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2012年8月

[jp] 一足お先に

日曜日は、山形ドキュメンタリー映画祭の東京巡回上映「ドキュメンタリー・ドリーム・ショー」で、オーディトリウム渋谷にて「さようならUR」を上映していただきました。

この日、観に来てくれた人は50人弱ぐらいかな?と思いますが、普段団地や公民館で上映するときの客層とは異なり、ドリームショーのフリーパスを購入して映画館に通っているという人や、ちょっと前に掲載されたneoneoの記事を読んで映画に興味を持ち、観に来てくれたという方もいました。

現在、「さようならUR」のDVDを販売すべくウェブサイトの準備中ということは書きましたが、実際のDVDそのものは既に完成しているため、この日、一足お先に上映会場で販売させてもらいました。販売をお手伝いしていただいたのは、映画祭の東京事務局ディレクター、藤岡朝子さん。豪華な売り子さんですhappy01

向かって左側は、「ニュー・ドックス・ジャパン」プログラムを担当された馬渕愛さん。右側が藤岡朝子さん。
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上映は、山形で使用したのと同じ、英語字幕付きのブルーレイで、”映画館”での上映でしたので、もちろんすごくきれいでした!

上映後の質疑応答(写真は映像作家の島田暁さんが撮ってくれました。ありがとうございます!)
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質問では、73号棟の裁判がどのような状況かということについてや、URの担当者や理事長と話してムカつかなかったのか、どうやって冷静に話し続けたのか?といったような質問をいただきました。

上映後、自由学校「生きる」講座で知り合ったスタッフ&受講生の方々と、島田暁さんたちとで、近所のカフェに行きました。映画館の周りは、クラブやカウンター席ぐらいしかなさそうなバーぐらいしか無いように見えて、少し歩くと、ゆったりしたカフェがあったりして意外でした。

カフェにて
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私も含め映像制作者が3人もいて、「生きる」講座の皆さんも表現活動に関心のある人が多くて、気がついたら3時間近く盛り上がっていました。来シーズンの講座の提案まであったりして、面白かったです。「自由学校」だからかもしれませんが、こうして受講者の方々が学校外でも出かけたり、有志でイベントを企画したりって、良いな~と思いました。(あ、でも以前自由学校の別の講座を受講したことのある人は、そのクラスは全然そんな風ではなかったとも言っていましたので、クラスだけでなく、受講生たちにもよるのかもしれませんが・・・)

暑い中映画を観に来てくださった皆様、どうもありがとうございました!

追伸:
渋谷から帰る途中、渋谷駅前で演奏しているバンドを発見。「ハロー青空トレイン」というのだそうです。底抜けに明るいライブに魅了されてしまいました! CD即買いしましたhappy01
ホームページでも音源がすこし聴けますが、ライブは本当に元気いっぱい。ライブの後で話しかけたのですが、本人たちも元気いっぱい、ステキな人たちでした。興味のある方は是非チェックしてください。
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私は「さようならUR」の予告編に使っている音楽(吉村淳也さんのバイオリン)も、渋谷の路上で演奏しているときに偶然通りかかって出会いました。やはり路上は色んな出会いに溢れてて面白いですねhappy01

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[jp] 大法廷に決定!

先日このブログにも書きました、9月13日(木)の73号棟裁判証人尋問ですが、部屋が決まったとの連絡を住民の会代表の村田さんよりいただきました。なんと、立川地裁でもっとも大きな法廷=大法廷になったのだそうです!

聞くところによれば、普段、大法廷の部屋というのは、裁判員裁判をやるような案件、社会的な関心が高く傍聴人が多く予想されるような案件などがあてがわれるそうです。なので、この73号棟の裁判が大法廷で開かれることになったというのは、意義のあることだと思います!

証人尋問は朝10時から夕方5時までという長丁場なのですが、少しでもお時間のある方は、部分的にでもぜひ傍聴にいらしてくださいとのこと。

住民の会ニュースの最新版のデータをいただきましたので、以下にご紹介します。吉津さんの意見陳述も掲載されています。(←これまでの裁判で、住民の皆さんが裁判官に対して自分の言いたいことを言う機会が認められたので、毎回、住民の一人が意見陳述をしました)

住民の会ニュース表面(画像はクリックすると拡大します)
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住民の会ニュース裏面
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なお、元原稿には発行者(住民の会)の住所や電話番号、上映会主催者の住所などが書いてあるのですが、それらは消してあります(もともと高幡台団地内での配布を想定したものであるため)。もし個別に連絡を取りたい方がいましたら、私までご連絡ください。取り次ぎます。

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[jp] 文字というより記号?

「さようならUR」のDVD販売にあわせ、現在ウェブサイトのリニューアル中なのですが、その作業はイギリスのポールが担当してくれています。

「ブライアン~」の時から私のウェブサイトを担当しているのですが、「ブライアン~」の時は、内容が英語でしたので、まず英語版のページを作り、それを基に日本語版のページを展開して行ったので、言語による作業の壁はそんなにありませんでした。(それよりも、本格的なウェブサイト作成が初めてだったので、ホームページを作るという技術的なことの方がより困難でした)

今回、「さようならUR」のサイト(というより、プチ・アドベンチャー・フィルムズとしてのサイト)は、HTML形式からPHP形式に変更したので、前回の経験が生かされつつも、ゼロからまた経験しなくてはならない部分が多いです。しかし、今回は技術的な問題よりも、言語による問題の方が私たちの間では多く発生しています。

というのも、プチ・アドベンチャー~のサイトは、「さようならUR」が中心となっており、英語版ページは暫定の1ページモノで、あとは全て日本語のページです。なので、原稿は日本語で、それに英語での作業指示を書く・・・でやり取りをしていますが、全ての原稿に英語訳をつけているわけではないので、細かく指示を書いたつもりでも、タイトル文字として載せたいものが普通のテキストサイズだったり、ボールドに統一したい項目が漏れていたり・・・と、書かれてある文字が読めないことから生じる行き違いがかなり発生しています。

でも、これはもう仕方のないことですよね。日本語を勉強したことがない人が、ウェブサイトの作業を任されたからといって、文字が読めるようになるわけではないのですから。

しかし、さすがにこれだけやり取りしていれば、しょっちゅう見る漢字(例えば「枚」とか「円」とか)はなんとなく推測できて、覚えたりしているのかな?と思って聞いたところ、判別できるのは「UR」だけですって・・・! それ、ローマ字なんだけど!!

