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2011年12月

[jp] 本日23:15より朝日ニュースターで放送!

本日(29日)夜11時15分より放送の、CS朝日ニュースターの番組「ContAct」にゲスト出演します! CS放送が見られる方はぜひご覧ください!

番組のウェブサイトはこちら

今日の放送について、ウェブサイトでは以下のように紹介されています。

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12/29(木)ドキュメンタリーを大胆かつユニークに

ゲスト:早川由美子(ドキュメンタリー映画監督)
キャスター:土屋豊(映画監督)
        高木祥衣(OurPlanetTV) 

耐震性不足を理由に取り壊しが決まった、UR団地の住宅を追ったドキュメンタリー映画『さようならUR』。
山形国際ドキュメンタリー映画祭で今回初めて創設された、「スカパー!IDEHA賞」を受賞したこの作品の監督は、なんと元郵便局員の早川由美子さん。
公務員から映画監督へと転身した彼女が、独特の視点で撮るドキュメンタリーの魅力に迫る。
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放送後には、アワープラネットTVのYouTubeチャンネル上にもアップされると思いますので、テレビで観られなかった方は(衛星&ケーブルテレビが観られない私も含めてcoldsweats01)そちらをご覧ください。

昨日収録があったのですが、初めての体験でとても面白かったです。以下、昨日のことを書きます。

収録は午後4時からでしたが、私は正午から別の予定がありました。新橋の東京電力本社前で「原発いらない福島の女たち」による「女たちの御用納め」に行きました。

東京電力本社。
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開始予定時刻30分前に到着したのですが、もう既に始まっていました!
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撮影している人たちもかなりいます。フランスのTVだけが大きなカメラと複数人体制のクルーで、後はフリー&ネット系という感じ。
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東電社員たちのお昼休み時間、社員たちが次々と外に出てくるのに合わせて、チラシを配布。しかし、受け取る人は10人に1人いれば良い位の割合。ほとんど受け取ってもらえないので、配る人が「お客様の声です」という呼びかけに変えたところ、しぶしぶ受け取る人が若干。。。

開始予定時刻になると抗議活動参加者がだんだん増えてきました。それとともに、警官の数も増えていきます。
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抗議活動参加者、撮影者共にすごい数になってほとんど身動きできないような状態に。
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でも、すごく多いと言うわけでは実際にはなく、広がることを許されず、とても狭いスペースに押し込まれて、周りを全て警官で囲まれて、外からは何をやっているか分からない状態にさせられているのでした。

全く使われていない場所にもかかわらず入らせないように囲ってしまい、使えるスペースを狭めているのです。単なる嫌がらせ。
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参加された人たちは皆、思い思いの工夫を凝らしたプラカードや横断幕を持って参加していました。
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不本意にも警官に囲まれてしまって、外からは何をやっているのかよく分からないと言う場合、大きな背の高いのぼりは役に立つなと思いました。何しろ「怨 福島隊」ですもの。私は普段、登り旗についてはあまり良い印象を持っていないのですが(特に団体・組合などの名前が入っているだけのようなもの)、こういう使い方は有りだなと思いました。
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東電に手渡す要請文を読み上げる各団体・個人。
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要請文を読み上げる人数名ずつしか門の内側(東京電力の敷地内)に入れさせず、そのほかの人、多くの撮影者たちは外でおしくら饅頭のような状態に。一脚にカメラを載せて撮影している人もいましたが、そうでもしない限りきちんと撮れないような状況でした。
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御用納め行動は2時ごろに終わり、そのあとは喫茶店に立ち寄ってひと休みしてから、「ContAct」収録のため、渋谷のBS朝日スタジオへ。
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「朝日ニュースター」って、「朝日グループのジャーナリズムTV」という位置づけなんですね、知りませんでしたcoldsweats01
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建物の中に入ると、張り紙に私の名前が!
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原宿の駅前が予想以上に混んでいて歩くのに時間がかかり、到着が数分遅れてしまったのですが、この日は「ContAct」収録の前に2時間の特別番組の収録をしていて、それがまだ続いていました。おなじみ、アワプラの平野さん&白石さんたちは、長時間の作業で疲れきっている様子でした(彼らに完全オフの日ってあるのでしょうか?coldsweats02

その、2時間の特別番組というのは、福島第一原子力発電所事故や被曝の問題を、一番の被害者である子どもたちはどう見ているのだろうか?ということで、福島および関東に在住の子どもたちが中心となって番組を企画。政治家や放射能に関する研究者などを直接取材し、原発政策や被曝などについて、子どもたち自身が考えるという番組だそうです!

放送の日時などは以下の通り
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放送日:2012年1月2日(月)24:00~
※再放送:1月3日(火)12:00~/1月5日(木)5:00~/1月5日(木)23:00~/1月8日(日)20:00~
番組名:ContAct新春スペシャル「私たちの未来は大丈夫?~14歳が考える原発と被ばく~」
媒体:朝日ニュースター(衛星放送)&ネット配信(英語版も配信予定)
大人の出演者:雨宮処凛(作家、「14歳からの原発問題 (14歳の世渡り術) 著者」、川根真也(さいたま市立三室中教師/内部被ばくを考える市民研究会)、白石草(OurPlanetTV)
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ぜひ観たいと思っています!!

収録の前に打ち合わせがありました。番組の司会進行役の高木祥衣さんと映画監督の土屋豊さんより、番組の進行表をいただき、流れについての説明を受けます。

番組の進行表。
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収録予定時間は2時間と書いてありましたので、1~2時間の話をしてそれを編集して30分にするのだと思っていましたが、そうではなく、本番どおりに秒数まできっちりと図って収録して、ほとんど(よっぽどのミスがない限り)編集ナシで放送するそうです。
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上映会の後にこれまで何度もトークはやってきましたが、例えば「5分の挨拶」、「30分の講演」、「1時間の講演」と、求められる時間ごとに大体どんなことを話せばそのぐらいの時間になるのかという体感は習得してきましたが、さすがに「秒単位」は意識したことないですcoldsweats01 アナウンサーじゃないんだから。

まぁ、基本的には時間の管理は高木さんがしてくれて、私の方では一応見える位置においてある時計を”気にして”おいてもらう、ということでした。(結局私はまったく”気にしなかった”のですが・・・!)

「さようならUR」は新作ですし、その話が中心になるのかなと思っていたのですが、いただいた進行表を見ると、それ以前の、私がなぜ映像制作を始めたのか、そもそも公務員出身の映画監督?!といったほうのことに重点が置かれているようでした。

「公務員出身って珍しいんですか?」と土屋さんに聞いてみると、(例えば日の丸君が代問題とか)元教師がそのテーマで作品を作る、ということはあるけれども、他には聞いたことがないと言われました。確かに私の周りでも元公務員の映画監督はいません・・・。だって、安定した公務員の身分と映画監督って対極ですものhappy02

土屋さんは、私の映画を観た人は(一体この映画はどんな人が作っているんだろう?)と興味を持つだろうと言っていました。だから、この番組では私の人となりについて聞いてみたい、と。

土屋さんの進行表。「ユニークな人柄を」と書いてあります。うーーん。。。一体どんな質問が飛んでくるのでしょうか・・・!!
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土屋さんと初めて会ったのは、「ブライアン~」が出来る前(撮影中)の2008年6月でした。洞爺湖のG8サミットを市民が報道するという試みに興味を持ち、イギリスから一時帰国してビデオチームに参加したとき、チームリーダー的な役目をされていたのが土屋さんでした。

イギリスから参加したいとメールをした時、土屋さんは私のことを「イギリスで反戦運動やデモの撮影をしている筋金入りのパンクな日本人」と想像していたそうです。それが実際会ってみたら全然そんな風ではなくてびっくりした、と。

そういういきさつもあって、私がなぜ映画作りを始めたのか、どのように作っているのかということを番組では取り上げたいと思ったそうです。

スタジオの準備が出来たとのことで、スタジオに入ります。
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本番前の忙しい時に記念写真をお願いする私coldsweats01
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”撮られる側”から見るスタジオの風景はかなり新鮮でした。見える位置に置かれたモニターや大きな時計、カメラ目線に合わせた位置に貼ってあるカンペetc。カンペは思ったより字が小さく、矯正視力1.0ぐらいないとスラスラ読めない感じでした。

簡単なリハーサルの後、いよいよ本番! 本番での会話の内容は、ぜひ放送でご覧いただければと思いますが、私自身は最初はちょっと緊張気味でした。でも、5分ぐらい経ってからはだんだん慣れてきてしゃべりまくっていたら、遠くにかすかにエンディング・テーマらしきものが聞こえてきて、ハタと(まさか、終わり?!?!)と焦りました。私がしゃべりすぎたため、進行表に書かれていた最後の「番組のお知らせ」部分がなくなってしまったのです!!! 開始5分後ぐらいからまったく時計を見ていなかったために、私はもう時間の感覚がなくなり、喫茶店でおしゃべりしているような気分になっていたのでしたcoldsweats01。申し訳ない。。。

番組終了後に
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とても楽しい経験でした。どうもありがとうございました!!

収録を終え、外に出るともうすっかり暗くなっていました。
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晩御飯を食べてから霞ヶ関の経産省前テントに向かいました。

なんと、立派な門松が飾ってあります!!
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写真を撮っているこちらの女性が自分で竹を切り出し、この門松を作ったのだそうです!
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それにしても本格的過ぎる。。。
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この日、テントは109日目でした。
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門松以外にも、この時期ならではの飾りがたくさん施されていました。
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経産省前テントへ年賀状を出す「年賀状大作戦」wink
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12月30日~1月3日のイベントについてのお知らせも。
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テントの外で、昼間の東電本社前で撮影をしていた人?と思う人がいたので、聞いてみました。すると、「スナメリチャンネル」というサイトで記事・動画を発信し続けているフリージャーナリストの東条さんという方でした。「スナメリチャンネル」の存在は知っていましたが、そのネーミングからしてグループでやっているものだと思い込んでいたので、全くの個人でされているものとは知りませんでした。

上関の祝島、福島、福井、大阪、東京と、まさに日本各地を飛び回って取材、撮影をされているそうです。これまでにたくさんの動画を撮影し、最低限の編集をウィンドウズ・ムービー・メーカーでして公開してきたそうですが、長編は作ったことがないのでやってみたいとのこと。全くの一人で全てをこなしている人に話を聞いて見たいと思っていたそうで、撮影、機材、編集、上映活動などの細かい・具体的過ぎる話で盛り上がりました。

長編は作ったことがないので教えてほしいとのことでしたが、YouTube上にアップされている動画を見る限り、私が教えるなんてとんでもないというぐらい、完成された動画でした。カメラワークがとてもスムーズで落ち着いていると思いますし(何を撮りたくて、そのためにどの位置に立って、どこにカメラを向けるのかはっきりしているというのが分かるし、その立ち位置もまた良い)、編集もそれがウィンドウズ・ムービー・メーカーでされたとは気がつかないほどでした(普段、ムービーメーカーで作られたものは、大抵分かるんですがcoldsweats01)。

たくさんのビデオがアップされていますが、例えばこちら。祝島で、真夜中に数百人の警備員を動員して強引に作業を進めようとした中国電力と、それを阻止しようとする祝島の人たちの様子が記録されたもの。夜通しの撮影だったと思いますが、何が起こったのかを順番にきちんと捉えていて、それが伝わるようにコンパクトに編集されていると思いました。

これまでに撮った素材で作られようとしている長編がとても楽しみです!!

