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[jp] ラテン系なのか?!

今日、ブラジルの映画祭からメールが来て、『木田さんと原発』が上映作品に選ばれたと連絡をもらいました! その映画祭は、2011年に始まった映画祭で、その名も「ウラニウム映画祭」! 原発や核開発に関する映画を専門に上映する映画祭だそうです。

過去の上映作品をみると、『10万年後の安全』や『イエローケーキ』など、原発の危険性を深く掘り下げた作品が上映されていました。他の作品も、タイトルやスチール写真を見るからに、如何にも”社会派の王道”という感じのドキュメンタリー作品が多そうな感じ。

・・・『木田さんと原発』は異色じゃないでしょうか???

自分で作っておいてなんですが、『木田さんと原発』のメイン(?)は、私的には夫婦ゲンカであり、息子との関係なのです。この映画を見ても、放射能に関する新たな知識や、隠された事実を発見することはありません。被災地で苦しむ人の姿も出てきません。 選挙のシーンを除き、この映画に出てくるのは、「お米を研いで行かなかったら、夫とケンカになった」とか、「会社をクビになるから、東電の悪口を言わないで」といったような、”家庭内の出来事”なのです。

でも、この”家庭内の出来事”こそが、私が一番伝えたかったことなのです。結局、社会を変えるとか、声を上げるとか、そういうことは身近なところからその第一歩が始まるのだ、と。

・・・とはいえ、特に放射能に関する映画を求める人たちは、健康不安もあって、やはり情報が得られる映画の方を見たがると思いますし、放射能が如何に恐ろしいものか、という現地の悲惨な状況を知りたいのだと思います。

なので、原発事故によって家庭内に変化が起きたことを取り上げたこの映画が、この映画祭で上映作品として選ばれたのは、なんだかうれしかったのでした。

映画祭のホームページはこちら(英語)。ホームページに『木田さんと原発』の英語版ジャケットの写真が掲載されています!

ちなみに、2週間ほど前には、スペインの環境映画祭から『木田さんと原発』が上映作品として選ばれたという連絡をもらいました。

スペインとブラジル・・・ 2カ国だけなので断定できませんが、もしかして木田さんの夫婦ゲンカはラテン受けするのかしら?!?! 不謹慎ながらそんなことを思いました。

今年のウラニウム映画祭のラインナップを見ましたが、日本からの福島に関する映画(外国人監督によるものも含む)だけで半分近くが占められていました。普通、自分の作品がどこかの映画祭で選ばれるのは、うれしいことなのですが、こうして”日本”や”福島”が、まるで優先枠のように選ばれるのは、複雑な気持ちでもあります。(あ~日本って、こういう扱いを受ける国になってしまったんだなぁ・・・)と。。。

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