことは無いけれど、大体パレスチナだけで500時間は撮っただろう、ということでした。撮影素材を記録したノートの厚さは約10センチにもなったそうです。

そして編集には3年間も費やしたそうです!!! (その間、無収入だったとも言っていましたcoldsweats02) やはり、20年の記録ともなれば、そういうレベルの時間がかかってくるんだろうな~~と、気が遠くなりました。

ちなみに私の場合は撮影素材は170時間(撮影期間8ヶ月の割にはかなり回しています)、そして編集は8ヶ月でした。撮影素材を記録したノートの厚さは6センチぐらい(字の大きさとかノートの記入する密度によってだいぶ違うので、単純に厚さでは比べられませんが)。

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休憩のあとは、第2部『侵蝕ーイスラエル化されるパレスチナ』を観ました。こちらも2時間超の作品(4部作すべて2時間越え!)なので、お尻が痛くならないように、私はイスに座布団を敷きました。

他の人たちもそれぞれに工夫している様子
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第2部、そして第3部『2つの”平和”-自爆と対話ー』を観、イスラエルによるパレスチナの支配が、いかに巧妙に、あらゆる分野にわたって行われているのかを知ることが出来ました。
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土井さんによれば、”和平”や”平和”という言葉にはからくりがあるそうで、いわゆる銃撃戦のようなものをやっているのだけが”戦争”なのではない、と。分離壁などによって、経済的自立の手段を奪うということも、戦争と同じなのだ、と。

イスラエルのこの問題は、アメリカが動かないと変わらない、EUや国連ではダメ、とも言っていました。今大切なことは「知る」ことだ、とも。では、「知った」上で、その次はどうしたらよいのか?このあらゆる支配を止めさせるのに有効な手段はあるのか?と聞いてみました。それは土井さんも「分からない」と言っていました。

本当に、このひどい状況を打破するにはどうしたらよいのか・・・!!

空想の森映画祭に何度かゲストとして参加し、アニメ作りのワークショップなどをされていた相原信洋先生は、今年の4月に他界されたそうです。映画祭の会場では、先生のワークショップの手法で作られたアニメーションが投影されていました。私は残念ながら先生にお会いしたことはありませんでした。
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この日の晩御飯はてんぷらでした!
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そして、6時からは第4部『沈黙を破るー考えるのをやめたとき、僕は怪物になったー』を観ました。
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『沈黙を破る』のあとは、土井さんが飯館村で取材している最新映像と、講演がありました。避難区域として住んでいる場所を追われ、家族が分裂し、共同体が破壊していく様子が、パレスチナと重なって見えると話していました。
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全部で8時間超の長丁場でしたが、藤本監督は、「土井監督の20年のパレスチナ取材の凝縮を8時間で観られるなんて、これはすごいことだ」と繰り返し言っていました。確かに。

全ての上映が終わったあとは、また飲み・食べながら色んな人たちと話しました。
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土井さんの作品を観たあとで、自然とみんなが土井さんを囲むように集まりました。土井さんは、今回の映画祭で観た作品について、作者について、それぞれ思ったことを話してくれました。私の映画も観てくれていて、土井さんとしては、私が前作で反戦運動をテーマとし、今回は住宅問題にシフトした、というのが引っかかっているようでした。

私が反戦というテーマで映画を作った延長で、若者の住宅問題に興味を持ったというのは、つながりとして理解できる、しかし、住宅問題で取材を始めて、当初興味を持った若者の住宅問題は途中で止めて、団地の追い出しで映画を作ったのはなぜなのか?と。

映画を作るには、自分の中で「これだ」という一貫したテーマがなければならない、それは映画を貫く”思想”であるともいえる。興味を持ったテーマが偶然見つかって、偶然映画を作れてしまうことはあるかもしれない、でもそうやって、貫かれた思想を持つことなくその時々の興味の赴くままバラバラのテーマで作品を作っては、最後に残るものが何もないのではないか? 若者の住宅問題に着目したというのは素晴らしいし大事な問題なのだから、そこに原点を戻し、映画を作るべきではないか、と。

そう言われて、上手く説明できないけれど私の中には”違和感”がありました。でもそれを説明しようとすると”言い訳”になってしまうので、そのときは黙って聞いていたのですが、それから(自分が感じた違和感は何だろうか?)と考えました。

土井監督の場合、”パレスチナ20年”という一貫したテーマがあります。それはそれで、すごいことだし、土井さん自身がそれを”思想”というのは、全く正しいことだと思います。でもそれが、自分の映画制作にも同様に当てはまるかというと、そこに”違和感”を感じるのです。

確かに、作品を作るとき、発表するときには「作ろうと思ったきっかけ」やら、「前作との関連」やらを話します。でも、本当にそうなんでしょうか? 「○○だからXX」というような言葉で、本当に映画を作りたいと思った気持ちを説明できるのか?

私は前作の反戦運動の映画の上映を通じて、さらに自分自身の不安定な住環境を通じて、「住宅問題」や「若者の貧困」には関心を持っていました。それが解決すればどんなに楽か、と今でも思います。

でも一方で、しょせん何かのつながりからある別のテーマに興味を持って、(これをテーマに映画を作れたら・・・)と思いつく時点での、そのテーマへの理解度はめちゃめちゃ低いわけです。住宅問題について、興味があるだけで、何も知らない状態なのです。

なので、取材を続けることで、最初に関心を持った事象は、実は表面的なものである、問題の核心は別のところにあると気付いていく過程で、大まかに「住宅問題」から、具体的な住宅の問題に絞り込んでいくことは自然に起こることだと思います。

その一方で、映画作りに踏み出す、もっとも大きな原動力として、私は「具体的な”人”との運命的な出会い」があると思います。若者の住宅問題で当初は映画を作ろうと思って、実際に数人にインタビューをさせてもらっていたのですが、どうもピンと来ないで、手探りの状態が続いていました。

でも、住宅問題について勉強するために出かけた集会で、高幡台団地73号棟の人たちと出会い、団地の追い出しという大変な事態に直面しているにもかかわらずたくましく、楽しくミーティングをしている彼らの個性的な魅力に惹きつけられ、公共住宅から追われそうになっている高齢の彼らが自分の老後と重なるような思いが沸いてきたのです! それからはもう、何が何でも彼らの映画を撮りたい!と、後先考えずに映画作りを始めてしまいました。そこには、作品構成も、映画として成立する可能性も、採算も、上映の見通しも、映画制作の”理由付け”なんかも、はっきりいって関係ないわけです。

思えば、そもそもドキュメンタリー監督を志していたわけではない私が、今こうしてドキュメンタリーを撮っているということ自体、ブライアンという人との出会いで突き動かされたのですから。。。

なので、私はきっとこれからも、テーマを探り、映画を作ろうとしていくと思うけれど、実際に映画を作り始めるときは、そこにはきっと人との運命的な出会いなくしては作らない(作れない)だろうと感じています。

そのように映画を作り続けていくことで、「テーマがバラバラで、将来振り返った時に何も残らない」のか・・・? 私は、私の作品の中で、ゆいいつ一貫したものがあるとすれば、それは「早川由美子という視点」ということなのではないかと思っています。(それが良い・悪いではなく、どうしてもそうならざるを得ないということ)

プロデューサーもおらず、放送局の意向のようなものもない、私のような自主制作にとっては、誰かの意向によって、自分の視点が薄めさせられたり、変えさせられるということがないので、作品を作り続ける、積み重ねることで生まれるものは、「自分」でしかありません。それを少しでも豊かにして行く、自分を成長させていくことが、つまりは私の映画制作行為ということなんだ、と思います。

こんな風に書いておいて、作品を作り続けた末に、やっぱり何も残らなかったりしたら、笑えますが・・・coldsweats01!!

・・・書いてみたらずいぶん長くなってしまったけど、土井さんに問いかけられたおかげで、実は自分は具体的な人との出会いで映画を作っているんだということが分かって良かったです。同じドキュメンタリーの作り手でも、やはりその人ごとにどう考えて作品を作っているのか、ずいぶん違うのだなと思いました。

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気がついてみたら、明日で映画祭も終わり。早いなぁ・・・! 深夜に宿に戻りました。

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[jp] 新得で団地問題を問う!

17日は、朝9時に宿の送迎バスで会場に向かうことになっていたので、7時半頃に起きました。

朝食はバイキング形式。
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バイキングのメニューに筋子やたらこがあるのに、北海道らしさを感じます。
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ホテルのロビー
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映画祭会場の新内ホールは、廃校になった小学校。
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薪の用意もしてありましたが、やはり朝晩は冷えるなぁと思いました。
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旧新内小学校の由来について(写真をクリックすると拡大します)
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私や中井さんはこの日に上映だったので、朝一番で映写チェックをしました。
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映写を担当してくれたのは栗原さん
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座席はこんな感じ
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台所では、座間で反戦運動をされているおばさまたちが、食事の支度をされていました。前日は夜2時過ぎまで飲んで盛り上がっていたそうですが、本当に元気な方たちです!!
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コーヒーをいただいてから上映会場へ。
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藤本監督によるオープニングの挨拶(道新特別バージョンcatface
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そのあとは、10時からの「リアの島」を見ました。海面上昇に直面した島に住む人たちという設定の、フィクション作品でした。

11時半からは田代陽子監督の「大間原発大間違い」~函館・大間からの報告~でした。
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前作「空想の森」を完成させて丸3年。3.11を経て、新作に取り組み始めた経緯を語っていました。
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田代さんのお話に続いて、今度は大間原発訴訟の会の野村さんより、大間原発に関する説明がありました。
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田代さんの撮影素材より一部が上映されました。
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前作には7年を費やした田代さんですが、今回はいつ完成するのか、今からとても楽しみな私です!! 

お昼は「のはな」さんのタイカレーを食べました。
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さて、午後一番には「さようならUR」の上映です!! 上映してもらえるのはもちろんうれしい一方で、住宅不足にあえいで建てられた東京のベッドタウンの団地問題が、このだだっぴろい新得で、一体どう受け止められるのかとも思ったりしました。
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でも、所々で笑いが起こったりして、楽しんでみてもらっているようで一安心。

上映後のトーク
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私のほうからは、「ブライアン~」のあと、この作品を作るに至った経緯や、若者層の貧困と住宅問題、社会問題とのつながりについて話しました。

会場からの質問では、「最後に木が切られるシーンを入れたのはなぜか? あれは負けを予想しているみたいな感じではないか?」とか、「真っ黒塗りの情報公開請求で、その後本物が住民に渡されたのはなぜか?」、「インタビューで住民の人とずいぶん打ち解けている雰囲気が会ったが、どのくらいの期間撮影したのか?」などの質問をいただきました。

無事上映が終わって安心しました。上映後の休憩時間には、きょうこさんの家で採れたクルミをいただきました!
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「たまごかけごはん~関東風味~」ってどうなの。
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映画のあと、いんであんさんと話しました。私の映画の中で真っ黒塗りの情報公開が出てくるのですが、いんであんさんは情報公開請求の常連さんなのだそうです! 情報公開請求を含む、行政との対応はとにかく”粘り強く”、”しつこく”やることが肝心ですが、いんであんさんの請求により、新得町は全国で初めて議会会議録を電子データとして公開することになったのだそうです! すごい!!