盛りだくさんな一日でした。

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[jp] 詳細決定! 経産省前テントオールナイト上映

情報が断片的に出回っていたものの、詳細がなかなか決定されずにいた、年末年始の経産省前テントイベントですが、内容が昨日確定したそうです。

12月30日~1月3日の怒涛のイベント内容は下記。

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反原発・年越しOccupy@経産省前テント実行委員会主催:

反原発・年越しOccupy@経産省前テント
~こんなんじゃ、よい年迎えらんない99%のための祭り~
みんなでつくろう!年末年始大生放送!

★12月30日
16時 オープニング
17時~ 今年のニューストップ10
1)原発関連ニュース
2)貧困問題ニュース
3)反グロ的世界のニュース
4)労働関連ニュース
5)環境問題ニュース

22時~ 年末オールナイト映画上映会
1)ブライアンと仲間たち
2)希望のバス
3)コカコーラ・ケース
4)Hard Rain
5)The Take(英語、スペイン語字幕のみ)
6)安全・パン・自由
7)Occupy Berkeley

★12月31日
13時~ オープニング
17時  ブツブツ交換会(フリーマーケット、ネットオークション)
オープンマイク「私のひとこと」
19時~ 世界から原発なくそう!紅白歌合戦
22時~ ゆく年くる年/カウントダウン
00時30分~ 夜な夜な生テレビ 『ド~する、ド~なる、日本の2012』
4時 出演: 湯浅誠、雨宮処凛、河添誠ほか 豪華キャスト出演打診中!!

★2012年1月1日
10時~ 新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
13時~ オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
書き初め
17時

★1月2日
新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
13時~ オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
新春囲碁大会・たこ揚げ・コマまわし
新春「原発よせ寄席」
17時

★1月3日
新春・霞が関「好きなだけ走ろう」マラソン大会
13時~ オープニング
経産省前初詣「こんなんじゃ、よい年迎えらんない」私のひとこと
17時

詳しくはウェブサイトをご覧ください。

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「ブライアン~」の上映は12月30日夜22時~です。来られる方はぜひ! 但し、屋外での上映となるため、防寒対策をしっかりしてきてくださいね。また、やむをえない事情により内容の変更や大幅な開始時間の遅れなども予想されるかもしれません。

「ブライアン~」を経産省前テントで上映したいというお話は先月からありました。最初は12月初旬頃にということで検討されていましたが、テントの緊迫状況や天候などによってその時機を見ていました。その後、人の少なくなる年末年始に(テント撤去の)防衛対策として何かイベントを・・・ということで私の「ブライアンと仲間たち」も声をかけていただいたのですが、まさかオールナイト上映会、そして気がついたらこんなにイベント盛りだくさんとなっていてびっくりしました。でも、とても楽しみです。

映画の内容ゆえか、この「ブライアン~」はこれまでにも閉鎖前の渋谷・宮下公園で台風直撃の日に屋外上映をしてもらったり、そして今度は経産省前テントでのオールナイト上映と、ハードな状況下での上映の機会があります。最前線でがんばっている人たちに共感してもらい、現場で上映する作品として選んでもらえることを、とても誇りに思います!

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[jp] 1月は宣伝強化月間に!

先日、海外の映画祭に必要な資料を提出できたことで、私的にはやっとひと段落出来たと思えたことは、先日ブログでも書きました。

思えば、3月21日の初上映会、5月26日の完成披露上映会以降、予告編作成、チラシとポスター、プレスリリースの作成、そして英語字幕翻訳、山形への出品等、ず~~~っと”作業”をしていました。つい1週間ほど前にやっと「英語字幕版のみ」のバージョンのブルーレイが完成し、そのDVD版が完成したのは、実は今日なのです! 何だかんだ、映画の完成以降も、それにまつわる様々な作業があり、完成後半年間もそれらの作業をしていたことになります。(東日本大震災が起きたというのも、大きく影響していますが)。

正確には、ウェブサイトの大幅リニューアル作業がまだ残っていますが、そのためにはまずオペレーションを担当してくれているイギリスのポールに、作業内容を英訳して伝えなければならないし、デザインの変更とかかなり大掛かりで何度もやり取りが必要になってしまうため、そちらはちょっと後回しにすることにしました。

映画は完成後、半年で約30回上映してもらえましたが、これらは全て「ブライアン~」の時からのつながりや高幡台団地の住民の皆さんのつながりで、私から”営業”したものはほとんどありません。映画祭も、自分から申し込んだのはあいち女性映画祭と山形のみです。あえて”宣伝行為”をしたとすれば、それは先日の公団自治協全国集会でのチラシ配布ぐらい。

映画の完成後も色んな作業に追われていたことを言い訳に、宣伝らしい宣伝をまったくしてこなかったので、その”作業”がひと段落した今、改めて宣伝・営業活動をしようと、今日ふと思いました。

とりあえずは1月、2月を宣伝強化月間として、映画に興味を持ちそうなあらゆる団体、大学、団地などを調べ、連絡を取って見たいと思っています。大学では、建築学科だけでなく、社会福祉、街づくり、高齢者と地域、貧困、団地再生などの研究をしている学部にもアプローチしてみようと思っていますし、団地ではUR団地に限らず公社・公営住宅なども調べたいです。建築系の雑誌などもどんなものが売られているのか、建築家はどんな本を出しているのか・・・。そんなことも調べてみようかと思っています。なんか、取材をするときみたいな気分で、未知の世界を調べるのはワクワクしますhappy01 今、思いついているのは住宅問題の当事者&勉強している&それを仕事としている人たちなんですが、調べていったら今後もっとアイデアが広がるかもしれません。

近所の本屋では置いてある本は限られるので、新宿の紀伊国屋書店とか池袋のジュンク堂書店とか、大きなところに行けば、建築関係の専門書やマニアックな業界誌も手に入るかもしれません。あと、国土交通省の広報部にも色んな雑誌や業界誌などが置いてあると聞いたことがあるので、今度国土交通省に行ったら立ち寄ってみようと思っています。ネットでもある程度は調べられますが、やはり”○○一覧”とかは印刷物の方が強かったりするので。

先月、劇映画の監督さんとご飯を食べた時に、宣伝の話になって、その人は「映画の制作予算と同じだけ、もしくはそれ以上の金額を宣伝にかける」と話していました。映画は作るだけで大変ですので(金銭面だけでなく、体力&精神面でも)、映画の”完成”で燃え尽き、満足してしまう人も多いのですが、映画の完成は「スタート地点に立ったに過ぎない」と考えて、映画を作ったのに等しいぐらいの熱意と労力、アイデア(そしてもちろんある程度のお金も)を出して宣伝していかないといけないんだな、と思いました。特に自主制作の場合は。

当面は、以上に述べた方面で調べて宣伝アプローチをしていきたいと思っていますが、もし何かアイデアを思いついた方、興味を持ちそうな人&団体などご存知の方は、いつでも情報をお寄せくださいねhappy01

あ、そうそう、海外の映画祭についても、まだほとんど調べていませんし、出してもいないのですが(相手からリクエストが来たもの以外)、こちらについても調べて応募して行きたいと思っています!

追伸:
今日は遅ればせながら、やっと「10万年後の安全」を観にいけました。面白かったです。

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[jp] これで安心

年末の大掃除が年内にできないかもしれないと危惧していましたが、今日は6時間ほどかけて部屋、台所、洗面所などの掃除をしました! おかげで家の中はピカピカですshine。疲れましたが、やはり年内に掃除を終わらせたいと思っていたので、ひと安心しました。

先日DHLで海外の映画祭に送ったブルーレイも、無事届いたとの連絡が。なんと、半日で海外(アジアですが)まで届いてしまうのですから、やっぱりDHLは高額なだけあるなと思いました。

昨日のクリスマス、我が家ではイギリスから送られてきたクリスマス・プレゼントを開けました。
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クリスマスカード、アールグレイの紅茶、スパイス入りのビスケット、チョコレート、ホット・チョコレート、ボディークリーム、チャツネ、大好きな映画のDVDが入っていました!!

チャツネは日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、イギリスでは普通にスーパーでも売られています。
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イギリスとアメリカのユーモアの違いが良く分かる映画「PAUL」。よく見ると、DVDのジャケットにポールの証明写真らしきものが貼られています・・・happy01!!
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クリスマスだし、さっそくこの映画を観ようと思ったのですが、しばらく借りたまま観れていなかったアンジェイ・ワイダの「抵抗三部作」を観ましたcatface! まだ第1部だけですが、面白いです。

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[jp] 小金井市との意外なつながり

昨夜は小金井市公民館で「さようならUR」の上映会がありました。私にとって、三鷹や吉祥寺は行く用事が結構あるのですが、小金井は中央線で”通過”する地点でした。武蔵小金井駅には、終電に乗り遅れ、武蔵小金井どまりの電車に乗り、ファミレスで始発を待つときにお世話になったことがあるぐらいです。なので、昨日初めて「武蔵小金井」駅を目指して向かったのでした。

上映会場の小金井市公民館。昨夜の上映会を企画してくださった水由(みずよし)さんと初めてお会いしました。昨日までアップリンクで公開されていた「緑子」という映画のプロデューサーをされているそうです。アップリンクでの上映は昨日で終わってしまいましたが、予告編を観るととても面白そうなので、別の上映の時にぜひ観たいと思っています。

ご家族で手際よく上映のセッティングをされる様子に驚きましたhappy01
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DVCAMとDVDのどちらで上映をするか決めます。気持ち、DVDの方が画質が良いようだったので、DVDで上映をすることに。
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上映の準備をしながら、水由さんのパートナーである片山かおるさん(小金井市の市議会議員をされています)から、新聞やテレビでも取り上げられ話題となっているごみ問題、そして駅前再開発で建設された市民交流センターをURが暫定管理している問題などをお聞きしました。

上映前の水由さんによる挨拶
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上映後の質疑応答
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「次はどんな作品を撮りたいか」、「完成前の批評会を経て映画はどのように変わったのか」、「制作期間は」、「その後の高幡台の様子も撮影しているのか」、などの質問をいただきました。

職場の先輩の紹介で映画を観に来たという方は、実は幼稚園の頃に数年間、高幡台団地に住んでいたことが判明! びっくりしたそうです。その職場の先輩は、私と同じ大学で私のことを知っているとも聞きました。でも、成蹊大学は小規模大学とはいえ「結婚して岡崎さんになった」という情報だけでは誰だかわかりませんhappy02

上映の後、会場で「結婚して岡崎さん」となったその人を発見。なんと、私のサークルの先輩だったのでした!!! 「歩く会」という山登りとキャンプをするサークルに所属していて、同じサークル内で結婚された旦那さんにも、合宿でずいぶんお世話になっていたのでした。同じ学部やクラスの人かと思ったら、まさかサークルとは・・・! 驚きました。

上映会の後は、会場の片づけ。ここでもまた水由さん一家が息子さんも交えて撤収作業をされていたので、「お母さんとお父さんを手伝ってえらいですね」と声をかけたら、中学1年生だという息子さんは「いや、なんか頼まれると断れないんで・・・」って言っていたのが、すごく面白かったです。大人って言うか、会社員のような言葉遣いで!!