でも、本人曰く、日本語と韓国語の判別はなんとなくできるそうで、「韓国語の方がもっと記号っぽく見える」とのこと。。。この程度の認識の人が、日本語オンリーのウェブサイト原稿を扱わなきゃいけないなんて、今更ですが、なんだか可哀想になってきましたcoldsweats01

こんな調子で、約2ヶ月かけて進めてきたウェブサイトリニューアルですが、段々と作業指示も少なく、単純化してきました。(最初はコメントびっしりだったんですよ)

例えば、今日ポールに送った原稿はこんな感じです(クリックすると拡大します)
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「アカデミック版」をとりあえず保留することになったので、「アカデミック版」部分の削除・それに伴うほかの部分の修正が中心となっています。

修正がすんなりと行くと良いですが・・・!

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[jp] かなりのハードスケジュール

昨夜は毎週恒例の73号棟住民の会ミーティングに参加しました。9月13日の証人尋問を控え、裁判はいよいよ大詰めです。

弁護団との会議、証人尋問のリハーサル、意見書を書いてくれる大学の先生の訪問etc、この7~9月にかけて、住民の皆さんのスケジュールはびっしりと埋まっています。一覧表にしてスケジュールが配られているのですが、3日に2回は裁判関連の何かしらの用事があるのです! すごいときには、1日に3回の会合も入っています!(弁護団会議、建築家会議(だったかな?)、証人尋問リハーサルの各2時間X3!)

連日の外出による疲れか、70歳の吉津さんは夏バテをしてしまったそうですし、考えてみたら私より50歳ほど年上(!)の人たちも、会議に出かけ、膨大な資料を読み込んだりしています。URは一方的に契約を解除し、家賃を受け取らないため、住民の皆さんは毎月九段下にある法務局まで家賃を供託に行きます。忙しい中では、家賃を納めに行くのも大変です。(契約が切れる前までは銀行からの自動引き落としでした)。

裁判をたたかうというのは、精神的な負担だけでなく、金銭的にも、体力的にも相当にハードなのだ、と改めて感じます。(84歳の中川さんは、大学の先生が書いた37ページに及ぶ意見書を全て読み、分からないところに線を引き、疲れて目が腫れてしまったとか!)

私は映画作りを通してこの問題に関わったので、この裁判の行方を見守っているともいえますが、それだけではなく、私自身もこういう仕事をしていれば、将来裁判とは無縁とはいえませんので、自分にとっての勉強の機会でもあるのです。特に、弁護団の先生方と住民の人たちが、初めにずいぶん考え方の差があり、距離があり、温度差があり…だったのが、裁判が進むにつれお互いの立場を理解し、共通の目的のために距離を縮めていく過程など、勉強になることが沢山あります。

そんな訳で、予定びっしりの住民の皆さんに、私は山形の映画祭の東京巡回上映(ドキュメンタリー・ドリーム・ショー)に観に来てくださいとは、昨夜は言う事が出来ませんでした(上映の日自体も、住民の皆さんは予定が入っているというのもあるし)。本当は、映画館という音響も画質も良い場所で、映画を観てもらいたいな~と思っていたのですが、でもやはり裁判に集中してほしいので、残念ですが私一人で上映に参加しようと思います。

ドキュメンタリー・ドリーム・ショーの「さようならUR」上映は8月26日(日)15時~と、9月14日(金)12時半~の2回。来られる方は是非いらしてくださいね!

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[jp] 2mmの差

先日、このブログでDVDは2層式1枚ではなく、1層式2枚組みにすると書きました。2枚収納、7mmの厚さのタイプのDVDケースが数日前に到着しました。

「ブライアン~」は1枚ものなので、”超スリム”ケースと呼ばれる5mmの厚さのタイプを使っていましたが、たった2mmの差とはいえ、30枚入りの箱の大きさを比べてみると、こんなにも違うのだということに驚きました。

上から見た写真
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並べてみると、厚さの差は歴然。
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従来型のトールケースが未だに主流ですが、それではかなり収納スペースを食いますね。また、収納スペースを食うだけでなく、ケースの厚みは持ち運び(販売のために上映会場へもって行く)時にも違いが出ます。中に分厚いカタログやパンフを挟むのでもない限り、私はスリム・超スリムタイプをオススメします。

DVDディスクも到着しました。これまで2年以上愛用してきたTDKの「超硬」シリーズから、初めて太陽誘電のトリプルガードシリーズへ。トリプルガードでも、モノによってかなり値段に差があります。ネットの口コミでは(真偽のほどは分かりませんが)、黒のパッケージなどの限定版(値段は安い)は品質があまりよろしくない、品質を求める人は赤白を・・・と書いてあったので、値段は高値でしたが赤白をゲットしました。
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実際ディスクを手に持ったり、焼いてみたりしましたが、「超硬」と比べて違いは良く分かりませんでした。普通のDVD-Rを使っていたのなら、(あ!ディスクが固い)とか、ちょっと厚みがあるとか感じるのかもしれませんが。今後しばらく使い続けてみようと思います。

ところで、これまでブログに、DVDは「通常版」と「アカデミック版」を作るつもりで、アカデミック版はまだ全く取り掛かっていなくて、アカデミック版も完成してから同時に販売を始めるということを書きました。でも、昨日やっと「通常版」のDVDのディスク・イメージ・ファイル(DVDのコピーを作る際のデータ)を完成させ、2mm厚くなったケースに合わせてジャケットのレイアウトを修正し、DVDディスクに貼るラベル(映画本編用と特典映像用それぞれで)を完成させ、「通常版」に関しては作業が完全に終了したので、これをこのまま、「アカデミック版」が出来るまで2ヶ月以上寝かせたままにしておくのが、すごくもったいないような気がしたのでした。

そもそも、以前ブログにも書いたように、「アカデミック版」は作るつもりではいますが、そもそも建築関係の人たちにも興味を持ってもらえるようにと思って作るもので、特典映像の内容自体は、私自身は「通常版」の方がずっと気に入っているし、こちらをなるべく見てほしいし、「通常版」を完成させてかなり満足してしまったというのが本音なのですcoldsweats01

なので、ものすごい路線変更ですが、「通常版」の販売を予定より早く始め、「アカデミック版」はそのうち制作に取り掛かるか、それとも延期・取りやめするかを、今後判断したいと思います。(←こんな大きな路線変更が出来てしまうのは、一人制作ならではかしら・・・?)