私が普段お世話になっているジャーナリストの寺澤さんの情報公開請求もそうですが、個人の奮闘により行政が変わっていくのだなぁとおもいます。行政側から、国民の目線に立った情報公開なり、行政サービスを提供されるのを期待するのは、はっきり言って無理なんだから。

そのあと、映画を観てくれた旭川の人と話しました。映画祭に来る前は、(札幌を除く)北海道で住宅事情はどうなんだろう?と思っていましたが、その人によると、旭川でも景気が悪く、住宅に悩む若者がとても多いのだそうです。景気が悪くても、給料が下がっても、家賃だけは下がらないというのは、東京に限らずどこの都市でも同じなのだなぁと思いました。

休憩のあとは、竹見智恵子監督、中井信介さん撮影・編集の「カタロゥガン!ロラたちに正義を!」を観ました。私は6月に中井さんの編集現場を訪ねましたが、そのときはまだ完成していなかったので、観られるのを楽しみにしていました。
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上映後の竹見監督挨拶
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中井さん挨拶
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フィリピンの取材だけでなく、現在の日本の大学生などにもインタビューをしているのが良いと思いました。

そのあとは、夕食タイム! ・・・っていうか、考えてみたら映画祭期間中は、ひたすら映画→ご飯→映画→ご飯状態coldsweats01 
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食材や道具がすごく充実しているので、普段もイベントでの出張販売とかされているのかを聞いてみたのですが、空想の森映画祭でだけなんだそうです。
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きょうこさんが注文したものを少し分けてもらいました。Dsc03647

スタッフのまかないご飯もいただきました。
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一日中座っているだけなのに、なぜこんなに食べれてしまうのか、自分でも不思議です。
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巨大な餃子
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夕食のあと、8時からはあがた森魚さんの新バンド「stereo davis」ライブでした。以下、ライブで撮った写真を掲載。

あがた森魚さん
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ベースの山崎優子さん
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パーカッションの益子武さん
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フラッシュをたいて撮った写真
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フラッシュをたかないで撮った写真。暗いしブレるけど、やっぱりこっちのほうがいいよなぁ。
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ライブは最高でしたが、中盤で室内の照明を全て落とし、外の明かりだけになりました。大きな蛾が舞っていて、光が当たってキラキラして、普段は「虫」扱いで冷遇されているのだろうけど、この日ばかりはとてもきれいで輝いていました。そんな空間の中で聴くあがたさんのライブは最高でした!
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新得で農業を営まれている宇井さんも参加!
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こういう光景って、空想の森映画祭ならではなんじゃないかな~と思います。あったかい雰囲気でした。
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ライブのあとは、またみんなで飲んだり食べたりしながら話しました。
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中井さんからは、私の映画について「(カメラアングルを)引きで撮っているから色々背景が映りこんでいて面白い」と言われました。中井さん自身は寄ってアップにするほうなのだそうです(映画を観てもそれは分かります)。

私の場合、引きにしている一番大きな理由は、被写体が体を動かしたときにフレームアウトしないようにするためです。一人で撮影とインタビューをしているので、被写体をずっとカメラで追い続けることが出来ないので、ある程度体を動かしても大丈夫なぐらい引いた位置にカメラを三脚で固定して置いているから、引きになっているのです。でも、結果として引きにすることで色々映っているというのは、他の人からも言われたことがあるので、それはそれで良かったんだなと思います。

中井さんは、被写体の人がインタビュー中に感極まって涙を流すときに(寄らなくちゃ!)と、さらにググっと迫っていくそうです。私はそれはありだと思うけれども、私自身はそれをやらない主義です。これは感覚の違いだと思うのですが、私にとって「涙」というのは強すぎる力を持ってしまっていると思うのです。相手が泣いてしまったら、他の人はもう何もいえない、みたいな。

私自身末っ子で、昔は何かあったときには最終的に「泣く」を武器に自分の要望を貫き通す場面が多々ありました。(そういえば、最近は泣いてないなぁ・・・gawk)。なので、”涙”というのは、全てを黙らせるぐらいの力があると思うわけです。水戸黄門の印籠じゃぁないけど、それが出てくると、もう全ては逆らえない、みたいな。ここではこう感じて!と観客に思わせざるを得ないような、圧倒的な力があると思う。

なので、私はインタビューの時に相手が涙を見せてもカメラで寄らないし、最終的には映画の中で泣いているシーン自体使いません。(←今後は分かりませんが。だって、必要なことを話しているシーンで、涙も出ていたらそのシーンは使わざるを得ないから。涙が出ているからそのシーンを使うという判断ではない、ということです。)

涙以外でその人の悔しさとか切なさとか怒りとか喜びとか、そういうのを表現できたら・・・と思っています。難しいけど!

その後、谷上さんと栗原さんと話しました。お二人とも撮影で、不思議な体験をしたことがありました。谷上さんはアウシュビッツで撮影した時に、ある場所でいきなり涙が溢れてきたそうです。その場所が何の場所かは全く知らなかったそうですが、後で聞いてみると死体の焼却場だったのだとか。

栗原さんは、ベトナム戦争の帰還兵がホームレス状態になって森の中で生活しているのを取材していたときに、仲間が森の中で何者かに殺害されたというインタビューを撮影しました。後でその素材を確認してみたら、殺されたホームレスの人の名前が出てくる場面で全て、その人の名前がプツプツと途切れていたのだそうです!!!

無念な思いを抱いたまま多くの人が亡くなっていった場所では、多くの怨念が渦巻いていて、それがカメラにも影響するということなのでしょうか? 背筋がぞっと寒くなりました。映画監督の中には、撮影前には必ずスタッフを連れてお祓いをするという人もいるそうです。私はまだそういう体験をしたことないんですが、もしかしたら何か映っているのか・・・

実は、谷上さんと栗原さんにこの話を聞いて以降、深夜のくったり温泉・レイクインの露天風呂に怖くて入れなくなってしまいました・・・!!!!!! だって夜中の2時に一人ではいるの、超怖いですから!!!!

夜1時ごろになり、タクシーであがたさんたちとともに宿へ戻りました。ミュージシャンの人たちって、ギターを何本も抱えて歩いたりして、映像制作者以上に大変そうだなと思いました。
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せっかくの温泉なのに、手短に済ませて速攻寝ましたhappy02

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[jp] オープニング上映間に合わず!

9月16日から4泊5日で、新得・空想の森映画祭に行ってきました! 2009年に「ブライアンと仲間たち」を上映していただいて、今回は2度目の参加となります。前回も同じ時期に北海道に行き、新得駅についた瞬間にその寒さに愕然としたという経験を生かし、東京は相変わらずの真夏日でしたが、今回はセーター類を持参していきました。
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11時ごろに家を出て、2時のフライトで新千歳空港へ。今回はJALだったのですが、ここ最近はスカイマークとか格安の航空会社を使うことが多かったので、JALの搭乗口の近さに(楽だなぁ~)と驚きました。格安系の航空会社の場合、地下鉄一駅分ぐらい歩かされますから。

3時40分に新千歳空港に到着し、新得へ向かうためにJRのみどりの窓口へ。切符を購入し、次の電車は何分かと聞くと、電車は1分前に発車してしまったようで、次の電車は1時間後だというではありませんか!!

私は、(私が悪いのですが)、事前に列車の時刻表を調べてこなかったので、飛行機を降りてからゆっくりと歩いてJRに向かったのでした。こんなことなら、急いで改札に向かえばよかった・・・。しかも、1時間も待たされては、オープニング上映の「やぎの冒険」に間に合いません。残念・・・!

お菓子とコーヒーで1時間つぶし、列車を待ちましたが、今度は「前の電車がシカをはねた」そうで、15分の遅れ。。。これはさすがに北海道ならではの遅延理由だと、今度は感心してしまいました。

結局予定していた到着時間より2時間ほど遅れ、新得駅に到着しました。もう7時ごろになっていました。
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駅から電話をすると、藤本監督が迎えに来てくれるとのこと。外に出て藤本監督を待つことにしました。

・・・あれ、そんなに寒くない・・・

2年前は、(何これ!)とびっくりするほどの寒さでしたが、今回は「心地よい涼しさ」ぐらいの気持ちの良い状態でした。冬物ばかり持ってきてしまった私は、逆に(暑くて着られないのではないか?)と心配になってきました。

私と同じように誰かのお迎えを待っている地元の女性がいて、その人は「暑いねぇ」と繰り返し言いながら、タオルで汗をぬぐっていましたが、やっぱり(それは大げさでしょう!)と私には感じました。彼女曰く例年の新得の9月に比べたら、この日はとても暑いとのことでした。

藤本監督が「辺野古キャラバン」の車で迎えに来てくれ、映画祭の会場である「新内ホール」へ向かいます。車の中で、話題は3月11日のことに及びました。藤本監督は、昨年より辺野古キャラバンで全国120箇所以上で上映をしてきたそうです。その上映がいよいよフィナーレに近づいた頃に、あの3月11日の大震災。その後は、今回の映画祭でも上映された「原発震災ニューズリール」シリーズを始め、マスメディアでは報道されない福島原発事故の取材・発表を続けています。

会場に到着すると、やぎの冒険がちょうど終わった頃で、上映会場からぞろぞろと人が出てきました。2年前の映画祭であった懐かしい顔ぶれがたくさんあって、とてもうれしくなりました。

オープニング・パーティーの様子
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藤本監督の挨拶
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カップに自分の名前を書く
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続いて、スタッフの皆さんやゲストからの挨拶

「のはな」の花子さん、野原さん。またこれから数日間おいしいエスニック系のご飯が食べられると思うと、それだけで気分が上がります^^
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田代陽子監督の撮影日誌を読んでいる私は、翌日の撮影報告が楽しみです!
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17日にパフォーマンス・ライブを行うあがた森魚さん、山崎優子さん、益子武さん
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パレスチナを20年にわたり取材してきた土井敏邦監督
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「アメリカばんざい」、「原発震災ニューズリール」等、数多くの作品を藤本監督とともに手がけているプロデューサーの影山朝子さんと撮影監督の栗原良介さん。
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挨拶のあとは飲みながら、食べながら色んな人と話していたのですが、新得にお住まいのいんであんさんから、2年前の映画祭の時の私のブログを読んで、記事が詳細で正確なのでびっくりしたと言われました。「ジャーナリストみたい」とも。具体的には「おっちゃんの描写とか、すごい細かくちゃんと書いてあって・・・」って言われたんですが、そうですね、おっちゃんのような逸材を紹介するのは、ジャーナリストの大切な役目ですよねhappy01

私が座ったテーブルでは、こちらで農業をやっているという人たちが何人かいました。数年前に千葉から移住して、有機農業をやっているという女性もいました。農業だけで食べていけている人はとても少なく、彼女は研究室でアルバイトをして現金収入を稼ぎ、農作物は自分が食べる分で精一杯だといっていました。

3月11日以降、福島原発事故の影響で、北海道産の野菜はとても需要があるそうです。通常北海道では、夏場は野菜を本州へ出荷し、冬場は逆に本州から野菜を入荷しているそうですが、「今年の冬はどうなるんだろう?」と話していました。