そしたら、他の人が「最近の子は、照れ隠しもあってそういう言い方するんですよ」って言っていたのですが、そうなんでしょうか? 私なんて、会社で上司に仕事を頼まれたら、まず「え、それ私の仕事ですか?」って言い返してましたから!!

打ち上げ会場の「風びゅんびゅん」
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自家製・無農薬のみかんサワーが美味しいということで、私もそれを注文! 美味しかったです。
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お豆腐? チーズ? どうやって作ったのか想像できない、オリジナルの料理
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岡崎さんが旦那さんに電話をして、打ち上げ会場に旦那さんが来てくれました! かつての先輩との感動の再会、注目の第一声は「お互い老けたね」ですって!!!!! そりゃあ、出会ったときは18歳で、18年ぶり(今36歳なので)なんだから、年取ったに決まっているでしょうが!! これには笑ってしまいました。「これまでどうしてたの?」とも聞かれたのですが、それも難しい質問・・・。あえてひと言でこの18年間を表現するなら「フラフラしてた」、でしょうかねぇ・・・gawk

大学を卒業後、小金井のエリアに住んでいる人も多いそうで、大学つながり以外でも、小金井で毎年開催されているはらっぱ祭りには、「さようならUR」の素敵な絵を描いてくれた井上ヤスミチさんも出展されていますし、にっしぃ劇場の西村さんも関わっていたりして、小金井市で生活&活動されている方々とは、意外に多くのつながりがあることが分かりました。

上映会に参加していただいた皆さんも個性的で面白い人たちばかりで(中には、昔デパートの販売員として働いていたときに、同じお客に1日3着のスーツを買わせたという強者も)、また会える機会があると良いです!

打ち上げ会場で皆さんと
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上映会を企画してくださった水由さん&片山さん、そして映画を観に来てくださった皆さん、どうもありがとうございました!!

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[jp] 裁判の年

先日は、高幡台団地73号棟に住み続けたい住民の会の忘年会がありました。高幡不動駅近くの居酒屋にて。この日の午前中は、立川の地方裁判所にて第6回目の裁判もありました。既にもう来年2月、3月の裁判日程も決まったそうです。住民の会の皆さんにとって、今年は裁判を始めて1年目の年。「今年1年は、特に早かった」と、ある住民の方はおっしゃっていました。

忘年会の写真より

73号棟の畦地さんと高原さん
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中川さんと、ご主人と共に73号棟から引越しをされた海老沢さん
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向かって左手前は、映画にも登場する津覇さん、左奥は佐川さん(共に73号棟から引越しをされた)。かつて住民の会で共に活動し、健康面の不安から引越しを余儀なくされた人たちも、またこうして一緒にお酒を飲めるのはうれしいことです。
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それにしても、皆さんよく食べ、よく飲み、よく話す・・・で、あっという間の2時間でした。
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お店の年末くじで吉津さんが、人数分X1000円割引券を当てたので、次回はその割引券を使って新年会をやることになりました!

来週の火曜日は、今年最後の住民の会定例会です。普段のミーティングと言うよりも、今年1年の感想等を言い合う会にするとのこと。映画の完成以来、ミーティングでカメラを回していなかった私ですが、1年の節目なので久しぶりにビデオカメラを持っていこうかなと思っています。

私にとっても、今年1年は「いつになく早い年」でありました。

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[jp] カフェ放送てれれに初参加!

山形の映画祭で、ベトナムのグエン・チン・ティ監督に下之坊修子監督がインタビュー、私が通訳・編集をしたビデオが、「カフェ放送てれれ」の来年1月&2月号で放送されることになりました!

東京での上映スケジュールはまだ未定だそうですが、大阪各地での上映会情報がウェブサイトに掲載されています。この作品のほかに短編5本を加えた、合計50分の上映です。

大阪近郊にお住まいの方はぜひ行ってみてください。私も東京での上映(会場は「路地と人」を予定しているそうです)の時には、行きたいと思っています。

てれれのウェブサイトはこちら

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[jp] 初めてのDHL

広島から戻る高速バスの車中がとても乾燥していたので、喉が痛くなってしまい、それがそのまま治らずに風邪を引いてしまいました。

といっても、ひどかったのは昨日で、色んな予定をキャンセルして家で休んでいたら、今日にはだいぶ良くなりました。

風邪で突然時間ができたので、なかなか終わらないでいた英語のダイアログ・リストと、英語版のみのブルーレイディスクを完成させることができました!!

ブルーレイの再生確認をし、必要な書類を完成させ、いよいよ発送です。発送方法については、「DHL(着払い)で送るように」と書いてありました。書類とブルーレイディスクだけなので、自分で郵便局からEMSで送ったところで、1000円程度です。DHLは昔使おうとしたことがあって、そのときに料金を調べたら(不正確だったかもしれませんが)、封筒に入れた書類を送るだけで1万円以上する、みたいなびっくりするような金額だったため、(DHLは個人で使うようなものではないのかな)とその時は思い、それ以来利用しようと思ったことはありませんでした。

DHLのウェブサイトを観てみると、「エクスプレス」だの、「ロジスティクス」だの、手続きが複雑そうで、一見しただけでは、自分の利用したいサービスがどれに該当するのか良く分かりません。しかも、如何にも「英語を日本語に直訳しました」的な日本語であれこれ書かれているし・・・。

面倒くさいので郵送料を自分で負担しても良いから郵便局から送ろうかとも考えました。しかし、映画祭の規約では「DHLで送った場合に限り、上映用フィルムを返却する」と書いてあったので、上映用のブルーレイディスクを返してほしいなら、映画祭側が要求するようにDHLを使わなければならないようです。

まぁ、せっかくの機会だからDHLがどんな手続きと仕組みで送られているのか見てみよう、という好奇心もあり(自分では高くて使うことは滅多にないのだろうから)、DHLで送ることにしました。

今日は、午後からDHLのEメールシップ(ウェブサイト上で、送り状や税関手続き書類、集荷依頼などが記入・送信できます)をやりました。

ところが、記入項目は質問の意味さえ分からないようなものばかり。「輸出形態」、「貿易条件」って一体・・・。*(アスタリスク)がついているから、必須項目なのかもしれないけれど・・・。そして、税関手続きの書類も聞いたことさえないような言葉が並びます。

なるべく質問は一度で、と思いつつも、結局DHLのカスタマーサービスセンターに都合6回電話をして(記入項目、送信、集荷依頼と、あらゆるステージでつまずきましたweep)、無事送信完了し、印刷を終えた頃には、6時を過ぎていました。。。

予定では明日集荷に来てもらえることになっています。集荷の段階で何か間違いが発覚したらどうしよう・・・と、まだ安心はできません。

一応DHLのやり方はこれで覚えることができたのですが、DHLを使う機会なんてきっと年に1回あるかどうかで、次回はまたすっかり忘れているでしょうねthink

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[jp] 予定では今日・・・

先日このブログでもお伝えした、パーラメント・スクエアでの泊りがけの抗議活動を禁止する条例(Police Reform and Social Responsibility Act 2011)ですが、予定では今日(19日・月曜日)に発効するということになっています。・・・ということは、パーラメント・スクエアにあるマリアやバーバラたちのテントなどが撤去されてしまうということになります。

マリアはこの件に関し、Peace Strikeウェブサイト上で声明を発表しています。(マリアは、もともとパーラメント・スクエアでの抗議活動を規制するために作られたSOCPA法は来年の3月30日まで有効で、その法律のもとでは、許可を得た抗議活動は(それが泊りがけのものでも)可能であるのに、新たな条例により泊まるための道具が奪われるという矛盾があると指摘しています。)

今日、パーラメント・スクエアでは何か動きがあるのか、マリアからの情報、もしくは報道(←こちらはあまり期待できませんがbearing)があったらお知らせします。イギリスのジャーナリストの組合(NUJ)の現在のもっぱらの関心事は、BBCの予算削減と雇用削減のようで、ジャーナリストの根本的な権利にも関わる問題(=表現の自由)が侵されようとしている事態に、声明も報道もないのは、どうなんだろう・・・。

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[jp] どんどんやっていかないと!

気がつけばもう今年も後2週間ほどになってしまいました。私は11月の下旬に最初に手をつけたものの、時間がかかるのと、取り掛かれる日にちが飛び飛びで、まだ終われていない作業があります。

まだ内定段階ですが、海外の某映画祭で「さようならUR」を上映してもらえることになり、必要な資料一式を提出しなければならないのですが、その提出資料の中に「ダイアログ・リスト」があります。

「さようならUR」の英語字幕を、イン・アウトのタイムコードと共に、全て書き起こしたものを用意しなければならないのです。「さようならUR」はほとんどがしゃべりっぱなしのインタビューで構成されていますし、73分という長さなので、字幕はかなりのボリュームになります。

字幕翻訳をした時のデータは持っていますが、イン・アウトのタイムコードは入っていませんでしたし(入れる位置を、編集ソフト上で手作業で微調整していたので、タイムコードは必要ありませんでした)、字幕も最終段階に駆け込みで修正したものの反映が漏れていたり、テキストの改行位置がデータと実際の画面上では異なっていたりします。

そんなわけで、新たなエクセル表に、イン・アウトのタイムコードと(編集のソースデータ上で、ひとつずつ手作業で拾ってきます)、最終の英語字幕を入れたデータを作っているのですが、それがまだ終わらない!! ダイアログリスト作成後は、英語字幕だけのブルーレイも作らないといけないし(山形で上映したバージョンは日英字幕同時表記版だったので、新たに英語字幕だけのバージョンを作ります)。予想では、あと延べ15~20時間はかかりそうな勢いです。

本当は2日間ほど家にこもって、この作業だけをやれば終わるかもしれませんが、なかなかそうも行かず。。。昨夜は寺澤さんと気がついたら1時半まで飲んでしまい、今日は起きたのがお昼で、3時間ぐらいしか字幕作業ができませんでした。これから忘年会シーズンですので、できる時にどんどんやっていかないとこの作業が越年してしまいそうです。何とか年内に仕上げたいのですが!

あと、年賀状もやらなくちゃいけないし・・・! 

この分だと年末大掃除は後回しになるか・・・?!?!

