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2013年3月

[jp] 判決は・・・

先日、28日の高幡台団地裁判。もう既に新聞報道などでご存知の方も多いかもしれませんが、今日は結果だけご報告します。

以下の読売新聞の報道を引用します。

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高幡台団地訴訟 UR全面勝訴・・・地裁支部判決

 独立行政法人・都市再生機構(UR)が、耐震強度不足を理由に解体を決めた日野市の「高幡台団地」73号棟に居残った住民7世帯に対し、立ち退きを求めた訴訟の判決が28日、地裁立川支部であった。三村晶子裁判長はUR側の主張を全面的に認め、7世帯すべてに部屋の明け渡しと、契約終了後も住み続けたことによる損害金の支払いを命じた。

 判決で三村裁判長は「耐震改修には7億5000万円がかかり、負担が大きい」としたUR側の主張について、「社会経済的な観点に照らして相当」と認め、「解体の判断に至る過程に、誤りや非合理性はない」と述べた。さらに、移転費用や移転先の家賃補助など、URが既に退去した73号棟の住民に対して行った代償措置を「十分配慮された手厚い内容」と評価。「相応の代償措置が取られている限りは、家主の判断が尊重されて当然で、退去を求める正当事由がある」と結論付けた。

 判決後、URは「(被告以外の)197世帯が退去に応じてくれたのは、誠意を尽くした結果。判決ではそのことも含めて主張が全面的に認められたと考えている」とコメントした。

 一方、立川市内で開かれた住民側の報告集会では、弁護団らが「結論ありきの政治的な判決」などと怒りをあらわにした。飯田美弥子弁護士は「判決が確定すれば、耐震強度不足を理由に賃借人が追い出される事案が全国で相次ぐだろう」と話した。被告の1人、村田栄法さん(66)は「控訴するか否かは、今後7世帯で話し合って決めたい」としている。

(2013年3月29日  読売新聞)

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判決のあとの報告集会の様子、判決に対する私の感想等は、後日ご報告します。
それにしても残念な結果でした。。。

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[jp] いよいよ明日判決!!

2011年の3月から始まった、高幡台団地73号棟の裁判。いよいよ、明日が地裁の判決日となりました! 住民の皆さんにとっては、この問題が起こってからもう5年目の春を数えます。昨夜の住民の会例会では、皆さんやはり落ち着かない様子でした。

明日の予定について以下にご案内します。裁判の傍聴、その後の記者会見&報告集会、そして飲み会(!)ともに、都合のつく方は是非いらしてくださればと思います。

12:50 東京地裁立川支部1Fロビー集合
13:10 東京地裁立川支部405号法廷 判決言い渡し

13:20 裁判所近くの弁護士会館に徒歩で移動(みんなで)

13:30 弁護士会館にてプレ報告集会(弁護団の弁護士より)
(プレ報告集会の間に、弁護団と住民により判決文をよく読み、声明文を作成)

14:00 (声明文の準備が出来次第)記者会見&報告集会(同会場にて)
      ~15:30頃まで

16:00 弁護士会館地下の中華料理店にて飲み会(2時間程度?)
      (←判決結果の如何に関わらず)

以上です。
私も明日はもちろん行きますし、記者会見と報告集会の撮影をする予定です。記者会見の様子は、YouTubeなどで後日紹介できればと思います。

弁護団の飯田弁護士が、先日、書道三段の腕前で書いた「住民側勝訴」の旗を見せてくれました。その旗を広げるシーンが撮影できることを祈って・・・。

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[jp] 【お知らせ】活動家のための連続メディア講座

以下のご案内をいただきましたので、ご紹介します。

あらゆる表現活動において”書く”ことからは逃れられないと思います。映像制作だって、ナレーション原稿や、あらすじ、パンフレットなどを書くし、カメラマンは写真に添えるキャプションを書くしetc。大所帯で、それぞれの工程を分担してくれる専門のスタッフがいるような人は別ですが、そうでなければ必須の技術でしょう。破格の受講料ですし、受講生同志の交流もまた面白いのでは?と思いますので、興味のある方は是非!(※4月18日までに要予約)