同じテーブルには、田代さんが取材をしている大間原発訴訟の会の野村さんがいました。3.11以前から青森県下北半島の大間町に建設している「大間原発」の建設取り止めを求め、原告団のメンバーとなっているそうです。

野村さんは、日本は原発の訴訟で勝ち目がない国だけど、それでも裁判を起こし闘う意義について話していました。最初は大間に住んでいるわけではない自分が裁判に加わるべきかどうか悩んだそうですが、大間原発の建設が3割ほど進み、大きなクレーンが入ってきたときに、地元の人たちが一気にあきらめモードになっていく様を見て、(これは外から反対の声を上げるしかない)と思ったそうです。

それでも、フルタイムの仕事を抱えて裁判を続けるというのは、相当な負担が伴います。何度もくじけそうになったそうですが、裁判の意見陳述で、地元で長年郵便局に勤める人が、原発で何が一番悲しいかって、それは人間関係がずたずたにされることだ、と話してくれ、原発により地域住民が賛成・反対で対立し、地域のお祭りさえも賛成派・反対派というだけでトラブルになる・・・などのエピソードを話してくれ、やはり裁判を闘う意義があるのだと再確認したそうです。

野村さんのお話を聞いていて、私は高幡台団地73号棟の取り壊しをめぐる団地内での対立・孤立、コミュニティーの破壊を思いました。

新作を制作中の田代さんは、現在既に52人にもインタビューしているのだそうです!!! 大体140時間ぐらいカメラを回したとのこと。来年の春ごろまで撮影し、その後編集作業に取り掛かるそうです。私が「さようならUR」でインタビューした人数は20人ほどで(短い人、長い人含めて)、それでも話があちこち飛ばないように編集でまとめるのに相当苦労しましたから、52人は一体どうなるんだろう・・・と思いました。ちょっと想像できないなぁ!

私も編集の時は、テープの素材を全て見返して、その内容を詳細にノートに記入しましたが、田代さんも同じようにしているそうです。ただし、田代さんの場合は私よりももっと詳細で、詳細まできっちりと記入し、タイムコード、秒数まで入れているそうです(私は大事なところやいかにも使いそうな部分、インタビューなどを除いて、結構おおざっぱに記入しています)。それ、相当大変そう・・・。実際その作業だけで半年費やすのだそうです!!(私は170時間で1ヵ月半ほどでした)。でも、それだけ詳細なノートを作っておけば、頭の整理にもなるし、どんな素材を持っているのか一目で分かるし、結局は近道なんですよね。

10時ごろになり、オープニング・パーティーはお開きとなりました。前回の映画祭の時は藤本監督の家に泊めてもらいましたが、今回そちらは8人ほど宿泊していて満員とのことで、私は他のゲストとともに「くったり温泉レイクイン」というところに宿泊しました。
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翌日の上映に備えて早めに寝ました。

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[jp] 写真の整理

昨日はすごい台風でしたね。お仕事などで外に出かけなければならなかった方々は、大丈夫でしたでしょうか? 私は相変わらず家の中にいましたが、窓から見るだけでもすごい風と雨で、窓ガラスがぐらぐら揺れていました。

今日は快晴で、また今日も家の中にいたんですがcoldsweats01、今日は新得で撮った写真の整理(ブログで使いたいと思った写真を選んで、リサイズする)を2時間ぐらいしていました。新得の会場は蛍光灯ではない光を使っていて、とても雰囲気のある良い会場なのですが、こと写真となると、私の普通のデジカメでは明るさが足りず、ぶれてしまって泣く泣く使うのをあきらめる写真もありました。

このデジカメは3年前に購入したもので、まだまだ使えるものですが、将来デジカメを買い換えるときは、明かりの足りない場所でも良い感じに撮れるカメラがほしいです。雰囲気が壊れてしまうのでフラッシュはなるべく使いたくないし。

写真の整理を終えたあとは、それらをインターネット上のアルバムに載せました。これから映画祭でお世話になった皆さんに写真を送るときに、枚数が大量だし(数えたら160枚ほどありました)、自分が映ってない写真でも見るのは面白いと私は思うので、メール添付するより、アルバムのリンクをメールで送るのが良いとおもっているからです。

アルバムに写真をアップしたあとは、あがた森魚さんの新バンド(stereo davis)のライブ動画の編集をしました。デジカメで撮った動画なので、かなりの低解像度で、音質も良くないのですが、それでもライブの楽しかった様子は十分伝わる映像。やはりあがたさんたちのパフォーマンス力でデジカメのクオリティーなぞ問題にさせなくしているということでしょう!

あがたさんたちと同じ宿に宿泊していたので、ライブの帰りのタクシーで一緒の時に、デジカメで撮影したライブの動画をあがたさんたちにも見せてはいたのですが、ネットにアップしても良いかは聞いていなかったので、今日はあがたさんにメールをし、YouTubeにアップしても良いかと聞きました(一瞬ではなく、かなりガッツリと撮影してしまっているし)。今はその返信を待っているところです。もしOKがもらえたら、このブログでも紹介しますね!

その他、さよならパーティーの様子とかも動画に撮っているので、それらもこれからまとめたいなと思っています。

たった3日半の映画祭で、6GBのSDカードがいっぱいになってしまうというのは、普段写真や動画を撮り捲る私でも、なかなかない事態ですcoldsweats02

今日はそれ以外に事務作業が色々とあったので、新得の映画祭のことをブログに書き始めるまでには至りませんでした。明日から3日間は、打ち合わせとかで終日出かけるので、多分落ち着いて映画祭のことを書けるのは来週初めからかなぁ。。。

今日はそんな一日でした。

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[jp] 掲示板に救われる

昨晩、新得・空想の森映画祭から戻りました。夢のような楽しい時間でした。写真とデジカメ動画をたくさん撮ったので、明日から整理を始めて、随時更新して行きたいと思います!

さて、このブログには書いていなかったのですが、実は北海道に行く数日前から、とても不安なことがありました。

というのも、これまで約半年にわたって使い続けてきた「さようならUR」のデータファイルが、一部開かなくなるという現象が起こっていたからです!!!!

具体的には、ファイルを開いたときに、「オフラインクリップが存在します。復旧しますか?」というメッセージが現れるようになってしまったのです。ファイルにリンクしている写真データとMP4データが、リンク切れとされてしまっているのですが、でも私はこれらの写真・MP4データの場所を移動したことはないし(ファイルやフォルダの場所を移動したり、フォルダ名を変更したりするとリンク切れが起こります)、同じ場所で再度リンクの指定をして読み込ませようとしても、「指定したファイルの情報が間違っています」というエラーメッセージが表示されてしまうのでした。

全く同じデータのはずなのに、なぜ情報が間違っていますなんて表示されてしまうのか・・・。タイムライン上を見ると、それらの写真を使っている場所が全てグレーになってしまい、画面も表示されません。

日本語版の完成DVDやMP4については、既にデータのバックアップはしてあるのですが(バックアップはしてあるとはいえ、やはりデータを管理するにはソースデータ、タイムライン上のデータレベルで扱えるようになっていることが大切です)、先月作成した山形上映用の日本語+英語字幕表記版については、焼いたブルーレイディスク2枚しかありません。。。

パソコンを再起動させても、相変わらず同じ症状が数日間続き、未解決のまま北海道に向かうことになりました。今日、久しぶりにパソコンを起動させ(先日のは何かの間違いで、今日はきちんとファイルが開きますように・・・!)と祈りつつファイルを開きましたが、またエラーメッセージが。

一体どうしたらよいのか。。。Ediusを開発・販売しているグラスバレー社の、購入者用のサポートセンターは、初回問い合わせ日より90日間は無料なのですが、それを過ぎると90日間10,500円、1年間は31,500円など、とても高額になってしまうのです。

自分で解決するしかないのだなぁと思い、「Edius Neo フォーラム オフライン 復元」などのキーワードで、ネット上で同じ症状を抱えて投稿している人がいないか検索しました。

すると、ある掲示板で、全く同じ質問をしている人を発見!!

その人の質問は・・・
=====
ファイルを移動してもないのにオフラインクリップ修復になって
修復しろと言われる。
ファイルを指定し直しても
「指定したファイルは元ファイルの情報と一致しませんでした」
と言われる。
jpegファイルなんだが他のソフトではきちんと見えるし、
そもそも今までタイムライン上で普通に使ってたファイル。
さらにクリップの追加等でjpegが候補として見られなくなったorz
再インスコしたが変りなし。
こういう症状の人いる?
=====

というものでした。私の症状と全く同じ!!!! さぁ、これに対するほかの人の書き込みは・・・。期待に胸が膨らみますhappy02

=====
ED6では長尺、多トラックの大きなプロジェクトを「別の名前で保存」すると
タイムラインに適用したエフェクトとかフィルタ処理が消えちゃって知らない
うちに大変なことになっちゃってる現象が解決されてればいいなぁw
=====

えぇっ! 私は思いっきり多トラックでしかも長尺のものを、この半年にわたり、ほぼ毎日「別の名前で保存」してきました・・・!(別名保存すれば、何かあったときに一日前のファイルに戻れるから)。別名保存をし続けると、タイムラインに適用したエフェクトが消えてしまうということもあるのですか・・・!! 確かに、リンク切れになってしまった写真データなどは、タイムライン上で色味などを調整するエフェクトを使っています。でも、これを全てやり直すのは、かなり時間がかかるのと、一番ショックなのは、完成させたときの状態と全く同じように再現できる自信がない(エフェクトとかは全て微調整しながらやっているので、それらを再現するのは不可能)ということです。ああああーーー

ショックを受けつつも、更に別の書き込みを読みました。質問した本人の書き込みでした。

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自己解決。
QuickTimeのコンポーネントがおかしくなっていた模様。
QuickTimeのアンインスコ、再インスコで治った
QuickTimeがないと多くの静止画がサポートされないみたい。
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なんと、QuickTimeとこのリンク切れが関連しているというではありませんか!

そういえば、私はリンク切れが出る数日前に、実はQuickTime関連のソフトを全て削除したのでした。QuickTimeのアップデートが上手く行かなかったらしく、パソコンを起動させるたびに警告メッセージが出るようになっていたので、QuickTimeはほとんど使っていないのだから、いったん全部削除しておこう、もし将来また使うことがあれば、そのときに最新版をダウンロードすればいい、と思って削除したのでした。

EdiusとQuickTimeに関連性があったとは・・・。そもそも別会社ですし、Edius上で使用している写真データは、Apple社関連のソフトを使って加工したわけでもありません。

また祈るような気持ちで、QuickTimeの最新版をダウンロードし、その後再起動させてからEdiusのファイルを開きます。

ファイル自体ものすごく重いので、開くまでに時間がかかります。HDDが駆動するカリカリ音を待つ時間は、いつもの倍ぐらいに感じてしまいました。

カリカリ音が収まったので、目を開けて恐る恐る画面を見ます・・・

なんと、ファイルは何のエラーメッセージもなく、無事開いたのでした!!! はぁぁぁ~、すごく安心しました。本当に心配していたから。

今のうちにブルーレイとか、他のディスク形式でももっとコピーを作っておこうと思いますし、今後は別名保存もやめて作業をしようと思います(そもそも、Ediusの場合、別名保存にしてもタイトルパレットに関しては最新のものに更新されてしまうので、別名保存にはあまり意味がないなとも思っていたところでした)。

空想の森映画祭で、これから本格的な編集作業に入る田代陽子さんにもEdiusを強く勧めてしまった手前、(欠陥ソフトを勧めてしまったのでは?)と焦ってもいました。

でも、何とかこの問題が無事に解決してよかったです。以前、「ブルーレイが焼けない」事態の時もフォーラムに投稿されている情報で解決できたのですが、ほんと、フォーラムや掲示板には感謝です。

私も何かマニュアルには載っていない裏技など編み出したときは、他ユーザーとの情報共有のために掲示板に投稿したいと思います。

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[jp] 明日から北海道です!