おそらく大掃除は後回しになるかと思いますが、今日の午後は、字幕作業と平行して、「ブライアンと仲間たち」と「さようならUR」の素材集DVDを作りました。アワープラネットTVが朝日ニュースターで制作・放送している「ContAct」という番組にゲスト出演させていただくお話いただいたので、番組内で流す予告編や本編映像などをDVDにまとめたのです。収録は12月28日、放送は12月29日を予定しているそうです。ゲスト出演なんて超ドキドキですが、楽しみです。

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[jp] アメリカの公共住宅事情

ヒロシマ平和映画祭後女性研に泊めてもらい、朝は11時ごろに起きました。
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寝る前は意識が朦朧としていたので、よく分かりませんでしたが、目が覚めてみると、面白そうなたくさんの本が並んでいることに気がつきました。
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広島で長年ジェンダーという視点で出版社を続けてきた高雄さんの目線が、ずらりと並んだ本からもうかがい知れるようです。
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2階のお仕事場は、文字通り書籍だらけで、結構広い部屋なのに実際の作業スペースはかなり狭い感じhappy01

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先日沖縄に行かれたという高雄さんからは、イベントで配布された貴重な資料を分けていただきました。
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例の、沖縄防衛局長のレイプ発言に関する沖縄の新聞報道を詳細に集めた資料。記事の見出し、扱いに本土での報道との温度差を感じ、沖縄の怒りが伝わってきます。
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ヒロシマ平和映画祭のカタログ(2009年と2011年のもの)
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2009年ブライアンのページ
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2011年さようならURのページ
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お昼ごはんを食べに外に出かけました。女性研の外観
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化学調味料を一切使用していないというラーメン屋さんに連れて行ってもらいました。
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どれにしようか迷いましたが、黒ゴマ坦々麺に。
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高雄さんは味噌ラーメンを
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思えば前回のヒロシマ平和映画祭の時は、実はそんなに高雄さんと直接お話したことがなかったので、今回の映画祭でお話できたことをうれしく思いました。

高雄さんにワールド・フレンドシップ・センターまで送っていただいて、お別れしました。
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前日に映画を見に来ていただいた、フレンドシップセンターの車地さんと待ち合わせをしていました。早めに到着すると、中から良い匂いが漂ってきます。

クリスマスのクッキーを作り終えたところでした!
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新しい館長のラリー、ジョアン夫妻
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アメリカに住むお子さん、お孫さんとスカイプで会話
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フレンドシップセンターの居間で、お互いに自己紹介をし、話題はアメリカの公共住宅についての話になりました。ヨーロッパの公共住宅については、私もイギリスに住んでいましたし、日本の研究者もヨーロッパの住宅事情を研究する人が多いので、大体は分かるのですが、アメリカは未知数です。お二人によると、公共住宅の数は圧倒的に足りず、障がい者やシングルマザーといったような、優先して公共住宅に入れるような人たちでも”Waiting list”に載り、数年以上待たされるのだそうです。また、少しでも収入がある人は公共住宅に入るのは難しいと言っていました。

日本では、公営住宅(県営や市営のアパート)は絶対的な数不足で、公営住宅を与えられるべき人々の多くが、実際はURや公社住宅などの公共住宅に暮しているという現状があります。アメリカの場合は、トレーラーハウスがそれらの役割を担っているそうです。下に車輪のついた可動式のトレーラーハウスを、郊外の大きな駐車場(トレーラー・パークと呼ばれる)に停め、そこに電気やガス、水道を敷いて何十年と生活をしている人たちがいます。アパートに比べて居住空間は狭くなりますが、何より家賃が低いので低所得の人たちも住み続けることができるのです。

しかし、その駐車場のオーナーがより収益を上げようとその土地を売却すると、そこに長年住んできた人たちの行き場がなくなってしまいます。それがアメリカでは問題となっているそうです。まさにアメリカならではの住宅問題だと思いました。

安価で安心して住める公営住宅が不足しており、それに代わる仕組みが低所得の居住者の生活を支えている、しかしそれは公的な仕組みではないため、居住は不安定にならざるを得ない・・・。UR住宅にせよ、トレーラーハウスにせよ、根底で抱えている問題は同じだと感じました。

夫妻は私の映画にもとても興味を持ってくれ、アメリカで上映できないかどうか大学の先生たちに連絡をしてみる、と言ってくれました。

みんなで記念写真を撮りました。
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5時ごろにセンターを出て、広島駅に向かいました。天満川にかかる橋を渡ります。
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路面電車に乗る前に、晩御飯を食べることにしました。たまたま通りかかった居酒屋でホルモン焼きを注文。
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路面電車で広島駅へ。
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8時の広島発高速バスに乗り、翌朝9時に新宿へ。13時間なんて、ヨーロッパに行けてしまうほどの時間ですが、車内は空いていて2人分の座席を占有でき、少しは寝ることができました。でも、暖房で車内が乾燥しすぎていたため、ちょっと喉が痛くなってしまいました。早く治ると良いですが・・・。

無事、館山&広島の旅を終えました。映画祭実行委員の皆さま&映画を観に来ていただいた皆さま、どうもありがとうございました!!

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[jp] 深夜の総括

12月11日は、朝10時の飛行機で広島へ向かうことになっていました。

6時半に朝食
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ホテルには中学生の野球部員たちが集団で宿泊していて、朝食バイキングには長蛇の列。一番乗りで入っておいて良かったです。
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7時半に君津駅から高速バスに乗り、約40分で羽田空港に到着。10時のフライトまでずいぶん時間がありましたが、ぶらぶらしていたら逆に時間がなくなり、あわてて飛行機に乗りました。広島空港は、2年半前にも利用したことがありますが、広島市内からとても離れた場所にあるのです。せっかく飛行機に乗っても、リムジンバスに1時間も乗らないと市内につきません。広島市内に到着したときには既に12時半ごろになっていました。

ヒロシマ平和映画祭は、広島駅の隣、横川駅にある横川シネマで1時からということだったので、このまますぐ電車に乗ればオープニングに間に合うわけですが、やはりご飯は食べられる時に食べておかないと、と思ってお昼ご飯を食べることにしました。

駅ビルに入っているお店なんてどれも観光客相手の高くてまずいお店ばかりと地元の人には笑われてしまうかもしれませんが、大きな荷物を持ってあちこち歩き回るのもイヤだったので、駅ビルに。

広島風お好み焼きのお店に入りました。
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広島に来たからにはお好み焼きを・・・というノリで入ったのでしたが、しばらくして後悔。お昼時で座席は満席で、出てくるまでにかなり時間がかかったのです。店内には「混雑時には10~30分ほど時間がかかります」と張り紙がしてありました。「急いでいるときにお好み焼きはダメ」、今後は覚えておかなければなりません。

20分ほど待つと、やっと私の番になりました。
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食べ終わる頃には既に1時はとっくに過ぎていて、横川シネマについたのは1時半ごろになってしまいました。会場に到着すると、実行委員の東さんや柿木さん、高雄きくえさんなど、2年半ぶりの懐かしい人たちに会えてうれしかったです。

・・・っていうか、劇場の入り口で牡蠣を焼いているではありませんか・・・!!!
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映画館、映画祭に来たのに、映画を観ないでまず牡蠣というのは、それはそれでヒロシマ平和映画祭ならではなのかもしれません。

私もいただきました。美味しい!!
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「百合子、ダスビダーニャ」の浜野佐知監督と、「サウダーヂ」の富田克也監督が、「広島の七輪で牡蠣」という激レア写真です!!
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牡蠣をいただいた後、やっと映画を観ました。小栗はるひ監督の「どんずまり便器」という映画でした。偶然にも、この日のラストの映画「百合子、ダスビダーニャ」と同じ、菜葉菜さんの主演作品。菜葉菜さん、どちらの作品でも強い情念を内に秘めた役柄を演じていて、すごい迫力でした。

「どんずまり便器」上映後のトーク。向かって左側が小栗はるひ監督。右側は司会のヒロシマ平和映画祭実行委員、高雄さん。
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さて、いよいよ私の上映の番です。この日は日本語版のブルーレイで上映してもらうように準備していましたが、プレーヤーの調子(ディスクとプレーヤーの相性かもしれませんが)が余りよくなかったようなので、念のためにDVCAMテープでの上映としてもらいました。無事映画は最後まで問題なく再生され、安心して観ることができました。(会場のお客さんには、「監督が思っているほど観客は途中で再生が止まるのを気にしていないよ。昔のフィルム映画とか、しょっちゅう止まって待たされたんだから」と言われもしましたが、それでもやはり再生が止まるのは、私にとっては心臓が止まるに等しいです!)

実は、ヒロシマ平和映画祭のメンバーの方には、この日初めて「さようならUR」を観て頂いたのでした。普通、映画祭で上映する作品というのは、ギリギリまで完成しなかったというような場合を除いて、事前に作品を観て、上映するかどうかを決めるのだと思います。

でも、今回の「さようならUR」の場合、完成前の批評会に映画祭代表でドキュメンタリー監督の青原さとしさんに来てほしいとお誘いしていたり(スケジュールが合わずに来られませんでしたが)、2年半前のヒロシマ平和映画祭後も時々色んな用件で東さんとも連絡を取っていたりと、私の映画の内容や進捗状況について随時お知らせする機会があったわけです。それで、新作ができたらぜひ映画祭でと言って下さり、結局は完成品を見ることなく上映作品として選んでいただいたのでした。

映画祭のメンバーが誰も観ていない作品の、上映後トークをどうするか。。。

結局、青原さんと高雄さんの2人体制でやるという結論になりました。(以下の上映後トークの写真は、脚本家の山崎邦紀さんに撮っていただいたもの。どうもありがとうございました)
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会場のお客さんからも質問や感想をいただきました。
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映画を観に来ていただいた皆様、ありがとうございました!!

私の映画の後は、ヒロシマ平和映画祭のクロージング上映として、浜野佐知監督の「百合子、ダスビダーニャ」の上映と監督トークでした。

相変わらずパワフルで大爆笑の浜野監督のトーク
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脚本家としての立場から裏事情を説明する山崎さん。
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クロージングの挨拶(舞台向かって右側は「ギフト」の奥間勝也監督)
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映画祭終了後は、映画館のロビーにて立食形式で打ち上げがありました。七輪では休むことなく魚介類やソーセージ、鶏肉などが焼かれていました。火の加減や、魚を裏返すのも相当大変な作業です!
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しばらくして、映画祭に遊びに来ていた濱さんや奥間監督たちと、近くの中華料理屋さんへ食べに行くことになりました。「広島では中華料理屋にはおでんがデフォルトで用意されている」とのことで、確かにおでん鍋があります! しかも12時を過ぎても、中華料理屋は満席。
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ラーメンを食べて横川シネマに戻ると、打ち上げ会場となっていたロビーには、既にお客さんたちはおらず、実行委員のメンバーによって”占拠”されたような状態になっていました。まるで”バンチョー”な皆さんの雰囲気に、思わず写真を。(ちなみに、後方のソファに座っているのは、横川シネマ支配人の溝口さんですcatface
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一体何事??と思い、しばらく会話を聞いていると、今回の映画祭について総括していたのでした(総括と言う言葉がふさわしいかどうかは分かりませんが)。11月末から、13日間に渡った映画祭の最終日となれば、皆さんの疲労もピークに達していると思います。運営について、スタッフの参加状況について、そして映画祭をやる意義について、走っている途中は言い出せなかったことが、最終日に噴出しているという状態でした。
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細かい話の内容はここでは触れませんが、映画祭をやることの意義については、私にも思うところがありますので、自分の考えを書いておきます。映画祭のスタッフの皆さんは、ボランティアで関わっていますが、映画祭のボランティアというのは、それはもうものすごい時間・労働力の提供、そして金銭の持ち出しもあるわけです。特に、ヒロシマ平和映画祭の場合は、上映本数や企画イベントがものすごく多い。これだけの内容をボランティアで運営されていると言うのは、奇跡といってよいくらいでしょう。

すごく大変でも、それでもやり続けられるのは、そこにそれ以上の価値ややりがいを見出しているからなのだと思いますが、映画祭の運営に行き詰まりを感じたり、お客さんの数が減ったりとか、中心的なボランティアが少なくなっていったりすると、ふと(何でやってるのかな、自分)と思ったりすることがあるかもしれません。

