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[jp] 不覚にも爆睡!

1月31日の夜は、雲南の映画道場で一緒だった台湾のイェンが、日台文化交流(正式名称を失念)で日本に来ていて、飲み会に参加しました。

雲南での経験があまりにも濃密で楽しかったため、久しぶりに会った直後はお互いになんとなくぎこちない感じでしたが、やがて打ち解けました。イェンは、東京→仙台→東京と、約1週間の旅行で忙しく回るそうです。

みんなで記念写真。道場メンバーの藤岡さん、菊池さん、川部さん、多摩川さんに加え、松林さんも飛び入り参加しました。
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この3人の仲の良さは一体・・・
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イェンはヒゲをそって髪も短くなって、なんか印象違う!!
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飲み会は7時半頃からだったのですが、私は次の予定があったので9時半ごろにはお別れをしなければなりませんでした。次はいつ・どこで会えるでしょうか? 日本? 台湾? それとも全く違う国・・・? 「次会うときには、大学卒業できているといいね」と、私は別れ際に言いました(今在籍6年目らしいので・・・coldsweats01

イェンたちの飲み会のあと、私は経産省前の反原発テントに向かいました。1月27日がテントを自主的に撤去する期限とされていました。その日は700人を超える人たちがテントに集まったそうですが、みんなが集まる時に撤去は行われないのが普通で、行われるとしたら平日の終電後ではないか?と噂されていました。この日は1月31日。1月最後の日でもあるので、万が一のことがあっては、と、この日はテントに泊まろうと向かったのでした。

テントに到着すると、これまでずっとテントに泊まり続けてきた乱さんがいました。乱さんは、長年住み続けてきた多摩ニュータウンを建て替えで追われ、近くの友人の家に居候生活をしてきたのですが、なんと畦地さんと同じ日にその友人が亡くなってしまったのです! 亡くなる4日ほど前に、気分が悪いといって倒れ、病院で亡くなってしまったのだとか。。。現在、乱さんは居候先の片づけをしたり、友人の親戚に連絡を取ったりして、テントに泊まる余裕がないそうです。

居候先がなくなる・・・。今後の住まいをどうしたものか、と乱さんは話していました。私も居候暮らしですし、他人事とは思えません。

夜11時半頃にもかかわらず、経済産業省は電気が煌煌と付いています。
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地下鉄のトイレがしまってしまう前に、歯磨きとかトイレを済ませておこうと思い、霞ヶ関駅へ。家路に急ぐ人たちの中で、洗面具だけを持った私はかなり浮いてます・・・
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テント内は、風が吹き込んでこないように、間に毛布や布がカーテンのように掛けられていました。昼間はあけているそうですが、これだけでもかなり違うでしょう。
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寝袋2枚と分厚い毛布3枚ほどで、寝床を作りました。外で寝袋で寝ることの難点は、体が凝ってしまうことです。寒さ対策に厚着をしますし、手袋もした状態で私は寝ますし、寝袋の中では体を動かせないので、朝起きると大抵肩やそのほかの部分が凝ってしまいます。でも、今は冬の一番寒い時期ですし、仕方ないのですが・・・
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夜中に何かあったら・・・と、カメラはセットして寝ます。寒さでバッテリーが消費されてしまわないよう、毛布にくるんで。
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隣の方は既に就寝中で、顔もすっぽり埋まっている状態でした。
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寒さに関しては寝袋と毛布で大丈夫な感じでしたが、やはり車の音がうるさく、なかなか寝付けませんでした。(どうしようかな・・・)とためらいましたが、このままでは眠れないと重い、持って来た耳栓をつけて寝ることにしました。

・・・すると、耳栓の効果てきめんだったのか、朝、自分の目覚ましがなるまで一度も起きなかったのです!!! 起きてみたら、私の隣で寝ていた人は既に掃き掃除を始めていて、布団も片付けられていたのですが、私はそれらの物音にも一切気がつきませんでした!!!