【活動家のための連続メディア講座】

活動を広げるために、「書くこと」はつきものです。

新聞や雑誌だけでなく、所属団体のニュースレター、機関紙、報告書、個人のブログ、ツ イッター、フェイスブックなどなど・・・職業でなくても、今の時代、「書くこと」は日常の作業 になっています。

重要なのは、はたして自分の思いがたくさん詰まった文章を読んでもらっているか、ということです。いくら書いても読んでもらえなければ、理解してもらえない、活動は広がらないという難関は変わらず。

「内輪だけにわかってもらえればいい」のではなく、外へ広げるためにどういう書き方をすればいいかなど、活動につきものの、裁判や社前行動や集会の報告の書き方などに焦点をしぼって学んでみませんか。

いかに「見せる/ 読ませる」原稿を書き、写真や画像と併用して、ブログ、ツイッターやフェイスブックなどを活用して活動強化・拡散につなげられるか、この機会に技術を習得しましょう。
 
日時 

1部: 2013年4月21日&28日 13時~17時
2部: 2013年5月12日     13時~16時

場所

スペースきんとう(東京都文京区本郷2-27-2  東眞ビル3階)
地図⇒ http://www.jaiwr.org/jnnc/2012kintokaijou.jpg

参加費    各500円

定員   15名(各回)

申し込み 

mchie0417@yahoo.co.jp(松元まで)〆切は18日です。

【講座内容】
★1部 <書く> 講師: 日比野敏陽(新聞労連委員長/京都新聞記者)

・第1回目――「自分が今取り組んでいること」について知らせる

仲間の裁判や自分が企画する集会、所属団体の紹介など、もっと多くの人に知ってもら いたい!支援してもらいたい!と願っていることは日々たくさんあると思います。すでにあるできごとについて、A4用紙1枚にまとめた原稿を持ち寄って、お互いに批評したあと原稿を書き直してみます。
※すでに書き上がった文章を持ち寄ってください。

・第2回目――取材してみよう

関心のある集会やデモに参加して、ほかの参加者をインタビューしてコメントを取ったり、必要な情報を得て原稿を書き、お互いに批評したあと原稿を書き直してみます。インタビューのコツや見出しの書き方なども学びます。

★2部 <広げる> (13時~16時)講師: 松元ちえ(ジャーナリスト/レイバーネットTV)

個人、または団体としてSNSを活用するには、どうしたらいいか。文章とともに画像や映像をアップして活動を広げることに役立てます。フェイスブックのページを作ったり、ツイッターのアカウントを作り、情報を拡散してみます。

問い合わせ: mchie0417@yahoo.co.jp (松元ちえ)

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[jp] 面白そう! デモクラTV

もう既にご存知の方もいるかもしれませんが、ツイッター上で、4月に開局するというインターネットTV「デモクラTV」を知りました。本日(26日)開局の記者会見をするそうです。

デモクラTVのHPより、「開局宣言」を紹介します。

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朝日ニュースター時代から16年間、親しまれてきた「愛川欽也のパックインニュース」が3月末で終了するのを受け、その精神を継承し、一段とパワーアップしたインターネットテレビ「デモクラTV」が4月に開局します。
パックインニュースを支えてきたジャーナリスト、市民活動家、学者、評論家らが資金を出し合い「市民のためのネット放送局」を立ち上げました。提供するのは「日本一分かりやすいニュース解説」と自負しています。
皆さんはNHKや民放のニュース解説に満足していますか。私たちも出演する機会がありますが、「突っ込み不足」「隔靴掻痒」との印象を受けることがあります。現場の意欲が、大きな組織の事情で薄められているようにも思えます。
「たっぷり解説する時間がない」という制約もさることながら、免許事業であるがためか権力者に微妙な配慮をしたり、スポンサーの意向を斟酌するなど、スタジオに見えない薄膜があるように感ずることもあります。
「知る権利」「言論の自由」は、不断の戦いによって手にするもの、と私たちは考えます。吹けば飛ぶような放送局ですが、例え逆風の中でも「言うべきことは言う」「本質を臆することなく伝える」という姿勢を堅持してゆきたい。
放送開始は、4月6日。提供する番組は、各分野の専門家が集まり、旬のニュースの背景・問題点を2時間かけて語り合う「デモクラTV・本会議」。解説者がゲストを呼んで「ニュースの真相」を語る1時間番組も予定しています。
デモクラTVは、「知りたい・考えたい視聴者」に支えられる有料放送です。料金は月525円を予定しています。「志」だけが頼りの、こぢんまりした船出ですが、会員が広がれば、番組の数や中身をより充実させたいと考えています。
既存のメディアだけがジャーナリズムを担う時代は終わりました。インターネットの登場で、資力のない者でも力を合わせて「世界の読み方」を発信できる。あなたも、私たちの輪に入ってください。
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・・・面白そう!! こういう市民目線の報道が、IWJのように、広く浅く会員に支えられ、育って欲しいと思います。
・・・っていうか、まずは会員にならないと、ですねcatface