モチベーションがいったん下がってしまうと、映画祭のボランティアと言うハードな作業は本当にしんどくなってくるでしょう。

映画祭のボランティアと自主制作のドキュメンタリーを作るという行為に果たして共通点があるのかどうか分かりませんが、私自身は続ける要素として、基本的には自分が満足していることがとても大事であるように思います。全くの赤字、お客さんが少ない、こんな苦労をして映画を作って一体どんな意味があるのか・・・というような問いかけや、採算が取れない行為に対して、それでもやる、やり続けるのは、やはり自分自身がそれをやりたいから、ということなのではないかと思います。自己満足というと、作品が独りよがりになってしまう危険性も孕んでいると思いますが、でもまず自己満足がない限り、絶対続けられない。自分が面白いと思えているならば、たとえお客さんが少なくても、赤字でも、作ったことに対して後悔はしないと思うし、人は楽しんでやっている人のところに自然に集まってくるようにも思います。

そんなわけで、私としてはヒロシマ平和映画祭の皆さんにも、「自分が面白いと思ったからやる」という単純な姿勢でいてもらいたいと思うのでした。(なかなかそう単純には行かないのが実情だし、面白さでもありますが)。とにかく、メンバーの皆さん自身が楽しめる限りは、自分のやりたいことを実現できる場として映画祭(なり他の形でも)が続いていってもらえたらと思ったのでした。

床には食べ物やタバコの灰が散乱し、お酒もあちこちにこぼれて・・・
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そんなことは全く気にしないかのように、話し合いは続きます・・・coldsweats01
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気がつけば、もう朝の5時になっていました。お開きとなり、散乱した空き缶や食べ物などをざっと片付けます。それでも、大部分のお掃除は支配人の溝口さん任せとなりますので、映画祭の存続以前に横川シネマを映画祭会場としてまた使わせてもらえるのかのほうが、よっぽど気になりましたhappy02

明け方、高雄さんの女性研に泊まらせてもらいました。
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2年半前にヒロシマ平和映画祭のプレ・イベントに参加したときも、パワフルだなと思ったのですが、本当に実行委員のメンバーの皆さんが熱くて、面白かったです。また来れて良かったと思いました。

朝6時ごろに寝ました。

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[jp] 3年連続安房!

12月10日は、千葉の館山に向かいました。「安房・今、ここから未来へフォーラム」に出席するためです。一昨年、昨年と「安房平和映画祭」で「ブライアン~」を上映していただき、今年は新たな名称によるイベントで「さようならUR」の上映とワークショップをさせていただくことになっていました。3年連続で、同じ映画祭に出席させてもらうというのは、安房だけです!!

6月に東京で実行委員の真魚さんとお会いしました。この大震災で、千葉は広範囲で被害を受け、津波では数十人の方が亡くなり、農業を営んでいた人たちは原発事故で廃業・避難した人たちもいて、安房の地域コミュニティーもずいぶん変わってしまったとのこと。(実際、千葉の人口は大正時代に統計を取り始めて以降初めて”減少”に転じたそうです)。

地域のつながりを今再び考えようと、これまで夏に開催していた「安房平和映画祭」を、内容&名称共に変え、「安房・今、ここから未来へフィーラム」として再出発することにしたということでした。

11時半頃に会場に到着。「南総文化ホール」
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この日はちょうど自衛隊のクリスマスコンサートも同じ会場で開催されていて、会場には海上自衛隊の制服を着た人たちが多くいました。
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開場まではまだだいぶ時間があるので、会場に入って実行委員の真魚さんたちに挨拶をした後は、ご飯を食べに外に出ました。実はバス停で降りて会場で向かう途中に、良さそうなお店を見かけたので、そこに行くことに。

珈琲館さるびあ
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店内もよい感じ。
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自家焙煎のコーヒーとグラタンのランチを注文。
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もちろんすごく美味しかったのですが、”軽食”程度で全然おなかにたまりませんでした。これから上映+トーク+ワークショップと4時間もあるのですから、これでは力が入りません。やはり、ご飯ものとか食べておかないと、と思いました。

会場に戻り、なんと新たにカレーライスを注文!
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やはり、ここ一番というときに、マカロニのような穴の開いたものではダメ!と思い、普通盛りのカレーライスを食べてしまいました。さすがに、完食後は超おなかいっぱいです!

フォーラムの入り口
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真魚さんによる挨拶
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バスを降りたときにまず思ったのは(やっぱり館山って暖かい)ということでした。さすが保養地として有名な場所でもあります。でも、地元の人にはそれでも十分寒いと感じるようで、真魚さんは東京でも真冬くらいしか着ている人を見ない、カウチン・セーターを着ていましたhappy01

挨拶の後は、映画の上映。上映後には質疑応答をしました。館山はずいぶん南の方ですが、千葉自体はとても団地の多い場所です。千葉市内のバスのほとんどは「○○団地行き」になっていたりします。それだけに、東京の団地で起こっていることと同じことが、ものすごいスピードで千葉でも起こっていると聞きました。団地商店街のシャッター街化、買い物難民、高齢化・・・。やはりこの問題は全国の都市で起こっていることなのだと感じました。

10分ほどの休憩を挟んだ後は、映像制作についてのワークショップをしました。90分ぐらいを目安に話す内容や素材を準備したつもりでしたが、結局は2時間弱になりました。

「映像はどのようにして作られるのか? 映像の持つ力とは?」というトピックで話した時に、「映像は、(良くも悪くも)必ず誰かが何かの目的を持って作っているもの。それを読み解くことが大事」ということを話し、分かりやすい例の一つとして自衛隊のリクルートCMをいくつか紹介しました。ちょうど、この日は同会場で自衛隊のクリスマスコンサートが、地元住民無料招待という形で行われていて(主催は広報部)、自衛隊という存在を地域に根付かせ、好印象を与えるという説明をするのに良かったですhappy01

ワークショップの様子
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大体話した内容は、先日このブログで紹介したとおりの内容だったのですが、撮ってみたい映像は何かと参加者の皆さんに聞いたところ、「自分の母親」や「家族」といった声がありました。こういうトピックが挙がってくるということは私の方も想定していましたので、「ドキュメンタリーとホームビデオの違いは?」などの質問も交えながら、”身内を撮る”ことについて一緒に考えました。

私自身は自分の身内を遊び以外で撮影したことはないのですが、ドキュメンタリーの普遍的なテーマとして、”家族”はもっとも身近で奥の深い題材です。でも、同時にとても難しいテーマだとも思います。敷居は低く見えるものの、やってみると実は難易度が高い、みたいな。他人だからこそ気楽に色々話せるということも良くあります。(カウンセラーなどが良い例)。身内では、逆に恥ずかしさやプライドなどが邪魔をしたりするのです。

しかし一方で、現在公開中の「エンディング・ノート」のように(←すごく面白かった!)、家族だからこそ撮れたという映画ももちろんあるのですし・・・。

私は”家族”をテーマに撮ったことがなく、”家族”というのは私にとってはあんまりピンと来ないテーマなので(逆に”国家と個人”とかのほうがピンと来る・・・。どうなんだ、それ・・・!?)、この先も撮ることは恐らくないだろうなと思います。

一通り、用意してきた内容では話せたのですが、でも、メディアについて、その仕組みをどこまで分かりやすく話せたか、映像制作に踏み出してみようと思わせるような内容で話せたか、議論をもっと活発にするにはどんな工夫をすればよかったのかetc、反省すべき点は多いです。今後もまたもしこのような機会があれば、試行錯誤して臨みたいです。

ワークショップ後はしばらく休憩。お茶&お菓子を食べながらお話しました。
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5時半からは、アメリカのドキュメンタリー映画「END:CIV」の上映と真魚さんによるお話でした。この映画、私は東京での上映を見逃してしまっていたのですが、現在はなんとウェブ上で全編が観られるようになっているそうです!!(しかも日本語字幕付き)。映画はこちらよりご覧いただけます。

環境保護についてのドキュメンタリーと思って観ていたのですが(確かに前半はそうでした)、後半からはあらゆる社会運動が「非暴力・民主的・対話」などの名の下に牙を抜かれ、権力と取引し、骨抜きにされていくことについての、非常に興味深いドキュメンタリーでした。私も、前作「ブライアン~」でイギリスの平和運動に関わり、新作「さようならUR」では日本の住宅運動に関わってきましたが、組織が大きくなればなるほど、外見はラディカルに見えて実態は官僚的に硬直した姿、自己批判を受け入れず運動の存在が目的化してしまうような姿など、洋の東西を問わず、問題の種類を問わずに見て来ました。(これは運動体だけでなく、例えばリベラル、左派と呼ばれるような政党・政治団体などについても同様のことを感じました)。

なぜそうなってしまうのか? これは組織が大きくなることの必然的な宿命なのか?と、ずっと疑問に思っていたことについて、この映画はずばり正面から取り上げているのです。とても面白い映画でした。

映画上映後の真魚さんのお話
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この日は、地元の「房日新聞社」の記者の方も参加していました。「地域でメディアを持つには?」という話題になりました。自分たちで地元で新聞を発行する場合、資本はどれぐらい必要か、記者の数は?といったことを、房日新聞のデータを参考にしながら話していました。会社組織として存続している房日新聞でさえ、9人の記者を雇っていても、例えば日々の取材に平行して地元議会の取材を毎日行うのは、かなり大変なことだということが分かりました。地元にメディアはほしいけど、お金がない中でどれだけコミットする人を確保できるのか、ハードルを高く感じているようでした。

私はやり取りを聞いていて、自分がイギリス留学前に参加していた市民メディアサイト「オーマイニュース」のことを思い出しました。市民記者が数百~数千人(?忘れました)参加して、最低限のルールに基づいて各人の好きな分野を取材し、編集部が最低限の校正・チェックをして掲載するというサイトでした。こんな形で、地元メディアを運営するのはどうか?と思ったのです。

なぜなら、自分たちで新聞を発行する=記者を自分たちでそろえる(給料と言うほどは支払えない)=地元企業の広告が必要=どうでも良い宣伝記事や広告まで入れなくてはならない・・・という構図に陥ってしまっては、単にマスメディアの真似事(小さいバージョン)になるだけだからです。それでは自分たちでメディアを持つ意味が全くありません。ならば、必要なコンプライアンス研修や取材の仕方、記事の書き方を習得した市民記者的な人たちにたくさん登録してもらって、取材を分担してもらえばよいのでは?と思ったわけです。

例えば、議会の傍聴にほぼ毎日出かけ、議会をチェックしている個人が稀に存在したりします。そういう人には、ただ会議を傍聴するだけでなく、そのレポートを書いて提出してもらうようにすれば、立派な議会記事となるでしょう。

また、私の住んでいる市では、個人でガイガーカウンターを持ち、原発事故直後からその人の家の周りの放射能数値を毎日計測し、それをホームページで公開している人がいます。ただその数値だけを淡々と日々掲載するのも、市民目線の報道の原点であるとも思います。

地域の人材やつながりをフル活用して、自分たちに必要な情報を集め、広告に頼らなくて済むようにネットやメーリングリストで配信する・・・。このようなやり方によって、地域で自分たちの力でメディアを持つというのは、まったく可能なのではないかと思うのでした。

ただし、議会で議員たちに買収されたり、地元の有力者に圧力をかけられて記事をゆがめてしまうとか、市民記者とはいえ記事を書く以上は色々と気をつけなければならないことがあります。でも、そういうことを学んで市民が情報発信をしていく力を身につけたら、それは地域にとってすごい財産だと思います。