きれいに片付けられた隣の人のスペース
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これでは、”防衛”のため、と張り切って泊り込んだにもかかわらず、何の役にも立たないではないですか!! 夜中に撤去が来ても、テントだけ持ち去られ、私はその場で寝袋で寝続ける(=朝起きたら青空の下)という間抜けな事態もありえます。

”耳栓”を使わないと全然眠れないし、使うと爆睡してしまうし。。。難しいところです。

寝袋から顔を出すと、吐く息が真っ白なほど寒かったのですが、寝袋の中にいる分にはとても暖か。このまま日が高くなる10時ごろまで寝袋の中にいてもいいかしら?と思ったのですが、起床時間や”生活時間”が決められていることを初めて知りました。
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8時に起床して、掃除やミーティングをし、夜10時には就寝、なのだそうです。

しぶしぶ寝袋から出ます。
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寝袋を片付けます。
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布団類はこんなに充実しているのです!
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この日一緒に泊まった方より、「地下鉄のトイレに行くならこちらが絶対お勧め!」というトイレを教えていただきました。経産省別館の向かいにあるオフィスビルの地下1階のトイレがとてもきれいなのだそうです。

そちらへ向かって歩きます。洗面具に化粧ポーチ、ノーメイクな私は、通勤ラッシュの中でまたまた浮いています。
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経産省別館向かいの飯野ビル
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地下1階はレストラン街のようです
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地下1階レストラン街入り口。これは期待できそうだっ!
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トイレの表札までおしゃれな感じ
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確かにきれいだし、広いし、暖かいし、お湯&せっけんも出る!
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歯磨きして長時間占領するのは申し訳ないのですが、幸いここにはパウダールームもあるので、そこを占領しました。でも、そもそも朝の忙しい時間帯なので、トイレに立ち寄る人はほとんどいません。

無事歯磨き&メイクをした後は、朝ごはんを食べました。
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朝ごはんを食べてテントに戻り、ふと疑問に思ったことがありました。12月1日から「とつきとおかのテント行動」を始めた福島の女性たちはどこに・・・?

そのことを聞くと、「良く聞かれるのですが・・・」と一緒に泊まった方が事情を説明してくれました。「とつきとおかのテント行動」の発起人である椎野さんは、福島と東京を行ったり来たりの生活で、月の半分ほどこちらのテントに滞在されているそうです。椎野さんと、その他の福島の女性たちが交代でテントに滞在するというのが当初の予定でしたが、椎野さん以外の女性たちはなかなか数日~1週間単位で東京に出てくるのが難しく、実際は椎野さんがほとんどで、椎野さんが福島に戻られている間は福島の女性たちは(1月27日の時のような緊急事態を除いて)滞在していないそうです。

う~~~ん、残念! っていうか、自分は時々来るだけの分際で偉そうなことをいえませんが、12月1日行動初日のインタビューを椎名さんにさせてもらった者としては、なんとしても、この壮大な「とつきとおかのテント行動」をやり遂げてほしかった・・・。でも、それはそれだけ、福島の”お母さん”たちが家庭に、仕事に、色々なものを背負わされてしまっている現状を反映しているものなのかもしれませんけれど・・・。

テントの前も通勤中の人がたくさん通り過ぎます。
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まだ朝で外に立っているのはとても寒いので、玄関の中から眺めますgawk
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テントに来るたびに驚くのが、このテントの整理整頓のされ具合。着実に物は増えていっているようですが、きちんと分類&整理されているので、どこに何があるのか分かりやすいです。

書籍類。充実しているのはやはり原発&震災関連の本と、あとは千代田区周辺の地図など
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長期間滞在する場合、”お風呂”が問題になりますが、幸いこのあたりは「皇居ランナーズ」のために、簡易シャワーが各地にあるそうです。そのシャワー設備にも色々ランクがあるようで、○○のところはパウダールームも備わっているらしいとか、噂話を聞きました。
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救急箱も。
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大きな絵が飾られていました。この絵、「とつきとおかのテント行動」関連のチラシでよく見るのですが、この絵を描いている人にぜひお会いしてみたいですし、絵を描いているところを取材させてもらいたいです!
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お茶はほとんど差し入れのもの。量&バラエティーともに充実。(写真には写っていませんが、ダンボール1箱分ぐらいストックがあります)
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10時ぐらいになるまで、コタツ(中に電気は入っていませんが)に入り、しばし本を読みます。家にいるとついパソコンをやってしまうので、本を読むなんてかなり久しぶり。こんな時間も、たまにはいいかも。
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・・・でも、それにしても寒い! 冬の風と、ビル風があいまって、テントが揺れるぐらいの風が吹いています。テントを完全に目張りしてしまうと、風の影響を強く受けて倒れてしまうことがあるため、わざとテントに隙間を作っているそうです。それは分かりますが、5センチ強の隙間で超寒い!!