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[jp] パーラメント・スクエアに関する記事

つい先日のブログで、「パーラメント・スクエアの抗議活動の完全終了がメディアでも報道されているかと思って調べたのですが、ざっと調べたところ、それを伝えているメディアは見つかりませんでした」と書きましたが、その後調べたところいくつかの報道を見つけました。すみません。以下に記事を紹介します。

これらの記事によると、ウェストミンスター行政区は、パーラメント・スクエアが48時間以上無人状態であることを確認した後に、完全撤去に踏み切ったとのことです。
http://www.westendextra.com/news/2013/mar/parliament-square-peace-camp-tents-are-removed-police-and-council-swoop

インディペンデント紙のブログ記事
(ブライアンの抗議活動に対して、全く好意的ではないです。「ブライアンはイラクへの制裁に反対して抗議活動を始めたのなら、2003年3月20日のイラク侵攻をむしろ歓迎すべきだったのだ」などと書いています。ブライアンに賛同してくれとまでは言わないけれど、イラク侵攻を歓迎すべきだったという発言は、かろうじてリベラル系といわれる同紙として、ありえないのではないでしょうか? 大量破壊兵器だって、存在しなかったというのが明らかなのに。)
http://blogs.independent.co.uk/2013/03/03/parliament-square-restored/

こんな投稿記事も見つけました。「パーラメント・スクエアの抗議活動は全く持って平和的ではない。ブライアンとバーバラはとても攻撃的で、沢山のサポーターたちを追い出した。マリアこそ最大の功労者とされるべきだろう」という意見が。
http://www.westendextra.com/letters/2013/mar/parliament-square-protest-was-not-all-peaceful

抗議活動開始から11年経ったパーラメント・スクエアの最後を報じる記事でした。

今日はこれから、ブライアンの長年のサポーターで、パーラメント・スクエアの分裂後はブライアン&バーバラ側につき、マリアとの交流を絶ったバニー(映画にも登場するおじいさん)に手紙を書こうと思います。パーラメント・スクエアが無くなった今、彼はどうしているのか、活動の最後の頃はどんなことを考えていたのかを聞いてみたいから。

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[jp] うれしい再会!

このブログでも以前お知らせしましたが、22日はテント撤去の動きに対する抗議集会が、経産省前テントひろばでありました。私はこの日、いよいよ28日に迫った高幡台団地73号棟の裁判・判決に際し、弁護団が記者クラブ向けに開催した記者レクに出席し、そのあと30分遅れぐらいでテントひろばに到着しました。

テントの周りには約300人ぐらいの人だかりでした。テントの中心メンバー、FOEジャパンの方、福島からの避難者、他地域(伊方原発など)で反対運動をされている方、政治家、などなどが駆けつけ、次々にスピーチや激励のメッセージを送っていました。

以下、抗議集会の写真です。

FOEジャパンの満田さん
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裁判所から送られてきた文書で、代表者2名のうちの一人として名指しされた正清太一さん。
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なんと、福島第一原発から1.2キロのところに住んでいたという、福島からの避難者。テントひろばのおかげで、知らない土地に避難してきてもみんなと繋がることができた、と発言されていました。
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作家の落合恵子さん
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司会の簔口さん
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生中継や撮影をしている市民メディアも多数
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テント前抗議集会の後は、毎週金曜日恒例の官邸前抗議活動に参加しました。私は何打かんだ言って、金曜日の抗議活動に行けたり行けなかったりで、この日はかなり久しぶりの参加でした。

テント前の抗議集会に参加されていた垣内さんから「最近の金曜日の抗議集会は、すごく多様化していて面白い」と聞き、首相官邸前意外でも霞ヶ関のあらゆる場所で展開されている抗議活動を見て回ることに!

