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[jp] 緊迫したやり取りが全てカメラに・・・!

今日は朝から「さようならUR」のDVD特典映像の編集作業をやりました。以前、特典映像のために、映画完成から1年後に、住民の方全員VS私のインタビューを収録したと書きましたが、そのインタビューでは各住民の方ごとに「実はこのときこうだった」とか「こう思っていた」とか、そういった裏話を聞いています。

なので、それらのエピソードを裏付ける当時の取材映像を、特典映像の中に何箇所か挿入しているのです。例えば、ずっと「インタビューは受けない」と言っていた吉津さんに対し、アポなしで押しかけてインタビューし、家の隅々、そして家事の様子まで撮影した時の様子や、73号棟の取材を始めた新参者の私を、「マスコミも政治家も信用しないけど」と言って話し始める在りし日の畦地さん、73号棟問題が起きてからの体調の変化を話す中川さん・・・etc、映画には収まらなかったけれど、私と住民の人たちの最初の距離、撮る・撮られるという関係性、住民の人たちの個性などが、良く現れている映像でもあります。

今日は、インサート映像の最後として、村井さんを取材させてもらったときの映像を編集しました。村井さんとは、取材前にほとんどお話したことがなかったのですが、村井さんの契約が終了する日(URが契約更新を拒否した日)に、取材させてもらったのでした。

契約終了日には、UR側から必ず何らかの連絡(電話や訪問)があります。そのやり取りを記録させてほしいと、”契約終了”という当事者にとってとても大事でセンシティブな日に、図々しくも村井さんのお宅に居座らせてもらい、契約最終日のURの行動を記録しなければと思ったのでした。

・・・詳しくは特典映像でご覧いただきたいのですが、「出来ればURとはもう会いたくない」という村井さんに、記録することの必要性を説得する私の、切羽詰った会話、そしてURとの電話&訪問など、私もテンパってかなりめちゃくちゃだったにもかかわらず、その全てが映像にしっかりと記録されていて、今見てもかなり仰天の内容なのです! 

その2週間後のインタビューでは、契約最終日のURとの”対決”の後、ぐったりして4時間近くその場に座り込んでしまったと言う村井さん。あのような取材は、当事者にとってどうなのか、撮影者はどうあるべきなのか。インタビューでは、お互いの”言い分”が噴出していて、なんかもう”インタビュー”とは呼べないような状態なんですが、お互いその時の様子を思い出して爆笑していたりもするのです。

とにかく、あの日はお互いにとって強烈な一日となったのでした。私は契約最終日に村井さんを訪問するまで、ほとんどお話をしたことがなかったのですが、この強烈な日を共に経験したことで、その後のインタビューでは、なんだかもう他人とは思えないような、同士のような気持ちさえ抱いていました。(でも村井さんにとっては単なる迷惑行為だったかもしれませんよね・・・!)

インサート映像にもかかわらずこのパートだけで18分にもなってしまったのですが、完成したら是非観ていただきたい映像です!

特典映像は、あと1つインタビュー取材が残っています。こちらもなるべく早めに出来ると良いですが。

今日はそんな一日でした。

追伸:
以前このブログでも紹介しました、韓国のMBCテレビ局のストライキは”暫定”中断し、18日から職場復帰したそうですね。レイバーネットに詳しい記事があります。

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