隙間から青空が見えます・・・
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ずっとテントの中にいては、テントに興味を持って訪問する人たち&通りすがりの人たちと話すチャンスがなくなってしまうので、なるべく日中は外に出ることになっているようで、10時ごろになると、みんな思い思いのバナーや看板を手に外に出て行きました。

私も外に出ます。来るたびに外のバナーやのぼり旗も増えていきます。2月1日は、テント144日目です。
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更に新たなのぼり旗を加えるクマさん・・・
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やや離れた場所からこのテントの写真を撮ろうと、信号を渡りました。横断歩道を渡っていて、体がぽかぽかしてきました。気温は寒いものの、日差しがとても暖かいのです。
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しかし、テントは経済産業省のビルのちょうど日陰になってしまい、一日中日が当たらないのだそうです・・・
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これまで葉があって見えませんでしたが、遠くに三角の屋根。国会議事堂です。あちらの方角にあったのか。。。このあたりの方向感覚が未だによく分かりません。
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お昼になり、だいぶ人も増えてきたので家に帰ることにしました。

お昼ごはんを食べていなかったので、家から歩いて数分のところにある、気になっていたお店に行ってみることにしました。

まるで家庭の台所と居間の様な、アットホームな空間。
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メニューは日替わり定食とキーマカレーのみ。後はドリンクとデザートです。
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日替わり定食を注文すると、小鉢に色々おかずをよそってくれます。
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なんと、玄米ご飯、味噌汁、メインのおかずに、小鉢が9品という、とても豪華な定食でした。これが800円なんて信じられない!!
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大根の葉とシラスで作った自家製のふりかけ。塩などは加えず、シラスの塩気だけで仕上げたそうです。
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私もかなり薄味派なのですが、ここの定食は私よりも更に薄味だと思いました。外食でここまでの薄味はかなり珍しいです。薄味でも、だしやゆず、練りゴマなどで美味しくいただけるよう工夫されていて、あっという間に平らげてしまいました。

食べ終わった後は、お店のママさんと色々お話をしました。ご近所の常連さんの話し、遠くから通ってくる仕事に疲れた看護婦さんの話、大学で映画を学んでいる学生客の話。居候して3年になりますが、地元のお店でこんなに良いところがあるなんて・・・!と、今まで来ないでいたことを悔やみました。

「ここに来るのは面白い人か変わった人だけ」と言われ、苦笑してしまいましたが。。。

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コメント

こんにちは。
監督のレポートはどれも細やかで読みやすいですね。
情報をありがたくいただいております。
私も撤去予告前日26日に初めて第2テントにお邪魔しましたが、こちらの紹介で実際に行ったことのない方にもよく伝わりますね。
真夏の暑さより今の極寒のほうが辛いと聞きました。今のうちに一度くらい泊まりの支援をしたいと思いつつ、未だ実行に移せずにいます。

800円で小鉢9品!とは。小鉢だけで十分へたなお店のメインに匹敵してしまいそう。つい手軽感のあるチェーン店を利用してしまいがちですが、個人のお店は博打感があっていいですね〜。昔ランチで利用していた、おばあちゃん姉妹ふたりの小さいお店のとてもおいしい銀ダラ定食を思い出しました。

投稿: bagusI | 2012年2月 4日 (土) 14時51分

bagusIさん

コメントをありがとうございます。ブログ、読んでいただいてありがとうございます。
経産省のテントも、いつ撤去がきてもおかしくない状況です。テント泊出来る人が、今の2~3倍いたら、だいぶ運営も楽になるのでは?と思います。私もそんなに行けていないのですが。。。
防寒対策はかなりしっかりしないと、ですね。

投稿: yumiko | 2012年2月 5日 (日) 15時33分

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