幸い、房日新聞の記者の方は、地元に帰って房日新聞に就職する前は、世界を駆け回って取材をした敏腕記者だったそうなので、館山で自分たちの新聞を立ち上げると言う場合は、強力な先生がいて頼もしいですねhappy01

真魚さんのお話の後半は、映画「END:CIV」に関連して、安房で起こっている問題に対して自分たちはどのように取り組んでいくべきなのか?ということが話し合われました。

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夏に熊本に行った時に、宮田さんが「原発やダム問題など、住民運動で何とか止めさせても、数年~10年ぐらいでまた亡霊のようにその話が持ち上がってくる」と聞きましたが、安房でも同じような状態らしく(多分日本中でしょうが)、再開発の話などは立ち消えてもまた持ち上がってくるそうです。
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「(非暴力)直接行動」というと、ラディカルなイメージを持たれ、運動の中では非主流扱いですが(多分ネガティブに報道されているせいもあるでしょう)、直接行動は人類の歴史の中で権利を奪われようとする人たちが用いてきた手段でもあるとお話されていました。

インドのチプコ運動(インドの森林伐採に反対して、女性たちが木を切らせないように木に抱きつく)
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再開発の問題、そして原発の問題・・・。市民の願いとかけ離れた政治のありように対し、私たちはどう対抗していくべきなのか? 非暴力直接行動はひとつの大事なキーワードであるように思います。上述のチプコ運動、そして座り込みや占拠なども直接行動といえます。チカラや権力で相手に対抗することができないときに用いられるもの、それが直接行動だと思います。

直接行動をするにしても仲間が必要です。チカラやお金では対抗できないなら、数の力で対抗するしかありません。でも、反戦や地元の社会運動では、ほとんどいつも同じ顔ぶれというのは、どこの団体も同じ悩みを抱えていることでしょう。

それに対して真魚さんは「今までは95%ぐらい価値観を共有できる人たちと活動してきたけれど、それではダメだ。2割ぐらい合えば良しとして一緒にやろうという風にしないと広がっていかない」と言っていました。2割って、ずいぶん低い見積もりだなぁと思いますがcoldsweats01、でもこの非常事態時にはイデオロギーなどの違いも乗り越えて対立・分裂せずにやっていかないといけないと思うので、それぐらいに設定した方が良いのかもと思いました。

フォーラムは2日間で、私は翌朝に広島へ行くため、前半1日しか参加できず残念でしたが、でもとても充実して、いろんなことを考える機会となりました。

実行委員の皆さん、映画&ワークショップに参加していただいた皆さん、ありがとうございました!!

フォーラム終了後は、夜9時に館山駅から電車に乗り、約1時間かけて君津へ向かいました。なぜ君津かというと、翌朝は羽田から飛行機で広島へ行くことになっていたのですが、アクアラインがあるので、君津から羽田空港まではなんと40分ほどでいけるのです。それでこの日は君津に泊まることにしていました。

1時間に1本しかない電車ですが、それでも車内はガラガラ
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君津駅の駅前もひっそりしていて驚きました。コンビニさえ見当たりません・・・! 
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駅から歩いて数分でホテルと聞いていましたが、こんなにひっそりとしているのに、ホテルなんてあるのでしょうか? 不安になりました。
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ひと気のない通りでしたが、突然ホテルが現れ、とりあえず安心。
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朝早いため12時には寝ました。

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[jp] パーラメント・スクエアの抗議活動を取り締まる法案成立

イギリスの日刊紙「Evening Standard」紙によると、パーラメント・スクエアの半径0.5マイル内のエリアでテントなどを張った抗議活動を禁止する条例が、今日にもイギリスの国会で成立する見通しだそうです。記事はこちら

2012年のロンドン・オリンピック開催に向け、パーラメント・スクエア、ウェストミンスター寺院などの、世界遺産にも登録されているエリアを”きれいにする”のだそうです。

現在、パーラメント・スクエアには、マリアの分も含め約20のテントが設置されているそうですが、条例が施行されればそれらのテントは一掃され、命令に従わない場合は最大で500ポンド(約75000円)の罰金が課されます。

この条例について、Evening Standard紙のインタビューに答えている政治家は、一般的な抗議活動の権利は認める、しかし、重要な議論が行われている国会の近辺や、世界遺産に登録されているような場所で抗議活動を行うのは、他の人の迷惑になる、といった趣旨の発言をしています。(そういう場所だからこそ、抗議活動が威力を発揮するのですが!)

マリアのインタビューも掲載されていて、"We have a nation built on a proud heritage of peaceful protest. It is crucial now more than ever to keep our stand at Parliament Square as we are heading to another war, this time with Iran, and people need to know that. We represent victims of war. Parliament Square is the most symbolic position for grass roots campaigners to highlight their causes. It is a world stage that is photographed every day by tourists and locals alike. We have a powerful message and we should be allowed to send it out."とあります。

大まかに言えば、イランとの新たな戦争を始めようとしている今、パーラメント・スクエアの抗議活動は今まで以上に重要な意味を持っています、パーラメント・スクエアの抗議活動は、草の根の平和運動の象徴的な存在です、観光客や地元の人が好んで写真を撮る有名なスポットでもあります、これらは力強い国民の声であるし、そういった声が届けられるべきです、というようなことを発言しています。

イギリス政府としてはずっとパーラメント・スクエアの抗議活動を一掃する機会をうかがっていたわけですが、ロンドン・オリンピックがあるということ、ブライアンが6月になくなったということが、具体的な動きの口実となってしまったのかもしれません。(ちなみに、4月のロイヤル・ウェディング時も排除の動きがありましたが、それは失敗に終わりました)

パーラメント・スクエアのサポーターもかつてのような連帯はなく、条例に廃止する大きな動きは今のところ起きていないようです。

ちなみに、セント・ポール大聖堂でOccupy運動が行われていますが(現在も継続中)、こちらはDemocracy Village同様、ドラッグとアルコール中毒の人たちのたまり場となってしまい、主催者たちは頭を抱えているそう。

また続報が入ったらお知らせします。

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[jp] まるで有害図書扱い・・・

昨日は、毎年行われている「全国公団住宅居住者総決起集会」に取材に行きました。全国のUR団地では、団地ごとに”自治会”がありますが、その自治会を束ねる組織として”全国公団住宅自治会協議会”(通称:自治協)があります。その全国集会が日本教育会館で行われました。

水道橋から歩いて神保町へ向かいます。道すがら、良さそうなお店を発見!「卸)神保町食肉センター」と書いてあります。
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「朝採りレバー入荷日時」なんて書いてあったりして、とても新鮮そう!!
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ランチは45分間焼肉食べ放題ですって!
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神保町とは普段余り縁のない生活をしているのですが、今度神保町に来る機会があればランチに行きたいです!

近くの電信柱を撮影(マニアックなお店は、店名ではネットで見つけられない場合もあるので、近くの電信柱を撮影して住所を記録しておくのです)。
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予定より早めに会場に到着しました。まだ開始時刻まで1時間以上ありましたが、既に会場は半分以上の人で埋め尽くされていました。何しろ1年に1回のこのイベントのために、全国のUR団地の自治会・自治協の方々が結集するのです。

私はこの日、取材とあわせてもうひとつやりたいことがありました。それは会場で「さようならUR」の映画のチラシを配ることでした。URの団地は全国に点在していますが、さすがにそれらを全て回ることはできません。この日のように、全国の団地が一堂に会するイベントは、映画についてお知らせする良い機会だと思いました。

取材している高幡台団地73号棟を除いて、私自身はUR団地に住んでいる知り合いはそう多くありません。しかしながら、高幡台団地の取材や、「さようならUR」の上映、そして前作「ブライアン~」の上映を通じて、会場ではちらほらと知っている顔の方を見つけることが出来てうれしかったです。

その方たちに、会場での映画のチラシ配布について相談したところ、会場で何かを配るには自治協の許可を取らないといけないのでは?といわれ、自治協の事務局長さんにご挨拶に行くことになりました。

名刺とチラシを持って、事務局長の井上さんにご挨拶に行きました。最初は普通に自己紹介をしたのですが、「さようならUR」という映画の名前を言ったとたん、井上さんと他の役員の方から「そういう内容の映画のチラシをここで配られたら困る、偏った見方の映画だから」と言われました。チラシの配布自体、自治協主催のイベントではお断りしているとのことでしたが、それに加えて私の映画をとても警戒しているということが、よく伝わってきました(彼らは私の映画を観ていないのですが、映画の存在は知っています)。

そのことを、会場でお会いした自治会長さんたちに話すと、とても驚いていました。「自治協がそんなこと言うの? URについて、色んな問題点を指摘している映画じゃない? まずは観てから、それでそれぞれの人がどう思うかでしょう?」と。

・・・でも、私自身は自治協側の態度をある程度想定していました。というのも、高幡台73号棟の問題では、映画の中で描かれているように、73号棟の住民と自治会は対立しています。自治会は73号棟の住民に事前に相談することなく、取り壊しに対してURに同意し、それ以降も態度を変えていません。

困った73号棟の住民たちは、自治会の上部組織である自治協に助けを求めたのですが、自治協は「各自治会の判断を尊重する」として、何も動いてはくれませんでした。

福岡で「さようならUR」の上映会をした時に、主催者の斉藤さんが福岡の自治協に映画の上映会のお知らせをしたのですが、遠く離れた福岡の自治協の人でさえ「高幡台73号棟問題は微妙ですからね」と、全国自治協、そしてURとの関係を懸念して、福岡の自治協として共催に名前を出すことを断ったそうです。

そんなわけで「住まいは人権、安心して住み続けられる公団住宅を」というスローガンを掲げる公団自治協にとって、全く同じ願いを持って闘い続けている高幡台73号棟の住民たちは、見放され、アンタッチャブルな案件となっているのでした。

高幡台73号棟の問題がメインテーマであり、しかもURの腐敗や組織の問題点にも言及している私の映画は、公団自治協にとっては会員に見せたくない「有害図書類」なのだろうと思います。

以前URの労働組合の人からは、「URの腐敗・天下り構造を持ち出すと民営化論が加速してしまう、だから映画ではそれについて触れないほうが良い」と言われたことがあります。おそらく公団自治協も(私の勝手な想像ですが)そういうことを懸念しているのかもしれません。この日の総決起集会でも、URの組織の腐敗については参加者からほとんど出ず、もっぱら「公共住宅の売却・削減、民営化に反対!」が叫ばれていました。

でも、私が言いたいのは、URの腐敗や天下り構造による膨大な借金のしわ寄せが居住者に来るということ自体が、本来間違っていると思うのです。URの組織体制の批判をすることと住民の住まいを守ることは、別物ではありませんか? URの組織の腐敗に目をつぶっていたら、結果的には住まいを守れないということになる、と思います。

映画を観もせずに警戒されてはいますが、それでも全国の自治会から映画に純粋に興味を示してくれる人が出てきて、この映画を観てもらう機会が増え、URのあり方について、公共住宅について考えるきっかけとなってもらえたらと思うので、今後も広報を続けて行きたいと思っています。(実際、映画を観たUR住民の方や自治会の役員の方からは、この映画が問題だとか、他の住民たちに見せるべきではないなんて、一度も言われたことはありません。逆に他の人たちにも見せるべきだと言われますし、私もそう思います)。

さてさて、前置きがやや長くなりましたが、総決起集会。まず、開会の挨拶があり、そのあとで各政党の国会議員による来賓挨拶がありました。
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民主、自民、公明、社民、共産の議員が挨拶をしていました。例えば院内集会でも、議員が駆けつけて、参加者への激励とも、単に選挙演説(自分の宣伝)とも受け取れるような挨拶をすることはよくありますが、そのメンバーを見てびっくり。事業仕分けでURを民営化すべく議論していた、仕分け人もいるではありませんか!! 