となると、現在イギリスのポールに、「アカデミック版」の販売にあわせたスケジュールでDVD販売のページを作ってもらっているところですが、かなり前倒しで完成させてもらわなければなりません(超迷惑な話です)。とはいえ、平日は日本人並みに長時間働いている人なので、もし作業がなかなか進まないようであれば、ホームページの新着情報欄でDVD発売開始のことを掲載し、詳細はこのブログに商品内容のエントリーを書いて、ウェブサイトの正式なページが完成するまでの間販売する、というのもありかもしれません。

ちなみに、DVDはこんな感じです!

表面
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背表紙(この位置を合わせるのに、何度コンビニに走ったことか。。。以前にも書きましたが、PDFをセブンイレブンのマルチコピー機で印刷するのがきれいなので、そうしているのですが、このコピー機は家庭用の印刷機と違って、自動的にほんの少しだけデータを縮小して印刷するのです。なので、手作業でサイズを調整し、何度も印刷して失敗しながら最終的にぴったりのサイズのものを作りました)
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裏面。映画のフライヤーのデザインを流用して、私が自分で作成しました!
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DVDの発売に向け、JASRAC(日本音楽著作権協会)の申請もしました。(JASRACの管理楽曲を映画の中で使用しているため)。手続き完了まで結構時間がかかると思って、早めに申請しなければと思っていたら、オンラインの会員になっているため、手続きはなんと1日で完了! 無事、製品ナンバーを取得できました。

目の上のたんこぶ状態で気が重かった「アカデミック版」の制作をいったん中断したことで、なんかすっきりしました。

今後は「通常版」の発売に向け、準備をして行きたいと思います。

ところで、先週の金曜日、首相官邸前の抗議活動で、iPhoneをタモの柄に取り付けて中継している人を発見! 釣竿をちょっと工夫してiPhoneを取り付けられるようにし、一脚代わりに使用しているそうです。釣竿なので、カーボン製で丈夫&軽い。8mぐらいまで延ばせるものもあり、クレーンで撮影したような効果が得られるんですって。素晴らしいアイデアだなと感激してしまいました。

これがタモの柄+iPhone。すごい光景でしたhappy01
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またまた追伸:
ちょうどこのまえの日曜日の夜に、ポールとスカイプで話していて、イギリスにあるエクアドル大使館でウィキリークスのジュリアン・アサンジが声明を読み上げたのをリアルタイムで見ました。この声明(演説?)は報道の歴史に残る演説ではないでしょうか? ウィキリークスをめぐる、イギリスのマスコミ各社の報道は、ポール曰く「スリリングなゲームの展開を”見守っている”かのよう」だと言います。アサンジ支持を表明して積極的に動いているジャーナリストのジョン・ピルジャーはマスコミ各社の報道姿勢(まるで興味本位な傍観者)に怒りを隠さず、「アサンジの件に対しマスコミは己を恥じるべきだ、彼らは本来の役割(=調査報道・権力の監視)を果たしていないのだから」と言っています。ガーディアンだって、さんざんウィキリークスからの情報提供でスクープを飛ばして、売り上げを稼いできたのに、なんだかなぁと思います。

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[jp] 異端X異端=普通?!

"ドキュメンタリーカルチャーの越境空間"というキャッチフレーズで、特にインディペンデントのドキュメンタリー映画、書籍、演劇などのカルチャー全般を取り上げたウェブサイト、neoneoの「自作を語る」コーナーに、「さようならUR」について原稿を書きました。

先月、編集部より「自作を語る」に書かないかと声を掛けていただき、その時は「制作にまつわるエピソードや上映活動についてなど、何でも」と言われたのですが、私としては制作よりも、上映よりも、インディペンデントの映像制作者として語りたいことがある!と思い、スカパー賞受賞後の”できごと”について書き、提出しました。

編集部内でも物議を醸し、読んだ編集部員から「これ、ぶっちゃけすぎでしょ!」と悲鳴が出たという、いわくつきの原稿。。。意見が割れたためか当初の予定より掲載が遅れましたが、本日無事(happy01)サイトに掲載してもらいましたので、ぜひご覧ください。記事はこちら

ぜひ、ご意見やご感想をツイッターやブログetcに書いて、こういう問題をどう考えるかについて話す人が増えてほしいなと願っています。(これは映像制作に限らない、インディペンデントで表現活動をしている人全てに関わるテーマでは?と思います)

面白かったのがneoneo編集室がツイッター(@neoneo_mag)で私の記事を紹介してくれているのですが、その紹介文:

【更新情報】山形映画祭で「スカパー!IDEHA賞」を受賞した『さようならUR』の早川由美子監督に、その後の顛末をレポートして頂いた異色の問題提起。映画も8/26 ・9/14に上映されます!→【自作を語る】『さようならUR』text早川由美子

映画監督って、さらにインディペンデントのドキュメンタリー監督なんて、世間の中では”異端”だと思うのですが、その異端な人たちばかりの世界の中でさらに異端(異色)扱いされる私って・・・と、苦笑いしてしまいました。

でも、私としては、自分が素朴に思った疑問を疑問として投げかけてみる、という普通のことをしたまでなので、(異端の中の異端は、逆に”普通”なんじゃないか?)と強引に結論付けているのですが!

記事を書く機会を与えてくれ、原稿の内容についても問題提起と受け止めて掲載していただいた、neoneo編集部の佐藤さんに感謝します。どうもありがとうございました。

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[jp] 2枚組みに決定

連日、「さようならUR」のDVD制作についてお知らせしていますが、結局DVDは「映画本編」と「特典映像」で、DVD-R(一層式)の2枚組みとすることに決めました。

というのも、先日DVD-R DL(二層式)の手焼きはあまり良くないかもしれないと思っていると書き、映画本編と特典映像の4時間分の映像を、できるなら一層式にまとめて焼こうかと思っているということも書きました。

で、実際、翌日に一層式に焼こうとしたら、編集ソフト上ではそこまで圧縮して1枚に収めることが出来ませんでした(DVDの容量4.7GBに対し、4時間分のデータは低画質でも5.5GBほどになっていました)。

そこで、どうやって1枚のDVD-Rに圧縮して入れようかとあれこれ検索したら、同じことを考えている人たちがネット上で色々アイデアを出していました。例えばこんな感じの記事。DVD Shrinkというフリーのソフトは、沢山の人がオススメしていましたが、有料のソフトよりもすごい実力との噂! これは期待できそうだ!! しかも、二層式でネックとなる、レイヤー切り替わり時にほんの少しだけフリーズしたような状態になる現象が、このソフトではその部分をきちんと修正してくれて、つなぎ目をスムーズにしてくれる機能までついているんですって!