メッセージキャンドルをともし、バイオリンを演奏するパフォーマンスをする、日本人&外国人の女性たち
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そこから少し離れた場所では”ゲリラカフェ”が出現していました。カンパ制で、飲み物やサンドイッチ(中には”革命パン”なるものもhappy01)を出していました。私は”ラム酒入りココア”をいただきましたが、とても美味しかったです。
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飲み物は種類別にポットに入っています。持ち運びしやすいし、冷めないし、便利ですね! 屋外のロックフェスなどで使われるノウハウが、反原発の運動でも見られます。
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国会正門前での抗議活動を見学(?)したあとは、首相官邸前へ。

・・・すると、「早川さんっ!」と呼ぶ声が・・・

誰かと思って振り向くと、なんと、「ブライアンと仲間たち」にも登場する、椎野綾さんだったのです!!(オルダーマストンの核廃絶運動で偶然であった日本人の大学生で、その後パーラメント・スクエアを訪れ、ブライアンと交流)

実は、映画の完成後、椎野さんにDVDを送って、メールも何度か送っていたのですが、全く返事が来なかったので(どうしたのかな・・・)と気になりつつも、そのままになっていたのです。2008年、映画の完成前に日本に一時帰国して8月6日の広島に行ったときにお会いして以降、実に4年半ぶりぐらいの再会だったのでした!!! 私が送ったパソコンのメールはほとんど使っていないものだったそうで、今はもっぱら携帯やツイッターでやりとりしているということでした。そうだったのか・・・

それにしても、また再会出来たのがとてもうれしかったです! 現在は、金曜日の官邸前行動でスタッフをしたり、貧困問題に関わったりと、相変わらず精力的に社会問題に取り組まれているようでした。

椎野さんと再会の記念写真
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官邸前の抗議活動
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その後は、官邸”裏”の抗議活動、経産省前の抗議活動(←テントひろばとはまた別の)などを見て周り、またテントに戻りました。

テントには、裁判所が添付したという、「告示書」が貼ってありました。

これが実物です!
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赤く塗ってある部分がテントの場所。わざわざ几帳面にセンチ単位まで計測されているのが笑えます。
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債務者として名指しされているのは、正清太一さんと渕上太郎さん。でも、官僚文書なので「債務者ら」とも書いてあり、”ら”が果たしてどこまでを指すのか、というのも興味深いところ。
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ちなみに、テント表面にこんな感じで張られています。テントのほかの横断幕などがものすごく派手なので、目立ちませんがcoldsweats01
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以上、22日の報告でした!

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[jp] いつの間にか終わってました・・・!

こんな風に報じるのもどうかと思いますが、なんと、2001年から続いてきたパーラメント・スクエアの抗議活動が、最近になっていつの間にか完全に終わっていたそうです・・・!

ブライアンが亡くなったあと、バーバラたちが引き継いで、小規模ながらも活動は続いていた(そして先鋭化していった)、というのはこのブログでも度々お伝えしていました。

新しく出来た法律により、寝袋やテントの持込は一切禁止となり、マリアはパーラメント・スクエアを去り(ただし、現在でも新法をめぐり裁判は継続中)、バーバラは寝袋・テント無しという過酷な状況の中で1年以上抗議活動を続けていたということも書きました。(マイナスにもなる冬の寒い夜中でも、ただ椅子に座って夜が明けるのを待つのです!)

数ヶ月前には、バーバラがハンガーストライキ中だというのが、バーバラのブログに出ていて、彼女の健康状態を心配する声もインディーメディアで出ていましたが、既にパーラメント・スクエアは反戦運動仲間からのサポートを失い、バーバラのハンガーストライキは大きな注目を集めずに終わってしまいました。

その後、目立った出来事は聞いておらず、メディアの報道もされていなかったようなのですが、つい先日(イラク侵攻10周年の3月20日)、バーバラがブログで:

For seven very long years, (that passed very quickly) I really did live, in Parliament Square in Westminster, London, telling the truth, right in the midst of and vulnerable to a very rotten (and enormous) old boys club.

