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[jp] 福田実佐枝さんからのメッセージ

今日、6月18日はブライアンの命日。今日は夜に、三軒茶屋の素敵なオーガニックカフェ・オハナにて、にっしぃ劇場「ブライアンと仲間たち」の上映があります。もし今日時間あるよ!というかたは是非^^

ところで、去る6月9日(日)に、名古屋で「ブライアンと仲間たち」上映会を主催してくださった、福田実佐枝さんより、上映に寄せたメッセージを送っていただきましたので、ご紹介します。

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昔、「訓練だけじゃつまらないから」と、放火した消防士がいた。「人を殺してみたかった」と、殺人を犯した少年がいた。それらは、とても罪深くて恐ろしい行為だ。

兵器を開発したら、どのくらいの威力か試すために実験をする。実験だけでは実際の威力がわからないから、戦争で使ってみる。それは、とても罪深く、恐ろしい行為だ。

私たちは生きている。あなたも私も。

私は誰かによって生命を摘み取られるのは嫌だ。それと同じ位に誰かの生命を摘み取る事も嫌だ。

もし兵士に仕事を与えるために訓練して、どのくらい強い兵士になったのかを試すために戦場へ送りだすなら、それはとても残酷な行為だ。そしてそれが仕事して成り立つのならば、兵士の命と、犠牲となった人々との命の代償は、誰が受け取るのだろう?

「生きていてこそ働く事ができる」のではないか?

私は「平和について考える時、同時に仕事についても考える必要がある」と考えています。思いを巡らして欲しい。仕事として、ビジネスとして利益を得るための争いが過去になかったか?文明、文化の違いを理解する事なく、奪い支配するための争いが、過去になかったか?正義のためという大儀名文で、人々を操った争いが過去になかったか?よもや人口を減らすために争いという隠れみのを使った事はなかったか?離れてしまった国民の注意を引き付けるために、争いを利用した事はなかったか?生き抜くために、生活のために兵士にならざるを得ない人々が、どのくらいいるのか?!

ブライアンについて語る事は、私にとってとても辛い事だ。それは、彼の死を受けとめなければならないからだ。彼が亡くなったという事実を受けとめる事は、私にとってとても辛い事だ。

私は、彼もまた戦争の犠牲者だと考えている。愛する人が戦争の後遺症によって苦しみながら亡くなった事を、彼もまた苦しんでいた。戦争の愚かさを訴え続けながらも、こころざしはんばで亡くなってしまった。彼のように、辛い苦しみを抱えながら生活をしている人々が、今なお存在する。世界中にどのくらいいるのか!戦争はそれが行われた年月よりも、遥かに永い年月をかけて人々を苦しめる。

私はこの映画を観ながら、何度も何度も考えた。過去は変える事ができないけれど、現実を直視する事で、争いを回避する術を見つける事ができるのではないか?と。たくさん、たくさん考えた。世界中の人々が疑心暗鬼になってしまったら、多くのものを失いかねない。私の好きな言葉に「共存共栄」というものがある。お互いの存在を認め、お互いがともに栄える。争いの結果とは正反対の言葉だ。争いの結果生じる事を想像してみて欲しい。その行いによって何が栄え、何が滅びて行ったのか。

「憎みの言葉より愛の言葉で話そう」ブライアンが私に映画を通して語った言葉を、私はこれからも忘れないでしょう。彼は今でも歌っている。記録と私の記憶のなかで。

彼の冥福を心から祈っています。

追伸:

私は、今、他国を一方的に責める気にはなれません。日本だって過去にいろいろあったのだから。だからこそ、現在進行形で愚かさゆえの悲しみは生みだしてほしくない。未来仮定形で愚かな行為を想定してほしくない。だから、今後、日本がどのように変わっていくのか、とても気が抜けないです。ブライアンたちが自国の過ちについて語ったように、私は今、日本がこれからも戦争放棄の国であるように訴えて行きたい。

福田実佐枝

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素敵なメッセージをありがとうございました!!

以下は、会場で飾っていただいたパーラメント・スクエアの写真の様子です。
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