つい先日名古屋から戻ったばかりという感覚なのですが、明日から北海道・新得の「空想の森映画祭」に行きます! 田代陽子監督や中井信介監督と出会ったのは、2年前のこの映画祭。映画祭会場の周りには何もなく、監督たちは藤本監督の家で一緒に寝泊りという環境だったので、すごい濃密な時間を過ごし、その後も良く連絡を取り合うほどに仲良くなりました。またみなさんに再び会えるのがとても楽しみ。 

新得駅から会場までは歩いて1時間ほどとのことですが(←歩けない距離ではない)、「歩くとクマに出くわすから」ということで、会場までは車で。携帯電話も、確かドコモぐらいしか電波が入らなかったように記憶しています。(私の契約している会社は、確か圏外になっていました)。なので、これから5日間はメールも、携帯電話さえも繋がらない環境ですが、それはそれでまた開放された時間を楽しんでこようと思います。

相変わらずいくつか進行中のプロジェクトを抱えているのですが、東京に戻るまで音信不通になってしまいますので、ご不便をおかけしますがよろしくお願いします。

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[jp] もっともURに近い上映会

「あいち国際女性映画祭」のあと、日曜日昼、名古屋を出て、新幹線を新横浜で途中下車し、横浜の海岸通団地へ向かいました。

桜木町駅から歩きます。
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思えば直撃取材のために3度桜木町・馬車道を訪れ、そのときもこのアングルで撮影したのでした。(映画の中にも登場します)
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上映会は夜7時からでしたが、映写の確認のために4時ごろに伺い、団地の見学をすることになっていました。早めの晩御飯を食べることにします。冷やし茶漬けを頼んだら、これがまたすごくおいしかったです!
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海岸通団地は、「最後の建替え事業」と呼ばれている、築50年の団地。URの本社もあるみなとみらい地区は、再開発による地価の高騰で、建替え後の家賃は3~5倍にもなってしまうそうです(間取り等にもよりますが)。

UR本社の前を通り、海岸通団地へ向かいます。
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海岸通団地へ行った事がなく、事前に地図も確認しなかった私は、道端の地図で海岸通団地を探しました。
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「海岸通団地」という表示はなかったのですが、「海岸通」という地名を発見したので、そちらに向かって歩きます。大きな、観光地のような建物ばかりの中で、どこに団地があるのかなぁと思いながら。

建物の隙間から、団地らしきものを発見!
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確かにすごい場所に団地が建っています!
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しかし、後で住民の方に聞いたところ、50年前に越してきた当初は港町で、交通の便は悪く、港湾労働者が中心の町だったそうです。みなとみらい線が敷かれ、再開発が行われたことで、地価が高騰したのだとか。

聞いただけの話ですが、海岸通団地は建替えをし、団地の跡地は森ビルが買い、商業地などに開発する予定でしたが、景気の悪化により森ビルはその事業から撤退してしまい、現在はURによる団地の建て替えと古い団地の取り壊し計画だけが残り、取り壊したあとの跡地の用途の目処は立っていないのだとか。住民の方たちは、「森ビルが撤退してしまったのなら、この団地を壊さないで住み続けたいのに」と言っていました。

建替えの高層・高級マンションの建設が団地のすぐそばで進んでいました。
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新たなマンションは「シャレール海岸通」という名前だそうです。
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完成予定図
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完成間近なようです。
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この日、映写を担当してくださった杉本さんと待ち合わせをして、上映会場である団地の集会場へ連れて行っていただきました。元は住居だった部屋の間仕切りを取り払い、押入れも取り除いて集会場に改造したそうで、思ったより広々としていました。
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DVDを渡した後は、住民の方二人に団地を案内してもらいました。お二人とも、建設中の新しいマンションに移転しようと考えてはいますが、家賃がいくらになるかという正式な発表がまだないため、とても不安に感じていました。つい先日URに請願書を提出しに行き、移転先での家賃をこれまでどおり暮せる金額にしてほしいと陳情したそうです。住民たちの訴えに対し、UR側の職員は終始無言で、何も言わなかったとか。「ぬかに釘とはまさにこのこと」と住民の方はあきれていました。
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団地の庭に植えられた立派な植物。
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なんとソテツまで!!
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住民や自治会の頼みの綱といえば「自治協」ですが、こちらも昔は建替えに一生懸命反対していたそうですが、最後(?)の建替え事業となった海岸通団地については「何もしない」という態度なのだそうです。自治協から見放されるというのは、高幡台団地73号棟も同じ。。。自分たちだけでURと交渉していかねばなりません。

団地見学から戻ると、自治会長の平山さんが見えました。「さようならUR」を気に入ってくださり、今回の上映会を計画してくれた方です。夜の上映会の前にご飯を、ということでお稲荷さんやサンドイッチを用意してくれました。
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横浜の「泉平」というお店のお稲荷さん。私は初めて聞きましたが、とてもおいしかったです!
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冷やし茶漬けをがっつり食べた私ですが、そんなことなかったかのように、また食べました。
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会場の最終的なセッティングをしました。後ろのほうの人でも良く見れるように、と、映写の位置を上にずらしました。名古屋で買ってきた「味噌煮込みうどん」を2段重ねにして高さを調整します。
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10分ほど前になると、お客さんも集まり、上映を始めました。
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上映のあとは30分ほどトークをしました。UR本社に一番近い上映会、また建替え問題に直面している海岸通団地集会所での上映、ということで、話はURの対応について、海岸通団地のおかれている状況について、とずいぶん活発にいろんな方から発言もありました。

私としてはこの映画を完成させたときに、(団地の集会所で上映して、みんなが住宅について考えるきっかけになってほしい)と強く思っていて、これまで団地集会所は高幡台団地でしか実現したことがなかったので、今回海岸通団地で上映できたことを、とてもうれしく思ったのでした。

一方で、現在進行形で続いている海岸通団地の問題について、私には何ができるのか?とも考えさせられました。こうしてブログで状況を発信していくこと、そして海岸通団地のドキュメンタリー映画を作り続けている杉本さんを応援すること・・・、ささやかではありますが、自分に出来ることをやっていきたいと強く思いました。

上映会終了後、お茶とお菓子で一息。
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私は名古屋のお土産で「うなぎパイ」を買って持っていったのですが、良く見ると「夜のお菓子」と書いてあるんですね、知りませんでしたcoldsweats01。不謹慎だったかもしれませんが、でも、まさに夜のお菓子タイムでしたので、大丈夫かな・・・
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会場から駅に向かう途中、夜景が素晴らしくて思わず写真を撮ってしまいました。海岸通団地に住む人たちは、ずっとこの夜景を眺めて暮してきたのだなぁ・・・。そんなことを考えました。
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上映会を計画してくださった平山さんはじめ海岸通団地自治会の皆さま、映写を担当してくださった杉本さん、そして映画を見に来ていただいた皆さま、どうもありがとうございました!

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[jp] 仙台ビデオ一挙公開!

日曜日の夜、名古屋→横浜上映を経て東京に戻りました。とても充実した旅に、翌朝はお昼まで起きられませんでした。

一昨日、昨日とまた外出していたのでブログの更新が出来ませんでしたが、今日はやっと一日中家にいて、写真を整理したり、メールを書いたりができるようになりました。

今日は、仙台で撮影したビデオを紹介します。全部で6本もあります。そのうち2本は、せんじつのあいち平和映画祭映像とトークイベントでも上映したもの。全部をいっぺんに観るのは長いですが、少しずつ観てやってください。

■仙台荒浜の自宅を流されてしまった、80歳の元漁師・中澤松次郎さん
http://youtu.be/LCvnYVjRXQg

■震災の記憶 仙台で暮して28年のフランス人・大槻フローランスさんhttp://youtu.be/o7Oft06Zo94

■仙台長町仮設住宅 鈴木良一さん&弥生さんインタビュー
4部構成

①震災当日~蒲町小学校避難まで
http://youtu.be/lRx3PDMllkc

②蒲町小学校、若林体育館での避難生活
http://youtu.be/x01_Taha2EQ

③「あすと長町仮設住宅」への入居、コミュニティー作り
http://youtu.be/h8FwDPCb1Eg

④これからの生活設計
http://youtu.be/7ihVNcGoorI

愛知で撮った写真は、今日&明日にかけて、映画祭のことを書いたブログに中に埋め込んでアップして行きたいと思います。既に記事を読まれた方も、写真だけでも見返してくださればと思います。

あさってからまた北海道なので、その前に終わらせないと・・・coldsweats01!!

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[jp] 映画祭の最後の夜に

今日は、午後の「映像とトーク」イベントに備えて、朝は10時ごろまで寝たため、ホテルの朝食をパスしました。支度をして、11時半にホテルのロビーで平和映画祭の岩田さんと福田さんと待ち合わせをし、お昼ご飯を食べに連れて行っていただきました。老舗レストランの「マツヤ」というお店で、味噌カツをいただきました。とてもおいしかったです。

岩田さんと福田さん
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その後は、広小路通りを案内していただきながら、会場である北生涯学習センターへ向かいました。歴史的な建物が残されているのをみることができました。
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会場の北生涯学習センター
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会場に到着し、用意したDVDを映写を担当してくださる加藤さんに渡します。

これまでは「上映会」か「講演会」のようなものしかやったことがなく、「映像とトーク」という試みは私にとって初めての事でした。映画以外に私が作った映像を観てそれをトークする・・・。時間はあったはずなのに、相変わらずどんなことを話すかは全く決めていませんでした。

司会の福田さん
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映像は大きく3つのパートに分けていました。ひとつはブライアンの映像。そして、さようならUR関連のもの、3つ目は東日本大震災関連のもの。

ブライアンに関しては、トークのときは映画以降のパーラメント・スクエアの状況、ブライアンの病気、最期についての事を話しました。

さようならURは予告編と、本編の最初の10分(10分で止めると言うのはいやらしいですが・・・)を流し、この映画を作ろうと思ったきっかけ、自分が伝えたかったメッセージなどを話しました。「さようならUR」に関しては、いかんせん映画を観ていただいていないので、観ていない人にとっては話がちょっと理解しにくい部分もあったかもしれません。

そして東日本大震災。5月に荒浜を取材したスライドショーと、8月に漁師さんのインタビューをしたときのもの、仙台で暮らすフランス人のフローランスさんのインタビューを流しました。

フローランスさんのインタビュー
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「さようならUR」で住まいを追われる人たちと、東日本大震災で仮設住宅に住み、2年で追い出されることになっているけれども、先の見通しが立たない人が、私は重なって見えたので、そのことを話しました。

私は映像の合間のトークは大体10分、15分、15分でと進行表では決められていましたが、時計は見ず、とりあえず話したいと思ったことを話しただけだったのですが、なんと予定通りぴったりの時間だったのだそうです! そういう目安(大体こんなことを話せばこのぐらい的な)感覚が身についてきたのでしょうか??

