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[jp] 街中のショーウインドウに秘められた可能性

普段朝は8時より前に起きることはまずない、という生活をしている私は、新宿のカフェ「ベルグ」のモーニングセットを食べられる機会はないだろう、とあきらめていましたが、先日朝8時ごろに新宿に行く機会があり、ベルグへ立ち寄ることにしました。

朝8時の新宿東口改札付近。立ち止まっていると誰かに吹き飛ばされそうな勢いです。
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改札から歩いてすぐのところにあるカフェベルグ
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ベルグのことは、もともと立ち退きの問題で知りました。立ち退きに反対する沢山の署名が集まりましたが、まだ立ち退きの話はなくなっていないようです。(立ち退きについて説明された文書と署名用紙はこちら

さすが、館内トップの売り上げ(坪効率)を誇るだけあり、朝から店内は満席! 混雑を避けて店の隅に移動しましたcoldsweats02

店内の写真
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私はこの混雑振りを不思議に感じてもいました。朝からカフェで朝食をとり、優雅にタバコをくゆらすのは、(名古屋を除き)日本の文化として定着しているのだろうか、と。コンビニやカフェでテイクアウトの朝食を購入する光景は良く見かけますが、ベルグでは出勤前のサラリーマン、水商売系?の仕事を終えて一服する人、自由業っぽい人etc、様々な人たちが、でも一様に”くつろぎ”ながら、朝のひと時を過ごしているのでした。。。

念願のベルグ・モーニングセット。私はベーコンとチーズのセットを注文しました。パンは天然酵母というこだわり。
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こちらもまだトライしたことはないのですが、次回来店したときにはぜひ試してみたいです。(このメニューは11時からのランチメニューなので、行きやすそう)
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コーヒーも美味しいし、もう少しゆっくり滞在したかったのですが、早めに出ました。お店の雰囲気、食べ物ともに申し分ないのですが、喫煙者率がすごく高いのです。狭い店内、この日は半分以上の人がスモーカーでした。夕方以降だったら気にしないけれど、朝から洋服や髪がタバコの煙まみれになって、会議や打ち合わせの場に向かうのもなぁ・・・と思い、早めに外に出たのでした。

カフェモーニングは日本で定着しているのか?という私の問いですが、他のカフェやファーストフード店を覗いてみると、お客さんはまばらだったり、テイクアウトの人が多いようでした。やはり、カフェ朝食が日本に定着しているというよりは、”ベルグで朝ごはんを食べたい”という目的を持って通っている人たちなのだ、と思います。(結論を出すにはサンプル数が恐ろしく少ないけど!happy02
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だいぶ時間が余ってしまったので、雨の中ゆっくりと新宿の街を歩きました。普段デパートのショーウインドウはさほど気にせず通り過ぎるのですが、この日の新宿伊勢丹のショーウインドウには思わず足を止めました。

ショーウインドウの多くは、売りたいものだけを並べたり、ブランドの広告に使われている写真を飾ったりというものが主流ですが、伊勢丹のショーウインドウではウィンドウのガラスや壁の背景も効果的に用いられて、統一されたテーマの下に各ウィンドウが華やかにまとめられていたのです。
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ガラスの反射が強くて写真写りがあまりよくありませんが、実際はもっときれい。
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見とれながら、美術館のように一つ一つのウィンドウを眺めていくと、終わりの方でこのディスプレイをデザインしたアーティスト集団の紹介がありました。
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説明を読むと、このウィンドウのイラストレーション、グラフィック、映像を担当したのはTYMOTEというデザイン集団だそうです。「1980年代半ば生まれの若いクリエイター8名によって2008年に設立されたデザインスタジオ。グラフィックデザインを中心としたヴィジュアル表現を軸に、映像、音楽、CG、web、プログラミング等、メンバーそれぞれの得意分野を活かし、多岐にわたるものづくりを展開している。」と書かれ、ウェブサイトのURLも紹介されていました。

私はこのように、ショーウィンドウが若いデザイナーとのコラボによって作られていること、そしてそのアーティストの紹介もウィンドウひとつ分を使ってきちんとなされていることに、すごく好感を持ちました。映像作家に関わらず、あらゆるアーティストは活躍の場・機会を求めています。美術館やギャラリーといった限られた場だけでなく、デパートのショーウィンドウも表現の場となるならば、活躍する場所は無限大に広がりますよね。それこそ、新宿だけで1000以上のウィンドウがあるのでしょうから。

お店の側も、ただ商品を並べる、ブランドモデルの写真を飾る、だけでなく、新進のデザイナーに任せてみようという遊び心を持ったら、双方にとって面白い結果が生まれてくるのではないでしょうか?

このデザイン集団は映像制作もしているそうなので、検索してみたいと思います!

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