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2012年4月

[jp] ハルモニと対面!(ソウル2日目)

ソウル到着の翌日、朝9時ごろに起きると、外は土砂降りの雨。雨の音で目が覚めました。(今回のソウル旅行中、半分は雨。。。晴天は2日間だけでしたweep

朝食はパンを食べ、そのあとはホテルのフロントに立ち寄りました。このブログでも出発前に書きましたが、今回、当初の目的は映画祭でしたが、調べるうちに会ってみたい人、行ってみたい場所が沢山出てきて、それらをアレンジする途中で出発の日を迎えてしまったのでした。

海外の、しかも会ったこともなく、行ったこともない場所に行ってみようというのは、それだけで難しいことですが、さらに難しくさせているのが、言葉の壁。ウェブサイトが韓国語オンリーというものがかなりあって、連絡をしたくてもページの中のどこのボタンを押せば「コンタクト」ページが開くのか、などが分からないわけです。

私は今回の滞在中に、日本で紹介されている、ソウルのオルタナティブ・ビレッジ「ソンミサン・マウル」を訪問したいと思っていました。ネットでソウルの住宅問題について調べていたところ、偶然「ソンミサン・マウル」の記事を見つけたからです。

エンパブリックのサイトから、「ソンミサン・マウル」の紹介記事を引用↓

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ソンミサン・マウル(マウルは町や村の意) は、ソウル市の中心部麻浦(まっぽ)区 の標高60メートルの小山をとりまく地域にあります。ソンミサンはその小山の名前で、行政 区の名前でも、有名な地域の名前でもありません。

1994年、この地域に集団移住した30代の共稼ぎ夫婦25世帯が、自分たちの必 要性から共同育児施設「ウリ・オリニチップ(私たちの子どもの家)」を設立しました。

ソンミサンを取り巻く地域では、その取り組みを発端として人のつながりが徐々にでき 始め、やがて単なる地域から、ソンミサン・マウルへと発展していきました。共同育児 の活動は、子どもの成長や発達につれて、学童保育や代案学校など新たな「必要」を生み、 さらに食の安全のための生協(麻浦トゥレ生協)の設立 (2000年)につながりました。

そして、2001年には、ソンミサンに配水施設を建設しようとするソウル市の計画 に対して住民運動が昂揚し、その撤回を勝ち取ります。その運動の中で、世代間のコミュ ニケーションが広がったことで、コミュニティは拡充しました。

現在、麻浦トゥレ生協には約5700世帯が加盟し、カフェ、リサイクル・ショップ、 市民劇場、ミニF M 放送局など、新しい文化や開かれたコミュニケーションを支える多 彩な70を超える活動や事業体(マウル企業)が活発に展開されています。

そして現在では、まちづくりで有名なコミュニティとして、韓国でも「子育てをした いまち、住みたいまち」として知られる地域となっています。
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「さようならUR」の制作を通じて、日本の公共住宅について知るうちに、政治のあり方、既存の住宅運動のあり方の限界を感じてもいました。もちろん、政治については監視し、要求していく必要はありますが、行政が何かしてくれるのを待っても、そんな日はやってこないように思ったのです。「自分たちで街を作る」という気持ちでやっていかなければ、本当の意味でのまちづくりは出来ないように感じました。

そのように思っていたので、この「ソンミサン・マウル」の記事を見つけたときは、(これだ!)と思い、日本のまちづくりのヒントが沢山隠されているのでは?と、ぜひ訪ねて見たいと思ったのでした。

しかし、問題は連絡先。記事にはウェブサイトのアドレスは掲載されていませんでした。ネットで検索すると、「ソンミサン・マウル」の中にあるコミュニティ劇場のブログを見つけることが出来ましたが、全て韓国語。メールアドレスらしきものは、ブログから見つけることは出来ませんでした。

どうしたものかと思い、思い切って、日本で「ソンミサン・マウル」を紹介したエンパブリックのホームページに行き、自分&自分の映画の紹介と、今回のソウルへの旅行、住宅・コミュニティー問題への関心、そして「ソンミサン・マウル」を訪問したいので連絡先を教えてほしいという旨を問い合わせました。

エンパブリックの方は親切に、「ソンミサン・マウル」では、彼ら自身が訪問ツアーを事業としてやっているので、連絡してみてはどうか?と、電話番号(韓国の番号)とメールアドレスを教えてくれました。

早速英語で問い合わせのメールを出したのですが、全く返信がナシ。英語のメールということで、迷惑メールと間違えられてしまったのかもしれません。日本から国際電話をかけても、電話だと意思疎通に齟齬があるかも知れないし・・・

そんなわけで、出発するまで「ソンミサン・マウル」の訪問に関しては、何もアレンジできないままだったのでした。

ソウルの滞在期間は限られているので、到着したらなるべく早めに連絡して日程を決めたほうが良いと思い、ホテルのフロントの人にお願いして「ソンミサン・マウル」ツアーを行う部署に電話をかけてもらいました。

このホテルでは、韓国語・英語の他に、日本語、中国語、フランス語などに堪能なスタッフがそろっているのです! 私は日本語ができるスタッフの人が応対してくれました。

どのスタッフが何語が出来るか壁に張り出されています。
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スタッフの人に電話で問い合わせてもらったところ、訪問ツアーは、個人ではなく団体でのツアーを想定したような設定になっており(まちづくりのモデルとして、様々な団体がスタディーツアーに訪れている)、申込は2週間前まで(ツアーは毎日開催しているのではなく、申込があればその都度開催)、料金は約2時間で日本円で15000円程度、訪問先は5つまで選べる(劇場、カフェ、学童保育など)…というようになっているそうです。

なので、私が個人で、しかもこんなに直前に申し込むのは、彼らの想定した内容とそぐわないようでした。。。

「あなたが一人でやってきて、自由に見て回る分には良いですよ」と言われたのですが、やはり訪問するからには、ガイドの人か現地の住民の人に説明してもらいながら見るほうが理解度が高いので、韓国語も分からない私が、一人でカフェに行ってお茶を飲んでも、ここの実情は良く分からないだろうな・・・と思い、残念ながら「ソンミサン・マウル」の訪問は、今回はあきらめることにしました。

一応、「ソンミサン・マウル」の最寄り駅と行きかたを、ホテルの人に調べてもらい、地図を印刷してもらいました。
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お昼頃にホテルを出て、地下鉄に乗って「麻浦区庁」駅に向かいました。現在、ソウルに滞在中のひなこさん、そして例の資生堂厚塗りファンデーションをリクエストしたおばあさんに会うためです!

私のホテルがある「新村」エリアとはまた違った、住宅街風のエリアでした。おばあさんは、プサンで生まれ、軍人だったご主人とともにソウルに移ってきたそうです。このエリアでビルをいくつも所有するお金持ち。

ひなこさんとは、数年前にひなこさんがソウルを旅行していたときに知り合ったそうです。おばあさんは、小学校(?)の頃、3年間日本語を勉強したそうで、かなりの日本語を話せます。でも、そのとき以来、ひなこさんと出会うまでは全く日本語を話さなかったそうで、ぼーっと聞いていると、途中から韓国語になっていたりします。

お子さんやお孫さんは、海外でビジネスをしたり留学をしている人が多く、彼らが韓国に帰って来る度に、外国製の化粧品を買ってきてもらうようにリクエストするそうです。中でも、資生堂が一番自分の肌に合うんですって。無事、ファンデーションを渡したら、とても喜んでいました。良かった、良かった。

せっかくなので、記念写真を撮りたいと思い、おばあさんに「写真を撮っても良いですか?」と聞きました。すると、何も言わずに、プイっと部屋から出て行ってしまいました。。。

いきなり写真をとっても良いかと聞いて、気を悪くさせてしまったのでしょうか。。。ひなこさんも、何が気に障ったのか分からない、と驚いていました。

10分以上経って、おばあさんが部屋に戻ってきました。なんと、洋服を着替えて、お化粧直しをしていたのです!!!

ひなこさん曰く、最近買ったばかりの5000円する新品のシャツと、スカーフなんですって!!!(ちなみに、こちらの中高年女性はスカーフを首に巻くのがおしゃれだそうで、おばあさんはひなこさんにも「あなたもスカーフを巻きなさい」と強要したそうです・・・!)

おばあさんと記念撮影。ひなこさんとおばあさん
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おばあさんとお話をしたあとは、ひなこさんとお昼ごはんを食べに行きました。

そうめんと餃子のお店。おばあさんお勧めだけあって、美味しかった!
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お昼ごはんを食べた後は、映画祭の会場に行く予定になっていました。会場で受付を済ませて、IDカードをもらったり、翌日の上映の段取りを打ち合わせするためです。

新村に行くなら地下鉄よりもバスが便利とおばあさんに説得され、一人バスに乗り込みます。一応英語で乗車駅のアナウンスがあるから「シンチョン(新村)」と聞こえたら大丈夫!と言われたのですが、土地に不慣れな外国人にとってバスは難易度高いですよね。。

でも、そんなことを心配する間もなくバスに乗せられ、景色を楽しむも余裕なく、全神経を集中させて「シンチョン(新村)」というアナウンスを聞き逃すまい、と座っていました。

無事、新村駅で下車し、地図を頼りに映画祭会場へ。3時に映画祭のコーディネート・チームの責任者・キョンヨンと待ち合わせをしていました。

映画祭のメイン会場と事務所が入っているArtreon。シネコンでもあります。
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あちこちに映画祭の広告が貼ってありました。
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映画祭より、お土産セット一式、私のゲストIDカード、そして明日の上映のチケットをもらいました(自分の映画の上映回でもチケットの発行が必要なんですって)。翌日の上映は、通訳者との打ち合わせのために20分前までに来てほしいと言われました。そのほかの連絡事項は、月曜日の夜7時からディレクターズナイト(映画監督のみの飲み会)、火曜日の夜7時からは映画祭全体の飲み会、水曜日の夜は映画祭のクロージングがあるから出席してほしい、と言われました。月&火の飲み会は出席する予定でしたが、水曜日は自分の予定で出席できないかもしれない、と自分では予想していました。