早速そのソフトをダウンロードし、圧縮を開始します。ちょうど良いボリュームで1層式のディスク1枚に収めることができました。

恐る恐るデータを再生してみます。。。

圧縮時に、圧縮率は55%と出ていました。オリジナルのDVD画質から半分近くに圧縮されているのですから、パソコンの画面(私のは21.5インチワイド)で最大画面にすると、やはり画面の粗さが気になりますが、でもそんなに気になるほどではなくて、例えば私の前作「ブライアン~」の画面の方がよっぽど粗いです(かなり安物のスタンダードで撮影していたので)。

(行けるかも?)と思いつつ、しばらく再生。

・・・すると、本当にわずかなのですが、多分0.01秒ぐらいの単位で、音声と唇の動きがずれている部分があるように感じました。

でも、よ~~~く見ないと分からないし、どんどんずれて行ってしまうのではなく、特にインタビューで顔のアップにしているときに気になるというようなもの。じ~っと画面を見ていると、(本当にずれている? それともこれがその人の話し方??)と、訳が分からなくなってきます。

なので、編集ファイルを開き、ソースデータで同じ部分を再生し、画面を最大にしてよくよく唇と音のタイミングを確認してみると、やはり圧縮した方は音声がわずかにずれているということが分かりました。

原因は分かりませんが、圧縮の過程で、音声ファイルなどもかなり潰したり、聞こえないほど小さな音の部分は自動的にカットしてしまうことで、データ容量を抑えているそうですので、そういったことも原因のひとつであるかもしれません。

テレビドラマをとりあえず全部録画しておいて、見終えたら消す、みたいな用途であれば、このDVD Shrinkはかなりの優れものなのですが、残念ながら私の販売用DVDには使えず、DVD-Rの2枚組みとして本編と特典映像を別々に焼くことにしました。DVD-Rなので、自分が好んで使っている丈夫な「超硬」シリーズなどを使えるので良かったです。

(しかし、ネットの口コミを見て、丈夫さで定評のあった「超硬」シリーズも、素材の見直しや製造拠点の変更などで品質が低下しているという書き込みがかなりあり、私自身は特に不具合を感じたことがなかったのですが、今回は評判の良い太陽誘電のトリプルガードシリーズを購入しました。近日中には届く予定ですが、どんな材質かとても楽しみです)

2枚組みにすることで、ケースが厚くなってしまうのですが、なるべく省スペースとなるように、スリムタイプのトールケースを注文しました。薄さ7mmで2枚収納できるタイプです。

とりあえず現状はこんな感じです!

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[jp] お知らせ:8月29日「女たちの一票一揆」

経産省前テント広場でも活動する「原発いらない福島の女たち」、「原発いらない全国の女たち」が主催となり、8月29日(水)に「女たちの一票一揆」というイベントが開催されます。

日時:8月29日(水)
場所:衆議院第一議員会館多目的ホール

14時~経産省前テントひろばで集会とかんしょおどり
15時~18時 衆議院第一議員会館多目的ホールで院内集会

発言者として、武藤類子さん、泉かおりさん、谷田部裕子さん、東井怜さん、佐藤幸子さん、そして福島みずほさんほかの女性国会議員を予定しております。

詳しくは以下のフライヤーをご覧ください。(フライヤーはクリックすると拡大します)
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※今回は女性限定の集会だそうです。

なお、事前の準備と当日の運営に関われるスタッフも募集中とのこと。

当日は私も参加したいと思っています! お時間のある方は是非!

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[jp] DLの実力は?

やっとオリンピックが終わり、寝不足の日々から開放されました。以前ブログにも書きましたが、私自身は試合を深夜にリアルタイムで見るほどには興味がないのですが、姉が連日テレビ観戦をしていたので、寝不足だったのです。

日曜日のマラソンが終わり(←これは普通の時間帯だったので感謝ですが)、(あ~、これでやっと終わった!!)と安堵していたら、朝5時に閉会式のために再び起こされ、そのまま朝8時まで・・・! 閉会式のこと、すっかりノーマークでしたcoldsweats02

ところで、先日より「さようならUR」のDVDについてこのブログに書いていますが、今日は映画本編と特典映像を8GBのDVD-R DL(二層式)ディスクに焼いてみました。データ容量が大きいので、焼くのも結構時間がかかりました。

私の手持ちのDLディスクが、この1枚で終わってしまったので、ネットで購入しようと、いくつかのサイトを見てみました。普段、DVD-R(通常の一層式タイプ)や、ブルーレイのBD-RE、BD-Rは良く使うのですが、中途半端(?)なDLディスクは、これまであまり使う機会がありませんでした。(上映用のディスクなどはDVD-Rだし、高容量のものならブルーレイを使うので)

しかし今回、4時間分の映像をDVDに焼くためにDLディスクにしようかと考え、DLディスクを探しました。DVDやブルーレイでは、「超硬」シリーズなどの、傷やほこり、紫外線に強いタイプを購入しています。(紫外線までカットできるハードコートタイプはDVDではコストの関係もあってあまり使われず、ブルーレイで採用されていることが多いです)。

なので、DLディスクでも、多少高くてもハードコートやトリプルガードみたいなタイプを購入したいと考えましたが、現在市販されている主な国産メーカーのDLディスクでは、それらのタイプがありません(20~30枚以上のセットになっているラインで)。

しかし、”売り物”として販売するディスクなのですから、2~3回再生して傷が付いたらもう終わり・・・みたいなものにはしたくありません。どうするか・・・

DLディスクについてあれこれ商品や価格、口コミを調べているうちに、DLディスクはそんなに良いものではないかもしれない、と思うようになりました。というのも、見た目はDVD-R(一層式)と同じ中に、データを2層にして書き込むのですが、その層の切り替わり時に、一瞬データがフリーズしたようになることと、データの書き込み時に層の切り替わり部分でエラーが多く発生するという口コミをとても良く見かけたのです。

エラーを防ぐには、書き込み速度を遅くする(=その分焼く時間がかかります)、ディスクとPCの相性にもよる、国産のディスクを使う、書き込みソフトを変えるetcの方法が書かれていましたが、DLディスクは品質があまり安定していないとも書いてありました。

