[jp] 判決は・・・
先日、28日の高幡台団地裁判。もう既に新聞報道などでご存知の方も多いかもしれませんが、今日は結果だけご報告します。
以下の読売新聞の報道を引用します。
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高幡台団地訴訟 UR全面勝訴・・・地裁支部判決
独立行政法人・都市再生機構(UR)が、耐震強度不足を理由に解体を決めた日野市の「高幡台団地」73号棟に居残った住民7世帯に対し、立ち退きを求めた訴訟の判決が28日、地裁立川支部であった。三村晶子裁判長はUR側の主張を全面的に認め、7世帯すべてに部屋の明け渡しと、契約終了後も住み続けたことによる損害金の支払いを命じた。
判決で三村裁判長は「耐震改修には7億5000万円がかかり、負担が大きい」としたUR側の主張について、「社会経済的な観点に照らして相当」と認め、「解体の判断に至る過程に、誤りや非合理性はない」と述べた。さらに、移転費用や移転先の家賃補助など、URが既に退去した73号棟の住民に対して行った代償措置を「十分配慮された手厚い内容」と評価。「相応の代償措置が取られている限りは、家主の判断が尊重されて当然で、退去を求める正当事由がある」と結論付けた。
判決後、URは「(被告以外の)197世帯が退去に応じてくれたのは、誠意を尽くした結果。判決ではそのことも含めて主張が全面的に認められたと考えている」とコメントした。
一方、立川市内で開かれた住民側の報告集会では、弁護団らが「結論ありきの政治的な判決」などと怒りをあらわにした。飯田美弥子弁護士は「判決が確定すれば、耐震強度不足を理由に賃借人が追い出される事案が全国で相次ぐだろう」と話した。被告の1人、村田栄法さん(66)は「控訴するか否かは、今後7世帯で話し合って決めたい」としている。
(2013年3月29日 読売新聞)
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判決のあとの報告集会の様子、判決に対する私の感想等は、後日ご報告します。
それにしても残念な結果でした。。。
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