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[jp] YouTubeをどう使うか

昨日に引き続き、ずいぶん前の話ばかりですみません。9月1日(土)に、高幡台団地73号棟裁判の支援集会が開かれたので、その報告です。

会場は、日野市の「七生公会堂」。ちょうど4年半前に、URが73号棟の除却を決定したとき、73号棟の住民たちに移転の説明会を開いたのが、この会場なのでした。七生公会堂のホールの座席は300席ですが、250世帯の家族が一度に説明を受けるには狭いので(世帯によっては、複数名で参加するので)、説明会は5階から上・下と分け、2階に分けて説明会を開いたのだそうです。

・・・というわけで、73号棟の住民の方々にとっては因縁の会場となるわけですが、なにしろ座席数300。これを埋めるのは大変!!

準備中のホールの様子
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ロビーも広々としています。
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73号棟関係の上映会ではいつも受付を担当してくださる、高幡台団地のお姉さまたち。
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こんなに大きな会場を借りてしまって、ガラガラだったら悲しすぎ!と話していたのですが、当日は約100名の方がいらしてくれたそうです。ありがとうございます!
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上映は、大きなスクリーンで、ホールですので音響も良く、ブルーレイでの上映でした。これまで団地の集会所や調理室などで映画を観る機会の多かった地元の支援者の人たちからは、「すごく画面がきれいで、映画の印象がまた違った」と言われました。確かに、ストレスの少ない良い環境で映画を観てもらえるのは、制作者としてもうれしいです。

上映後は、私&住民の皆さんが舞台上で挨拶をしました。(舞台挨拶の写真は東京民報の内田さんが撮影してくれたもの)
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9月13日の証人尋問の直前で、住民の皆さんはかなり忙しい合間を縫っての参加でしたが、裁判の傍聴者が、大法廷が終日ほぼ満席になるという結果だったということは、やはりこのような支援集会や、団地に全戸配布するビラの作成などの周知が功を奏したからだと思います。

裁判に集中するだけでも大変ですが、それと同時に外部への呼びかけや情報発信などもしていかなければならない・・・

なんか、映画作りと似ているな~と思ったのでした。

この間、マスメディアで通訳として働いている人を飲み会で紹介してもらったとき、「今は何を作っているの?」と聞かれました。私は、このブログを読んでいただいている方はご存知のように、現在は新作はまだ作っていません。自分の興味の赴くままに取材・撮影し、それをYouTubeで公開したりしています。

「でもYouTubeじゃお金にならないじゃん?」と言われ、その時は私は何も言わなかったのですが、YouTubeでビデオを公開することは、収入にはならないこと→だから無益、とまでは言い切れないのでは?と、その後考えていました。

取材結果や映画全てをYouTubeだけで公開していたら、確かに収入にはなりにくいかもしれません。でも、YouTubeでビデオを公開するメリットは「沢山の人に観てもらえる」ということ以外にも、結構あると思います。

私の場合は、例えば、長編映画を作るのは、時間・資金、そして長編映画として取り組みたいテーマ(長期の取材と長期の上映)かどうか、など、それなりにハードルがあります。なので、かなり頑張って多分2~3年に1本みたいなペースになります。上映期間中以外は、あまり人前に出る機会がないので、3年もたつと忘れられてしまったり、あの人今何やっているの?みたいな状態になってしまうでしょう。

でも、例えば長編映画ほどに取り組んではいなくても、時事的な事柄や、自分が興味を持った題材を取材してネットで公開することで、(今はこういう活動をしているんだ)とか(こういう事柄にも興味を持っているんだ)と、自分の活動を知ってもらえる機会になります。実際、そういうビデオを観て講演や執筆の話を頂いたりもします。

また、これは「さようならUR」制作開始時に感じたことですが、常にカメラを持って取材していないと、「他人にカメラを向ける」ということがとても難しく感じてしまうのです(そもそも本来難しいことなのですが、さらに、ということ)。他人と話すのは上映活動を通じて絶えず経験していたとしても、カメラを介して他人と話す、誰かの話を聞かせてもらうということは、これは常に練習・実践していないと、すぐに難しくなってしまうことだと思います。カメラが自分の体に一体化していなければ、取材に応じる相手側もカメラを意識してしまうでしょう。

そんなわけで、練習と言ったらものすごく失礼ですが、私は常に色んな取材を経験して、少しでも上達したいので、映画にする・しないは関係なく機会があれば撮らせてもらいたいですし、それを発表する場としてYouTubeはとても良いな~と思っているわけです。

なので、私としてはYouTubeは有料の上映の妨げになるというよりは、私の制作・上映活動の助けとなるような感覚で使い分けています。特に、インディペンデントの映画は、新聞やテレビなどでの広告などやる予算はないのですから、ネットを上手く利用して宣伝に活用することが必要ですよね。

まぁ、私もまだまだ上手く使いこなせているとはいえないのですが・・・!

そんなことを考えた、9月1日の上映会でした。

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