と書いているではありませんか! 「パーラメントスクエアに、7年という長い間住んでいた」と過去形で!!!!! え~~~~~

私は、ブライアンを撮影しているときから常に、「ここの活動の最後は、どうなるのだろうか?」と思っていましたが、まさか、こんな形であっけなく、静かに(?)終わるとは、当時は想像もしていませんでした。ポールがマリアから聞いた話によると、バーバラがパーラメント・スクエアに残していったものは、警察が全て撤去したそうです。なんというか、用意周到に、静かに、徐々に殺されていった様な、そんな感覚。

パーラメント・スクエアの抗議活動の完全終了がメディアでも報道されているかと思って調べたのですが、ざっと調べたところ、それを伝えているメディアは見つかりませんでした。

11年以上続いたパーラメント・スクエアの抗議活動が、こんな終わり方をしたというのは、なんか心にぽっかり穴が開いたような、そんな気持ちです。。。

とりあえずお知らせまで。

※後日追加※
「パーラメント・スクエアの抗議活動の完全終了がメディアでも報道されているかと思って調べたのですが、ざっと調べたところ、それを伝えているメディアは見つかりませんでした」と書きましたが、その後調べたところいくつかの報道を見つけました。すみません。以下に記事を紹介します。

これらの記事によると、ウェストミンスター行政区は、パーラメント・スクエアが48時間以上無人状態であることを確認した後に、完全撤去に踏み切ったとのことです。
http://www.westendextra.com/news/2013/mar/parliament-square-peace-camp-tents-are-removed-police-and-council-swoop

インディペンデント紙のブログ記事
(ブライアンの抗議活動に対して、全く好意的ではないです。「ブライアンはイラクへの制裁に反対して抗議活動を始めたのなら、2003年3月20日のイラク侵攻をむしろ歓迎すべきだったのだ」などと書いています。ブライアンに賛同してくれとまでは言わないけれど、イラク侵攻を歓迎すべきだったという発言は、かろうじてリベラル系といわれる同紙として、ありえないのではないでしょうか? 大量破壊兵器だって、存在しなかったというのが明らかなのに。)
http://blogs.independent.co.uk/2013/03/03/parliament-square-restored/

こんな投稿記事も見つけました。「パーラメント・スクエアの抗議活動は全く持って平和的ではない。ブライアンとバーバラはとても攻撃的で、沢山のサポーターたちを追い出した。マリアこそ最大の功労者とされるべきだろう」という意見が。
http://www.westendextra.com/letters/2013/mar/parliament-square-protest-was-not-all-peaceful

抗議活動開始から11年経ったパーラメント・スクエアの最後を報じる記事でした。

今日はこれから、ブライアンの長年のサポーターで、パーラメント・スクエアの分裂後はブライアン&バーバラ側につき、マリアとの交流を絶ったバニー(映画にも登場するおじいさん)に手紙を書こうと思います。パーラメント・スクエアが無くなった今、彼はどうしているのか、活動の最後の頃はどんなことを考えていたのかを聞いてみたいから。

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[jp] イギリスのインディペンデントに希望の光?

先週まで忙しく、今週から少し余裕が出来たので、前から観たいと思っていたDVDをやっと観ることができました。

「さようならUR」が完成したばかりの頃、英語字幕を担当してくれたイギリスのポールが、「同じような映画が、今イギリスで話題になっている」と教えてくれました。「You've been trumped」という作品です。アメリカの大富豪、ドナルド・トランプが、スコットランドのアバディーンに豪華なゴルフコース+巨大リゾートを建設するという計画を発表。その地域で長年暮らす地元の住民たちが、その計画に反対し、土地の強制収用から自分たちの土地を守る様子を、一人のインディペンデント・ドキュメンタリー監督が追った映画です。