やり取り自体はすぐに終わり、私は5時から見たい映画までだいぶ時間がありました。

会場近くのカフェへ。
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映画祭からもらったお土産セット一式の中身をチェック! DHLも映画祭のスポンサーなのだと思います。だから上映素材のやり取りは全てDHLを利用するようになっていたのか・・・。
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お土産セット一式。
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映画祭のカタログ(分厚い本のようなカタログと、持ち歩きようのコンパクトなもの2種)、映画祭のクリアファイル、映画祭のポストカード、それらに加えて、映画祭のスポンサーらしき企業からコエンザイムQ10のマスクと化粧落とし、美容液らしきものが入っていました。(使用方法が韓国語オンリー・・・coldsweats01

映画祭のカタログ、「さようならUR」の紹介ページ
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ゲストIDカード。映画祭の説明によると、このIDカードを見せると、近隣の提携店でフリードリンクや10%ディスカウントなどの割引が受けられるんですって。
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この日、私は5時から見たいと思っていた映画がありました。「Documentary Ock Rang Award」というプログラムでした。これは、いわゆるピッチプログラムで、製作中の作品の企画と予告編素材を提出し、面白そうだと思われた作品に賞金を渡し、翌年の映画祭でプレミア上映する、というものです。今回上映された「Wondering Stars」は昨年のピッチプロジェクトで優勝し、今年上映されることになったドキュメンタリーなのでした。

会場はほぼ満席。みんなの期待度の高さが伺えます。上映後のQ&A
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山形の映画祭同様、英語での通訳が必要な人には人数によっては一箇所に固まってウィスパリング通訳をします、ということだったのですが、英語の通訳が必要と手を挙げたのは私一人でした。ほとんどの人が見る限り韓国人(?)もしくは韓国語の分かるアジア系の人のようでした。

映画は、若い女性用のシェルター&就労支援施設に身を寄せる3人の女性たちの話でした。幼い頃に家庭の事情で家を出て、学校に行かなかったり、仕事についても長続きしなかったりと、様々な問題を抱えながらも生き抜く姿を、自然体で捉えた映像でした。

観客層は全体的に若く、男性もかなりいました。Q&Aでは、大学で女性学を学んでいると言う男子学生が、「先生がこの映画を見に行けというから観に来ましたが、ジェンダーとどう関係するのか分かりませんでした。この映画がどのように女性問題を捉えているのか、教えてください」なんて質問が! まるで解答だけを性急に求めるような発言に、笑ってしまいました。(監督は「別に女性問題という視点を必ずしもフォーカスしなければならないとは思わなかったので、そういう問題は特に意識せず描いた」と答えていました)

ちなみに座席は全て指定席で、私の席の隣が日本語を話す女性でした。チェ・ユンヒ
さんという方で、大体50~60歳くらい、昔数年間東京に住んでいたことがあるという女性です。日本語がとっても流暢。1年ほど前に、地元のコミュニティーセンターで映像を始めて以来、ドキュメンタリー制作にはまったとのこと。

地元のメディアセンターでは、中高年の女性のみを対象にしたグループがあるそうです! 彼女もそのメンバーなのだそうです。 韓国のメディア教育や市民メディアは日本と比べて格段に進んでいるとは思っていましたが、中高年の女性のみの映像グループというのに、とても興味を持ち、毎週2回の講座に私も見学に行きたい!ということになりました。毎週月曜日と木曜日と言うことなので、最終日の木曜日なら行ける・・・。これは楽しみです!

上映のあとは、ユンヒさんとともに、映画祭のトーク・プログラムを見に行きました。
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映画祭のブースでは、協賛企業からのフリードリンクやドーナツなどが沢山配られていました。手に取ると、すごい写真の嵐です。多分協賛企業に提出するんでしょうけれど。。。
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映画祭ブースの様子。映画祭のスタッフの人たちは、みんなおそろいのピンクのパーカーを着ています。
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この日は、ちょっと遅いのですが、夜10時半に映画祭のプログラマー、ミョウジョウさんと待ち合わせをしていました。日本プログラムをコーディネートしてプログラマーでもある彼女は、私の上映の日に映画祭に来られないので、その前に挨拶したいと連絡をもらいました。

翌日の朝に上映を控えているので、遅くまでは難しいですがぜひ、ということで10時半に待ち合わせをしていました。おなかが空いたので、どこかで晩御飯を食べようかと外に出ます。

近くの食堂の前を通りかかったとき、映画祭スタッフの目印であるピンクのパーカーを発見。そこに入ってみることに。

映画祭ボランティアスタッフのヒーウォンさんとハンナさん。2人とも日本語が堪能で、今回日本人監督のアテンドをしているそうです。
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以下はハンナさんからもらった写真
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日本から来た監督の中には、初めての韓国で不安な人もいて、色々と観光地に案内したりしている、とのこと。私はどんなところを見て回る予定かと聞かれました。「MBCテレビ局のストライキとか、スラム街とか・・・」というと、「韓国人でも行かないですよ」と、かなり引かれてしまいましたcoldsweats01。私も一応日本人監督なんですが、観光の希望とか最初から聞かれませんでした! 私は別扱いなんでしょうか・・・!!! まぁ、いいや。

今回は日本作品が多い割りに、日本語が出来る韓国人スタッフが彼女たちも含めて3人しかいないので、「英語でもOK」と言った人は英語通訳に回されるのだそうです。他の映画祭同様、ボランティアスタッフの人たちは、映画が好きで映画祭に関わるのだけれど、映画はほとんど観れていないしどんなプログラムがあるかも分からない、ということでした。

ご飯を食べ終わったら10時過ぎになり、プログラマーのミョウジョウさんと映画祭会場前で会いました。ミョウジョウさんは、私の映画で描かれていることは、今のソウルでも問題になっていることだ、映画の特に始まりと終わりのシーンが好きだetcのことを話されていました。

ミョウジョウさんは、映画祭のウェブサイトで私の作品について解説しています。(以下、映画祭のウェブサイトより引用)

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Program Note
The film starts with showing big scale of low-income public apartment complex built in the era of industrialization, which is commonly found in Korea also. UR(Urban Renaissance Agency), renamed from Japan Housing Corporation, has supported housing for the low-income but the present government is attempting to demolish about 50,000 apartments owned by UR, in order to sell the land to individuals or private companies. The government’s filmsy excuse for this plan is that UR apartments are vulnerable to earthquakes. However, the residents, who can’t accept the government’s announcement changing from repair to demolish, choose to fight against it rather than leave the place. The issue of UR is related with welfare for the aged, which is a hot potato for the aging society like Japan, because most of the people, who are facing eviction from public housing facilities, are old-age pensioners who are hardly able to find a new place to live. The film presents the complicated reality of public housing system of Japan with interviews with tenants, housing experts, jurist, and the representative of UR. The opening and closing scenes of the film show the director’s view that the UR privatization is not only a matter of housing, but also destroying a local community which has been a base for people’s lives. (HWANG Miyojo) *2011 Aichi International Women's Film Festival
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翌朝が自分の上映なので、立ち話程度しか出来ませんでしたが、ミョウジョウさんと実際に会えてうれしかったです。そして驚いたのは、ミョウジョウさんが私へ3枚のDVDをプレゼントしてくれたことでした。そのDVDというのは、私が今回の映画祭でDocumentary Ock Rang Awardプログラムとともに、必ず観たいと思っていたもうひとつのプログラムの、過去の作品集だったからです!!

そのプログラムは、移民女性や脱北者等、韓国社会の中でマイノリティーとされている人たちに映像制作を教え、エンパワーメントをする、Multi-culture Video Makingというプログラム。私の関心そのもの、という感じのプログラムでしたが、残念ながら上映日には予定が入ってしまい、観にいけなくてとても残念に思っていたのでした。なぜミョウジョウさんはこのDVDをくれたのかしら?! 理由を聞くのを忘れてしまいましたが、でも、DVDをもらえてとてもうれしかったです。

観るのがとても楽しみ~~~
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さてさて、明日はいよいよ自分の上映! 早めにホテルに戻り、明日の準備をしました。Q&Aを撮影して、そのあとは延世大学の学生と会い、学生の住宅事情についてインタビューもさせてもらう予定になっているので、撮影の機材や質問を書いた紙、日本からのお土産(お菓子)など、持って行くに持つがかなり沢山になってしまいました!
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日本のお菓子
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日曜日の朝11時からの上映なんて、一体どれだけの人が来るのかしら。。。不安を抱えつつ、早めに寝ました。

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[jp] 朝食の選択肢(ソウル1日目+ホテルについて)

4月20日(金)、ソウル国際女性映画祭に出席するため、成田からソウルへ向かいました。フライトは夕方の便。夜9時にソウル・仁川空港に到着しました。

地下鉄を乗りついて、ホテルにたどり着く頃には、なぜか12時近くになっていました。

私が宿泊したホテルは、映画祭の会場まで歩いて7分ほどで行ける距離にあり、最寄り駅は梨花女子大学。

ホテル外観(後日撮影)
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この「新村」(シンチョン)というエリアは、複数の大学がある学生街でもあります。なので、ホテルの周りには、洋服、雑貨、手ごろな居酒屋などが沢山ありました。

ホテルの周りの様子
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新村交差点付近の標識。大学の名前がいくつも書かれている。
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チェックインを済ませ、部屋へ。「ホテル」というよりは「ホステル」で、部屋の作りはとてもシンプル。でも、スーツケースを部屋で広げられるだけのスペースはあったので、快適でした。

部屋の中の様子
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この宿では「朝食付き」となっているのですが、その選択肢は「パン」か「辛ラーメン」かの二択のみ。。。coldsweats01 辛ラーメンは大好きなんですが、朝から食べたらかなり喉が渇きそう・・・。結局、滞在期間中、朝食に辛ラーメンを食べることはありませんでした。

「パン」か「辛ラーメン」(翌日撮影)
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食堂エリア
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「辛ラーメン」を朝食から作って食べている人は結構いました。
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到着初日は1時ごろには寝ました。翌日からどんな日々が待っているのかを楽しみにしながら。。。

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[jp] 写真家・山本英夫さん写真展『沖縄 基地の重圧をゆるがす』

沖縄の米軍基地反対運動などの写真で知られる、写真家の山本英夫さんの写真展『沖縄 基地の重圧をゆるがす』が、5月5日(土)~5月13日(日)の間、東中野のパオ・ギャラリーで開催されます。

写真展について、詳しくはこちらをご覧ください。

写真展開催中の週末には、ゲストトークが予定されていて、私も5月6日(日)16:00~、山本英夫さん、長尾比呂未さん、加来健一さんとともに、ゲストトークに出演します。(写真展の入場は無料ですが、ゲストトークは別途500円がかかります)

ご都合の合う方は、ぜひいらしてくださいね~

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[jp] 映画『渋谷ブランニューデイズ』

4月28日(土)から渋谷のアップリンクXで、VJUの遠藤大輔監督の新作『渋谷ブランニューデイズ』が公開されています。(~5月11日までの予定ですが、延長になる可能性もあり)。

映画のあらすじや予告編については、公式ウェブサイトをご覧ください。

私は5月5日(土)12時半からの上映回で、上映後のゲストトークに出演します! 住宅の貧困問題当事者でもある映画監督として、住まいについては世の中に物申したいことが沢山あるので(笑)、この日は思う存分話してくるつもりです!