ネットで検索すると、かなりの人がDLディスクの不具合と対処法を質問しています。

例えばこちら。また、DVDディスク全般の特性や互換性などについて書かれているサイトも見つけました。

まだ再生環境が普及していないブルーレイに比べ、DVDと同じ手軽さで、なおかつ倍の容量が収納できるDLはとても魅力的です。しかし、手焼きでDLにするのは不安が残るので、DVD-R(一層式)にしようかと思います。4時間分のデータを圧縮して1枚のDVD-Rに焼いたら、どの程度の画質になるのか、試してみようと思います。もし(行けるじゃん?)という画質だったら1枚で、ダメなら2枚組みで、ということにします。

まだまだDVDをめぐる試行錯誤は続きそうです。

あ、ところで、やっとオリンピックが終わって良かった、これでゆっくり寝れると友達に話したら、「お姉さん、パラリンピックも興味あるかもよ?」と言われました・・・ どうしよう・・・! まだ気の抜けない日々が続きます。

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[jp] やはりパソコンは2台

先日、このブログでDVDのメニュー画面を作ったら、編集ソフト上ではきれいだったのに、DVDに焼いたら画像が潰れてしまったということを書きました。DVD画質だから潰れてしまうとしたら、ブルーレイならば潰れないのか?という疑問を持ったので、今日は映画本編+5本の特典映像(全部で4時間超、23GB!)をブルーレイのディスクに焼いてみることにしました。

設定を終え、これで作成開始のボタンをクリックすると、タスクバーが現れて、作業の経過時間と、予想残り時間が表示されます。予想残り時間、なんと6時間・・・!!!!

わたしの、このかなりハイスペックなPCを持ってしても、6時間もかかるなんて!!(ちなみにファイルから1時間程度のDVDを作成するのは40分ほどです)。さすがブルーレイ、さすが4時間分のハイビジョン映像・・・

以前ブログにも書きましたが、私の古くて重たいノートパソコンは、とうとう寿命が来てしまったので、私は今パソコンが1台しかありません。でも、そのパソコンが、日中6時間も占領してしまっては、他の作業がその間全く出来なくなってしまうのです。

会社勤めの人もそうだと思いますが、私もパソコンでないと出来ない作業が9割以上、みたいな状態なので、やはり編集パソコン以外にせめてもう1台はないと、仕事に支障が出ますね。

しょうがないので、私の場合はちょっと遠くまで買い物に出かけることにしました。1ヶ月ほど前に自転車を購入し、今あちこちに乗って出かけるのがマイブームなんです。歩きや電車だとなかなか行かないような場所に行くと、面白いお店とか美味しい個性的なレストランが、私の住む町(文化の不毛な町と思っています)でも、色々と息づいているのだということを知りました!

文房具でいうところの「世界堂」レベルで、世界中の豆類や乾物をそろえているお店を見つけたので、今日はそこに買いに行くことにしました。店内を色々みて回ったり、お店の人と世間話をしたりしても、早々時間は潰れるものではなく、家に帰ったらまだ予想残り時間は4時間。。。一体何をしようか。。。

ふと思いついて、たまっていた映画を観ることにしました。なかなか観るタイミングがなく、みたいと思っているものだけで既に30枚以上あるのです。今日はその中から、「あんにょん、サヨナラ」を観ましたが、とても良かったです。

映画を観る時間が強制的に持てることを考えると、パソコンが長時間使えないのも悪くないかなとも思いました(←急いでいたら別ですが)。今後、パソコンが占領されたときには、映画を観る時間に充てたいと思います。

さてさて、朝10時から始めて、ブルーレイが出来上がったのは夕方4時半でした。早速VLCプレーヤーでブルーレイを再生しようとしたら、メニュー画面(特典映像や字幕などを選ぶ画面のことです)が出ずに、しかも順番がめちゃくちゃで再生されました。(・・・えぇっ、こんなことあるの??)とびっくりして、色々といじってみましたが、作ったはずのメニュー画面が見つからず。。。

ネットで調べてみると、フリーのブルーレイ再生ソフトでは、メニュー画面の表示には対応されていないものが多いと言うことが分かりました。メニュー画面って、特殊なんですね・・・?

でも、さらに調べていくと、最新版のVLCではメニュー画面の表示に対応されていると知り、VLCのアップデートをしました。その結果、メニュー画面が最初だけ表示することは出来ました。でも、メニュー画面から何かを選んで、その再生が終了しても、またメニュー画面には戻ってくれないのです・・・

表示されるようになっただけまだマシなのかもしれませんが、フリーのソフトではまだメニュー画面の表示には課題が残っているようです。

でも、一般のブルーレイを視聴するだけなら、これで十分なのですが、私の場合は自分の映画のブルーレイ、しかもマスターディスクを作るわけですから、完璧に動作されなければなりません。今の状態では、ディスクの不備なのか、再生ソフトによるものなのか、判断が付かないのです。

・・・どうしよう・・・

また、どこかの市販のブルーレイ再生ソフトの、1ヶ月無料お試し版をダウンロードして、それできちんと確認するしかないかしら。。。とりあえず、そう思っています。でも、もう何社かダウンロードしてしまったので、まだできるものが残されているかしら・・・

まぁ、ブルーレイの再生ソフトは1万円以下で入手可能なので、買ってしまっても良いのですが、買ったら一生使えるのではなくて、お金を払ってアップグレードし続けないと再生できない仕組みになっており、こういうビジネスのあり方に腹が立つので、買わない方向でいつも悪戦苦闘しているのですが・・・

ちなみに、この前新宿を歩いていたら、新宿南口のインターネットカフェ「マンボー」では、全室ブルーレイ視聴可能と看板に書いてあるのを見つけたので、「マンボー」に持ち込むのもありかもしれませんが、何しろ私の場合、全再生時間が4時間もあるので、そんな長い時間のパック料金にするのも、費用がバカにならないな、と思います。

総合的に考えると、ブルーレイディスク・プレーヤーを買うのが一番安いのでは?と想像するのですが、どうなのでしょうか? ブルーレイ・プレーヤーについては私は無知ですが、プレーヤーなら再生するのが役目なのですから、パソコンの再生ソフトのようにアップグレードしないと再生できない、なんてことはないのでは? 今度店員さんに聞いてみようかと思います。

ちなみに、VLCプレーヤーで最初だけ表示されたメニュー画面は、ブルーレイの場合はDVDより断然画質がきれいで、アイコンに使った写真も潰れていませんでした!(その後デザインを変更し、アイコンを2倍ぐらい大きくしたというのもありますが)。なので、それは良かったです。

ブルーレイ版は販売はしませんが、自分用と、あとは映画の協力者でブルーレイの再生環境を持っている人にはブルーレイで贈呈したいと思い、作っています。だって、せっかく元はハイビジョンの映像なのですから、高解像度で残したいと思って。

そんな一日でした!

