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[jp] 非常事態に備えて

昨年末の総選挙で、原発を容認する政府になったことで、経産省前の反原発テントでは、「いずれこのテントが撤去されるかもしれない」ともささやかれています。

テント撤去は突然になされるかもしれませんし、1~2週間の”猶予期間”を与えられた後に撤去が行われるかもしれません。いずれにせよ、こういう事態の時には、テントを守ろうとする人が暴力的な撤去によって怪我をさせられる危険性があるかもしれませんし、どさくさにまぎれて逮捕される人が出てくるかもしれません。

なので、こういうときこそ”記録”が重要になるわけで、私の方にも「年明け辺りが危ないと思う」とか、「今週かも」とか、「3月11日前までには絶対やるだろう」とか、様々な情報を伝えてくれる人がいて、「だから撮影に来て欲しい」と言われます。

私ももちろん出来る限り頻繁にテントに行けたら良いのですが、なかなかそうも行きませんし、私が行った時にタイミング良く(?)強制撤去をカメラに収めることが出来るかどうか、そんなことは誰にも分かりません。いや、こういうことは、人が少ない時間帯、メディアが入っていない時間帯などに行われるので、遭遇できない可能性の方が高いです。

でも、テントには必ず複数人の人がテント番にいるわけですから、私や他の数人の市民メディアに要請するよりも、テント番をする人たちが、非常事態の時には携帯電話やデジカメの動画撮影機能を使って、自分たちで撮影が出来るほうがよっぽど”強い”のです。

そんなわけで、私はテント(女性中心の第2テント)に、非常事態に備えたデジカメの動画撮影ワークショップを提案しました。特別な機材を持っていない人でもできるように、撮影機材はデジカメ、編集ソフトは無料のウィンドウズ・ムービー・メーカーを使うことにして、本当に必要最低限の、撮影・編集・ネット公開を3時間でカバーすると言う、私がこれまでにやったことのない無謀とも言えるスケジュールで、ワークショップを組み立てました。

先週末、アワプラの事務所をお借りして、第2テントメンバー向けのワークショップを行いました。事前の呼びかけは第2テントのメンバーのみとして、一般の申込は受け付けませんでした。というのも、私はこのワークショップを、非常事態に備えた、必要最低限のもの、運動体としての撮影・公開の注意などに特化したものにしたかったからです。一般にも募集を募ると、カルチャーセンターのノリでいろんな撮影や編集のテクニックを学べると期待してやってきてしまう人も出てくるため、内部だけで募集をしました。

3時間と言う短い時間で、経産省前テントでの撮影に特化した内容のワークショップの組み立てには、約丸1日を費やしました。普通の撮影のワークショップでは、いかに”映画らしく、プロっぽく撮るか”とか、”美しく撮るか”といったことが中心になるかと思いますが、今回のワークショップの場合は、最低限の撮影用語や見やすい映像を撮るためのやり方は触れるものの、肖像権をめぐるトラブル、著作権、プライバシーの考え方、公共の利益とみなされる場合、デモや集会の撮影、警察官の撮影は出来るか、被写体とのトラブル回避方策などなど、そういうことに特化した内容にしました。

デジカメと、編集で使うパソコンは、参加者の方に自分の持ち物を持ってきてもらうようにしました。

当日、受講者は7名。デジカメでの撮影については、問題なく約1時間ちょっとで説明しきれました。15分ほどの休憩を挟んで、後半は編集から。

・・・ところが、当日はパソコンを持ってきてくれた人が4名いたにもかかわらず、最新のウィンドウズ・ムービーメーカーを動作できるパソコンが1台もなかったのです!!! 理由は、パソコンの性能が低いモバイルパソコンで、編集ソフトをインストールしても動かせなかったり、とても古いタイプの編集ソフトが既にダウンロードされていて、このパソコンでは最新のものにはアップロードできないと表示されてしまうもの、別の編集ソフトで動くようになっているものetc、私としては一般的であるはずのウィンドウズのノートパソコンで、4台あっても全滅とは、想定していない事態でした。このブログでも度々書いていますが、”買い替え”を煽るメーカーの姿勢が見え隠れします。。。

編集について説明できなかったのが悔やまれますが、編集を飛ばして、無編集のままの映像をYouTubeにアップする説明をしました。ネットで動画を公開する際の注意点、動画の公開レベルを選ぶ方法などを説明し、最後の20分は質疑応答の時間に充てました。

編集では、「不要な部分をカットする」と「キャプションをつける」ことをやるつもりでしたが、そちらに関してはレジメで詳しくやり方を書いたので、出来る環境になったときにそれぞれ試してもらいたいと思っています。でも、撮影と公開の方が、こういう状況の動画を作るときにはより重要なので、撮影と公開について必要最低限気をつけるべきことを話せたのは良かったです。

以前メディアセンターで教えたときは、受講生は自分のビデオカメラやパソコンを持ってこないという方針にしていました。全員、メディアセンター所有の同じビデオカメラとパソコンを使いながら説明したので、トラブルはおきませんでした。でも、メディアセンターのように沢山の機材を持っている場所で教えられるとは限りません。手持ちのものを持ってきてもらうと、今回のような事態が発生してしまう恐れがあるので、今後、どこかでワークショップを開く際にはよく気をつけないといけません。本当は、私が自分でノートパソコンを持っているのが良いのですが(←そうすれば、最悪の場合でも自分のパソコンでデモンストレーションだけ出来ます)、私が持っていないので、なかなか大変ですね。。。

動画に関しては、受講しただけではもちろん駄目で、それから実践していかないと身につきませんから、今回受講していただいた方々は、今後是非経産省前その他で撮影などをしていってもらえたらと思っています。もちろん、テントの非常事態のときも、頑張ってカメラを回して欲しい!!(←でも初心者でその撮影って、いきなりレベル高いですが、そんなのを記録してしまったら、これはもう監督デビューするしかないですね!happy01

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