お時間のある方はぜひいらしてくださいね~。

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[jp] マリアに判決出る

一昨日、無事ソウルから戻りました。7泊8日、沢山の人と出会え(そしてもちろん沢山のご飯やお酒も)、充実した旅でした!

昨日~今日にかけては写真の整理や、韓国で出会った人たちにメールを送ったりしていましたが、ほぼひと段落ついたので、明日以降からは韓国のレポートをブログに書きたいと思います。

ところで、私がソウルに滞在中、マリアの裁判に判決が出ました。結果は、マリア側の敗訴で、高等裁判所はパーラメント・スクエアでの夜通しの抗議活動を禁止する新法は合法であり、マリア側が主張する抗議活動の自由を保障した国連の人権法には抵触しない、との見解を示しました。

マリア側には、判決を不服として控訴する期間が与えられています。多分控訴するのかな、と思いますが、マリアとはまだ直接連絡が取れていません。ただし、裁判所側は「控訴しても判決が覆される見通しはないだろう」とも発言しています。

BBCによる記事全文はこちらよりご覧いただけます。

ちなみに、バーバラは、今でも夜通しテントなしで屋外で過ごしているそうです・・・!!!

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[jp] 撮るつもりが撮られる側に

いよいよ明日からソウルなのですが、つい最近まで「現地に行って何かすることあるかな~」と思っていたのに、あれこれ情報を調べているうちに、結構予定が詰まってきました。

中でも、ソウルのインディペンデント・メディアに関わる人たちに会いたいと思い、レイバーネットの安田さんから紹介してもらったメディアクトの金さんに連絡を取りました。

最初は普通にメールのやり取りをしていたのですが、途中からなにやら風向きが変わってきました。というのも、私は以前このブログにも書いた、韓国のテレビ局のストライキに興味を持っているので、「ソウルの滞在中にぜひストライキの現場に行って見たいのですが、誰か知っていますか?」と聞いたのですが、それ以来、私にとても興味を持ったようなのです!

激しいことで有名な韓国のデモやストライキを、日本からわざわざ見に行きたいと言う女性がいる・・・

以前、洞爺湖のG8サミットにイギリスから参加したいと言って、土屋豊さんに「筋金入りのパンクな日本人が来るらしい」と思われてしまったのと同様、今回の「スト現場志願」発言で、なんか誤った人物像を持たれてしまったような・・・coldsweats01 まぁ、いいか。

本当は、会ってお茶するぐらいの感じだったのですが、その質問をして以来、金さんから「ぜひあなたと、Petite Adventure Filmsについてインタビューをさせてほしい。自分たちが発行するマンスリーマガジンで紹介したい」とオファーをもらってしまいました・・・!

Petite・・・に関しては「私一人でやっているので、Petiteイコール私ということです」と断りを入れておきましたが、インタビュー自体は面白そうなので、やることになりました!(肝心のMBCスト現場訪問については、金さんも行ったことがないそうで、別の人にお願いして現在問い合わせてもらっている最中です。行けるといいんですが・・・)

また、韓国の若者世代が置かれている社会状況や住宅事情についても知りたいと思い、延世大学の学生さんたちにツイッターで連絡を取ってみたところ(アカウントはイさんが見つけてくれました)、ちょうど映画祭の会場と、私の宿泊先と、彼らの大学が同じエリア(シンチョン)にあることが判明して、こちらもぜひ会いましょうということになりました。

せっかく会うならビデオカメラでインタビューもさせてもらいたいと思って、その旨を告げ、OKをもらいました。

昨夜、彼らからまたメールが来て、(詳しいことは不明なのですが)現在彼らの活動を取り上げたドキュメンタリーを作っている最中だそうで(誰かが撮っているのか、自分たちで撮影しているのか分かりませんが)、それに私がインタビューした映像も使わせてほしいからコピーをくれないか?と書いてありました。わたしは「もちろん歓迎です」と返答したのですが、こちらもどういうことになるのか楽しみです。

そのほかにもインタビューをしたい、訪ねたいと思うところが沢山あって、今連絡を取っている最中なんですが(・・・って明日にはもう出発なのですが・・・)、そうなると今度心配になってくるのは、果たして「映画祭で映画を観る時間はあるのか」ということです。

プログラムをざっと見て、観たい作品を15本ぐらい選んでおいたのですが、さすがにこのスケジュールでは観るのが難しいため、必ず観るべきもの2本にまで絞りました(絞りすぎ?)。でも、待ち合わせの日程を決めていたら、そのどうしても見たい1本が見れなくなってしまいました。悲しすぎる。。。(ちなみに、トルコのドキュメンタリー映画祭に行ったときは、なんと、最初から最後まで観た映画がひとつもなかったんです!!)

でも、私の方から複数の人に「会いたい」と連絡する以上は、いくつかの候補日程を空けて、会う時間にもゆとりを持ってお願いした方が良いと思ったので、こうなるのはある意味仕方ない。。。最終的に削れるのは、自分ひとりの予定(=映画を観る予定)なのだから。

韓国の色んな事情について調べまくっていたら、こんなに沢山会ってみたい人が出てきてしまって今の状況になっているのですが、予想していた以上に見ず知らずの人が気軽に会うことに応じてくれるのは、韓国というお国柄か、紹介してくれた日本人が信頼の置ける人だからか・・・? メールのやり取りを通じて、それらの要因に加えて、「映画祭で自分の映画が上映されるからソウルに行く」という今回の旅行目的も、相手に安心してもらえる大きな要因であるように思いました。これが、何の用事で来るか、何をやっている人なのか分からないだと、「取材趣意書」とか「企画書」とかが要求されることもあるのかもしれません。

連絡を取る人をもっと絞るべきなのでしょうけれど、私の場合、何か面白い情報を見つけたりすると、その文章やページを読み終わる頃には、もうその人宛へのメールを書き始める・・・というぐらい、すぐに行動を起こしてしまうのです。それに、連絡しなければ会えないのだし、ダメもとで・・・と軽く考えて連絡してしまうので、幸運にも予想以上のOK返事が来てうろたえる、というマヌケな事態に!

まぁ、予定していても直前にキャンセルになってしまう場合もあるので、最終的にどんな旅になるのか全く分かりませんが、楽しんで来たいと思っています。

今日はインタビューをさせてもらう予定の3人(3団体)について、インタビューの質問事項を紙にまとめました。実際のインタビューがこの通り進まなくても、自分の中で頭を整理しておくには有効なので。

荷物のパッキングもほぼ終わったのですが、大型のスーツケースがほぼ満杯になってびっくりしました。洋服やその他のものは普段の旅行のボリュームなのですが、撮影関連のもちものがほとんどです。インタビューもするので、三脚も持っていくし。(ミニDVテープ、20本も持ったんですよ。。。どんだけ撮る気だっ!!)

あ! ちなみに、22日(日)の「さようならUR」上映後にはティーチインがあるのですが、先日、映画祭の事務局から「日本語と英語、どちらの通訳を希望しますか?」と聞かれたので、「日本語を希望しますが、その日いなければ英語でも良いです」と返答したところ、その15分後に「では、あなたには英語の通訳をつけます」とのメールが!!! 第一希望は日本語と伝えたのに、15分で返事が来てしまうなんて、本当に考慮してくれたんでしょうかcrying!!!

なので、英語でのティーチインをやるのですが、どうしよう、ドキドキ・・・ 住宅問題を英語で語れるのか?!?!

ビデオカメラを持っていくので、ティーチインを記録して、山形の映画祭の時のティーチインとあわせて、将来「さようならUR」のDVD特典映像にしたら面白いかもしれません。自分で観るのは恥ずかしいけど、散々な結果だったとしても、他人からみたら資料として面白いかもしれないし。

とりあえず、明日から行ってきます!!

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[jp] これが日常・・・

つい先日、マリアのPeace Plinthがアメリカツアーに出るという、うれしい報告をしたばかりですが、マリア自身はほとほとパーラメント・スクエアでの抗議活動が嫌になってきているようです。

それは、屋外での年中無休の抗議活動の厳しさや、ますます厳しくなる抗議活動の制限、裁判闘争などからではなく、つい数メートル先で抗議活動を行っているバーバラたちからの、毎日浴びせられる罵声、そしてかつての仲間から拒絶されることです。

ポールやリッキー、エマたちに会うたびに、マリアはバーバラたちからの嫌がらせについて、たまりにたまった鬱憤を話しているそうですが(「マリアと会うと、今は話しの99%がそのこと」と言っていました)、それでも、ガマンにも限界はあります。

バーバラのアカウントからYouTubeにアップされたビデオを見つけました。マリアが、かつての親友、マイケル・コルバーと言い争いをしている、つい最近のものです。マイケルも、パレスチナ人のアキルも、バーバラ側についているので、「マリアは警察のスパイ」と、どうやら心の底から信じているようです。いったんそう信じてしまうと、歴史的な事実までゆがんできてしまっている様子。

例えば、ブライアンが抗議活動を始めたのは”2000年”からで、自分はそのときから一緒にいたとマイケルは主張して、その点でもマリアと口論になっていますが、正しくは”2001年”から。このことはブライアン自身、ブライアンのウェブサイト、その他の報道でも散々言われてきたことです。

でも、もうマリアが何を言っても信じてもらえないみたいで、かみ合わない不毛な議論が延々と続くのを見るのは、やりきれない気持ちになります。新法をめぐる裁判闘争よりもっと、神経をすり減らし幻滅させる、日々の諍い。

団地の追い出しに反対して住み続ける住民や、原発の建設に反対し土地を売らない農民たちが、最終的に耐えかねてあきらめる大きな原因は、近所の目、地域での孤立だと聞きます。これまでともに生きてきた仲間、住み続けてきた地域で無視され、付き合いを絶たれてしまうことが、最終的にはそもそもの発端であった追い出しや原発建設の是非以上に最重要の問題となってしまうように。

なぜ、ブライアンのサポーターたちの多くがバーバラを信じ、サポートし続けるのか? 最初は(ブライアン側につかないと、もうパーラメント・スクエアにこれなくなってしまうと恐れているのではないか?)と思っていたのですが、ここまで話しがとんでもない方向に向かうと、なんだかもう分からなくなってしまいました。

ここ2~3年ずっとですが、何か良い方法がないものかと考えています。

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[jp] まさに産みの苦しみの最中・・・

昨日は、午後から2時間ほど、現在新作を制作中の、根来祐さんの作品をスカイプ上でみせていただきました。初上映会をなんと5月4日に控え、現在粗編集中だそうで、これからまだ新たにインタビューも行う予定という、かなりのハードスケジュールです!!