休憩を挟んだ後は、会場に来ていただいた方からの質問タイムでした。「ジャーナリズムを学ぼうと思ったキッカケは?」、「(商業映画&自主映画の)監督を取り巻く環境はどうなのか?」、そして直撃取材の事など、色々と質問をいただきました。(映像とトークだけで持つだろうか?)と心配してもいた2時間半ですが、気が付いたらあっという間の、充実した時間でした。

代表の稲垣さんの挨拶
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今日は映画祭の授賞式のために、5時に映画祭会場へ集合となっていましたが、イベント終了後にまだ時間があったので、映画祭スタッフの方々と共に、会場の1階でお茶をしました。30分ほどしかいられなくて残念でしたが、それでも皆さんの自己紹介や感想などを聞くことができてうれしかったです。
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あいち平和映画祭のスタッフの皆様、トークを聞きに来てくださった皆様、ありがとうございました!

映像とトークイベントの後は、タクシーに乗って映画祭の会場へと向かいました。映画祭事務局の方から授賞式の段取りが説明され、6時過ぎに授賞式が始まりました。
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名誉ある観客賞を受賞されたのは、「沈黙の春を生きて」の坂田雅子監督でした!
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皆さんと記念写真^^
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授賞式は15分ほどで終わり、その後は映画祭事務局のスタッフの皆さんや来賓の方、ゲストの監督たちと飲みに行きました。思えば、火曜日に映画祭に来て以降、毎晩何かしらの飲み会でしたが、今日が一番大きな規模での飲み会でした。
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私は、前日と同じ韓国からの自主ドキュメンタリー監督たちと同じテーブルになり、昨夜同様、映画制作について、生活についてなどそれぞれ話していました。たった2晩だけなのですが、雲南の映画道場でも思ったのですが、特にアジアの監督同士の意気投合はすごいパワーがあるな、と思います。これが例えば欧米の映画祭で映画監督同士が集まった場合、こんな風な盛り上がり方にはならないのではないか??と思います。議論は白熱するだろうけど、一体感は無い、みたいな。でも、私はいろんな国の映画祭に参加した経験が無いので、先入観かもしれませんけど。

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1次会が10時ごろにお開きになった後は、日韓の監督たちと、映画祭ディレクターの木全さんとともに、別のお店に飲みに行きました。海外の女性映画祭にも数多く参加されている浜野監督からは、日本の女性映画祭でも、映画祭期間中に監督たちのディスカッション(フォーラム)の時間を設けるべきでは?という提案がありました。

海外の女性映画祭では、必ずと言って良いほど、映画祭期間中に、国内外のゲスト監督、映画関係者、評論家、大学教授、メディアなどで、ラウンドテーブルのような感じで、テーマ(あったりなかったり)に沿って意見交換をする時間が設けられているそうです。(雲南の映画祭でもありました。議論がすごく白熱して4時間近くやっていたと思います)

飲み会でわいわい騒ぐのも良いけれど、やはり映画制作者が世界中から集うのですから、真剣に映画について、社会について、女性がおかれている立場について話し合ったりする時間を作るべきではないか?と。

私も、”ゲスト”として毎日もてなしていただけるのはとてもうれしいですが、でも、真面目に話し合う場というのもあるほうが、より「女性監督を支援し、育てる場」に役立つのではないかと思います。

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おにぎりをテーブルに置いたまま議論が白熱!
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私は今日の2次会で浜野監督の隣に座らせてもらったのですが、浜野監督から私の映画についての詳しい感想やアドバイスを頂くことが出来ました。監督曰く、「あの映画は、現代の社会問題を扱ってはいるけれども、その扱われている問題ではなく、”早川由美子”という監督を世の中に知らしめる映画なのだ」と言っていました。「日本の、特定の団地の住宅問題と言うのは、そのテーマに興味のある人・ない人がいるかもしれない。でも、一番重要なのは、そういう現代の社会問題を作品として作った女性監督が存在すると言うことなのだ」、「カメラにブレが無い、そして直撃取材のときはカメラをぶれさせて”演出”するということを知っている」、「直撃取材の度胸にぶったまげた」・・・

私はこんなコメントを、日本の映画界の最前線で戦っている浜野監督からもらえるとは、思っても見ませんでした。自分は今なんて幸せなときを過ごしているんだろう!と思いました。

でも一方で、上映後のゲストトークのときに「まだ二本目で・・・」とか言っていたけど、そういう言い方は止めたほうがいい。作品が少ないことでまだ新人ですとかいうものではない。映画を作って世に出すと言うことは、たとえそれが1本でも2本でも、監督としては同じ土俵なのだから。そして、まだ2本だからということで、世間に大目に見てもらえるというものではないし、そしてまだ2本しか作っていない監督だからと軽くあしらわれる筋合いもない。特に私の場合は見た目が穏やかなので(実際は全然違うのに、こう言われることは多いです)そういう扱いをされてしまうことが多いだろうから、新人ぶるのはやらないほうが良い、とも。

私は浜野監督のコメントとアドバイスを聞いて、やはり、長年女性に対する偏見と差別の特に多い映画業界で、最前線で戦ってきた監督の、心からのアドバイスなのだと、とてもありがたく思いました。

2年前に”ビギナーズラック”であいち女性映画祭で上映され、大きな映画祭に気後れしつつも、”監督”としての自覚を芽生えさせていった私は、2年後にまた映画祭に戻ってこれて、また今後の自分のあり方・自覚というものを考えて前に進んでいく、とても大きな、大切な機会をもらえたように思います。

映画祭スタッフの皆様、映画やトークサロンに来ていただいた皆様、そして数日間一緒のときを過ごさせてもらったゲスト監督の皆様、本当にどうもありがとうございました!!

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[jp] やっと開放感

今日は朝9時ごろに起きて、朝ごはんを食べ、お昼頃に映画祭に行きました。そうすることで、ここ数日間の早起き(といっても8時なのですが)による寝不足が解消できて良かったです。
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お昼に映画祭会場に到着し、映写技師の方が映像の調整をされるのを観ていました。普段の自主上映会では、大抵映像の調整と言うのは”台形補正”ぐらいのものですが、明るさの微調整などを本当に細かくされていて、すごいな~と思いました。ブルーレイの再生に不安を持ったので、DVCAMでの上映にしましたが、こんな巨大なスクリーンでブルーレイとDVCAMでの映像の質の違いを試してみたかったです。
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会場の入り口(山田祥子さん提供)
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映写状態のチェックの後は、司会を担当してくださる平野さんと、手話通訳の方を交えて、進行の確認。その後は、平野さんとゲストトークの内容に関して大体どんな感じでやるかを話し合いました。(といっても、当初予定していた通りにはならないのが常ですが)。

上映の15分ぐらい前になって、段々と緊張してくるのが分かりました。お客さんがどのくらい入っているのか、後ろのスタッフ通用口から確認することは可能なのですが、見たいような見たくないような・・・。でも、今回は名古屋で上映されるということで、あいち平和映画祭の方々や、名古屋の大学で建築や福祉などを教えてらっしゃる先生などが、宣伝にとても協力してくださり、沢山の方が見に来てくださって、とてもうれしかったです。

そして、最後列の関係者席には、浜野監督や山上監督、映画祭ディレクターなどそうそうたるメンバーが並んで、なんだか自分はまな板の上に乗せられた魚のような心境でした。

上映前の挨拶(山田祥子さん提供)
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山上博己さんが撮影してくれた写真。以下、サイン会まで
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でも、実際に上映が始まり、お客さんたちと共に映画を観て、反応なども伝わってきながら最後まで作品を観終え、ゲストトークが始まるころには、緊張も解け、映画では入りきれなかったこの問題に対する思いや、制作の裏話的なお話もできたりして、あっという間の30分でした。観ていただいた方から、質問や感想も沢山頂いて、それもうれしかったですし、司会の平野さんのきめ細やかな配慮で、私もとても気持ちよく話をすることが出来ました。

ゲストトークの様子
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ゲストトーク終了後には、サイン会(っていうと、大げさなんですがcoldsweats01)があり、映画祭のパンフレットにサインをしながら、見ていただいたかたがたとお話をしました。映画やテレビで音楽を作られているという方からデモCDを頂いたり、住宅に関する雑誌の編集をされている方から雑誌の見本を頂いたりもして、これからじっくり見させていただこうと思っています。
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私のような監督にもサインをもらおうと思ってくれる方々のためにも、そのサインの価値が将来高騰するように頑張らねばhappy02!!

サイン会終了後にスタッフの皆さんと
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司会を担当してくださった平野さんと。ありがとうございました!
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ゲスト控え室に戻ると、映写技師の方や、映画祭スタッフ、ゲストの監督たちからも感想をもらえてうれしかったです。スタッフの方からは、「今、すごくすがすがしい表情してますね!」と言われました。今日ここに入ってきたとき(上映前)とは、全然表情が違ったようです。やっぱり、上映を無事終えることができたと言う開放感が、そのまんま顔に出ていたのだと思います。

その後は、明日の「映像とトークイベント」のために、あいち平和映画祭のスタッフの方々と打ち合わせをしました。代表の稲垣さん(女性)が、皆さんから「親方」と呼ばれ、ご本人が普通に返事をされているのに、めちゃめちゃ違和感を感じたのですが、それを除けば打ち合わせはとてもスムーズに進みました。

打ち合わせにて
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明日の段取りの打ち合わせの後は、お一人ずつ映画の感想を伺うことが出来ました。一番多かった意見が「段々たくましくなっていっている」というものでした。あとは、ブライアンのときに比べてカメラワークが安定している、編集がまとまっていて見やすくなった、立ち位置がぶれていない、など。

でも、カメラはもっと良いものを使うべきでは?とも。ブライアンのとき→5万円、今回約10万円、と2倍にはなったものの、民生機であって業務機ではありませんし、ハイビジョンではありますが、フル・ハイビジョンではありません。作品を作るたびごとにカメラを買い換えるのも厳しいものがありますが、でも、やはり可能な限り最上の環境で撮影すべきだと思うので、次回また作品制作をすると決めたときには、撮影機材(カメラ&音声共に)どうするかを良く考えたいと思います。

打ち合わせの後は、韓国の映画制作事情に関するトークサロンを聴きに行きました。
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トークサロンのあとは、映画祭のゲスト監督や映画館、配給会社の人たちと飲みに行きました。今日は、新たに韓国からイム・スルレ監督とジ・ミン監督が来ていて、韓国のインディペンデント映画制作事情とか沢山情報交換が出来たのがうれしかったです。アクティビストたちともつながりのある彼女たちとは、けっこう共通の知り合いもいて(日本、韓国ともに)、とても驚きました。今後、ソウルや東京で集まって何かやりたい!という話で盛り上がりました。

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こんな話もありました。韓国の映画業界は、日本から映画技術を多く学んだという経緯から、映画の業界用語で「日本語」のものがそのまま韓国で使われているそうです。例えば、「かけもち」、「かばん持ち」、「バラシ」、「ふたり」とか! 映画業界では、日本語をしゃべるわけでもない人たちでも、これらの単語は使っていて、中にはそれが元は日本語だと言うことさえ知らないで使っている人もいるのだそうです!

