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[jp] DVDかオンラインか、微妙だなぁ!

昨日のブログで書きましたが、1月29日(日)の『空っ風』上映会の詳細が決定しました。昨夜、住民の会の定例会に参加する前に、会場となる日野市公民館・高幡台分室に行き、会場の本予約を済ませました。さらに、定例会で上映会について住民の皆さんと相談し、「高幡台団地73号棟に住み続けたい住民の会」と共催という形で上映会を行うということになりました。上映会のためには、事前の広報や当日の受付など様々な役目がありますが、住民の会の皆さんも手伝ってくれるとの事で助かりました。

この日、大阪から来られる監督の中村さんは、73号棟の畦地さんのお宅に宿泊されるのですが(人の家を勝手に斡旋する私coldsweats01)、畦地さんから「彼女、初対面の人の家に泊まるのは心細いんじゃない? 早川さんも泊まれば?」と言われたので、急遽、私も泊まることになりました。近くに住んでいて、終電もそんなに関係ないと、逆に泊まる機会というのはないものです。とても楽しみ。

ところで、お正月明けからは、海外のいくつかの映画祭に申し込んでみました。ヨーロッパやアジアの映画祭は申し込み料が無料のものが多いですが、北米やオセアニア、そしてヨーロッパでも一部の大規模な映画祭は申し込み料が有料となっているものがほとんどです。申し込み料金は、映画祭や締め切り、作品の長さによって異なるのですが(締め切りが、「早割り」、「通常」、「駆け込み」の3段階に分かれ、早く送付するほど料金が安くなるものもあります)、大体30ドルから80ドルぐらい。円高だからちょっとは得しているとはいえ、10個も申し込んだら軽く5万円を超える計算になってしまいます!

なので、そうたくさん有料のものには申し込めないのですが、それでも出してみたい映画祭には申請料を払ってでも出すようにしたいと思いました。申請料の支払いは大抵クレジットカード決済ですので、これまた簡単。お金を使っているという感覚が全くありませんcatface。私は、映画祭に出すのは宝くじを買うのと同じと思っていて、「出さなければ選ばれない」と、ダメもとで送っています。

大抵の映画祭は、エントリーシートをオンラインで記入して、必要ならば申請料を支払い、その後にプレビュー用のDVDを郵送で送る、という手順なのですが、2年前に「ブライアン~」の映画祭申請をしているときにはほとんどみかけなかった、「オンラインでプレビューを送る」選択肢がかなりの映画祭で用意されていることに気がつきました。

専用のサイトに映画本編のファイルをアップして、それを映画祭側がオンラインで観る、というものです。サイトの説明では、自分が申込をした映画祭の、しかも限られた環境でしか観れないようになっているので安全である、DVDを送る手間とコストもかからないし、環境への負荷もない、映画祭の複数のスタッフが映画をチェックする場合に、ハードコピーよりも共有がしやすい(DVDを回し観するのでは、スタッフ全員が閲覧するのに時間がかかってしまう)etc、オンラインでプレビューを送ることのメリットが書かれていました。

私は、特に有料で申請した映画祭に関しては、プレビューDVDが映画祭側にきちんと配達されるよう、EMS(書留速達)で送っています。それだと、DVD1枚送るにも最低料金の1200円程度がかかります。オンラインだったら、そういった郵送料もかかりません。

どうするかなぁ、オンラインにすべきかなぁ・・・と、今日は考えていました。オンラインにするとしたら、そのためのデータを作らなければならないので、まずはどんなファイル形式に対応しているのか、そして容量の制限は?などを調べてみることにしました。

私の映画はハイビジョンなので、最高画質の設定ならば画面のサイズは1440x1080です。データサイズは6GB程度。

しかし、そのサイトの条件を見ると、画面のサイズは480x360で、データのサイズは2GBまで、データ形式はFLVかQuicktimeとなっていました。画面サイズが480x360なんて、DVD(720x480)よりも更に小さいではありませんか! この設定でデータを作ったらかなり小さな画面となるため、大きな画面で引き伸ばして観る場合は、画像がかなり粗くなってしまうことでしょう。

実際に、最高画質(1440x1080)で作ったサンプルの30秒間のビデオを480x360で書き出ししてみたところ、スマートフォンの画面で観るぐらいならば問題ないといった感じのデータが出来上がりました。

以下の写真は、私のパソコンのディスプレイ上に現れた動画の画面をキャプチャしたもの。
480_360

上の写真の状態から、画面をDVDサイズぐらいまで拡大して観ようとすると、以下のようなモザイク上に。だいぶ画面が粗くなります。(写真をクリックすると拡大して見れます)
Expanded

作り手としては、常に”可能な限りよい状態で”映画を観てほしいと願うわけですから(環境の許す限りは)、わざわざ自分の映画の画質を落として、しかも”選考”のために観てほしいなんて思わないのでは?? そう思ってしまいました。そして、サイトの注意書きを読むと、ネット環境によってはスムーズに再生されない場合がある、無線より有線で接続した方が良いとか書いてあるし、画質は悪いわ、スムーズに再生されないわ・・・なんて映画、そうとうツボにはまった作品しか、何度もトライして観ようとしてもらえないのでは?とも思ってしまいました。それは考えすぎなのか・・・。

でも、映画祭のサイトによっては「オンラインでのスクリーニングの方を強くお勧めする」と書かれているものもいくつかあり(多分環境保護とかの観点から、というのが強いかもしれない。特に欧米の場合は)、なかなか悩ましい問題です。

480x360の画質があまりにもがっかりだったので、多分私は従来型のDVDハードコピー送付を採用すると思います。YouTubeみたいに、HD画質対応している無料の動画サイトもたくさんあるわけですから、映画祭のサイトこそ(しかも申請者からお金をとっているのですし)高画質&大容量に対応してほしいです。

ちなみに映画祭によっては、映画祭が持つVimeo(YouTubeのような動画投稿サイト)アカウントに、限定公開設定で投稿させることで、高画質のプレビューデータに対応しているところもあります。もしくは映画祭が指定したFTPサーバーにデータをアップさせるとか。

しかし、映画祭のアカウント名やパスワード、FTPなどの情報を外部に知らせるのは、それはそれでセキュリティー上の問題が出てきてしまうことがあるかもしれませんので、その辺の対策がどのようになされているのかを調べてから、そういった方法を用いて申請するほうが良いでしょうね。

色々と考えさせられることの多い、映画祭申請です。

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