様々な人へのインタビューを行い、それをどうつなぐべきか、思い切って絞るのか、自分自身をどこまで入れて良いのか、入れるべきではないのか、まさに今、産みの苦しみの最中!!!

私自身は、「さようならUR」の編集でもがいていたのが、ちょうど1年数ヶ月前。(あの時は苦しかった・・・)なんて遠い目をしつつ、今、映画を生み出す為にもがき苦しんでいる根来さんが、キラキラと輝いて見えるのでしたshine

映画のタイトルは「らせん」。この映画が初上映される映画祭(「第1回マイノリティ・ドキュメンタリー映画祭2012」)紹介記事より、あらすじを引用します。

『らせん』
(監督:根来祐 2012年/90分/DV。5月4日16:00上映)
この作品には新卒採用予定だった企業の社長から性暴力を受けて裁判を起こした人、公共の場、路上を生活の場にしている女性、ブラック企業でくりかえしセクハラとパワハラを受け働くのが怖くなった女性・・・など様々な立場の人々が登場する。監督本人が受けた性被害体験をふりかえりつつ男性優位社会の中での被害者への二次加害に焦点をあて、回復とは何か?尊厳と自尊心を取り戻すとは何かについて問いかける。複数の女性達の体験とそこから生まれた言葉がお互いに影響を与えつつ折り重なっていく様を記録している。

私の感想は参考になったか疑問なのですが、初上映会には私もぜひ観にいきたいと思います!! ちなみに、映画の上映のあとには上映後トーク「『いい被害者』でなくてもいい」も予定されているそうです。会場はなかのZERO視聴覚ホール。映画祭は5月3日&4日の2日間開催。

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[jp] 「棲」(すみか)第06号に「さようならUR」が紹介されました!

なごや発!等身大の暮らし提案誌、「」(すみか)の第06号(2012年春夏)で、「さようならUR」が紹介されています! レビューを書いてくださったのは、あいち女性映画祭&山形ドキュメンタリー映画祭でお会いした映画評論家の高野史枝さんhappy01

表紙&裏表紙(クリックすると拡大します)
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「さようならUR」のレビュー(こちらはクリックできません)
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昨年9月にあいち女性映画祭で「さようならUR」を上映していただいた時に、映画を観に来てくださった「棲」編集部の兼松さんより、「棲」のバックナンバーをいただきました。それは04号(2011年春夏)で、「あえて、賃貸」という特集でしたが、建築家や学者向けにハードで敷居が高くされがちな”住まい”について、住む人の目線で(←でも、一見ふんわりと見えて、実は骨太な視線だったりする)、しかもステキな写真とともに構成されている雑誌だなと思いました。

今回、映画のレビューが掲載されている号の特集は、「店からまちへ」。一軒のお店から、もしくは一軒の家から始まった場所が、やがてお店を飛び出し、家を飛び出し、まちへとしみ出していく。人が集まり、楽しい時間が生まれる。そのような場所を”耕し”続けている人たちが紹介されています。

新刊&バックナンバーのご購入については、こちらに掲載されています。

映画のレビューと合わせ、ぜひご覧になってみてくださいhappy01 

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[jp] 資生堂で二駅分

私の友達で、今ソウルに滞在中の人がいるので連絡を取ってみたのですが、その人は(どういう経緯でかは不明ですが)、現在韓国人の80歳のおばあさんの家に居候しているそうです。

ピーナツが好きだということで、私の友達からは「ばーちゃんのために南部せんべいお徳用買って来てくれる? それかピーナツ飴」とメールが来ました。

「お安い御用!」ということで、今度スーパーに行ったら買って来ようと思っていたら、数日してまた別のメールが。

「日本から友達が来る」とおばあさんに話したところ、「じゃあ、これを買ってきてほしいわ」と頼まれたという、資生堂の化粧品があるのだそうです。

私の友達は、ちょっと申し訳なさそうに、「ホント、時間があったらでいいんだけど、ばーちゃんがこれほしいって言うからさ、もし見かけたら買ってくれる? 空港の免税店でも売ってるらしい」と言って、商品の説明とリンクが書いてありました。

その商品とは・・・

資生堂スポッツカバー
全体用 ファウンデイションS100 1200円  20グラムhttp://www.shiseido.co.jp/products/item.html?pd=33856&br=shiseido_c

”ファウンデイション”って表記が怪しげで、これは大昔からのロングセラー商品なのかしら?と思いました。普通は”ファンデーション”ですよね?

わざわざご指名されるほどのこの商品、私は見た事も聞いたこともなかったので、友達に「外国に住んでいて、ネットもやっていなさそうなのに、すごい情報収集力だよね」と言ったところ、友達も「美に対する執念がすごいよね」という話になりました。

うちの近所では売っているか分からないけれど、都内に出たついでに・・・と思っていたら、翌日にまた友達からメールが来て、「今ソウルは雨ですごい寒くて、ばーちゃんの体調も悪いんだけど、ゲホゲホ言いながら「あのファウンデイション、ゲホゲホ、やっぱり2個に、ゲホゲホ、してもらおうかしら、ゴホゴホ・・・」って言ってるので、2個にしてもらってもいい?」というメールが来ました。

体調がすぐれなくても、頭の中には常に資生堂のファウンデイション・・・。すごい・・・。

まだ韓国へ出発するまで日にちがありましたが、このおばあさんの熱意に動かされ、私は翌日にそのファウンデイションとやらを買いに行くことにしました。

新宿で、とりあえずドラッグストアに行きました。2階が化粧品コーナーという、よくあるタイプのドラッグストアです。商品名を告げると、「ここにはない」とあっさり。そのすぐ近くの店、更にちょっと離れた店と回ってみましたが、どこもないと言われました。置いてある資生堂のファンデーションは「マキアージュ」だけ、というお店がほとんど。

う~~~ん。何気に難しいんだなぁ。

ちょっと考えて、多分この「ファウンデイション」は若者向けのドラッグストアにはおいていないのかもしれない、高島屋や伊勢丹のような百貨店の資生堂コーナーに行けば、資生堂の全てのラインナップが揃っているのかもしれない。。。

そう思い、伊勢丹に向かいました。
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あった! 資生堂のコーナー。ここならきっと・・・
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カウンターの女性販売員に、商品名を告げると、ここでも置いてないというではありませんか!!!! 一体なんなのでしょう、この商品は!!!

雨の中、既に2駅分は歩いた私は、百貨店の資生堂ブースにさえない商品について、一体なんなのかと販売員さんに聞きました。これは古い・もう製造されていない商品なのですか、海外でのみ販売されている商品なのですか、一体他の商品とどこが違うのですか、etc。

店員さんによると、これは古い商品ではなく、今でも販売されている商品で、日本で販売されているのですが、全ての資生堂のお店で取り扱っているものではない、カバー力がすごくて、”ドウラン”と言っても良いぐらいの質感のため、日本人には好まれず、特に韓国と中国のお客さんが購入する、新宿では「マツモトキヨシ新宿三丁目店」で購入が可能、ということでした!!! 

なるほど、日本発の商品でも、日本人には大して知られていない商品が、特定の国ではとても人気があったり、本来想定された客層と使い方とは別の客層・用途に用いられていたりとか、そういう商品ってあるよなぁ、と思いました。日本でも、海外の商品でこういうパターンがあるかもしれないし。しかし、”ドウラン”なみのカバー力って、普段の生活で顔全体に塗ったら、一体どんな感じになってしまうのかしら・・・(←怖いもの見たさcoldsweats01

伊勢丹を出て、マツモトキヨシ新宿三丁目店に向かいます。
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ここも2階が化粧品コーナーになっているのですが、外国人観光客の多さ、そして彼らに対応出来るように、様々な国の言語で話す販売員が何人も用意されていること、一人当たりのお客さんの購入点数のハンパない多さ(普通、ファンデーション10個まとめ買いとかしないですよね?)・レジに並ぶ長蛇の列に、驚きました。まるで免税店のような状態になっているのです!!

外国人客向けに支払い方法もフレキシブル
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近くにいた店員さんに、この商品を探していると言うと、突然中国語担当の販売員さんに回され、商品を出してもらいました。私、日本語で話しかけたんですけど・・・coldsweats01

これがそのファウンデイションだっ!
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1個1200円が高いのか安いのか分かりませんが、とても小さいのです。
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(まぁ、もともと日本では部分用として作られた商品ですから、小さくて当たり前なんでしょうけれど、これを全体に塗ったらすぐなくなってしまいそうです)

意外にも苦戦した日本からのお土産でしたが、無事買えて良かったです。

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[jp] 再びパーラメント・スクエアがアートの拠点に!