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[jp] DVDメニュー画面

最近お伝えし続けている、「さようならUR」のDVD特典映像ですが、今日、ソウル女性映画祭のQ&Aの映像で、韓国語の翻訳を担当してくれたイさんより連絡が来て、最終的な字幕に問題がなかったとのことだったので、これで「通常版」の特典映像は、晴れて完成となりました。

ソウル女性映画祭の字幕翻訳では、イさんが一字一句詳しく日本語に訳してもらったものを、私の方で要約しました。普段、英語の翻訳しかしたことのない私は、韓国語の訳が、どこでどう区切られるのか、話者の息継ぎだけでは分からないので、翻訳用のビデオにタイムコードを入れ、イさんにセンテンスごとにタイムコードを記入してもらいました。

途中で一度イさんと打ち合わせをしたことがあったのですが、つくづく(翻訳って難しいな・・・)と思ったのは、たとえ韓国語ネイティブのイさんでも、専門家の間でしか使われないような専門用語や、そもそも日本では存在しない韓国独特のシステムについては、翻訳がとても難しいということです。(これは韓国語⇔日本語に限らず、あらゆる言語間で生じる問題です)

例えば、韓国特有の賃貸制度である「チョンセ」。日本語では「長期賃貸住宅」と訳しましたが、「チョンセ」とは「月々の家賃がいらないかわり、契約時にまとまった保証金(チョンセ)を払う制度で、家主と契約期間を定め、最初に払ったチョンセは、契約が切れる時に全額返金される」というものです。大抵は長期の契約で、その間に家主はチョンセ金を運用し利子を増やして家賃に相当するような利益を上げる、というものです。(しかし近年では、銀行に預けても高い利息は付かないため、チョンセを利用する家主は少なくなってきているとのことです)

・・・という、日本にはない「チョンセ」制度について、映像字幕のルール(1秒の台詞につき、日本語字幕は4文字で計算)で表現するなんて、不可能ではありませんか?! なので、「長期賃貸住宅」という表現では説明できていないということは分かっていながらも、字幕上では「長期賃貸住宅」としました。(こういうの、字幕翻訳のプロは、一体どう訳すのでしょうか? 映像では、注意書きや但し書きをするわけにもいかないですし・・・)

また、イさんには、映画祭でのQ&A以外に、スラム街のポイドンで入手した住民の生活調査に関する資料も翻訳してもらいました。資料の中で、直訳すると「上向住居」と呼ばれる単語があったので、それはどういう意味なのかとイさんに聞くと、イさんも「聞いた事がない」ということでした。

イさんがネットで調べたところ、これは貧困住宅問題の専門用語で、住環境が改善されることを指すのだということが分かりました。最低は野宿ですが、その次にビニールハウスの住居→掘っ立て小屋→地下や屋上の部屋など、その人の住環境が改善されていくことを「上向住居」って言うんですって! 

その国独自の文化や、特殊な人の間でしか使われない専門用語を、他国の人へ”理解できるように”伝える、これは本当に難しいことですね。

さてさて、「通常版」の特典映像が全てそろったので、今日はDVDのメニュー画面を作成することにしました。特典映像は5つあるので、DVDを再生機に入れたときには、メニュー画面から観たい映像を選べるようにします。

大抵の編集ソフトには、あらかじめDVDのメニュー画面のテンプレートがいくつもあり、それをそのまま利用しても良いし、そのテンプレートを基に自分のオリジナルのものも作れるようになっています。

私は、テンプレートを一応利用しましたが、そこからずいぶん変更を加えました。まず、各特典映像のアイコンボタンを、自分で用意した写真と取り替えます。

特典映像①のアイコンボタン用写真
『さようならUR』制作秘話~未公開映像+完成から1年後の住民インタビュー~(67分)
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特典映像②のアイコンボタン用写真
直撃取材の達人に聞く! ジャーナリスト・寺澤有さんインタビュー(74分)
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特典映像③のアイコンボタン用写真
山形国際ドキュメンタリー映画祭2011『さようならUR』上映後のQ&A(22分)
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特典映像④のアイコンボタン用写真
ソウル国際女性映画祭『さようならUR』上映後のQ&A(19分)
Gv_img_0077_1

特典映像④のアイコンボタン用写真
映画予告編(1分39秒)
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メニュー画面の背景に使う写真はこちら
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背景写真は、このままではくっきりしすぎて、メニュー画面のアイコンボタンや文字と衝突してしまいます。背景写真の画像をフォトショップで加工することにしました。エフェクトをかけたり、色を薄くして、いくつか候補を作ります。
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その後、実際にこれらの画像をメニュー画面の背景に設置し、アイコンボタンや文字を入れて様子を見ました。
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背景写真の色味は、もっと薄くしないとアイコンボタンや文字がくっきりしないと感じ、色味を思い切ってかなり薄くしました。
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再び、背景画面を差し替えます。いくつか試した結果、以下のバージョンで行こうと思いました。(画像はクリックすると拡大します)
Photo

DVDのメニュー画面が完成したので、早速DVDを焼いてみることにしました。特典映像は全部で3時間以上あり、普通のDVDに普通のDVD画質で焼くことは出来ません(2時間まで)。よって、普通のDVD(1層式)に3時間を押し込む場合、その分ビットレートを下げて、クオリティーを下げなければならないため、今回はDVD-DL(2層式)に焼いてみることに。2層式の利点は普通のDVDに比べ容量が倍なので、高画質で長時間の映像を入れることが出来るという点ですが、欠点は、古いDVDプレーヤーでは2層式の再生に対応していない場合が稀にあるということと(←でも実際はほとんどありませんが)、ディスク1枚あたりの値段が高くなってしまうことです。(普通のDVDは価格が暴落していますが、需要の低い2層式はまだ割高です)

DVDの特典映像に関しては、映画本編とは違って、画質のクオリティーを追及するというよりは、情報を提供するというのが主目的なので、販売用のDVDでは価格を抑えるために1層式に入れるのがいいかな、と思っています。でも、実際に1層式に焼いてみて、その画質を見てからの判断ですが。(もしくは、現在はDVDを2枚組みのセットにして販売するつもりでいますが、映画本編と特典映像を合わせて2層式に1枚で焼くというのもありかもしれません。実際そういうDVDの規格も多いです。要検討)

1時間近くかけてDVD-DLディスクに焼き、早速再生してみることにしました。ディスクを入れると、自動的にDVDメニュー画面が表示されるように設定して焼いたので、その通りメニュー画面が表示されました。