私がイギリスでブライアンたちの活動を撮影していた頃、インディペンデントで映像を作っているという人たちは、何人も会いました。でも、みんな他の仕事(映像関係だったり、全く違う分野だったり)をしながら、社会活動(使命?)として、反戦運動やマイナーな社会問題などを追っている人がほとんどでした。もしくは、大学で映像を学んでいる最中の学生、それとも、どこかしらから制作費の助成を受けて作品を作っているという人(←ただし、助成を受けるのだって、かなりの競争率です)。なので、インディペンデントで映像を作り、それを上映したり、販売することで収支を保っているという人は、ついに見かけたことがありませんでしたし、そういう上映会の情報も、ネットやMLなどでも、あまり聞いたことはありませんでした。(あったとしても、大抵無料で、寄付歓迎というシステムのものが多く、内容も、運動体内部の人向けに作られたような作品が多かったです)

そういう意味では、日本の方が、自主上映会が盛んですし、自主上映会を定期的に主催する団体も数多くあるし、上映することで制作費を少しでも回収するという道が、イギリスよりも整っているのではないか、と思います。(・・・とはいえ、ブライアンを撮影しているときは、私の所属(?関わり?)と関心は、「自主映像作家」よりも、「社会運動」の方が圧倒的でしたので、私自身、イギリスのインディペンデント・ドキュメンタリーの作り手たちのネットワークについて、そもそもそういうのがあるのか、どんな風に活動しているのか、どんな工夫をしながら制作&上映しているのか、情報を積極的に集めていなかったので、知らないだけかもしれませんが。

インディペンデントで、社会的な問題をテーマにした映画で、近年商業的にも健闘した数少ないイギリスのドキュメンタリー映画としては、「Taking Liberties」ぐらいしか思いつきません。

そんな中、この「You've been trumped」は、イギリス各地の大学や公共施設などで”有料”の自主上映会を多数開催、北米&欧州&アジアの数十の映画祭で上映され、10個の賞を受賞し、後にBBCでも放送され、BBC iPlayer(NHKオンデマンドのようなもので、過去の放送のアーカイブですが、NHKとは異なり、イギリスに住む人のみ無料で観ることができます)で、なんと100万回以上再生されたという、イギリスのインディペンデント・ドキュメンタリー界にとって、まさに”異例尽くし”の作品なわけです。(・・・とはいえ、初めに北米の有名な映画祭でとても評価されて、それでイギリスに”逆輸入”された節もあるそうですが・・・!)

そんなわけで、ずっとこの作品を観たいと切望していたのですが、最近DVDがリリースされたので、ポールに送ってもらい、やっと観ることができました。観終えて、映画の内容よりも、まずこういう作品が作られ、観てもらうことで制作費が回収でき、テレビやネットでも広く伝わる手段を持ててよかった、という気持ちになりました。だって、こういう作品にお金が集まらなくて、観る人も少ない、テレビは報じないということが、”当たり前”なのですから。(←だから作り手は、採算度外視で、社会的使命感だけでやる、みたいな)。なので、イギリスのインディペンデントのドキュメンタリー作家にとって、この作品は今後の展望に期待が持てる道筋を作った、といえるのではないかと思います。

・・・最終的には大ヒットしたこの映画ですが、制作中は、監督も無名で、話題はスコットランド政府にとって最大のタブー(←スコットランド政府は、このゴルフコース開発の見返りに多額の税収を得るのだから)。監督は、あらゆる助成金を断られ、資金集めに苦労したそうです。カナダ・トロントの有名なドキュメンタリー映画祭Hot Docsに出品するため、どうしてもお金が必要で、最終的に頼ったのはクラウド・ファンディング。ネット上で一般の人に寄付を呼びかけたところ、8週間で20,000USドルものお金を集めることが出来、それによって映画祭への出品→その後の展開に繋がったそうです。

ロンドンのBFI映画祭での上映後Q&Aで、監督が製作中の苦労やクラウド・ファンディングについて語る動画が、ネット上で観られます。こちらから。

それにしても、開発のために、住民を立ち退かせたり、フリーランスのインタビューを拒否したり、招待されたメディアにだけ現場を見せるキャンペーンをする・・・なんていうやり方は、世界中どこでも同じなんだなぁ、とつくづく思いました。