一体、どういうわけで主催者はこの議員を呼んだのか、そして仕分けのメンバーとなってURを民営化しようとしていながら、このような集会に来賓として参加する、その議員の節操のなさにも、驚くばかりでした。だって、それって、反原発の集会で、東京電力の社長が開催の祝辞をするようなものでしょう?!?! あらゆる政党の議員に、とにかくお願いしますよ!というすがるような気持ちで議員たちを集めているのかもしれませんが、ちょっとありえない人選だよなぁ、と思いました。ああいう場で政治家が挨拶をして場内大ブーイングとなるならまだ理解できますが、議員の挨拶の後に「では○○地区(その議員の選挙区)の皆さんご起立ください」といって、みんなが手を振って声援を送っているではありませんか! 

政治家の単なる宣伝の場とさせないで、本来の職務を全うさせるべく、こういう場に政治家を呼ぶならば、今後はもっと厳しい対応でやったほうが良いと思います。

来賓挨拶の後は、基調報告があり、そして各地方自治協の報告と決意表明がありました。北海道から九州まで、自治会の皆さんがそれぞれ思い思いに工夫を凝らしたパフォーマンスがあり、しかもめちゃめちゃ手作り感に溢れていて、なんだか微笑ましかったです。
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高幡台団地自治会も所属する、多摩自治協。
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こうやって各自治協の登壇写真を並べてみると、来場者もそうですが、高齢化が進んでいることが分かります。もちろん、若い世代もUR住宅に入居していますが、住まいに関心を持ち、自治会にも積極的に参加する人たちは、高齢者が多いのです。

千葉・茨城自治協による、「どじょう」パフォーマンスと歌。大うけでした! この日のために練習したのだと思いますが、何しろ後半の歌が音楽とずれまくり!!で、ある意味シュールで斬新でしたhappy01 デジカメ動画で撮影しましたので、ビデオをご覧ください。総決起集会会場の雰囲気も伝わるかと思います。

写真の右下に写っているのは、全国の公団自治協に寄せられた署名。ものすごい量です。住民たちの暮らしが、政治、政治家、官僚、UR、その他のややこしい人たちなどによって食い物にされないように願うばかりです。
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3時ごろに総決起集会は終了し、映画のチラシを会場内で配ることができなかった私は、何人かの有志の方々に協力してもらい、会場の外で映画のチラシを配ることができました。出席された方たちがいっぺんに外に出てくるので、全ての人にチラシを渡すことはできませんでしたが、それでも600枚ほどのチラシを配ることができました。お手伝いいただいた皆さん、ありがとうございました!!

集会のあとは、霞ヶ関の弁護士会館に行きました。

弁護士会館からの風景。紅葉がきれいです。
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6時半から、弁護士会館で「自由人権協会」主催で、「東電会見の嘘~発表ジャーナリズムの限界~」というイベントに出席しました。会場は立ち見の人で溢れています!
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イベントの案内より、このイベントの内容を紹介します。
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福島第一原発事故発生後、連日行われた東京電力の会見。そのほぼ全てに個人として参加し、鋭い質問を発し続けた二人の人物がいます。弁護士の日隅一雄氏とライターの木野龍逸氏。東電の発表事項をそのまま放送・掲載する、いわゆる「発表ジャーナリズム」の域を脱しきれない報道も多い中、お二人は粘り強く質問を続け、事故の実情と危険性を明らかにすべく尽力されました。

その経緯を著した書籍「検証 福島原発事故・記者会見~東電・政府は何を隠したのか」(岩波書店)が、2012年1月に出版される予定となっています。

JCLU12月例会ではこのお二人をお招きして、東電会見に参加し続けたことで見えてきた、東京電力福島第一原発事故の本質、東京電力の情報隠蔽体質の問題、チェック機能を果たせなかったメディアの問題などについて、検証していただきます。
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政府・東電の統合記者会見にフリーランスとしての出席を申し込み、拒否されている私は、ぜひこのイベントに行きたいと思ったのでした。お話はとても勉強になりましたし、休憩時間にはお二人に挨拶をして自分の現状(会見参加拒否)について話すことができました。この状態、何とかしなければと思っているので、お二人と直接話せてよかったです。

帰りに新宿駅で乗り換える際、ふと先日、日本在住のイギリス人アーティスト、ジェフ・リードさんから新宿のカフェ・ベルグで展示をしているというメールをいただいていたのを思い出し、立ち寄ってみることにしました。ジェフさんは、福島に住んでいましたが、この原発事故で現在は京都に避難しているそうです。ベルグで、「ジェフ・リードと福島の子どもたち」という展示をしています(~12月31日まで)。

ベルグ入り口(日本がんばれと描いてある絵はジェフ・リードさんの作品)
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夜9時過ぎでしたが、店内は満席、しかも立ち飲みスペースもほとんど埋まっていて、入るのを断念。ジェフさんからは「ベルグの朝食メーニューは安くて美味しいよ!」と聞いたので、今度は午前中に行ってみようかと思っています。

盛りだくさんな一日でした。

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[jp] 安房・今、ここから未来へフォーラム(続き)

先日のブログで、12月10日、11日の「安房・今、ここから未来へフォーラム」での、「さようならUR」上映とメディアについてのワークショップについて書きましたが、主催者の真魚さんよりフォーラムのイベント全体について教えてもらいましたので、以下に紹介します。(animismonlineより引用)

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安房・今、ここから未来へフォーラム

12月10日(土)11日(日)
千葉県南総文化ホール大会議室

3月11日、何かが終わり、何かが始まりました。個人の生き方、家族のあり方、地域での暮らし方、社会のしくみ・・・。まだ、言葉にならい、目に見えてはいない何かもあるでしょう。けれど、一つ確実に言えるのは、人は人と関わって生きることでしか、生きていくことはできない。それを再認識したとき、もう一度この安房での暮らしを見つめ直し、どんな困難も共に乗り越えられる絆で結ばれている地域になれないだろうかと思いました。
 

批判、対立、排除、暴力、それらで問題を解決しようとしてきたこれまでのやり方でなく、先の何かをじっくりシェアすることから始めませんか?

見渡せばこの地域ですでに、多分野において活動されている魅力的な方々がいます。福祉、子育て、メディア、地域通貨などそれぞれに取り組んでいる方々と共に集い、つながり、今、ここから未来へそれぞれのいのちが輝く地域になるための一歩を踏み出しましょう。

12/10(土)Day1  まずは地域から、もうひとつの世界は可能だ!
フォーラム1  13時~17時 [ メディアは地域でつくるもの ] 参加費 2000awa
早川由美子さんをお招きして「さようならUR」の上映と自ら情報を発信していく方法を学ぶワークショップ!自分のメディアを作ることを学び、、地域のメッセージを発信しましょう。[早川由美子・1975年東京都出身。公務員、会社員を経て2007年に渡英。
ロンドンでジャーナリズムを学ぶ傍ら、独学で映像制作を開始。イギリスの平和活動家Brian Hawを記録した初監督作品『ブライアンと仲間たち パーラメント・スクエアSW1』は、2009年度日本ジャーナリスト会議・黒田清JCJ新人賞を受賞。『さようならUR』は2作目(山形国際ドキュメンタリー映画祭スカパー!IDEHA賞を受賞)。

フォーラム2  17時半~20時半 [ もうひとつの世界を地域から ] 参加費 1000awa
本年7月に監督フランクリン・ロペス自ら来日し話題となった映画「END:CIV」と、宮沢賢治「夜たかの星」を幻想的な切り絵アニメーションで映像化した海津研監督による「よたか」の上映と、真魚長明さんによる、房総半島における自然保護運動、アドボガシー(政策提言)についてのトークを行います。

12/11(日)Day2  つながろうこころ、つなげよう人の輪と和
フォーラム3  10時半~12時 [ 地域の中で障がい者と共に生きていく ]
あわ発達障害児応援団「たからばこ」の代表武田由美さんをはじめメンバーの方々から活動の様子や障害のある子どもの親としての苦悩や喜びなど体験談を聞きます。それをうけて地域の中で障がいを持つ人と共に生きていくための社会のあり方について会場のみなさんと意見交換をします。
(あわ発達障害児応援団「たからばこ」・・・安房地域で自閉症や学習障害などの発達障害を持つ子ども達の抱える困難と彼らの世界の素晴らしさと彼らが、自分らしく生きられる社会を作るための活動をしている団体)

フォーラム4  13時~14時半 [ 3・11震災後の新しい地域づくり 相互援助と地域通貨 ]
石巻で震災ボランティアをした前田敬公さん、被災者の受け入れをしている大山支援村事務局のクリス・ハリントンさん、地域通貨「安房マネー」三芳窓口の白川牧子さんをパネリストに迎えます。震災ボランティア経験から見えたこれからの新しい地域づくりのあり方を一緒に考えましょう。そのなかで普段から地域の中でつながり合う関係性をつくり、貨幣経済に頼らなくてもいい地域通貨「安房マネー」の役割の重要性についても話し合います。

フォーラム5  15時~16時半 [ 子育ては地域づくりから]
地域での子育てを考え活動しています!「子育ては、安房の未来の姿につながっていく」ことを考えたことがありますか?「子育て? 自分には関係ない!」と思っていませんか?今、この地域に暮らしている私たちは、将来この安房の地域を担う子どもたちと一緒に生きています。多くの皆さんと一緒に、自然豊かな魅力ある安房の地域を育むための「子育てトーク」を話し合っていきましょう。

フォーラム6  17時~19時 [ 安房の今、ここから未来を考えるワークショップ]
安房の今を改めて見つめ直してみましょう。好きなところ、ちょっと嫌なところを参加者全員で出し合います。ある人には好きな面もある人にとってはマイナスの面となることもあるでしょう。その意見の違いも発見の一つ。否定されず感じたままを自由に話あえる安全な場で今を再認識して共有し合い、そこから見えてくる安房地域のこれからを一緒に創り出す第一歩になればと思います。

参加費について(安房マネーの使い方)
今回のフォーラムでは、安房地域の地域通貨「安房マネー」を試験的に用いて開催します。会場受付にて一度“1,000円”を“1,000awa”に両替をしていただきます。それを参加費や販売物に使います。
但し会場内のみの流通です。残された安房マネーは、運営資金に充当させて頂きます。
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今日は、昨年の安房平和映画祭でご自宅に泊めていただいた金子さんより「また今年も泊まっていいですよ」というありがたいお電話をいただいたのですが、残念ながら今年は翌朝に広島へ移動のため、10日夜には館山から君津へ移動して、翌朝高速バスで羽田に向かうので、素敵な金子さんのお宅に泊まることができないのでした。残念。でもまた別に機会でうかがえたらと思っていますhappy01