このことについて、中国の監督にも聞いてみました。すると、中国では日本の映画の業界用語を使うと言うことは全く無いし、英語の単語さえ使わない。全ての映画用語は中国語だと言っていました。へぇぇ。。。

日本語・韓国語・中国語・英語の飛び交う3時間。あっという間でした。

明日はあいち平和映画祭主催の「映像とトーク」イベントなので、また午前の部の上映は観ずにゆっくり寝て、午後イチからのイベントに備えたいと思います! 

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[jp] ドキュメンタリー制作を語る機会

今日は、朝8時に起き、朝食を食べた後10時前に映画祭会場へ向かいました。10時からペルー映画「悲しみのミルク」を観るためです。性暴力を扱った重いテーマの作品ですが、朝から会場は満席でした。

映画祭は二日目。
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お昼休憩を挟んで2時からは、山上千恵子監督の「山川菊栄の思想と活動 姉妹よ、まずかく疑うことを習え」を観ました。

上映前に打ち合わせをする山上監督Dsc03203

会場はほぼ満席!
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緊張されている様子の山上監督^^
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ゲストトークの様子
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撮影と編集を担当された山上博己さん。女性の地位が向上するのは男性にとっても大事と話されているのが印象的でした。
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私はこの映画を観る前は、山川菊栄に関する知識はほとんどゼロの状態だったのですが、戦前~戦後にかけて、女性の権利を向上させるために、社会の仕組みづくりから尽力された人がいると知って、驚きました。今年で生誕120年だそうですが、映画には栗田隆子さんや丹羽雅代さんなど、現代の女性、差別構造、貧困問題を語る女性たちが登場し、山川菊栄の思想と実践が現在にも受け継がれている(それは逆に時代が変わってもまだこの問題が解決していないと言うことでもありますが)ということを感じました。

4時半からは、映画祭のイベントディレクター・加藤和己さんの司会で、山上千恵子監督と共に、トークサロンに出演しました。
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以下は山上博己さんに撮っていただいた写真。ありがとうございました!
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普段、上映後のトークなどでは、大抵話題はその上映された映画+αということが多いのですが、今回のトークサロンでは、ドキュメンタリーの制作について興味深いディスカッションをお客さんたちも巻き込んで行なうことが出来、とても面白かったです。例えば、ドキュメンタリーでもっとも重要な、「被写体との関係」。どのように試行錯誤して被写体との関係を築くか。インタビューの面白さと難しさ。

そして、ドキュメンタリーにおける「構成とは?」。シナリオが原則的には無いドキュメンタリーにおいて、どのように構成し、作品を作っていくのか。ドキュメンタリーは、結局のところその作家個人の人間性が出るものなのだ、ということ。

また、ドキュメンタリーは「編集」によって、内容ががらりと変わります。同じ撮影素材から、編集によって180度違うものを作ることが可能です。なので、作り手に問われる「立ち位置」とは。

・・・と、とても1時間半では語れないような、また、監督によっても全く回答が異なるであろうこれらのトピックについて、ドキュメンタリーもかなり観ている(きっと私なんかよりも全然観ている)お客さんたちも交え、作り手側から、観客側から、かなり率直な意見が沢山でました。

作品はどんな内容でも1時間半、長くても2時間にしてほしいという観客からの(映画全体に対する)要望もありました。山上監督も、「やはり観る人の事も考えて、作り手は映画を作るべきだ」ともいっていました。私はそれに対し、「私は長さはあまりこだわる必要は無いと思うのだけど、1時間半を超える映画を作るのは、かなり高度な技術が必要。それができるなら、飽きさせることなく構成できるなら、2時間以上でも全然良いと思う」と言いました。

そして更に山上監督が、彼女はテレビで仕事をされた経験があって「時間が長ければ言いたいことが全部言える、言いたいことが伝わると思ったら間違い。短くても言いたいことは伝えられるし、逆に短くすることでストレートにメッセージを伝えられることもある」と言っていたのが、とても印象的でした。この「時間が長ければ、言いたいことが全部伝えられるというものではない」は、私もこの点を心のどこかに留めて、今後は編集作業をやりたいと思います。

トークサロンを無事終えた後は、浜野監督、山上監督、長年映画祭に関わっていらっしゃる方々と共に、とってもおいしいレストランに連れて行っていただきました。新得で2年前に食べたのと同じ、ラクレットチーズ(ハイジに出てくるチーズ)がこのお店では食べられるのです!! めちゃくちゃおいしかった!! 東京では気軽に入れるお店でラクレットを食べられるところはそんなに無いので、これには感激。写真も取りまくってしまいました。
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相変わらず今回も結構写真を撮っているのですが、前回のあいち女性映画祭の後に、私は詳細なブログを書き、そのアドレスをスタッフの皆さんにお知らせしたのです。私としては単なる”自己満足”行為に過ぎないものなのですが、今回再会したスタッフの碓氷さんが、「ブログで色んな写真を見れて楽しかった」と言ってくださったのがうれしかったです。

スタッフの方々は、映画祭期間中は本当に忙しいし、中にはゲスト控え室の当番をずっとされていたりしたら、なかなか他の場所を見たり、のんびり映画を観たりする暇がなかったりします。ましてや、映画が終わった後にゲストを連れて行ってくれる飲み屋などには、スタッフの方のほとんどは同行しません。なので、写真を見て「こんな場所に行くんだ~」とか思われるみたいです。

ちなみに、今日は碓氷さんたちと話していて、「昨日はどこに食べに行ったのか」と聞かれたので、「昨日はお好み焼き屋さんに連れて行ってもらって、名古屋式のもんじゃ焼きを食べました!」と言ったら、「なにそれ、名古屋式のもんじゃ?!」と、とてもびっくりされました。もんじゃに、タラコや餅、チーズが入って、青海苔をたっぷり振り掛ける・・・なんてもんじゃは、私にとっては名古屋アレンジとしか思えないのですが、名古屋の方にとってはそれがふつうのもんじゃで、東京でもそうなものだと思われていたようです。

タラコが入ったもんじゃなんて、東京で見た事ないですよね??? トッピングを頼めば可能なのかしら??

ちなみに以下の写真が、名古屋で食べたもんじゃです!!
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ゲスト控え室でスタッフの皆さんとおしゃべりできるのも、私のひそかな楽しみですhappy01

ところで、明日はいよいよ「さようならUR」の上映です!! やっぱり、自分の上映がまだ終わらないうちは、飲み会に行っても完全な開放感には浸れません。楽しみでもあり、緊張でもあり・・・。

普段9時過ぎに起きたりする私にとって、朝イチ(10時~)のプログラムを見に行くのは、実は何気に大変なことなので、明日は自分の上映(2時から)に備えて、朝イチのプログラムはパスし、ゆっくり寝てから会場に向かおうと思います。

名古屋方面の方は、明日の上映会、ぜひぜひいらしてくださいね!!

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[jp] 制作現場だけじゃない

今日は映画祭の初日でした。ホテルの朝食はバイキング形式だったので、思わず朝から大量に食べてしまいました。
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ホテルのロビーはこんな感じ
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オープニングの上映作品は、浜野佐知監督の「百合子 ダスヴィダーニャ」。前日に主演女優のお二人と居酒屋で同席して、そのときもそのキラキラオーラに感激した私ですが、スクリーンで観るお二人はまた素晴らしかったです。瑞々しさと、芯の強さが同居する存在感は、そのまま、浜野監督が映画で描かれた大正時代を強く、情熱的に生き抜いた二人を体現しているかのようでした。

舞台挨拶の様子
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上映後のゲストトークの様子
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浜野監督・主演女優サイン会の様子(山田さん提供の写真より)
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その後は、映画祭の事務室にちょっと立ち寄って、5分ぐらいでお昼ご飯を少しだけ頂き、1時からはワークショップで作られたドキュメンタリー作品を見に行きました。名古屋芸術大学の学生さんたちが、福島から愛知に避難されて来た家族を追ったドキュメンタリーでした。愛知の県営住宅に、福島からの避難者が1000世帯も入居しているというのは、驚きました。
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残念ながら、作品は前半の30分しか観れず、その後は2時からの羽田澄子監督「遥かなるふるさと 旅順・大連」を見に行きました。監督が青春時代を過ごされた旅順と大連を再び訪れ、昔の思い出を語るドキュメンタリーです。私は羽田監督がトークショーをされるのをはじめて見ることが出来ました。観客の中には、実際に旅順や大連、満州に暮らしていたという人がかなりいて、「撮ってくれてありがとうございました」と感激して涙を流している観客が何人もいたのが印象的でした。

舞台挨拶の様子
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ゲストトークの様子
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旅順にも大連にも縁のない私にとっては、監督が訪れる場所、ナレーションについて(へぇ~、そうだったんだ)という気持ちで観ていたのですが、満州などで暮らしていた人の中で、再びその地を訪れることができるというのは、簡単なことではなかっただろうと思います。中には、行きたいと思いながら亡くなっていった方もたくさんいることでしょう。なので、例え10日間ほどの滞在で、取材できないで帰って来た場所がたくさんあったとしても、やはり、これは「作ってくれてありがとう」という映画なのだ、と思いました。

そしてもう一つ印象的なことがありました。このドキュメンタリーの舞台は、旅順と大連ですから、とても複雑な歴史を持つ場所です。満州然り。日本人の間でも、その歴史観は分かれ、お互いの意見を尊重しあうことは難しい状態です。例え、それがとっくに半世紀以上も前の話であっても。

それで、上映の後の質疑応答では、かなり難しい(微妙な)質問が羽田監督に投げかけられました。私は監督がそれに対してどう答えるのか、とても興味を持ちました。でも、ハラハラしながら答えを待ちました。羽田監督は、言葉を選びつつも、そして質問をした人に配慮をしながらも、毅然と冷静に自分の意見を言っていたのが、とても印象的でした。やはり、長年、ドキュメンタリーを作り続けて、社会の流れにも敏感に、かつ、自分の頭で考えながら、作品を作ってきた人なのだなぁ、ということが、その答え方に表れていたような気がします。

ドキュメンタリーを作る、その行為から学んだり、鍛えられて強くなっていくのはもちろんありますが、私は(まだ2作品ですけど)上映やティーチインによって自分の作品と自分自身を人前にさらすことでも、たくさんの事を学んだり、逞しくなっていくように思います。自分の作品を人前に出し、お金を払ってみて下さい、質問・批判全て受けます、というのは、毎回自分を試すということでもあると思うのです。なので、作った作品を作りっぱなしにしない、なるべく多くの人に観てもらって、またそれで自分は勉強させてもらう・・・それは自分にとって必要なプロセスだと思います。

