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[jp] ”ワールド・ミュージック”扱い

昨日は、友達と会う予定があり、池袋に行きました。待ち合わせは夜だったのですが、午後には池袋に着いて、久しぶりにジュンク堂書店に行きました。

ちなみにランチは「サイゴン」で食べました! 美味しかったです。
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イギリスの大英博物館でさえ、1~2時間で飽きて出てきてしまう私が、なんとジュンク堂書店では6時間近く過ごしていました。ジュンク堂書店って、私にとっては大英博物館よりすごいのかも!

そもそも調べ物をするためにジュンク堂書店へ行ったのですが、その調べものが広範囲にわたることと、書店自体を隅々まで見てみたいとも思って、上の階から順に降りていきます。(書店は大きなビルで、地上9階まであるのです!)

調べ物に費やした時間は、実際には多くなかったのですが、何しろ、書店のあまりの品揃えの多さに改めて驚きました。膨大な書籍を、カテゴリー分類して並べるわけですが、そのカテゴリー分けの仕方・基準を見るのも面白くて。

マニアックすぎて愛好者は全国にごくわずかだろうと(自分は)思っているものでも、立派なコーナーがあり、その棚は全てその関連の本で埋まり、各種の雑誌も出版されている・・・。それらを発見しながら見て回るのは、自分が見ている(見えている)世界観を覆されるようで、面白かったです。

我が家の近所の書店では、「児童教育」というコーナーがあるかどうかさえ怪しいところですが、ジュンク堂では教育>保育>保育実務>「遊び・ゲーム」、「運動・イラスト・壁面」というレベルにまで細分化されているわけです。
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日本哲学・思想についてもこの通り
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フロイトも”派”ごとに細かく分類されていました
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錬金術や占星術のコーナーも充実
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ここまで細分化されているにもかかわらず、(あれっ?)と思うコーナーを見つけました。「戦争・軍事・事故・事件」という区画です。
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「軍事・戦争」コーナーの「沖縄・ヒロシマ・ナガサキ」はまだ理解できます。(しかし、本来は沖縄、広島、長崎、それぞれが独立したコーナーを設けるぐらいの書籍が取り揃えられているべきなのでは?とも思います)
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しかし、その隣のコーナーを見て驚きました! 「事件・事故>事故・右翼・左翼」って・・・
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さらにその隣は「事件・事故>ヤクザ・宗教」って・・・!
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これまで詳細な分類を見てきただけに、このあまりにもおおざっぱ過ぎるまとめ方に衝撃を受けましたcoldsweats01

さらには「日本論>ホームレス」って・・・! よく分かりませんが、ホームレス問題は”日本論”の中に位置づけられるものなのですか?
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私は、圧倒的な書籍量と詳細な分類を誇るジュンク堂での、このおおざっぱ過ぎるくくり方は一体いかがなものかと思いました。しかし、考えてみれば、これは世間の関心事・関心の度合いを反映したものに過ぎないのではないか?とも思いました。一日、テレビで放送される内容と、ジュンク堂書店で各ジャンルの書籍が占める割合は、そんなに大きく違わないと思います。

ジュンク堂では、アイドルの写真集や芸能人のエッセイ本には、コーナーや棚どころではなく、区画全体が占拠されています。日々のテレビ番組でも芸能人やタレントの占める割合はものすごく多いのですし。

これらのことを考えていて、ふと、先月、神保町の「路地と人」で「てれれ1月・2月号」の上映会の後、路地と人スタッフの皆さんとお話していて、あるスタッフの方が「自分が好きだと思うアーティストは大抵、棚の端っこの”ワールド・ミュージック”に分類されてしまっている」と話していたことを思い出しました。”ワールド”の棚では、国も音楽のジャンルも違うものたちが、狭いコーナーにギュウギュウかつランダムに押し込まれているわけです。

きちんとした音楽のジャンルがあり、素晴らしいと思う音楽を作っている日本人のアーティストだとしても、音楽業界の中では”ワールド”扱い。メジャーなレーベルに所属していないからなのか、社会問題にも熱心に取り組んでいたりするのが影響しているのかわかりませんが。”ワールド”に分類されるということは、これは音楽マーケットでの、ある意味”分類不可能なもの”だったり、”はみ出しもの”であると同義といえるかもしれません。

私も自分が好きなものが、世間ではサブカル扱いされていたりします(別にサブカルが悪いというわけではありませんが)。それに、もしかして私のやっていること自体も、世間から見れば”サブカル”、”ワールド”に分類されるかもしれませんね! 

ジュンク堂で「精神世界」のコーナーで「UFO・宇宙人」さえも、独立した分類タイトルが与えられているのを見ながら、そんなことを考えました。
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