パーラメント・スクエアのマリアより、彼女がパーラメント・スクエアに設置した2.5m x 2.55m x 1.25mのPeace Plinthのアメリカツアーの情報を送ってもらいました。

こちらのサイトに詳しい情報が写真付きで紹介されています。

もともと、パーラメント・スクエアでの抗議活動を規制する法律(SOCPA法)で、抗議活動のバナー類は3mx3mx1mまでと規制されているので、エコビレッジから譲り受けたPeace BoxをSOCPA法ギリギリサイズ(厳密にはちょっと奥行きがはみ出していますけどcoldsweats01)で作り直して設置したのが始まりでした。イギリスの警察の派出所(Police Box)を模して、青いドアが取り付けられたPeace Box。そこに、様々なアーティストたちが、内外に思い思いのアートを施していきました。

その後、マリアはもうひとつのボックスの設置を申請し、同じサイズで今度はNo.10(首相官邸)の黒いドアとそっくりのドアを取り付けた、No.10Boxを設置。こちらにも様々な装飾がなされていきます。

しかし、このブログでもこれまでから取り上げてきたように、SOCPA法に代わる新たな法律が成立し(夜通しの抗議活動を規制するPASRA法)、テントや寝具類、そして寝床代わりにもなるPeace Boxなども禁止されることになってしまいました。

マリアは、PASRA法は施行されても、SOCPA法の期限がまだ切れていないという理由から裁判を起こし、SOCPA法の下でこれまでどおりの抗議活動が継続できると主張しました。そしてPASRA法が表現の自由を著しく制限するものだ、との主張もしています。

現在もまだ裁判は継続中ですが、マリアは弁護士と相談の上、なるべく裁判が有利に進むように、これまで2つあったPeace Boxを、ひとつに減らすことにしました。(マリアが一人で抗議活動をしているのだから、Peace Boxひとつ、テントひとつ、としておく。もともとSOCPA法の下で許可を得ているので減らす必要はないですが、作戦としてそのようにしました)

そして1~2ヶ月ほどまえに、ひとつのPeace Boxを解体(壊したのではなく、また将来組み立てが出来るように、丁寧にバラしただけ)しました。呼び名はその後Peace Plinthと改められました。

これらの経緯を知った、アメリカのアート・オークションにつながりのある人が、ロサンゼルスで開催される、「The BritWeek T4C ("Thank You For Creating") Artists Competition」での展示を提案し、Peace PlinthはBritWeekのスポンサーによってロンドンからロサンゼルスまで運搬され、2週間展示されることになったそうです!!

マリアとしては、ここで展示をしたあと、大きな反響があればPeace Plinthをアメリカでオークションにかけ、そのお金をイラクの子どもたちに寄付したいと考えているそうです。

アメリカでの反響、そしてPeace Plinthの今後の展開が楽しみです!!!

Art Belowの記事では、写真、ビデオ、デモクラシー・ビレッジの時の様子などを見ることができます。パーラメント・スクエアの内部分裂、ブライアンの不在など、人々の関心が薄れがちだったのですが(そして、ここぞとばかりに撤去の動きが政府や警察によってなされていたのですが)、マリア、そして彼女を支える新進気鋭のアーティストたちの粘り強い活動によって、再びパーラメント・スクエアでの表現活動が活発になり、注目を集めています!

Peace Plinth、世界ツアーをやったらいいのにと思いますhappy01

以下、マリアからのプレス・リリースとメールに添付されていた写真です。
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PRESS RELEASE * PRESS RELEASE * PRESS RELEASE  * PRESS RELEASE * PRESS RELEASE

Peace Strike Parliament Square.

The original 'Peace Plinth' that stood at Parliament Square opposite the British Houses of Parliament,is on it's way to LA for an art exhibition.

The plinth was constructed at the Kew Eco Village in November 2009. It was transported to Parliament Square and assembled to create the first of two 'Peace Plinths'

Since then, other art work has been donated to the plinths in order to build up a portfolio of art work. At some point, sale or auction of the works will raise as much money as possible for a children's centre in Iraq. 

The Plinths survived great pressure to be removed by the authorities when the Royal wedding was announced to take place at  Westminster Abbey in 2011.

The remaining 'Peace Plinth' is still in situe at Parliament Square, and is- for the moment- under the protection of a High Court injunction. The new law PRASRA 2011, introduced last December, outlaws structures and sleeping equipment.

The art work is being managed by Ben Moore of artbelow.org.uk
http://www.artbelow.org.uk/artists/peaceplinth

Maria Gallastegui
Peace Strike
Parliament Square

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[jp] 評価されるべき写真家 金裕

昨日は、最近知り合った方に、新大久保の「高麗博物館」へ連れて行っていただきました。私はその存在自体これまで知りませんでしたが、市民が作る日本・コリア交流の歴史博物館として、約10年前にオープンしたのだそうです。

私が来週から韓国に行くということで、何か参考になる情報があればと紹介していただいたのでした。

この日は、ちょうど4月4日から始まった展示をみることができました。館長の樋口雄一さんから博物館が設立された経緯や運営のことをお聞きし、理事の李素玲さんからは、今回の展示の詳しい説明をいただきました。

展示風景(デジカメを持っていなかったので、携帯で撮影。画像が粗くてすみません)
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展示の内容について、これまでの歴史について、表面的には知識として持っていたつもりでも、「では、そもそもなぜこのような事態になったのか?」ということまではさかのぼって知らなかったので、とても勉強になりました。

今回はお話をお聞きしながらの見学だったため、詳しい展示内容については、また日を改めて観にいきたいと思っています。

展示の中で、とても印象深い写真がありました。在日1世の方々の当時の暮らしぶりを伝える写真です。当時は、皆貧しく、日々の暮らしに精一杯、そして社会の表舞台からは隠される様に暮らしていたため、当時の暮らしぶりを記録した写真は、在日の写真家・金裕さんが、雑誌のカメラマンとして全国を仕事で飛びまわった際に、各地の在日集落を訪ね、仕事ではなく個人的に、ライフワークとして撮影し続けた写真でしか、なかなか見ることができないのだそうです。

並べられたそれらの写真は、貧しいながらも、ものすごい生命力と活気に溢れた、木村伊兵衛の写真にも通ずるような、名も知れぬ在日の人たちの暮らしが切り取られていました。

金裕さんについて。1945年生まれ、1998年没の在日カメラマン。
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写真集「同胞」
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写真集の中から。土木工事に従事する人。ダイナマイトを背中に担いで発破場所へ向かう。
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小さくて見づらいかもしれませんが、ポツポツと労働者の姿が。
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成田方面から東京方面へ農産物を引き売りするために向かう女性。沢山の風呂敷袋を背負っている。ちなみに、この写真からは見づらいかもしれませんが、背後に映っている日本人の女性は籠を背負っています。同じ農産物の行商という仕事でも、このような違いがあったのだそうです。
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写真に写っている子どもたちは2世。現在、1世だった人たちに話を聞くことは難しいですが、60~70代になっている2世の方なら、当時の生活をまだ聞けるかもしれません。
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住居とは呼べないような掘っ立て小屋で暮らした、炭焼きを生業とする一家。
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金裕さんが個人的に撮影し、発表されることなく埋もれたままのネガが大量に残されているそうで、今後、高麗博物館では、金裕さんの奥様の同意を得て、これらの写真を展示する計画を立てているそうです。ちなみに、私は金裕さんについて、yahooやgoogleなどで検索をしましたが、それらしい情報は数件しかヒットしませんでした(例えばこちら)。苦労と差別の末に人知れず亡くなっていった人々を、温かなまなざしで記録し続けた金裕さん。そして彼の写真もまた、これまで人の目に触れることがほとんどなかった・・・。

今後、展示会などを通じて、彼の活動が再評価され、広まっていくことを願っています。

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[jp] 超特急の対応で

昨日のブログに書きましたが、いよいよ「ブライアン~」の海外販売用のDVDジャケットが完成しました! 表と裏の画像を組み合わせ、タイトルを入れた背ラベルも作り、それらをレイアウトして、印刷するためのPDFを作りました。

作業がここまで進んだので、(もういつ注文をもらっても大丈夫!)と思い、朝9時ごろにDVDを注文してくれていたイギリス人へ、「お待たせしていましたが、やっとDVDジャケットが完成しました。支払いのインボイスを後ほどペイパル経由で送ります」とメールをしました。

それからペイパルにログインし、請求書の作成と発行をしました。請求書は英語になっていないと相手が読めないので、サイトの言語表示を英語に切り替え。作成と発行は、ずいぶんと簡単な作業でした。本当にこれだけで大丈夫なの?と心配になってしまうぐらい。

ペイパルのサイトから請求書を送ると、なんとその10分後には、私のメールアドレスに「○○さんからの支払いが完了しました」という通知が!!! この人、いくらなんでも早すぎる。。。

これだけ楽しみにしてくれているのは、とてもうれしいのですが、対応が素早い人は、往々にして相手側にも同じぐらいのスピードで対応してもらえることを、意識的or無意識的に求めているのかも?と私は思うので、本当は今日の午前中は韓国滞在中のことであれこれ調べたり、連絡を取ったりするつもりだったけれど、急遽変更して、DVDジャケットをコンビニで印刷し、完成にだいぶ時間がかかってしまったお詫びにチョコレートを買い、家に戻って梱包して、郵便局から書留で郵送したのでした。

今日、メールを見返してみたら、その人からDVD販売についての問い合わせをもらったのが2月24日。2ヶ月弱前のことです! ずいぶん待たせてしまって申し訳ないと思いつつ、その人が待ってくれていたおかげで、仕上げなきゃと気合を入れることが出来ました。注文がなかったら、きっとダラダラと先延ばしにしていたかもしれません。

無事、送付を終えたあとは、先日ブログに書いた、著作権許可がほしい別バージョンを作りました。その人に送るメールの本文は既に書き、現在はネイティブチェックをしてもらっているところです。チェックが済み次第、メールを送ります!!(まぁ、絶対返事来ないと思うんですけどね)

気がついたら、「ブライアン~」の海外DVD関係のことをやるだけで、既に午後3時ごろになってしまっていました。まずい、韓国のことが、全然進んでいないではないか・・・。

韓国に滞在中、映画祭で映画も観たいし(これがまたすごい数のプログラム数で、しかもどれもとても興味深いのです)、イベントも参加したいし(映画祭は映画の上映以外に、オープニング&クロージングパーティー、シンポジウムやラウンドテーブル、ライブ、ワークショップなど、これまた沢山のイベントを企画している)、ソウルのインディペンデントの映像関係者やメディアアクティビストと呼ばれる人たちにも会ってみたいし(以前ブログに書いたテレビ局のストなども)、住宅問題に取り組む人たちにも会ってみたい。。。

やってみたいことは沢山ありつつも、韓国の映画や韓流に詳しくない私は、韓国の社会事情も詳しくありません。なので、つい一昨日なんですがcoldsweats01、韓国の現代社会について詳しく解説している文庫本をアマゾンで買って、今は家で読んでいるところです。突貫工事!! ではありますが、この本がまたすごく面白くて、(なるほど~、それで韓国ではこんな現象が起こっているのね!)と、なかなか参考になります。まだ3分の1ほどしか読めていないので、これも2~3日のうちに読み終えたいです。

とりあえず、「ブライアン~」の海外販売用DVDについてやり終えたので、これからの1週間は韓国のことを出来るだけ調べて、事前に準備できることはしておきたいです。

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[jp] 究極の遠隔共同作業!