・・・と、メニュー画面を見てびっくり。メニュー画面を編集ソフト上で作成していたときには、綺麗な画像だったはずが、DVDに焼いたら、アイコンボタン上の写真がどれも潰れたようになってしまっているではありませんか! (この無残な姿、ぜひ画像をクリックして拡大してみてください)
Dvd

編集ソフト上では綺麗に作っても、DVDに焼くという時点で、DVD画質までアイコンボタンもクオリティーが低下してしまうのだということが分かりました。これを避けるには、アイコンボタンの写真には詳細な写真を使うのは避けたほうが良い(ディティールが潰れてしまうため)か、もしくはアイコンボタンをなるべく大きくするかの、どちらかです。

しかし、アイコンボタンには写真を使いたいと思っていますし、メニュー画面のスペースが限られているので、アイコンボタンをどこまで大きく出来るか分かりません。。。どうしよう。。。

どうするかは、試行錯誤してDVDを何枚か無駄にしなければならないですね。ブルーレイだったら、ブルーレイのメニュー画面は潰れないできれいに表示されるのか、それも気になるので試して見たいと思います。

ほぼ完成しているのですが、あと一歩、やることが色々ありますね。。。

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[jp] いい加減慣れました

連日の熱帯夜、そしてオリンピックで寝不足の方も多いのではないでしょうか? 実は我が家もそうです。私はオリンピックはあまり熱心に観ないのですが、姉はとても熱中していて、毎晩遅くまで(昨日は2時まで)テレビ観戦しているので、ワンルームで、布団から50センチぐらい離れたところにテレビが置いてある我が家では、寝る時にテレビから逃れることが出来ないのですcoldsweats01 開会式のために朝4時半に姉が起きた時は、大変でしたcoldsweats02

今朝は7時に起き、イギリスのポールとスカイプで話したところ、イギリスではオリンピックの前に「地下鉄が人で溢れる」と散々警告され、ロンドン中心部の通勤を控えるようにという呼びかけがあり、ポールの会社でもオリンピック期間中は自宅勤務をする人が多いのですが、ふたを開けてみると、電車はガラガラなんですって! 混んでいるのは、ロンドン東部のオリンピック会場周辺だけで、他地域の商店やマーケットは「お客が来ない」と文句を言っているのだそう。他のイギリス人の友達も、オリンピック期間中は海外に旅行に行くとか、オリンピックのせいで大家から家を追い出されたとか(大家はオリンピックの観客に高額で貸し出したいので)、色んな話が聞こえてきますcoldsweats01

今日は9時ごろから、DVD特典映像の再編集作業を始めました。長すぎると思った73号棟住民のインタビューを短くする作業です。30分減らして1時間15分程度にしたいというのを目標でやりましたが、なんと、今日の時点で32分ほど減らすことに成功し、現在73分です! 無理やり削った感はないのですが、自然に削って行ったらそれぐらいになりました。(←ダイエットも、こんな風に進んだら理想ですが!)

映画本編も73分で、寺澤さんのインタビューも73分。さらに73号棟住民のインタビューも73分なんて、よほど73という数字に縁があるのかな?と思いますが、住民インタビューに関しては、あと何回か見直したら更に2~5分ぐらい削ってすっきりした感じになるのかな?と思っています。別に必要以上に削る必要はないけど、襟足を揃えていくような気持ちで、最後に綺麗に仕上げたい、みたいに思っています。

ところで、私の知り合いで、初めてのドキュメンタリーを編集中の人がいて、メールで質問を頂いたり、進捗状況を聞いているのですが、”自分がこれまでにとりためた素材を見返す”という、一番最初の作業でまず苦労しているようです。というのも、とにかく自分の声を聞くのが耐えられない、カメラに映りこむ自分の顔を見るのが嫌、というのが、その一番大きな理由です。

悲しいかな、ドキュメンタリーをやる以上、自分の声と姿からは逃れることが出来ません。私も、最初は自分の声や話し方が、自分の想像していたものとあまりにもかけ離れていて、とても耳ざわりで、撮影した素材を見返すのはまさに”苦行”でした。

ずっと嫌だったのですが、でも、ドキュメンタリーを始めて5年たち、やっとつい最近になって、自分の声や姿が映りこんでいる映像を観て、ほとんどなんとも思わなくなっている自分に気がつきました。単純に(ここは必要か?)という発想だけで、編集パソコンに向かっている自分がいるのです。

ひたすら記録された自分の声と姿を見続けて、(あぁ、これが本当の自分の姿なんだ。他に映っている人は、みんな普段どおりの声と顔で記録されているのだし、何度やっても、どこで撮っても同じなら、これが私なんだ・・・)と、やっと観念した、見たいな感じです。

特に、自主制作の場合、(制作者が意識する・しないに関わらず)作り手の存在が前面に出るような作品が多いから、好きでも嫌いでも”自分”の存在がないと、作品が成り立たない場合が多いと思うのです。なので、ついにあきらめた、見たいな感じですgawk

でも、いまだに英語でしゃべっているときの自分の声は嫌です。それは、話し言葉では、特に自分の文法がめちゃくちゃだから。あまりにブロークンで、恥ずかしくなるからです。

現在、自分の現実の姿と向き合い苦労しているその人には、「時間をかけて慣れていくしかないよ」と言っています。ほんと、それしか方法はないのではないでしょうか??

そんなことを考えました。

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[jp] 直撃取材の極意を

これまでに度々、現在制作中の「さようならUR」DVDについてお伝えしてきましたが、先週末は特典映像のために、いつもお世話になっているジャーナリスト・寺澤有さんにインタビューをさせてもらいました!

映画の中で、URの理事長直撃取材のシーンがありますが、直撃取材が初めてだった私は、まず寺澤さんに相談をし、住所や顔の特定の仕方、張り込み、追及の仕方などを教わりました。最初は2カメで撮影したいと考えていたし、一人で直撃取材をやることに対する不安もあったので、最初の3回は寺澤さんにも同行してもらいました。(結局、何度も同行してもらっても会えなかったので、途中からは私一人でやりましたが)

大学在学中からジャーナリストとしての活動を始め、警察や検察の直撃取材歴が20年以上(!)という寺澤さんに、今回、映画のDVD特典映像のために直撃取材についてインタビューをさせてもらいました。題して「直撃取材の達人に聞く!~ジャーナリスト・寺澤有さんインタビュー~」です! 自分で言うのもなんですが、ほんと、豪華すぎる特典映像です!!

