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[jp] あれこれ素材集め中

今日もまた、「さようならUR」のDVD特典映像に関する作業を、朝からやっていました。テープの取り込みは1週間以上前に終わっていましたが、昨日~今日にかけては、各特典映像ごとにタイムラインを作り、実際にそこにビデオを並べていきました。

山形の映画祭のQ&Aについては、ほとんど手を加える必要がなく、Q&Aの冒頭部分にタイトルや撮影日時などを入れるだけで終了してしまいました。

どの映像もこんな調子なら1日で終了してしまうのですが、その他はそう簡単にはいかなそうであることが分かりました。

まず、ソウルの女性映画祭のQ&A。こちらは、韓国語だけの部分があり、当日の会場では通訳の人が私にウィスパリング通訳をしてくれていたのですが、今となってはなんと言っているのかさっぱり思い出せません。韓国語だけの部分は合計で9分ほどあるので、その部分には翻訳が必要になります。

それ以外にも、韓国で撮影した映像の多くに、色々クリアしなければならない事柄が今更いくつか出て来てしまいました。もちろんインタビューの撮影許可は、インタビュー時に得ているのですが、それ以外で使いたいものに関しては、これから許可を取らなければならないのです。

例えば、スラム街・ポイドンのコミュニティーでは、コミュニティーの人から短編映像のデータをいくつかもらいました(実際にはそのときにUSBメモリーを持っていなかったので、同行したAsian Bridgeのボランさんにあとからメールで送ってもらいました)。

インタビュー時には短編映像のデータをもらえるという、それだけで喜んでいた私ですが、その動画を何かで使用してよいかどうかまでは聞いていませんでした(あとで何かで使いたいとまで考えが及んでいませんでした)。

しかし、今回ポイドンでのインタビュー動画を見返してみて、インタビューの冒頭で、「このコミュニティーの歴史については、インタビューで説明する前に、この15分のビデオをみてもらった方が分かりやすい」と言われ、短編映像のうちの1つを見せられたのです。

その動画には字幕や会話があるのですが、韓国語のみだったため、ボランさんが同時通訳してくれました。しかし、同時通訳の音声はビデオのオリジナルの音声とかなり競合して聞き取りづらいというか、ほとんどかき消されてしまっているような状態でした。(これはガンマイクを向けた方向にもよるものかもしれません)

とはいえ、そのビデオを見せられてからインタビューを始めたので、インタビューは基礎的な部分が飛ばされた形(ビデオで既に説明済みと考えているので)になってしまいました。・・・ということは、そのビデオがないと、このインタビューだけではかなり理解が厳しい内容になってしまっているということです。

・・・だからといって、15分の短編映像を日本語に翻訳するのか、でも一体誰にお願いすればよいのか、費用もかなりかかりそうだ・・・とあれこれ悩み、いったんは特典映像からははずそうかとも考えました。そのほうが楽ですから。

でも、ポイドンの歴史は韓国の戦後史にとって、とても大事な存在だと思い、やはり入れることにしました。インタビューだけでは不足なので、MBCのインタビューの時にしたような、冒頭に写真と風景ビデオなどを使いながら、このコミュニティーの歴史について字幕で説明しようと思いました。幸い、コミュニティーの歴史については英語で書かれた十分なボリュームの資料をもらっていますので、歴史を簡潔に説明することは出来ます。

私はコミュニティーで沢山風景写真は撮りましたが、ビデオはそんなにきちんと撮れていないので(複数人で歩きながらの説明の時に撮ったものなので)、もらった短編映像のうち、風景映像を一部使わせてもらえないかと思いました。

でもそのことについてはその場で確認していませんでしたし、その短編映像をくれたコミュニティーの人が著作権者(=その映像の制作者)でないことは明らかです。なので、日本に帰って2ヶ月近く経った今、改めて連絡を取り、映像を一部使っても良いか、コピーライトの表示(著作権者の名前)について聞かなければならないのでした。

インタビューに答えてくれた人は、全く英語を話さない人だったので、当日通訳をしてくれたAsian Bridgeのボランさんへ今日メールを出しました。・・・返事が来るといいけど・・・どうかなぁ・・・

もしボランさんから返事が来なかったり、ポイドンの人がボランさんからの問い合わせに応じなかったら、短編映像の使用はあきらめなければなりません。その場合は私の撮った写真や、綺麗ではないけれど動画はあるので、それらを使ってやることになります。

・・・つくづく、特に後日の連絡が難しい海外に関しては、色んな許可や確認を現地で済ませてくることが肝心!と痛感しました。日本に帰ってからでは、色んな手続きがもっともっと大変になってしまうのです。

あと、インタビューの前に動画を見せてもらうということについても、今後は良く注意したほうが良いと思います。インタビューを受ける側にとっては、コンパクトにまとめてあるのだからそれを観てもらうのが手っ取り早いではないかと考えますが、動画でのインタビューの場合(文章なら問題ないですが)、その紹介動画があることを前提にインタビューをしては、後で見返してみると全然ダメな内容になっている危険性があるでしょう。

あと、映像の音声と解説の音声がかぶっては、その動画をカメラで写しても、音が交じり合って使えないと思います。今回のような場合は、映像の音声をオフにしてもらったほうが良かったかもしれません(でもそうするとインタビューのパートで何を言っているか分からなくなってしまう・・・!)。いずれにせよ、動画は見せてもらわないようにするか、みせてもらったにもかかわらず、そのことは忘れたかのように基本からインタビューするとか(う~~~ん、でもこれらは相手に対して失礼ですが・・・)、とにかく注意が必要です。

また、延世大学で住宅問題に取り組む、ナメクジ・ユニオンのインタビューに関しても、インタビュー時のインサート映像に、彼らが制作した「空き家占拠」の映像を使わせてほしいと思っていて、こちらに関しても今日、使用許可と、高解像度の映像を送ってほしい旨、メールをしました(YouTubeにアップされている動画では解像度が不十分なので)。こちらは、幸いナメクジ・ユニオンのメンバーからすぐに返事がきて、使用許可がもらえ、高解像度の映像は今夜メールでダウンロード先を送ってくれると書いてあったので、安心しました。良かった。。。

その土地に生活しながら撮れるなら別ですが、海外の取材というのは、やはり日本国内の取材に比べて、色々と気をつけ、何が必要になりそうかと先回りして許可や必要な資料をもらっておくことが必要だと痛感しました。

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