予定よりだいぶ遅れてしまいましたが、今日やっと海外販売用のDVDジャケットが両面ともに完成しました!

作業の遅れは、幸いにもこの週末はイギリスがイースターの休暇で、ポールが金曜日から今日(月曜日)まで会社が休みだったことで、取り返すことが出来ました!(っていうか、仕事が休みなら、私の映画関係のことを手伝わされるなんて可哀想ですが・・・)

デザイン関係のことをやり取りするのって、すごく時間がかかりますよね。何度も何度もやり取りをしなければなりません。最初のラフアイデアの時点ならまだしも、最終段階では本当に細かい微調整(ここをあと1ミリ上に!とか、ここの色はほんの少しだけ明るくしたい!とか)のために、相当な連絡をしなければなりません。

言葉でいくら説明しても、色味やレイアウトは、かなり個人的な感覚によるものなので、”私”にとっての「明るい水色」が、相手にとっても同じような「明るい水色」だとは全く限りません。メールで詳しく説明して、出来上がったものが全く私のイメージと違った・・・なんてことはしょっちゅうです。

そんなときに、実際に同じ場所で作業が出来たら・・・と思うでしょう。机を並べて、同じパソコン画面を見ながら、「あ、ここもう少し左!」とか、「こんな風にしてみて」とか。それって断然作業が早いし、確実ですよね。

そんなことを常々思っていたら、ポールがネット上で、そんなことを可能にしてしまうフリーのサイトを見つけてきました!! 「join.me」というサイトなのですが、なんと、自分(もしくは相手)のデスクトップ画面を、他の人と共有することが出来るのです!!!

このサイトを使って、ポールがイギリスのパソコン上でDVDジャケットのデザインをレイアウトしているのを、リアルタイムで日本にいる私が自分のパソコンのモニター上で見て、どこをどのように変更したいかはスカイプで通話。・・・ほんと、すごいですよねぇ・・・。・・・っていうか、デスクトップ上に変なショートカットとか画像をうっかり載せていたりしたら、大変そうですよねぇ・・・。

ちなみに、相手側のデスクトップ画面を眺めるだけではなく、相手側が承認すれば、なんと私のマウスを相手側のデスクトップに表示されることも出来るのです! つまり、イギリスで作業をするポールのデスクトップを、私が、自分のマウスで操作することが出来るのです!!(例えば、色味や影の調整では、「どのくらい」と口で伝えるよりも、私が自分でマウスを操作して、自分の好きな色味まで調整するほうが都合が良かったりします)

ほんと、離れていてもこんなことが出来てしまうってすごいですよね。

ちなみに作業中のパソコン画面をキャプチャしました!(私のデスクトップ上に、ポールのデスクトップ上で作業している画面が表示された状態)Joinme_0409_1

でも、注意事項すべき点もあります。join.meは無料で利用出来るサイトなのですが、無料会員と有料会員ではやれることに差がついています(大抵どんなサービスも、無料会員or有料会員での差別化はあります)。

大抵のサービスは無料会員のもので十分なのですが、唯一の難点は、無料会員の場合、join.meにログインしている赤の他人も、その画面を覗き見することが可能なのです・・・! 今、何人がこの画面を覗いているのかということは画面に表示されるので、自分以外の人数が増えたらさっとやめれば問題ないのですが、時々、作業に集中していると誰かが入室してきても気がつかないこともあります。

まぁ、普通は延々と続くデザインのレイアウト作業に付き合っていても面白くないので、しばらくするとその人たちは消えていきますが・・・。

有料会員になれば他人が覗き見することを防げるのですが、join.meの場合、有料会員の月会費はそれなりにします。なので、今のところ無料会員のまま使い続けています。

離れたところにいる人と共同作業をする人にはお勧めですよhappy01

今日は、1時間前にやっとDVDのジャケットが完成したので、明日はまたコンビニで印刷して最終的な確認をし、いよいよ販売開始です! とりあえず、購入希望者が1名(^^)いますので、早速準備が出来たという連絡をしようと思います。今日調べたら、ペイパルのサイトから英語や日本語での請求書発行について雛形が用意されていて、そこに必要事項を記入すればOKらしいので、そちらについても明日やってみようと思います。

DVDジャケットが完成して、とりあえず一安心しました。

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[jp] ソウル国際女性映画祭で「さようならUR」上映!

4月19日から韓国・ソウルで開催される、第14回ソウル国際女性映画祭「Asian Spectrum: Japanese Cinema 1955x2012 - Eternal Breast」プログラムで、「さようならUR」が上映されることになりました! 上映に合わせ、私も8日間ソウルに行きます!!

上映の詳細は以下です。映画は、英語&韓国語の字幕付きで上映されますので、もし韓国に日本語・英語・韓国語のいずれかが分かるお友達&お知り合いがいらっしゃる方は、ぜひ映画祭での上映情報について紹介してください。

第14回ソウル国際女性映画祭での「さようならUR」上映情報
「Asian Spectrum: Japanese Cinema 1955x2012 - Eternal Breast」プログラム

①2012年4月22日(日)11:00~(会場:Artreon2)上映後に監督質疑応答(英語&韓国語)
②2012年4月22日(日)20:00~(会場:CGV Songpa 5

チケット代金はいずれの回も6,000ウォンです。
映画祭のウェブサイトはこちらです。

ソウル滞在中は、映画を観たり、韓国で映像やメディア、社会活動などに関わる人たちと色々交流できたらと思っています。もしお勧めの場所や人などご存知でしたら、ぜひ紹介してください!

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[jp] 野外フェスとドキュメンタリー

ベルギーは行ったことがない国ですが、チョコレートとビール以外にどんなものがあるのか知らないという不勉強のせいもあり、とりたてて行きたいと思っている国ではありません。隣国と合わせて数カ国を回るついでにというのだったら良いけれど。

・・・と、ベルギーに対してはそんな程度の私ですが、唯一、別格で行きたいベルギーで開催されている野外フェスがあります。Tomorrowland。(アパレルメーカーではありませんcoldsweats01)。ちょうどサイトを覗いてみたら、なんと明日からチケット発売開始!! チケットの販売枚数は25万枚(うち8万枚程度はベルギー国民のみ先行発売で、もちろん既に売り切れ)! フジロックで12~13万人ですから、その巨大さが分かります。

ビデオがネットに沢山アップされていて、今日はそれらを眺めながら作業をしていたのですが、フジロック、そしてイギリスのグラストンベリーに行ったときのことを思い出しながら、うわ~行きたいなぁ!!と観ていました。ヨーロッパにいたら絶対行くんですが!

私はこれまでにも時々野外フェスとドキュメンタリー制作の共通点について述べてきましたが、巨大な会場を行き来し、朝・日中・夜とコロコロ変わる暑さと寒さ&雷雨にも耐え、その日のメインのアーティストのライブに備え、気力と体力をコントロールしながら長時間&数日間のフェスを楽しむ・・・。それはそのまま、屋外で長時間の撮影をした「ブライアン~」に生かされたのでした。体力もそうだし、装備も。

(ちなみに私は、ある野外フェスに行くと決めたら、1年ぐらい前からワークアウトをして基礎体力作りからやります。体力がないとフェスは楽しめないですから。そして、フェスが近づいたら、ライブや飲み会のような発散する遊びは控えて、全てはフェスで頂点に達するように自分をコントロールするという徹底振りです。きっと、出演アーティストより気合が入っているかもしれません。でも、あまりにも自分をピュアな状態に持って行き過ぎて、ライブの音に全身で反応し、その場で腰を抜かすという間抜けな結果に・・・coldsweats01 でも、それぐらい楽しみな一大イベントなんですよね。)

フジロックのモデルといわれる、イギリスの野外フェス、グラストンベリー。これは、もう、本当にたとえようのないほど、私にとって特別のイベント。私は2007年にイギリス人の友達と8人ぐらいで行きました。私以外は10代の頃から10年近くグラストンベリーに通い続けている達人たち。テントを張る場所が混雑するため、フェスの2日前からテントサイトのみがオープンするのです。私は事前に友達に自分のテントも運んでもらい、テントを張ってもらって、私はフェス当日から参加しました。良いテントの場所を確保しないと、メイン会場から1時間近く歩くはめになってしまうのです。

きっと、Tomorrowlandなんて、もっとすごい状態なんだろうな~。

フジロックも独特の文化があるけれど、イギリスの野外フェスにいくつか行ってみて思ったことは、音楽のライブ・祭典に留まらず、”社会文化”なのだということ。巨大な敷地内には、音楽のライブをやるステージがいくつもありますが、それ以上に音楽以外のステージや施設も沢山あるのです。例えば、グラストンベリーの場合は、コメディテント(テントといっても1000人以上は入る大きなものです。朝から晩までスタンダップ・コメディのショウが観られます)、バーレスクのテント、サーカステント、そしてLeft Fieldと呼ばれる、政治に関するテントも終日ものすごい人が集まっています。元政治家や政治ネタのコメディアンなどが登場します。

音楽やファッション、パフォーマンスなど、あらゆる芸術に社会情勢や政治、社会的信条(動物愛護や環境保護など)が、ごく普通に融合している(→これは海外の芸能人が社会的な発現をすることにも表れていますよね)というのに改めて驚き、これはウッドストックなどから連綿と続く文化なのだろうな、と思いました。キャンプをし、あらゆる文化・社会問題などを融合して、”祭”になる。。。その精神は、ブライアンの抗議活動、そしてNYのオキュパイ運動にも通じる社会的土壌ではないか?とも思うのです。(私の個人的見解ですが)。

日本はどうでしょうか? 社会的な影響力を持つ芸能人などが社会的&政治的な発言をしない(できない)原因のひとつに、”テレビ”があると思います。今、どのチャンネルをつけても、どうでもいいバラエティ番組に、さらにどうでもいいコメントばかりする芸能人&お笑い芸人たちが大人数でひな壇に並ぶような番組ばかりです。お笑い芸人の稼ぐ場所は、断然テレビでしょう。

でも、イギリスの場合は、コメディアンたちがテレビに出なくても稼げる土壌があるのです。そのひとつが、グラストンベリーを始めとする野外フェス。音楽アーティスト同様に、夏場はフェス出場で大忙しです。さらに、スコットランドのエジンバラでは1ヶ月間コメディ中心のフェスティバル(エジンバラ・フリンジフェスティバル)があって、そこでも毎晩舞台をやります。さらに、東京ドーム規模のスタジアムでコメディをピンでやる芸人もかなりいます。

そんなわけで、テレビに出なくてもお金は稼げますし(もちろん売れない芸人が厳しいのはどこの国でも同じですが)、あまりにも過激すぎてテレビでは放送できない芸人のライブも大人気で、その人たちの社会批判はかなり強烈です。テレビとか、スポンサーとか、くそ食らえって感じのコメディアンがいて(ライブに行ったのに名前を失念)、彼の場合はもう10年以上全くテレビに出ていないそうです。でも、全然平気。

まぁ、日本とイギリスのコメディアンの違いが、それだけに由来するとは限らないですが、でもコメディアンが置かれている状況はずいぶん違うと思います。

テレビに飼いならされてしまったら、本来、社会を皮肉り、風刺する芸人の牙は抜かれてしまいますよね。”ロック”し続けるためにも野外フェス文化は大事!と思ったのでした。

また行きたいなぁ~!!