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[jp] 建替を乗り越えて

先週の土曜日は、世田谷のUR賃貸住宅、フレール西経堂の自治会のみなさんに「さようならUR」の上映会をしていただきました。以前、映画サイト「シネマトゥデイ」に、山形の上映レポートが掲載されたのを、フレール西経堂にお住まいの渡邊さんが見つけ、上映会が実現したのでした。

京王線の八幡山駅で降りて、バスに乗り、フレール西経堂へ向かいます。いわゆる”団地”とは呼べないような、おしゃれでモダンな建物です。
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上映会場である集会場
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予定時刻よりやや早めに到着したので、自治会の役員の方々がミーティングをしているようでした。災害時の連携などを話し合っていました。

自治会の方々に挨拶をし、映画の上映となりました。
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上映の後には、質疑応答がありました。まず、私の方からは、八幡山という場所がこの映画にとってどんなに大切な役割を果たしているかというお話をしました。というのも、以前このブログでも書いたことがあると思いますが、直撃取材の前に人物を特定する際に、インターネット上では「理事長挨拶」ぐらいの写真しかなく(それに実物よりだいぶよく映っている)、他にも写真を探さなければならなかったときに、八幡山の週刊誌の図書館、大宅壮一文庫に行って顔首写真を入手したからなのです。ここがなければ、本人の特定は難しかったと思います。

映画では、73号棟の住民が取り壊しに反対して団地内で孤立する様子が描かれていますが、このフレール西経堂も、10数年前に建て替えをした時に、コミュニティーが破壊されていったそうです。建て替え後の家賃はなんと6倍にもなり、約700世帯の団地ですが建て替え前からの住民は1%ほどしかいないのだそうです!! よく、73号棟の住民の方でも、「なぜ取り壊すんだ? 建替えるというならまだ話は分かる」という人がいます。しかし、横浜の海岸通団地しかり、フレール西経堂しかり、建て替えを経験した人たちのお話を聞くと、現行のURのやり方での建て替えでは、ほとんど住み続けることは不可能です。

自治会長の働きかけによって、建て替え時に敷地内に都営住宅を建てさせ、そこに移った人も多いそうです。自治会長は長年地域でボランティア活動をしていたため、地域や行政とつながりがあり、区を巻き込んでの建て替えが可能になったのかもしれません。また、建て替え後の家賃については、粘り強い交渉の末、3回値下げをさせたそうです。

建て替え時には多くの木も切られてしまうことが多いですが、それもなるべく少なくなるように、交渉したそうです。全てが交渉、交渉・・・。住環境を守るためには、そこまで闘わなくてはならないのだ、ということに、気が遠くなる思いでした。偶然”闘う”自治会、自治会長&会員だったから、まだ住環境を守れているわけですが、普通は入居するときに闘う気持ちで入居する人なんていません。そんな偶然や個人の資質に住まいの運命がゆだねられるのは、本来はおかしい話だと思います。そういう人がいなければ、住まいはどんどん破壊されてしまうなんて・・・。

建て替え時に切られた木の一部は、切り株イスとなって、現在の集会所に置かれていました(向かって左側の切り株)。幹の大きさを見ても、かなり立派な木であった事がわかります。
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世田谷という人気の立地、まだ新しい建物、充実した設備ということで、家賃は13~20万円ほどするそうです。URの団地では、かなり高額物件です。このご時世、この団地では約3分の1近くが空き室となっているそうです。家賃は部屋の間取りによって異なるので、割高なタイプの号棟では、空き室率も高く、そうすると住宅のスラム化が進むそうです。

こんなきれいな団地でスラム化?!と思いましたが、住んでいる人が少ない、すぐに出て行ってしまうという建物では、住んでいる人たちは建物に愛着を持たずに、廊下はホコリがたまってきたり、手入れもされないでいるそうです。「大切にすると建物もそれに答えてくれるのではないか」そう話している住民の方がいました。

上映会の後は、自治会の皆さんにご飯に連れて行っていただきました。フレール西経堂から歩いて5分ほどの「ステーキハウス ももの木」。
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地元密着のお店のようで、自治会の人とも顔見知りの人たちがいました。いいなぁ、こういうお店happy01
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向かって右側が自治会長の駒井澄子さん。建て替え前の団地に新築で入居して以来、ずっとこの地に住み続けられているそうです! 駒井さんのお話は、そのままこの国の団地の歴史でもあります。
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ハンバーグもとても美味しかった! 普通サイズでこのボリューム・・・
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フレール西経堂自治会の皆さん
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ちなみに、フレール西経堂自治会のホームページがあります。こちらはプロのデザイナーであり、自治会副会長でもある田渕茂さんによるもの。ぜひ覗いて見てください!

普段私の映画に興味を持ち、上映会まで開いてくださる方々は、前作「ブライアン~」からのつながりだったり、「さようならUR」をどこかでご覧になって気に入ってくださったりと、”なんらか”のつながりで上映してくれる人ばかりです。(有名な映画&監督でもないのだし、それは当たり前のことですが)。インターネットで映画を見つけて、レビューや予告編を観て興味を持ち、上映会を企画してくださったのは、今回が初めてのことでした。

フレール西経堂の皆さん、どうもありがとうございました!!

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[jp] 原発いらない福島の女たち・椎名千恵子さんインタビュー

12月1日より始まった「未来を孕(はら)む女たちのとつきとおかのテント村行動」で、発起人の椎名千恵子さんにインタビューした動画をアップしました!

ビデオはこちらよりご覧になれます。

今日の午後2時間ほどかけて編集し、YouTubeにアップしました。普段速報性とかリアルタイムとかとは無縁に撮影&編集作業をしている私ですが、やはりこういうビデオはすぐにアップしなければと思い、編集しました。

インタビューの時、周囲の音がかなりあり、椎名さんの声を拾うのに苦労しました。本当はもう少し引きでインタビュー撮影をしたかったのですが、周りの音が入らないようにかなり近寄った状態での撮影となってしまいました。

私のビデオに取り付けられているカメラは、キャノンの純正のものですが、でもあまり性能が良くありません。カメラを動かすとかなり雑音が入るし、指向性も弱いです。テントや屋外のざわざわした場所は苦手なのです。

音をなるべくきれいな状態で録音したいと常々思っていた私は、ちょっと早めのクリスマスプレゼントとして、昨日、イギリスのポールより、Audio Techcicaのマイクを送ってもらいました!!!
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アマゾンは、クリスマスギフトのラッピングもしてくれるのですね。
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山形の映画祭で、川口さんよりAT9940が良いと聞いていたので、それについて調べ、更にワンランク上のAT9943をクリスマスプレゼントとしてリクエストしていたのでしたhappy01 

今私が使っているキャノンのマイクより、だいぶ大きいし、重いですっ!!! 私のビデオカメラ、更に重くなるんだ・・・bearing
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今までのマイクは、ビデオカメラから電源をもらうタイプでしたが、今度のは乾電池で動作するタイプです。接続はキャノンタイプ。
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ネットでレビューを見ると、かなり評判いいみたいです! 早くその性能を試したい!!

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[jp] 山形新聞文化欄(11月29日付)審査員・ホセチョさんの記事

映画祭を振り返る企画として山形新聞に記事を書かせていただいたということは、先日このブログで紹介しましたが、スカパー!IDEHA賞の審査員を務めた、ホセチョ・セルダンさんの記事が11月29日付の山形新聞に掲載されたそうです。記者の高橋さんより掲載紙をいただきましたので、ここに紹介します。

ホセチョさんの記事(写真をクリックすると拡大します)
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[jp] 未来を孕(はら)む女たちのとつきとおかのテント行動&シューレ大学

12月1日は、経済産業省前の反原発テントで、この日から始まった「未来を孕(はら)む女たちのとつきとおかのテント行動」に行きました。”とつきとおか”、つまり女性の妊娠期間である10ヶ月10日を、女性たちがテントで抗議活動をするというのです!!
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この日の天気予報は、東京方面はこの日一番の寒さというだけあって、めちゃめちゃ寒いです!!
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「未来を孕(はら)む女たちのとつきとおかのテント行動」発起人である椎名千恵子さん。
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抗議活動を開始するにあたり、椎名さんによる手書きのメッセージ(写真をクリックすると拡大します)
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お忙しい中、椎名さんには約10分ほどインタビューに応じていただきました。その動画は近日中にアップします!!

6時からは、政府の原発輸出に抗議する集会が首相官邸前で行われました。
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私は次の予定のため、集会の最後までいることができませんでした。

集会のあとは、新宿にあるフリースクール、シューレ大学へ行きました。2年前、シューレ大学映像祭で、「ブライアン~」を上映していただいたことがあり、そのときのご縁で、この日はシューレ大学の学生さんたちに「さようならUR」を観てもらい、その後ディスカッションをするという予定になっていました。

久しぶりのシューレ大学
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シューレ大学映像際の時にお会いした人たちが何人かいて、うれしかったです。
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上映の後は、映画についての感想や、作品制作の経緯、取材、編集、粗編集完成後の批評会、共同制作、自分の意見を作品の中に投影することについて、住民たちの生い立ち、民営化路線の大学教授、団地内での孤立、被災地での取材、映像で生計を立てる・・・などなど、2時間以上も語り合いました。シューレ大学映像祭で「ブライアン~」を観てくださった方たちも結構いたので、ブライアンの時との比較、私の作品に共通することなども話してもらえたのが良かったです。

シューレ大学では、映像や演劇など、さまざまな表現活動に取り組んでいるので、表現することの面白さや難しさなどについて、話していてかなり共有できるのです。それ分かる!みたいな。私も、普段の上映会後のトーク(映画は鑑賞するもの、という人を前提に話すことが多いです)ではなく、お互いに表現者という前提で話をし、ものすごく充実した、濃密な時間でした!

昨日会場でアンケートに記入していただいた方の感想をご紹介します。
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ドキュメンタリー映画としても、住宅問題を伝えるメディアとしても、とても面白かったです。この映画を観るまで、URの問題のことは知らなかったので、そういう意味でも良かったです。作り手が一所懸命情熱を持って作っている映画だと感じました。退去を迫られながらも、異議を唱えて団地に暮し続ける人々の、そこでの生活への愛着や離れたくないという思いが伝わってきて、感情移入できる作品だと思いました。裁判の今後の展開も気になります。
(30代、女性)
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お話を聞いていても感じたのですが、映画を観ていても早川さんのすごいエネルギーを感じました。住民の方たちがとても魅力的に映っているのも、早川さんだからこそとれたのだなあということを、お話を聞いていて思いました。自分の作品に対するしっかりとした思いがあって、映像に興味のある僕は、こんな情熱を持ってやれたら撮る側の自分も、協力してくれる人たちにも胸を張って映像を作ることができるだろうなぁと感じました。映画への直接の感想でなくてすいません。エンディングの曲もとても良いなぁと心に残りました。とても面白かったです。ありがとうございました。
(20代、男性)
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どうもありがとうございました! そのほかの方の感想は、後日紹介できればと思います。

なお、シューレ大学では12月17日(土)と18日(日)に、演劇プロジェクトなんあり企画としてジャン・コクトー原作の「恐るべき子どもたち」を公演するそうです! 詳しくはこちら。私も行きたいと思います。

シューレ大学のみなさん、夜遅くまでお付き合いいただき、ありがとうございましたhappy01

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