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[jp] 事前に自己発信!

このブログでもお伝えしている、現在進行中の高幡台団地73号棟裁判ですが、先日このブログで裁判結審が延期になったと書きました。その理由については、おそらく裁判所&URともに目論んでいた(甘く見ていた)和解での決着が流れたことで、これはいよいよ判決を出さねばならないのだと、焦ったことにあるのだろうと推測されます。

まだ裁判が進行中で、もちろん判決も出ていないのですが、URは高幡台団地の自治会役員に、今回の裁判の”報告”会議を予定しているのだそうです! 裁判が終わっていないのに、なんの方向性ももちろん見出されていないのに、一体何を”報告”するのでしょうか? UR側からの偏った見方による、一方的な裁判の説明をされて、自治会役員(=それはやがて高幡台団地住民全体に広まるでしょう)に「URからの和解条件を居残っている人たちが蹴った。お金をつり上げるために残っている、わがままな人たち」という印象を受けるのではないでしょうか?

そもそも、4年半前にこの問題が起こったとき、URは73号棟住民に除却を説明する以前に、自治会役員に取り壊しを説明し、自治会は会員にそれを知らせることなく「除却やむなし」と決定してしまった経緯があります。今回も、自治会の会員である73号棟住民(現在も会費は納入しています)、そして役員以外の団地全体の住民に周知することなく、UR側の意向に沿って、ことが進んでしまうのではないか?? 

過去の苦い経験から、今回のURによる「自治会役員への裁判の報告」を警戒して、73号棟住民の会は、自分たちで今回の裁判の経過を伝えようと、大急ぎでニュースを作り、高幡台団地全戸に配布をしました。そういう行動って大切!と思います。自分たちで情報発信をするというのは、インディペンデントの表現者同様、住民運動でもとても大事なことだと思います。UR目線だけの一方的な情報だけでなく、住民側の情報も団地の他の住民たちに届けられることで、この案件の見方はずいぶん変わるはずです。

以下に、住民の会が発行したニュースを掲載します。(連絡先は削除しています。クリックすると拡大します)
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追伸:
和解が流れ、いよいよ判決となり、期日が1ヶ月以上延びた理由に関して、弁護士の方たちは「やはり判決を出すとなると、高裁にも相談したりして、内部でいろいろやらなくてはならないことがあるから、期日が延びたのだろう」とさらっと言ったそうですが、私はその発言を聞いて愕然としました。もちろん、推測なので事実かどうかは分かりませんが、弁護士のこれまでの経験から、前例のない問題に対し判決を出すときは、その後の控訴も考えて、高裁に相談したりすることがあるのだそうです。会社で言うところの、「上司に相談する」みたいな感じ。

でもそれじゃあ、裁判が3ステージ(地裁・高裁・最高裁)と分かれている意味が全く無いじゃないですか! 私としては、建前上は三権分立で、裁判は政治から独立し(←でも国家の政策を追認するほうが圧倒的に多いですが)、裁判の3ステージもそれぞれに独立し、多様な視点が反映されているものだと信じたかったのですが・・・。そんな風に信じていた私の方が馬鹿なのか。なんか、今年1年はずっとこの裁判の過程をつぶさに見てきましたが、UR、そして裁判所のあり方には幻滅するばかりです。もう少しはマトモだと思ってました。

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