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[jp] LAへのツアー

昨日、マリアにメールを出したけれど、きっと返事はすぐに来ないだろうと書きました。ところが、今朝、彼女から返事が来ていました!

私はマリアが電話番号を知っているとばかり思っていましたが、それは私の勘違いで、彼女もメールアドレス(既に私も持っているもので、本当に使われているかどうか不明のもの)しか持っておらず、しかも一度も返事が来たことがないと書いてありました。う~~~ん。

そして彼女からのメールには、なんと彼女のPeace Box(今はPeace Plinthと呼んでいる。警察の派出所を模して作った3mx3mx1mのボックス)が、アメリカのロサンゼルス・ツアーに2週間出ることになったのだそうです! 美術館(?)かどこかで飾られるんですって! すごい!! もしも高値で売れるならば、オークションで競売して、そのお金をイラクやアフガニスタンの子どもたちに寄付したいといっていました。

詳細はまだ分かりませんが、彼女は今プレスリリースを作っているそうで、書き上げたら私にも送るといっていました。とても楽しみです!!

今日はセブン・イレブンに行き、レイアウトがほぼ決まった状態の海外販売用DVDジャケットをカラー印刷しました。家にカラープリンターもありますが、私はコンビニのコピー機でのカラー印刷が好きなのです。最近のコピー機(特にセブン・イレブン系列のもの)のマルチ機能ぶりと高性能ぶりは、目を見張るものがあります。(あ、でも写真のプリントに関しては、町の写真屋さんが手焼きで焼いてくれるものには、まだまだ及びませんが)

家のパソコンは、インクジェット式が多く、普通紙に印刷するとインクの乾きが遅かったり、ややにじんだりと、如何にも”家庭で印刷しました”風になってしまうのが、私は気に入りませんでした。

コンビニの複合機で「メディアからプリントする」というサービスを使えば、USBなどのメモリーカードやDVDなどに入れた自分のデータを、コンビニで印刷することが出来ます。私の場合、A5サイズのフルカラー印刷なので1枚50円かかるのですが、印刷がすごくきれいで写真データ部分が写真のようにくっきりしていますし、出てきた瞬間から重ねてもOKですし、その仕上がりは家庭用とは雲泥の差です。

家庭用でも、印刷精度を上げて(その分インクの使用量は増えます)、写真画質の用紙を使えばきれいな印刷は可能ですが、それらをそろえるコストを考えると、1枚50円かかったとしても、コンビニのほうが安上がりなのではないか?と思います。(それに、近年のプリンターは、わざとだと思いますが、インクボトルが小さすぎます! フルカラー&写真画質をやったら、しょっちゅうインクを買い求めなければなりません)

そんなわけで、私はセブン・イレブンや、都内に行った時はキンコーズ(こちらの方がセブン・イレブンより若干きれいで、より幅広いニーズに対応が可能です。色んな機能を研究するために時々立ち寄り、利用しています)などで、販売用のカラー印刷をしています。

ちなみに、一つだけ注意すべきことは、コンビニなどでの印刷では、オリジナルよりやや縮小されて出力されるということです。例えば原寸A4でフチまで印刷されているようなチラシをA4で印刷しようとすると、フチが数ミリ程度余白にされてしまいます。

なので、データを作成するときは、あらかじめその縮小分を見込んで、やや大きめにデータを作ります。しかし、その加減がとても難しく、しかもDVDのジャケットは、きっちりと表面は表面の場所に、背ラベルは背ラベルの場所に納まるように・・・とするため、数ミリ程度のずれもとても目立ってしまうのです。

他に良いやり方があるかもしれませんが、私の場合は思いっきり手動で、画像の位置を微調整し、大きさや位置を変えて数バージョンか作ってコンビニに向かい、試し印刷をして(色味の確認ではないので、モノクロ印刷10円ので十分)、ぴったりと納まるデータが出来上がるまで、ひたすらトライアル&エラー。。。何か良い方法、きっとあるはずなのでしょうが。。。

今日は色味と写真の解像度のチェックだったので、カラー印刷でやりましたが、その発色&写真の綺麗さには感動しました。今週末にも、データが完成したら、位置の微調整をしたいと思います!

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[jp] 絶対読んでもらうには…?

先週末までに終わらせたかった、「ブライアン~」の海外用DVDジャケットですが、その見通しは甘く、まだ作業をしています。

今はもう既に8割以上が完成しており、明日は実際にカラー印刷をしてみて、色味や線の太さ、フォントなどを確認してみようと思っています。

しかし、それ以外に、ひとつだけペンディング事項があるのです。

昨年ブライアンが亡くなって、私は日本向けのDVDジャケットのレイアウトを若干変更して、ブライアンのお悔やみのメッセージを加えました。海外向けのDVDジャケットにも、お悔やみのメッセージを入れるのですが、その部分に日本向けにはない、ある写真を使いたいと思っているのです。

その写真は私が撮ったものではなく、私の友人や知人でもなく、ネット上で掲載されていたものです。ホームページから連絡を取ろうにも、問い合わせ先は載せてありませんでした。

(確かずっと前にマリアが連絡を取ったことがあると言っていたかも?)と思い出し、マリアにメールをしたのですが、電話以外ではレスポンスが遅いマリアからはまだ何も連絡が来ません。

ポールにもこの件を話したところ、「マリアは以前電話番号を持っていたけれど、最近電話したら繋がらなかったと言っていた」と言われました。「でも、メールアドレスはこれを使っているらしい」と、メールアドレスを教えてもらうことが出来ました。(ネット上では、そのアドレスは使われていないらしいという噂も沢山書かれていましたが)

そしてポールからは「メールで連絡するとしても、スパムに間違えられないで、なおかつ興味を引くような件名にしないと、沢山のメールの山に埋もれて無視されるだろうね」と言われました。確かに、すごい沢山のメールが送りつけられていそう…。

ダメもとで、教えてもらったメールアドレスにメールを送るため、絶対読んで見たいと思われるような、このメールは開封しなきゃと思わせるような、”必勝”の件名を考えなくては…!!!! 日本語でも難しいですが、英語で…!!!!

ちなみに、私は昔、職場で聞いていたラジオ番組で、マドンナのプレミアライブ(招待客のみ)の招待券20枚に応募して、超激戦を勝ち抜き、チケットをゲットした経験があります。そのときは、リスナーのハンドルネームと番組の感想をどう書くかが勝負だったのですが、私はその番組を毎日しっかり聴いて(仕事はそっちのけ)、番組DJのノリや好みを熟知していたので、それが功を奏したのかもしれません!(番組中の当選発表で、私の考えたハンドルネームが呼ばれたときは、仕事中にもかかわらず絶叫しましたcoldsweats01

今週末にも件名と文章を考えたいと思います!

面識のない有名人にメールを送る場合、件名はもちろん最重要だと思いますが、怪しげなファイルが添付されていないことも重要だと考えました。何かしらのファイルが添付されているだけで、ウイルスと思われて開封してもらえない場合があります。

私は今回メールを送るにあたり、「あなたの写真をこのように使わせてもらいたい」ということで、実際にレイアウトしたサンプルのPDF(もしくはJPEG)を送りたいと思っています。写真を使うは良いけれど、どのように使われるのかというのも、使用許可を出すのに関係すると思ったので。

そこで、今までやったこともなく、やり方も知らなかったのですが、時々受け取るメールで、写真データなどが本文中に埋め込まれている(インライン画像)タイプのものは、どうやったら可能なのかを調べました。インライン画像の場合、本文の一部扱いとなるので、メールを受け取った時点では添付ファイルマークが表示されず、受信者は開くまで画像があると分からないためです。

インライン画像のやり方は、使っているメールサーバーによって異なると思いますが、私の場合はメールソフトのヘルプで「メッセージにインライン画像を挿入する」という項目を見ることによって簡単に設定が出来ました。

…これで一応挑戦する下地だけはそろいました…!!

とはいえ、電話番号が分からず、メールアドレスも使われていない(もしくは開封されない)可能性の方が大ですので、今日はプランBを考えました。インターネットで著作権フリーで使えるイラストの素材集から、花束のイラストを選びました。…それはそれで良いイラストですが、私が希望している写真にかなうものは、この世に存在しない!とまで思っているのです!!

とりあえず、今は海外用のDVD販売を首を長くして待ってくれているイギリス人がいるので、著作権フリーのイラストでDVDジャケットを完成させ、万が一、第一希望の写真が使わせてもらえることになったら、イラストを差し替え、イギリス人にも新しいジャケットを後から郵送しようと思っています。

今回の例にあるように、他人の著作物を借用したい時に、常に著作権者と連絡が取れるわけではありませんよね。中には、誰が作ったのかさえ分からないものもあります。そんな時はどうなるのでしょうか? 使用をあきらめなければならないのでしょうか?