映画の中で、工事現場を遠くから撮影するだけで監督が逮捕され、カメラを奪われ、4時間勾留されるというシーンがあり、激高してもおかしくないのに、監督は冷静で、法的な知識に基づいて警察官に反論して、その一部始終をカメラに収めているのに、すごいな!と感動。

監督の逮捕の理由について、「平穏を乱したから」と警察は説明したそうですが、不都合なトピックの撮影&取材をさせない、逮捕して取材活動を萎縮させるようなやり方もまた、スラップ訴訟同じく、どこでも蔓延しているのだな・・・と思いましたbearing

余談ですが、スコットランドの英語、特にアバディーンの地元のおじさんたちの言葉が、「宇宙語?!」というぐらい、分からなかったです。英語だけど、単語が聞き取れなくて・・・みたいなレベルじゃなく、私にとっては英語を話しているとさえ分からない状態・・・! でも、音声が聞き取りにくいシーンではないのに所々英語字幕が入っていたので(←特に一人のおじさんについて重点的に)、英語圏の人にもやはり分かりにくいんだろうか?と思って、ちょっとホッとしましたcoldsweats01。日本では、方言に対して字幕をつけるのか否かという葛藤や、方針についての個々人の哲学(信条?)があると思いますが、イギリスではどうなんでしょうね?? 気になるところです。

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[jp] 経産省前テントひろば 裁判へ

このブログでも時々お伝えしている、経産省前テントひろばですが、既に報道などでご存知の通り、3月14日早朝に東京地方裁判所がテントに告示書を貼り付けにやってきたそうです。

告示書はテントひろばのホームページに写真が掲載されています。

これまで撤去に関する時期は何度となく噂されてきたものの、政府側からの目立った動きがなかったのですが、ついに来たか・・・。それも3月14日という日付がまた嫌らしい。3月11日当日までの約1~2週間は、メディアも、国民の関心も東日本大震災2周年に注目していたけれど、3月11日を過ぎれば、テレビ番組はまた元通りに戻る・・・というのを待っていたかのようです。

告示所が届いて以降、テントの中心メンバーとして活動している乱さんと何度か電話で話し、テントの状況や今後についてなど聞きました。差しあたっては、3月22日(金)17:00から、経産省前テントひろばで大きな抗議集会を開催するということが、今日決まったそうです。

お時間のある方は、是非!

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[jp] 早2年

早いような、遅いような、東日本大震災から2年。震災以降、時間の流れる感覚が変わってしまったように思いますが、被災地の復興が少しでも早く進み、今後私たちは二度と原発事故を繰り返してはいけない、と願うばかりです。

昨日は日比谷公園~国会前の反原発デモに行き、撮影をしました。デモの一部始終を撮影するのは結構久しぶりで、今回は「怒りのドラム隊」やブラスバンド、チンドン屋、サウンドカーなど、”音”で反原発を表現する人たちに注目し、メインで撮影しました。彼らのダイナミックさをきちんとカメラに収めることが出来たのか、う~~~ん、それは微妙なのですが、でも夢中になって撮影しました。

すぐにでも編集作業に取り掛かりたいと思いつつ、今週は無理なので、来週以降時間を見つけて編集作業をし、ネットで紹介できればと思います。

休憩時間中にも練習をする、ブラスバンドメンバーの原田さん。めちゃめちゃカッコよかったですhappy01!!
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[jp] 再び、ソウル

去年の4月、ソウル女性映画祭で「さようならUR」が上映されました。それから約1年、今月の24日と26日に、ソウル・インディペンデント・ドキュメンタリー映画祭で、「さようならUR」が上映されます!

残念ながら今回は私は映画祭に行きませんが、もしソウル近郊にお友達がいらっしゃる方はぜひ上映の件、お知らせいただければうれしいです。映画には、英語と韓国語の字幕がつきますので、日本語・英語・韓国語のいずれかが分かる方ならご鑑賞いただけます!