インタビューでは、直撃取材のイロハ的なこと(住所、顔、行動パターン、内部情報の入手)といったことから、これまでの直撃取材のエピソード、官僚答弁をいかに克服して追及をするか、SLAPP訴訟(恫喝訴訟)から身を守るには・・・etc、1時間以上に渡って聞くことが出来ました。

お話を聞きながら、これは直撃取材で相談していた当時も思ったことなのですが、寺澤さんは基本をおろそかにしない人だと思いました。寺澤さんは、20年間、毎月何人ものペースで直撃取材をするようなベテランで、しかも相手についてよく熟知しているにもかかわらず、ネットなどの情報だけで済ませず、きちんと登記簿なども取って、相手方についての情報を入手しているのです。

また、2カメ体制でやるとなったとき、寺澤さんのカメラはハードディスク記録式で、私はそれに対して不安を持っていました。私も以前ハードディスク式のカメラを持っていましたが、衝撃に弱く、きちんと撮影できているようでも、録画停止ボタンを押したときに保存エラーとなったりすることが度々ありました。(←私のカメラに不具合があったからかもしれませんが)

なので、直撃取材で、もし相手方に突き飛ばされたり、走って追いかけなければならないような場合に、ハードディスクできちんと録画できるのか? それが不安で寺澤さんに言ったところ、その後、実際に家の周りで走りながら、途中でカメラを叩いても録画できるかどうか試して大丈夫だったと言っていました。「そんなこと今まで起きた事がないから大丈夫」と言って片付けてしまわないで、実際に走りながら撮ってみるのは、それが一番とは分かっていても、なかなか億劫でやらなかったりするものです。でも、実際にやってみるというのは、常識や経験だけで判断しないという、寺澤さんのジャーナリストとしての基本姿勢のようにも思いました。

73分のインタビューの中では、もちろん寺澤さんのインタビューがほとんどなのですが、私の直撃取材についてのエピソードも、私はかなり話しています。今回の直撃取材の舞台裏について、上映後の質疑応答では出たり出なかったりするので、特典映像に収録する山形の映画祭とソウルの女性映画祭の質疑応答では、たまたまそれについての質問が出ず、触れられずじまいだったので、寺澤さんとのインタビューの中で、織り交ぜるように話しました。なので、こちらについてもお楽しみにhappy01

当初、インタビューは1時間ぐらいさせてもらって、編集して半分程度に・・・と考えていたのですが、インタビューを終えてみて、あらためて寺澤さんのジャーナリスト魂(? っていうと、逆に陳腐に聞こえてしまうのですが、適当な言い方が思いつかず・・・)に感動し、これはやはり全て紹介すべきだ!と思いました。なので、ほぼノーカットで使っています。

インタビュー当日の様子を以下に写真で紹介します。

インタビュー場所は会議室を使いました
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机とイスを移動します
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インタビューの机とイスはこんな感じでセッティングしました。私のカメラでは、寺澤さんをバストショットで撮影。
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インタビューの様子(寺澤さんのカメラでは、引きで2人の様子を撮影。私が質問する場面では、寺澤さんカメラの映像を使わせてもらいました)
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寺澤さん(私のカメラで撮影)
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インタビューの時に、映画の中の直撃取材のシーンをノートパソコンで視聴してもらいながら、私の取材についてアドバイスももらいました。編集では、Picture in Pictureの機能を使って、画面上に子画面を作り、コメンテーター風に寺澤さんがしゃべる、というようにしました。
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最初は上のような感じにしたのですが、2つの画面の背景がどちらも似たような灰色で、ぼやけた感じになってしまったので、子画面を青枠で囲いました。
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寺澤さんのインタビューの編集も終わり、いよいよ完成か?と思えたのですが、今日は朝から全ての特典映像を再生しながら確認してみて、73号棟住民の皆さんの1年後のインタビューが1時間45分あり、実際にはじめから通しで観てみると(長すぎる・・・)と思ったので、こちらはもう少し編集したいと思います。

最初はほとんど編集しない方針でいたのですが、インタビュー以外に本編未収録の映像をあれこれ加えたらかなり尺が長くなり、内容が冗長な感じになってしまって、観る人の集中力が持続しないような感じがしました。なので、これからまた見直して、できれば30分ぐらい削り、1時間15分程度にしたいなと考えています。

最初は「私の編集意図を反映させないためにノーカットで」という思いでいたのですが、”編集意図”というレベル以前に、ある程度の編集をしてそぎ落とさないと、結局住民の皆さんが本当に言いたいことまでも分かりにくくなってしまうのでは?と思ったのです。

そんなわけで明日、明後日あたりでまた見直して編集したいと思います。

・・・でも、それでDVDは完成するのではなく、まだまだ作業があるのです。まだ必要な作業の半分も到達していません。というのも、DVDを2種類制作・販売する予定だからです。「通常版」と「アカデミック版」。通常版は、映画についてより良く知るための特典映像で、映画が完成後、映画祭などでどのような反響だったのか、直撃取材はどのように実現したのか、映画の完成後の住民の思いは、映画では語られなかったエピソードは・・・etcの内容で、映画を観て気に入ったという人や、自分でも映像制作やジャーナリズムに興味があるというような人に向いています。

一方、「さようならUR」は、住宅問題や社会政策を学ぶ人たちにも「生きた教材」としてみてもらいたいという想いがあります。みんなとは言いませんが、建築を学ぶ人たちの中には、ハコモノ(ハード)を建てることに興味があって、中に住む人(ソフト)には関心がないとか、大規模開発には興味があるが貧しい人の住宅には興味がない・・・といったような人もいます。学生だけでなく、それを生業としている人たちも同様です。

そういう人たちにも映画を観てもらいたいために、「アカデミック版」として、住宅問題に特化した特典映像を入れるのです。具体的には、韓国でインタビュー取材した、ナメクジ・ユニオン(大学生&若者の住宅事情)、ASIAN BRIDGEのナ・ヒョウさん(韓国の貧困住宅)、ポイドン・コミュニティー(スラム)の3本のインタビューをこれから編集し、字幕を入れます。日本にはなかなか伝わってこない韓国の住宅問題について、最新情報を入れた特典映像を作ることで、映画とはなかなか接点のないような建築関係の人&学生たちにも、この映画を観るきっかけとなってほしいと思っています。

・・・まぁ、私の一押しは何と言っても「通常版」なんですけれども!! 

楽しみにしていてくださいhappy01

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