SOCPA法のもとで奪われてしまった、ブライアンのかつての40メートルのディスプレイを再現した、アーティストのマーク・ウォリンジャーは、この点について以下のように対応をしていました。

ブライアンのディスプレイの場合、世界中からやってくる、有名&無名の人たちがアート作品や看板などを寄贈して行った為、著作権者を見つけ出すのが非常に困難です。なので、彼はほとんどの再現アートを、著作権者に許可を取らない(取れない)まま複製しました。

著作権への対策として、彼は展示の際に、会場と作品のリーフレットに「この作品は、各著作権者への許可を求めているところです。もし、著作権者を知っている、もしくは自分の著作物に対して複製を許可したくない場合はお知らせください」という断り書きを入れていました。

この対応で法律的にもセーフなのかは分かりませんが、(こういう対応もあるんだな…)とその時は思いました。

私は今回の使いたい写真について、連絡&許可がない場合は、残念ですが使わないと思います。(マークがやったような断り書きは、不特定多数の人によって作られた大量のアートならば分かりますが、私が使いたい写真の人は特定されていますし、たった一人ですから、その許可さえももらえないまま使っているということをわざわざ知らせるのは、なんか変な感じがするから)

ダメもとではありますが、やれることをやってみようと思います。

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[jp] 婦民新聞にインタビューが掲載されました!

2012年3月30日発行の婦民新聞「こんにちは」欄に、インタビュー記事が掲載されましたので、以下にご紹介します。

(記事はクリックすると拡大します)Fuminshinbun_20120330_re_small

インタビュー&執筆をしてくださった編集長の大西和子さん、どうもありがとうございました!

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[jp] 裁判所ロビーを占拠!?

先月、29日は73号棟の裁判が立川地裁でありました。

裁判所外観(「さようならUR」の中でも、裁判について語るシーンの冒頭で映像を使っています!)
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裁判所の中に入ると、待ち合わせロビーが73号棟関連の人々(住民、弁護士、支援者)で溢れていました! これまでで一番多い参加者の数だったのではないでしょうか?
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傍聴席には、UR側の人10名と、73号棟側の人とで、溢れかえり、中に入れない人もいました。

裁判のあとは、今日の裁判の分析(?)、今後の進めかたや当面の見通し、当事者・支援者双方から意見や感想、質問などが出ました。
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「他に質問がある人はいませんか?」という最後の締めくくりで、私が挙手! 「質問ではないですが、このあと外で集合写真を撮らせてくれませんか?」と聞きました。人数が多いし、みんな忙しいし、こんなときに写真なんて・・・と思われるかもしれないと思いましたが、裁判中の記録(記念?)として、やはり撮っておきたいと思ったからです。

みなさんが快く応じてくれ、とても天気が良く、多くの支援者が集まってくれたこの日に、写真を撮ることができました!

人数が多いので、みんなが外に出てくるまでにも時間がかかります。
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裁判所の看板石を入れて撮ろうとしましたが、人数が多く、石が日光で反射してしまうため、全員では難しいと判断。
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段々人数が増えて。。。
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全員がそろいました!!
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人物が大きく写るようにトリミングしたもの。
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自己満足かもしれませんが、皆さんの写真が撮れて良かったと思いました。なかなか、写真を撮るという行為は、おろそかになってしまいがちで、当事者の人たちも(別に・・・)みたいになってしまうことがあると思いますが(特にブログ以外で具体的な使用の予定があるわけでもないような場合はなおさら・・・)、私の場合、ここで写真を撮りたい!ビデオを撮りたい!という私の気持ちに住民の方々が答えてくれ(完成した映画を観て、当人たちもその時々の記録をするのは必要なのだと思ってくれたのかもしれません)、”記録魔”である私に面倒がらずに付き合ってくれて感謝しています。

なお、次回の裁判は5月17日(木)。ご都合がつく方はぜひ応援にいらしてください!

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[jp] 予想よりかなり少なく・・・

先週の水曜日は、以前このブログでもお知らせした、イギリスのドキュメンタリー「The War You Don't See」の試写会をやりました。

英語のみで日本語字幕がない映画のため、どれぐらいの人が来るのかまったく想像できませんでした。ドリンク代のみだから、沢山来るのか? それとも、日本語字幕がないので、あまり来ないか??

事前に頂いたメールでは、映画にとても興味を持っているけれど、仕事の予定でいけるかどうか直前まで分からないという人が数名、そして日本語字幕がないから行けないという人数名でした。

開場は18時45分としていたので、18時ごろにラバンデリアに行きました。18時半頃に、ジャーナリストの林克明さんが来てくれました。その後、メーリングリストで知ったという方、ブログを観てという方、そしてたまたまお店に立ち寄ったという方が参加。開始時間の7時までに会場にいた人はたったの5名。。。

10分ぐらい時間をずらしたのですが、終了時間が遅くなるのであまり引き伸ばすわけにも行かないと思い、7時15分頃から上映を始めました。

上映の様子
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上映後に、観てくださった皆さんと映画の感想や、どのように普及が出来るのかを色々話し合いました。

林さんはチェチェン問題の取材でも知られていますが、以前、チェチェン問題に関するドキュメンタリー映画を日本で紹介&上映した経験があるそうです。配給先(監督はロシアでしたが、配給はカナダの会社となっていたそうです)に上映について問い合わせたら、商業上映、市民活動上映など、上映のタイプによって様々な上映料の設定をしており、入場料は取るけれども非営利の市民団体による上映の場合、半年間何度でも上映できて150ドルほどという、格安の値段設定だったそうです。

それで、林さんたちは映画に字幕をつけ、上映ツアーを計画し、宣伝をし、入場料を徴収することでそれらの経費をまかなったそうです。

・・・そんな条件だったらすごく良いですが、「The War You Don't See」の場合、イギリスでは民放(ITV)で放映され、劇場でも公開されている映画です。内容は痛烈なマスメディア批判ですが、上映の形式自体は商業的です。商業ベースで展開している映画に、草の根の市民運動価格なんて設定しているのかなぁ・・・と思ってしまいました。

でも、聞いて見なければ分かりませんので、今後の展開で聞くべき時が来たら質問してみたいと思います。

日本での普及について、「何かしらの団体のバックアップか協力があると良い」というアドバイスも出ました。外国の映画を日本で紹介するには、まず字幕制作が必要ですし、字幕を作っても、普及するにはネットワークが必要です。何かしらの団体と協力したら、字幕制作や普及が広く行えるのでは?ということでした。

実際にいくつかの団体の名前が出ましたが、まだ何も具体的ではないし、話もしていないので、今の時点では個々の団体名を書くことは控えます。

普及以前に、この映画を日本で広めたいと思ったそもそもの理由なのですが、私は以前このブログにも書いたように、この映画の中で描かれているイラク戦争報道における英米メディアの構造と責任が、そのまま福島第一原発事故の日本のマスメディア報道の構造と責任に重ねて見え、日本でも遠くない将来のうちに必ず今回の報道に関して検証がなされ、組織&従事した個人のレベルまで責任が問われていくべきである、ということです。

しかしこの点に関し、試写会でこの映画を観た人からは、「この映画では個人がインタビューに答えているが、日本のマスメディアの場合、(組織に属する)個人・記者がインタビューに答えることは難しいのでは?」という指摘がありました。会社の方針で報道したものなのだから、その記者の個人的な考えで書いたものではない、ということです。

日本では、新聞記事に記事を執筆した記者個人の名前を載せる署名記事自体、一昔前まではそんなにありませんでした(特集記事などを除き)。マスメディアだけでなく、会社組織、官庁、学校など、あらゆる組織が、”顔なし”で仕事をしています。不祥事が起きても、組織ぐるみで行われたこととされ、責任の所在もあいまいで、せいぜい社長が責任を取って交代というのが通例です。

でも、たとえ記者個人の考えではなく、”会社”の方針で書いた記事だったとしても、実際に原稿を書いた記者、実際に原稿を読んだリポーター、そのニュースを選んだニュースデスクetc、実際にそれを担う”個人”の存在がなければ、報道はなされないわけです。”会社”という概念だけでは報道は出来ず、そこに”人間”がいて初めて報道が可能になるのですから。

「自分がその仕事を拒否してクビになっても、別の誰かがそれを報道するのだから」というのではなく、やはり国民に知らせるという立場の重要な役目を担う人たちは、その自覚を持っておかしい報道にはNO!を言うべきだと思います。先日このブログでも紹介した、韓国のテレビ局の集団ストのように、現場の人間たちが拒否をすれば報道に支障が出て、NO!を突きつけることが出来るのです。

国民に背を向けた報道をした場合は、その責任が会社だけでなく自分にも問われるのだ、ということを自覚してもらうためにも、”個人”レベルでインタビューに引っ張り出すのは有効だと考えます。如何にも難航しそうですけれど、そうでもしないとこの国の報道のあり方は変わっていかないと思います。

・・・っていうか、そもそもフリーランスのジャーナリストや、私も含む自主制作の表現者たちは、これまでからずっと個人で責任を問われる立場でやってきているのですから、より大きな影響力を持つマスメディアの現場の人間が、”会社”を隠れ蓑に責任を問われないっていうほうがおかしいのではないかなぁ・・・と思います。

(しかし、不誠実な報道をしたら訴えられるというケースよりも、最近は口封じのための損害賠償訴訟が本当に増えていますね。つい最近も、東電を巡る原発利権や日米防衛利権を調査報道されているフリーランス・ジャーナリストの田中稔さんが、「週刊金曜日」に書いた東電関係の記事でSLAPP訴訟を起こされていますよね。損害賠償請求額は6000万円を超えるとか! 裁判の行方がとても心配です)

少ない参加者ではありましたが、参加していただいた方からは色んなアドバイスがいただけて、とっても参考になりましたし、それらのアドバイスを元に、とりあえず連絡を取ってみます。

会場を貸していただいたラバンデリアの藤本さん&佐藤さん、そして来て頂いただいた皆さん、どうもありがとうございました!

追伸:

藤本さんのお土産。阪神タイガース!
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映画の上映後はネコちゃんも参加。佐藤さん曰く、「映画関係者には擦り寄って行く」そうで、この間も、「サイタマノラッパー」のプロデューサーに近づいていったとか。映画に出演したいのかもしれませんね! 私にも近寄ってくれたのですが、私が作りそうなドキュメンタリーでは悪いけど出番なさそうだなぁ・・・coldsweats01
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ラバンデリアの常連さん。ネコからの慕われ方がハンパない人。
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平成のネコ使い?! 4匹のネコが夢中。
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映画について一通り相談し終わったあとは、藤本さん秘蔵の映像の数々を見せていただきましたhappy01
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閉店時間ギリギリまでお邪魔しちゃいました。どうもありがとうございました!

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