「遥かなるふるさと」の後は、浜野監督のトークイベントに参加しました。
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脚本家の山崎さんも発言されました。
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ものすごくたくさん面白い話が飛び出しましたが、私が特に印象に残っていることを1つだけ書きます。監督は高校や大学で講義をする機会が良くあり、今の学生さんたちと話すそうですが、良く聞かれるのは「監督は活躍されていらっしゃいますが、仕事と家庭の両立はどうやったら出来るのですか?」というもの。ありがちな、無難な質問のように私なら感じます(その質問自体、別に悪いものとは思わない)。でも、浜野監督は「両立しなきゃ」って思うこと自体が間違いだし、女性の役割を押し付けている(両立できない限り、女性の社会進出は認められない)、両立しなきゃなんて思わなくって良い、好きなことを思う存分やればよい、と言っていたのに、(なるほど~)と深く同意したのでした。

私も大学生の人とかと話したりすることがありますが、自分だったらどう答えていたかな?とふと思いました。私だったらきっと「だんなさんを教育すべし!」とか言ったかもしれません。いずれにしろ、(両立しなきゃ)という発想はないかも!ですね。

ゲスト控え室に行くと、映画祭運営委員の野上さんから、浜野監督へのお土産が。浜野監督が「野たれ死に覚悟で映画を作っている」といった発言を受けて、「野たれ死に仲間とお茶菓子にどうぞ」と書いてありましたhappy02
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映画祭スタッフの皆さん
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夜は、映画祭ディレクターの木全さんがお好み焼き屋さんにゲスト監督たちを連れて行ってくれました。
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木全さんは、映画祭の上映作品選び(日本&アジア作品)の重要人物なのですが、木全さんからは「今回の作品より、ブライアンの方が良かった」と言われました。前作のほうは、技術は無いけれど、とにかく主人公の持つ力がある、と。ドキュメンタリーの場合は被写体の力が全てだから、その選定が一番大事と言われました。

私としては、作品の数を重ねるごとに技術力がアップし、表現に深みが出ることを望んでやっているので、そういわれるのは残念ですが、でも、ドキュメンタリーの場合は、確かに撮る側の技術力云々を超えた被写体のもつ力があるということは確かです。

でも一方で、私は前作を撮ったとき、主人公であるブライアンのキャラクターがあまりにも強く、そして私自身には撮影技術的にも未熟で、被写体との関係や撮影状況、ストーリー構成などを考える余裕も、隙間も全くありませんでした。なので、ブライアンという強い存在感に押されっぱなしだったと思います。私が出来ることは、何もなかった。ただカメラを回し、その存在感に押されたまま編集をしました。

でも今回の場合は、2作目で技術的にも、被写体との関係においても、色々と工夫して、考えながら行なうことが出来、私自身も作品に関わらせることが出来て、そういう面で自分が作品に働きかけることができたという感じがあります。その点では、作家としての私が投影された、という気持ちがあります。

でも、ドキュメンタリー作りで、被写体選び、テーマ選びはとても重要であることに、変わりはありません。なので、そのことは今後も意識して作品選びをしようと思いました。(「ブライアン」と「さようならUR」のどちらが好きかは人によってだいぶ意見が分かれるようで、これまでも「新作でずいぶん良くなった」と言われたりすることもあれば「ブライアンのほうがインパクトがあった」と言われたり、色々です)。

明日は(もう日付が変わってしまいましたが)、山上千恵子監督とのトークサロンです! とても楽しみ。

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[jp] 映画祭期間中に更新!

今日から、あいち国際女性映画祭のため、名古屋に来ています。普段、私のノートパソコンは重くて、古くて、遅くて・・・と、持ち歩きには向かないため、映画祭や旅行にはパソコンを持って行かない主義の私ですが、今回は、現在進行形のプロジェクトをいくつか抱えているという事情から、重たいパソコンを東京から運んできました。

部屋でネットにつなげるので、こうして映画祭期間中にブログを更新しているわけです!!(写真の処理は、さすがにこのパソコンでは遅すぎるので、それは東京に戻ってからやります)

今日は、朝9時ごろに家を出て、新幹線で名古屋に向かいました。宿泊予定のホテルに荷物だけ置き、会場のウィルあいちへ。オープニング作品の「百合子 ダスヴィダーニャ」の浜野佐知監督と、実に8年ぶりぐらいに再会できたのが、まず感激でした。

(あとから写真を埋め込んでいったので、文章の流れと一部そぐわない部分もありますが、ご了承ください)

映画祭会場
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2年ぶりのあいち女性映画祭。スタッフの方々とまたお会いできたのもうれしくて。初めての映画祭に行くのは楽しみだけれど、やはり、同じ映画祭にまた再び別の作品を持って参加できると言うのは、また格別の思いがあります。(「ずいぶん速く戻ってきたね」ともいわれました^^。確かに考えてみれば、映画を撮って、編集して、上映して・・・のサイクルを2年でやるのは結構大変だと思います。特に自主制作では)

トークサロンでご一緒させていただく山上千恵子監督ともお会いできて、お話が出来たのも楽しかったです。

合同記者会見。自分の座席から撮った写真
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以下は山田祥子さんからいただいた、合同記者会見の写真です。ありがとうございました。
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今日は、2時からの合同記者会見、そのあとに、岐阜でタウン誌を作っている山田祥子さんにインタビューをしていただき、6時半からはオープニングパーティー、そのあとは、映画祭ディレクターであり、シネマスコーレ支配人の木全(きまた)さんがゲストの監督や女優さんたちを食事に連れて行ってくれました。

インタビューのあとで山田さんをパチリ。山田さんには映画祭期間中も大変お世話になりました! 写真もUSBメモリーごといただいてしまいました。この場を借りてお礼申し上げます!!
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オープニングレセプションにて。中国からの監督Zhao Hui LiとFeng Zhen Zhi。
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「百合子、ダスヴィダーニャ」の浜野佐知監督、主演女優の菜葉菜(なはな)さん、一十三十一(ひとみとい)さん
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女優の岡田茉莉子さん
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以下は山田さんより提供していただいた、オープニング・レセプションの写真です。
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吉田喜重監督と岡田茉莉子さんに挟まれて立っている私・・・。考えてみたらすごいシチュエーションです。
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映画祭より花束をいただきました!
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吉田監督より乾杯の挨拶
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山田さんと記念写真
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山上千恵子監督
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浜野監督と!!
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オープニング・レセプションでいただいた花束は、私が東京に持ち帰る前にダメになってしまうので、山田さんに差し上げました。以下の写真はお家で撮ってくださったみたいですhappy01
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オープニング・レセプション後の飲み会にて。中国の監督と映画祭ディレクターでシネマスコーレ支配人の木全さん
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浜野監督と、脚本家の山崎さん、山上千恵子監督の弟さんで、「山川菊栄の思想と活動~姉妹よ、まずかく疑うことを習え」の撮影&編集を担当された山上博己さん。
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菜葉菜(なはな)さんと一十三十一(ひとみとい)さん。文字通りキラキラ輝いていました!
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今日一日を終えてみて、私は前回参加したときよりももっと”女性”映画祭なのだということを、強く意識しました。これは、きっと今回参加された浜野監督と山上監督によるところが大きいと個人的に思います。

私自身は、本当にほとんど一人で映像制作をやっており、自主上映会と映画祭でしか上映をしていないので、いわゆる”映画業界”や”映画産業”とは無縁です。普段映画を作る中で、”女性”であることの差別よりも、”フリーランス”、”無名”であることのほうに苦労することのほうが全然多いと感じています(特にインタビューの申し込み時など)。

しかし、浜野監督や山上監督は、”業界”の中でも仕事をされ、業界の慣習や常識、差別、偏見と戦ってここまで活動されてきているわけです。それは、自分自身のためでもあり、あとに続く女性監督たち全体のために・・・

なので、私のように、はなから”業界”とも付き合おうと思ってないし(正直、そういうものから開放されて表現する人が出てくれば良いとも思っている)、自分のやりたいことを、自分の出来る範囲でやるというのは、それはそれでアリかもしれないけれど、やはり男が圧倒的な映画業界で女性の立場が良くなるように自分は何か貢献しているか?というと、それはどうかな~と思います。かなり個人主義的傾向が強い。

なので、今日はお二人の発言や思いを聞くことができて、私は私で作品を作り続けるというのも、それはそれで映画に関わる女性の数を増やすという点で貢献しているかもしれないけど、それぐらいで、もっと意識的に、積極的に、何かやるべきではないか?と思いました。映画をやりたいと思う女性が増え、そしてやり始めてからも続けられるような環境を作っていけるために。

そんなことを考えた一日でした。

ちなみに、宿泊しているホテルの部屋はこんな感じでした。
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[jp] ロンドンのWiFi

先日のブログで、ブライアンのディスプレイとバーバラのテントが撤去されたと書きましたが、法律の根拠や現在進行中の裁判とは関係なく、やはり常に撤去される危険性があるのだということが改めて浮き彫りとなり、マリアは現在パーラメント・スクエアを長時間離れることに対して落ち着かない気持ちがあるようです。

先日、マリアを訪ねたポールが一緒に食事をしたときも、彼女は30分ぐらいで切り上げてパーラメント・スクエアに戻っていったと聞きました。

私が10月2日に予定しているマリアとのスカイプですが、最初はポールの家(ロンドンから電車で約40分)でやろうと計画していたのですが、それではもし何かあったときに急いでパーラメント・スクエアに戻ることが出来ません。

ロンドンの、なるべくパーラメント・スクエアに近い場所でWiFiが使えれば、そこでスカイプトークをするのが安心では?と思いました。

さて、ロンドンのWiFiスポット・・・。ネットで調べてみると、WiFiが無料で使える場所一覧が結構マッピングされていたりします。でも、これらの情報は正確に更新されていないかもしれないので、直接現地に行って、そのカフェが今でも営業しているのか、WiFiはどんな条件で利用が出来るのか(中にはブリティッシュ・テレコムのブロードバンド契約をしている顧客のみ利用可能というWiFiスポットもありました)、電源も使用可能か、そしてロンドン(ヨーロッパ全域)では、日曜日は休みとか夕方4時ごろで閉めてしまう店も多いので、日曜日の営業時間の確認も大事です。(しかもロンドンの地下鉄は土日は工事をしていることが多く、路線によっては終日運転しないというものも結構あるので、こちらも要確認)。

ほんと、日本ほど日曜・祝日・時間帯を問わず色んなものが営業しているというのは、あちらでは考えられないことなのです。

パーラメント・スクエアから歩いて5分ぐらいのところのカフェで、WiFiスポットがあるとネット上には情報が出ていたので、10月2日の前に一度そこへ行ってもらって、電波の受信状況などをテストしたいと思います。日本側の会場となる、武蔵野公会堂にも電波のチェックに行っておかないといけませんし・・・。

色々と準備がありますが、とりあえず明日から約1週間は、あいち国際女性映画祭のため、名古屋に行ってきます! 2年ぶりの女性映画祭。とても楽しみです!

