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[jp] 年の瀬の贈り物

ちょっと日にちが経ってしまいましたが、毎年恒例になりつつある(?)、イギリスのポールから届いたクリスマス・プレゼントの紹介です。

今年は、4つの箱が届きました! 
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日本の郵便局も同じですが、重さが2キロを超えると小型包装物にならず、小包扱いで料金が高くなってしまうので、4つの箱に分けて送ったのだそうです。(ちなみに、私はポールにクリスマス・プレゼントを送る際、2キロを300グラムほど超過してしまったので、箱の中からいくつかの食品を取り出して送ってしまいました・・・ちょっと罪悪感・・・

箱を開けると、クリスマスらしい梱包材が。勢いよく箱を空けたら、床にスパンコールが散乱。
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プレゼントはひとつずつ梱包するのが欧米流。(その点、日本はお店がかなり凝ったラッピングを無料でしてくれるので、自分でラッピングペーパーを買って梱包する人は稀ですよね)
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包みをひとつずつ開けると・・・
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スパイス入りのホットチョコレート、オーガニックのアールグレイ、チャイ、そしてチョコレートでした。すべてイギリスのメーカーのものです。

次の箱は・・・
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左は、ポールの家族からのチョコレート、真ん中は野菜チップス、右はクリスマスの定番、ミンス・パイです。
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このベジ・クリスプ(チップス)は、ジャガイモではなくて、パースニップ(日本のスーパーではあまり売られていませんが、見た目は白っぽいにんじんで、味はほのかに薄いサツマイモ風の冬野菜)の薄切りフライです。

クリスプはほとんどがジャガイモのチップスで、パースニップのものはイギリスでもなかなか見かけません。やや高級なスーパーに行くとあります。とても美味しいので、イギリス土産に迷う人はぜひ試してみては?

ミンスパイは、タルト生地の中に、スパイスで味付けした甘すぎるフィリングが、ぎっしりと詰まったもので、昔から作られている、保存にも適したこの時期のお菓子。でも、甘すぎるし、味も強いので、イギリス人でも嫌いな人が結構います。(マーマイトみたいに
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3つ目の箱は・・・
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この箱には、クリスマスカード、別のパースニップのクリスプ、チョコレート、ミントのキャラメル、部屋用のコロンが入っていました。
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Holdsworthのチョコレート。イギリスのチョコレート専門メーカーです。すごく美味しいし人気のメーカですが、日本にはまだ入ってきていないのかな・・・? Dsc03028

部屋用のコロン。フレグランスまでメイドインUKとは!
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そして最後の箱!
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えぇ~、こちらもやはりイギリス産のものばかり。後で聞いたのですが、今回は全部イギリス産のものにこだわって集めたのだそうです。イギリス人同士で贈りあうプレゼントは、別にイギリス産にこだわらないそうですが、今回、いざイギリス産で全てそろえようとしたら、あまりに輸入品が氾濫していて、純粋な国産の商品を見つけるのにとても苦労したとか。
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チョコレートで出来た雪だるま。これに、食べられるトッピングが付いていて、自分で雪だるまをデコレーションして遊ぶことが出来ます。73号棟の村田さんが、年末年始にお孫さんと会うと聞いていたので、村田さんに差し上げました。
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イギリス産のアルパカの毛で出来たルームソックス。早速履いてみましたが、汗が出るほどぽかぽか!!
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こちらもイギリスのオーガニックの化粧品メーカーで、ハンドクリームと竹繊維で出来た手袋。ハンドクリームを夜寝る前に付けて、手袋をはめて寝る、という使い方。
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イギリス製のビスケットのパッケージ。イギリスのチーズ、小麦、バター、クリームを大絶賛した、まるで”食品極右”のビスケット! ビスケットといえば、紅茶やコーヒーと共に頂くものだと思うのですが、この説明によれば、Very Englishなジン・トニック、もしくは本物のエール(イギリスの、薄めのビール)と共に食すべし!と書かれています。ほんとに?!
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実際にビスケットを食べ、とても美味しかったのですが、日本人の私としては、このビスケットをジン・トニックで食べたいという勇気は沸いてきませんでした

パッケージの側面には、ブルー・スティルトンのチーズは、イギリスのチーズの王様で、国家の宝であり、国際的なスターであるとまで書かれています・・・!
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・・・プレゼントは以上で、並べてみたらこんなに沢山! ありがとう、ポール!! お菓子関係に関しては、お正月以降に会う予定の方々とシェア出来ればと思っているので、お楽しみに~
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ちなみに、包装材や梱包材もこんなになりました。
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ところで、私はポールに何を送ったかといえば、色々送ったのですが、私の中で(これは絶対気に入る!)と確信して送ったものが、「パン粉」(!)でした。日本では、「洋食」に分類される「カツ・カレー」ですが、これがイギリスでは今人気の日本食なのだそうです! ちょっとしたお店でも日本食として食べられますし、カツ・カレーを家で作るためのレシピも、イギリスの色んなサイトで紹介されています。

「パン粉」は英語で「bread crumbs」ですが、面白いのが、日本のパン粉が「Panko」としてレシピなどでも紹介されていることです。もちろんイギリスでもbread crumbsはスーパーで手に入りますが、日本のパン粉はそれらとは全く違い、Pankoなのだ!と。YakuzaやKobanなどだけではなく、Panko(っていうか、そもそもパン粉だって、もとは海外から日本に持ち込まれたものじゃないか!)まで、ガラパゴス化もとい、日本を代表する文化だったのですね。

ちなみに、ウィキペディアの英語版を見たら、bread crumbsの項目でも、Pankoが別項目に分かれていました。

ポールも、しょっちゅう「カツ・カレーを自分で作りたい。でもPankoというものを使わないと駄目らしい」と言っていたのを思い出し、パン粉2袋と、カレールーを送ったのでした。多分イギリス中(世界中もありえるか?)を探しても、パン粉がクリスマスに送られてきた人は、ポールだけかもしれません!

カレールーとパン粉を手に、大喜びのポール
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念願のパン粉を手に入れて、一体どんなカツ・カレーを作るのでしょうか? これはレポートしてもらわないと!
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ところで、つい先日は、このブログにも時々紹介したことのある、山形県酒田市の農家・富樫さんより、宅配便が届きました。やたら重い箱ですが、一体中には何が・・・?
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中を開けると「農家のお米」の文字が目に飛び込んできました。うわ~、自家製のお米、送ってくださったのですか!! 感激!
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これまで、真夏の田んぼの様子などの写真を時々送ってもらいましたが、そのときのお米なんだと思うと、喜びもひとしおです。ちなみにお米は「はえぬき」だそうです。お米のほかに、大根、大根のお漬物、そしてこの1年を振り返る富樫さんの農民通信が入っていました。今年の春の爆弾低気圧などで苦労しながら作物を育ててきた様子が書かれていました。
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早速お漬物と大根をいただきましたが、美味しかったです。自分で自分の食べるものを作れるって、つくづくすごいことだなと思います。

年の瀬に日本から、そしてイギリスからプレゼントを頂いて、今年1年に感謝!! どうもありがとうございました。

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