「さようならUR」、映画祭での上映スケジュールは以下の通りです。

①3月24日(日)11:00~
会場:Independent Film House Indiespace: 2F, 1-153, Sinmunno 2-ga, Jongno-gu, Seoul最寄り駅:Gwanghwamun(光化門) Station, Subway line 5, Exit no.7

②3月26日(火)13:00~
会場:Lotte Cinema Hongdae Ipgu branch: 8F, Star Picasso, 166-6, Donggyo-dong, Mapo-gu, Seoul
最寄り駅:Hongdae Ipgu(弘大入口) Station, Subway line 2, Exit no.8

入場料はいずれの回も5,000ウォンです。

この映画祭は、国内に向けた映画祭ということで、HPには英語のページがないそうです(今後の作成予定もないそうです)。韓国語オンリーですが、映画祭のイメージキャラクターのイラストがかわいいhappy01 ご興味のある方は覗いて見てくださいね。

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[jp] 【お知らせ】日隅一雄・情報流通促進賞の候補を募集

昨年亡くなられた弁護士・日隅一雄さんの遺志を引き継いで、昨年設立された「日隅一雄・情報流通促進基金」が、現在、「日隅一雄・情報流通促進賞」の候補を募集(自薦・他薦問わず)しています。締め切りは3月31日。

この賞は、「公正な情報の流通の促進をし、真の国民主権の実現に貢献している個人や団体を顕彰し、支援を行うことを目的として」おり、対象の活動は「 表現の自由、情報公開、国民主権に関する、ありとあらゆる活動でマスメディア、市民メディア、市民運動、芸術活動などを対象」としています。活動の作品や成果物があるか否かは問わないそうです。

賞について詳しくは、こちらをご覧ください。

ウェブサイトによると、「日隅一雄・情報流通促進基金」の主な活動は、生前の日隅さんの著作や活動を広めること。そして、表現の自由と知る権利が保障され、市民が主人公になる社会の実現をめざして活動を行います、とあります。特筆すべきは、「日隅一雄・情報流通促進援助制度」で、表現の自由・情報公開・国民主権の促進のために取り組まれる法的手続きについて、財政援助を行う制度です。つまり、「表現の自由・情報公開・国民主権の促進に資する事件であって、個別事件の解決にとどまらず公益的意義を有する事件」のうち、いくつかの要件を満たす事件に対し、援助を行うのだそうです。例えば、近年ますます増加するスラップ訴訟(恫喝訴訟)なども、(内容・条件によっては)この制度の対象に該当します。

これまでに、特にフリーランスを狙い撃ちにしたスラップ訴訟の場合、訴えられた当人の努力と周辺者の支援によって裁判をたたかうしか方法がなかったわけですが、こういう制度が新たに創設されたということは、インディペンデントのドキュメンタリーの作り手にとっても、とても心強いと思います。

私は、日隅さんの生前、東電&政府の合同記者会見への出席を拒否された件で(←フリーランスで、なおかつ東電に関するマスメディア記事を書いた実績がないというのがその理由)、日隅さんに相談させていただいたりしていました。まだ設立されて日の浅い「日隅一雄・情報流通促進基金」ですが、今後の活動に注目して行きたいと思います。

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[jp] 子供問題研究会で上映されます!

あっという間の2月が終わり、気がついたら今日から3月! ここ数日で、段々と暖かくなってくるのを実感しています。

さて、3月30日(土)に、東京都北区の「北区滝野川会館」にて、「さようならUR」が上映されますので、お知らせです。主催は「子供問題研究会」。畦地さんご夫妻が長く関わってこられた団体で、その縁で上映していただけることになりました。

当日は、映画の上映のあと、私と子供問題研究会のメンバーで、かつ73号棟住民の畦地笙子さん(←映画本編には登場しませんが、DVD特典映像には登場していますhappy01)、そして子供問題研究会の代表であり、つい最近まで高幡台団地住民でもあった篠原睦治さんとともに、「映画を観て語り合う~畦地豊彦さんを偲びつつ、『さようならUR』を観ながら「団地で暮らす」ことを語り合う~」というテーマで対談もあります。

この、「春の討論会」は3月30日(土)&31日(日)の連続二日間のイベントで、映画の上映と対談以外にも、盛りだくさんの内容になっています。子ども、大人、どなたでも参加歓迎とのことですので、ご都合の合う方は是非いらしてください。

「春の討論会」について詳しくは、以下のご案内をご覧ください。(クリックすると拡大します)
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