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[jp] 既に5回以上

昨日は、新宿の大久保地域センターにて、73号棟の支援集会があり、その中で「さようならUR」の上映もしていただきました。

会場の様子。司会は前川雄司弁護士。
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映画の上映。
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この日の上映は、やや音が小さめだったかもしれません。スピーカーのすぐ前に座っている人たちがいて、音を大きくしすぎると最前列の人には耳が痛くなってしまうので、あまり音量を上げられませんでした。今後、こういう場合はスピーカーのすぐ近くには座らないようにしてもらうなど、気をつけなければと思いました。

上映の後は、借地借家法と住まいの権利について瀬川宏貴弁護士よりお話。とても分かりやすかったです!
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続いて、73号棟の弁護団である、飯田美弥子弁護士より裁判についての経過。飯田弁護士は素敵な着物姿で登場happy01
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建築家の江国智洋さんからは、73号棟の再生計画についてのお話がありました。
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完成当時の高幡台団地、隣接する百草団地の航空写真。(手前が百草団地で、高幡台団地は奥側です)
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73号棟はラーメン構造のため、住居間の壁を取り払ってもそんなに問題がないそうです(その専門的な理由は失念してしまいましたが)。なので、例えば2つの住居の壁を取り払って1戸とし、広い居住空間にしたり、バリアフリーに対応できるぐらいのスペースをとったりすることも可能なのだそうです。
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73号棟住民による挨拶。この日は村田さん、中川さん、吉津さんがいらしていました。
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73号棟の問題をずっと支えてきた田中さん
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支援集会のあとはもちろん(?!)懇親会
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懇親会の時に、映画にも登場する吉津さんから、「映画は今日が5回目だけど、観るたびに違う印象がある」と言われました。この日は73号棟から出ることを決めた津覇さんと佐川さんのシーンがとても印象に残ったそうです。「あんなに力強い言葉言ってたかな?と思ったよ」と言われました。

実は吉津さんは映画を初めて観た時に、自分のシーンがすごく短かったのに不満だったのかもしれませんが(インタビューでは10時間ぐらいお邪魔してずっと撮影させてもらったのに、本編では15秒ぐらいしか使っていないので)、観終えたあと「出て行く人のインタビューが多すぎる。映画を観た人は、出て行く人の愚痴を聞かされている気分になるのでは?」と言っていました。

それに対して私は、「この問題の難しさ、大変さは、出て行きたくないけれど出て行かざるを得ないと決断した人たちによって、より伝えることが出来る」と主張しました。例えば「裁判全然オッケー」とあんみつを食べながらあっけらかんと話す中川さんはすごいです。でもそれだけでは、住まいを奪われそうになることの大変さや理不尽さを、観る人に共感を持って伝えることは難しいのです。(もちろん、「出ない」という気持ちがまったく揺らがない中川さんでも、辛い目にはたくさん遭っていて、インタビューの時に涙を流したこともありますが、映画の中での中川さんの人物設定により、あえてそういうシーンは使っていません)

吉津さんは何度か映画を観るうちに、津覇さんや佐川さんが映画で話していることについて「ああいう人たちの声があるから、映画は説得力を持つ」と言ってくれるようになりました。それはうれしくもありますが、でも基本的には私が映画で描こうと思った主張や意図は、映画が完成した時点で私の手を離れていってしまうものとも思うので、観た人がどんな風に感じてもらっても良い(というより、私は何もいえないし出来ない)と思っています。

出演者の人たちは、上映会のたびに映画を見せられてもう飽きてしまったのではないか?と心配していましたが、それはまだ無さそうで良かったですcoldsweats01

昨日は、支援集会でしたので、すでに映画を観た事があるという人がかなりいたのですが、ちらほらと、友人に勧められて観に来てくださったという方や、なんと現役のUR職員という方まで来ていただき、とてもうれしかったです。どうもありがとうございました。

以下、昨日アンケートにご協力いただき、公表OKとなっていたものをご紹介します。
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ドキュメント映像は、事実だけに納得!
今後も耐震を理由の退去は五万と有りますね!
私も体験者で、借地借家組合に加盟した経緯があります。
御体大切に、これからも頑張ってください!
(70代、男性)
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家というのは人生の基盤であって、植木でも植え替えるように簡単に別の部屋に移し変えればよいという話ではない。映画を観ればそのことが良く分かる。
(30代、男性)
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突撃レポートあり、団地の祭りあり、本当にリアルにUR高幡台73号棟の問題を照らし出していて、大いに感動し、感心しました。大変公平な取材で、説得力があります。どこかの団体が”偏向”と言ったとかいう噂も聞きましたが、ぜひぜひそういう人たちに見せたいです。
(70代、女性)
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住民の苦労とURの無法な言い分が、浮き彫りになっていて、説得力のある映画だと感じます。
訴訟での勝利を強く望みたい。
住居が利潤追求の対象にされている現状は許せない。
(60代、男性)
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日本の住宅問題のあり方、建替えと居住権の問題を問う重要なテーマを持った映画だと思いました。
(男性)
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勉強になりました。ありがとうございました。
私も追い出されそうになっていますので・・・・・。
映画、どのお話しもとても良かったです。
(70代、女性)
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百草団地に暮しています。前からこの映画を観たいと思い、ネットで調べて参加しました。
団地の歴史、住人でいる方の苦しみ、息遣い、そして背景にあるURの民営化、もうけ路線! よ~く分かりました。私もぜひ、色んな取り組みに協力して行きたいと思います。ありがとうございました。
(30代、男性)
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難しいこととは思いますが、URと住民が対峙するところと、URへの取材があると、面白かったと思います。でも、住み手の立場がエゴと思われないように編集されていたと思います。
(60代、男性)
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73号棟追い出し問題の本質(ストック再生再編計画・民営化)を鋭く抉り出し、闘う住民の明るさを描き出している。小川理事長への密着取材は圧巻。さすが、賞を取った作品だと思った。URの追出しのえげつなさを丁寧に追い、観る人に怒りを覚えさせる。編集も素晴らしく、2回目をじっくりと観させてもらい、感動を改めて覚えた。「ブライアンと仲間たち」も楽しみに見せてもらいたい。
(70代、男性)
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URの説明責任不足が理解できた。黒塗りの情報公開図面と非開示理由に驚いた。
当初実施していた耐震改修を取りやめ、建物を除却しようとしている。理由は高く土地を売り払うために行っていると思う。政治主導の地上げの面があると思います。赤字を抱えるURと居住者代表の7人の住まう権利の闘いであると思う。
(60代、男性)
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アンケートへのご協力、ありがとうございました!

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