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[jp] 英語版ウェブサイトできました!

しばらく前から準備をしていた、英語版のウェブサイト(1ページもの)がついに今日完成しました!!

Petite Adventure Filmsのトップページにアクセスしてみてください! すると、「English」⇔「日本語」切り替えボタンが表示されます。それを押せば、英語ページに切り替わります。

一応”仮”のページなので(当分これを使うつもりですが)、各情報は必要最低限にして、宣伝メイン(英語版では映画祭での上映履歴、受賞歴や、監督プロフィールを載せたりしています)、詳しいことは直接コンタクトをしてもらって、というつもりで作りました。だから、ウェブサイトというより、「英語の履歴書・フィルモグラフィー」を載せているという感覚。

映画のチラシ画像も掲載してありますが、画像はクリックすると大きなサイズのものが見れるようになっています。本当はフォトギャラリーとかもつけようかと思ったけれど、色々載せると情報の交通整理が大変で、本当に目立たせたいものが埋没してしまうという危険性があったので、情報は極力少なくしました。

「English」⇔「日本語」ボタンも、どんなボタンにするか、置く位置をどうするかも結構研究しました。言語切り替えボタンは、調べてみると、右上に配置するウェブサイトがほとんどで、それはネットの世界では暗黙のルールのようです。でも、右上のはじのほうにおいてしまうと、ページによってはスクロールして全画面を表示させない限り探せないので、右上のポジションだけど、端すぎず、内側のメインテンプレートに納まるぐらいの位置にしました。

ブライアンのウェブサイトでも、英語版、日本語版がありますが、トップページで言語を選んだあとは、途中で言語の切り替えが出来ない(最初までページを戻らないといけない)という欠点がありました。今回はそれを改善し、どのページを見ているときでも、つねに言語切り替えボタンが表示されるようにしました。

また運用していくと改善点が見つかってくるかもしれませんが、今はとりあえず英語版ページを用意することが出来たということに満足です。

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[jp] 進む入居者の高齢化

とあるメーリングリストで、UR賃貸住宅に関する情報が回ってきました。URが2010年11月~12月に実施した賃貸住宅入居者の定期検査によると、なんと入居者の半数近く(38.9%)が、65歳以上の高齢者が入居する世帯なのだそうです。

記事は全国賃貸住宅新聞によるもの。

「買い物難民」とか「団地商店のシャッター街現象」など、日本の高度成長、そしてその衰退とともに老いていく団地の姿が、数値としてもはっきりと示されたのです。

私も団地にまつわる映画を作ってみて、色んな資料を読んだり、学習会などにも参加して、日本や諸外国の公共住宅、高齢化対策の例などを勉強するようになりましたが、街づくり、コミュニティーづくりというものは、特に現代においては「意識的に仕掛けていく」ことがとても重要だと思うようになりました。

最近、高齢の単身世帯が増えていることで、”見回り”サービスを謳うところが増えています。マンションや団地だけではなく、例えば先月訪問した仙台の仮設住宅でもそのような取り組みが行われていました。

しかし、実際に仮設住宅に住む人たちや、阪神大震災のときから被災した高齢者の研究をされている大学の研究者たちと話していると、「見回りサービスは、ないよりはマシだが、十分には機能しないし、安心は担保されない。やはり一番大事なのは、住民同士の横のつながりだし、コミュニティーがあること」と言っていました。これは、街中にたくさんの監視カメラをつけてさえおけば、私たちの社会は守られているのだという”幻想”と同じだと思います。

「人は、ふれあって育つ」がUR賃貸住宅のテーマなのですが(!)、安易な外部委託の見回りサービスなどの導入を検討するより、本当の意味での住民同士のつながりをはぐくむような、ソフト面での仕掛けを考えていってほしいと思います。

高幡台73号棟の例など、実際には人とのつながりやコミュニティーをぶち壊していってますからbearing

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[jp] 7時間もかかるなんて

昨日までに仙台のビデオの編集を終え、寝ている間にアップロード作業をした私は、今日は午前中から懸案だった部屋の掃除をしました! 確か11時ごろにはもう既に掃除を始めていた記憶があるのですが、掃除が終わったのは、なんと夜6時半! 7時間以上も、狭いワンルームアパートを掃除していたことになります!!(どんな汚れ方だっ!)

掃除機をかけて、拭き掃除もして・・・。でも、一番大変だったのは、資料などの整理でした。いるものといらないものを分別して、いるものはそのしまい方を工夫して・・・。気がついたら、資料を読み始めたり・・・みたいな。

しかも今日は台風の影響で、晴れたと思ったら、いきなり強い風と横殴りの雨が降ってきたりして、窓を開けて掃除機をかけていた私は大変でした。床がいつの間にかぬれてしまったりするので。

大変でしたが、無事掃除を終えることが出来て、きれいな部屋を見ると気分まで明るくなってくるようです。

夜は、仙台取材で完成したビデオをDVDに焼き、インタビューに応じてくれた人へ送る準備をしました。手紙も書いたので、それは明日印刷して同封し、発送しようと思います。

明日は他に何をしようかな。。。

”やることリスト”に追われていない生活が、とてもうれしいです。

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[jp] 最多記録か?!

昨日に引き続き、先月の仙台取材の映像を編集していましたが、今日はなんと5本の編集を完成させ、現在YouTubeにアップロード作業をしているのです!! 5本は、これまでの映像制作歴の中で、私にとって一日の最多編集記録だと思います!

といっても、その5本というのは、4人が会話している内容をカテゴリーごとに分類し(時には話の流れを前後させて話題を合わせて)、順を追ってパート1から5までに区切ったもの。

なので、例えば○○さんのインタビュー映像として1つの作品にまとめる(前日の中澤さんがそうでした。中澤さんの物語をつむぎたい、という気持ちで編集しました)のよりも、ずいぶん楽をしたと思います。

まぁ、楽をしたいから・・・というつもりでは全然なくて、どういう状況でインタビューを撮ったのか、そこで語られている内容は・・・という視点から鑑みて、”物語”にしてしまうよりも、事実をどんどん雑談式で語っていく、その過程をそのまま見せてしまうほうが面白いかな、と思って、その方式を今回の編集では取り入れました。

パソコンが傷むのでスリープ機能を解除したくないのですが、作り上げてしまったものは少しでも早くYouTubeにアップしたいので、またスリープ機能を解除して、現在順次ビデオをアップロード中です。ハイビジョン動画で、うちはADSL回線なので、1本のビデオをアップするのにかかる時間は1時間半~2時間。これから朝まで10時間かけてこのパソコンはビデオをアップしてくれることになります。あぁ、酷使してごめんなさい・・・。

でも、おかげで想定していたよりだいぶ早くビデオの編集作業が済んだので(本当はあともう1本残っているのですが、かなり力尽きてしまったので、それは名古屋から戻ってからやることにします)、明日は1日かけて家の掃除をしたいと思います! ここ1ヶ月ぐらい忙しすぎて、掃除する精神的な余裕もなくて、すごい量のホコリがたまっているのです! 靴下が汚れてしまうから、スリッパを履いて家の中を歩いているという有様coldsweats01

でも、明日も台風で雨模様なのでしょうか・・・。お掃除日和になってくれれば良いのですが。

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[jp] ブライアンのディスプレイ撤去される!

今朝、イギリスのポールより「ブライアンのディスプレイとバーバラのテントが警察によって撤去されたらしい」というメールが来ました。ロンドンの夕刊紙「Evening Standard」に載っていたというので、ネットで検索してみると、確かに記事がありました。

現在、バーバラは9週間の服役中ですが、警察はその間に、ブライアンの持ち物を「litter」(つまりゴミ)として押収したのです!!! 目撃した他のサポーターによると、撤去作業は10分もかからずに終了したそうです。

現在のところ、マリアのテントは大丈夫そうですが、やはり安心は出来ません。マリアは現在9ヶ月の執行猶予中なので、もし何かあって刑に服することがあれば、その間にテントやディスプレイが撤去されてしまう危険性があるでしょう。

ポールは今夜マリアと会う予定だということなので、今回の件について何か情報があるかもしれません。

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[jp] 映像2本完成!

今日は、昨日予想していたとおり、中澤さんのインタビューの仕上げと、「住まいるチャンネル」仮設住宅説明部分の動画を完成することが出来ました!

最終的に、中澤さんのインタビューは15分の、ちょっとした中編みたいな感じになりましたが、出来上がりに関しては自分でも結構気に入っています。

でも、言葉を聞き取るのに結構苦労して、私が理解できるのは95%ぐらいかなと思います。でもこれは、編集作業のために何度も聞きなおしているからわかるようになったもので、インタビュー時はもっと分かっていなかったらしく、私が話の内容を理解せずに質問している場面とかも結構ありました。(それはそれで観ていて恥ずかしくはありますが、私が理解していないということで、逆に中澤さんが丁寧に再度説明してくれていたりもして、良かったのかな、とも思います。)

今、YouTubeにアップをしているところですが、うちは光回線ではないので「残り120分」とか表示されていますcoldsweats01。晩御飯でも食べて待つことにしよう。

「住まいるチャンネル」の仮設住宅映像に関しては、仮設住宅の解説をしているときの背景映像的な扱いのものなので、20分ぐらいで「サクッ」と編集して完成させたのですが、仮設住宅の全景、近景、棟と棟の間、バリアフリー棟、仮設住宅で飼われている犬、庭先のみどりのカーテン、植物の世話をする住民、仮設住宅の部屋の様子、ご飯を食べながら談笑する住民・・・と、映像を3~5秒間隔でつなげていく感じです。

・・・こう書くと、「それなり」な感じがするのですが、出来上がった2分間の映像を観て、(これにナレーションをつけるのは至難の業では??)と、自分で作っておきながら、そんなことを考えました。

ナレーションはジャーナリストの松元千枝さん担当ですが、そもそも、現時点では「仮設住宅について状況や戸数などを解説する」という大枠しか決まっていません。実際の原稿はまだ用意されていないのです。

私のほうは普段、自分が自分の映画を作るときは、ナレーション原稿が既にあったり、もしくは原稿を作りながらそれに合わせて映像を選び、埋め込んでいくような感じで作業します。そして実際はナレーション録音をしたあとで、原稿を読むスピードや、文章の区切りなどにあわせて映像を切り替えていくのです。

今回のように、とりあえず仮設住宅で2~3分の映像を作り、ナレーションをあわせるというのは、やったことがありません。

・・・だから、この映像を映しながらナレーションはナレーションで作った原稿を読み上げるのは、観る側にとってかなり生理的におかしな状態になるのでは?と危惧します。しかし、生放送なので事前にナレーションを別録することはしないだろうし・・・(しても良いし、した方が良いのかもしれませんが、そんな時間、あるのだろうか・・・)。

とりあえずそんな不安があるのですが、今日は限定公開で仮設住宅紹介映像をYouTubeにアップして千枝さんに送っておいたので、それを観てもらって、また次の対応を考えようと思います。

私は予定通り、どんどん次の編集作業を進めて行きます!

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